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1.  ナイト ミュージアム2 《ネタバレ》 
これはダメです。前作で見どころだった展示物とベン・スティーラーのコミカルなやり取りと、父親として夜警という仕事を全うしたいという思いは影を潜め、新しい展示物たちの俗物ぶりが度を越していて興ざめです。スミソニアン博物館と聞いて原爆がネタにされるのかと思いきや、意識して避けたのか、それも一案だったのか、落ち着かない気持になりました。
[DVD(字幕)] 3点(2012-02-04 14:42:51)
2.  ナイト ミュージアム
夜になると博物館の展示物が動き出す。動き出すって、文字通り動くだけだろと思いながら展示物を総覧してゆくオープニングを構えて観始めましたが、このアイデアだけで2時間楽しませてくれました。物言わぬ展示物にはベン・スティーラーの茶目っ気のあるしゃべくりがよく合い、白髪のジイサマ達も出番は少ないながらもコミカル。誰も死なず誰も傷つかない、大人も子供も楽しめる良質なエンタテイメント作品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-04 14:38:50)
3.  ソードフィッシュ
冒頭、ワーナーのテロップがぼやけ、トラボルタのクロースアップと独白からドッカンまでのテンションには引き込まれました。が、その後は愛想笑いが上手なウルバリンと、彼にまとわりつくストームの必然性ゼロのおっぱいポロリが印象に残るのみです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-18 13:15:18)
4.  ぼくのエリ 200歳の少女 《ネタバレ》 
現代に生きるバンパイアとそのヒモの代替わりを描いたお話です。「友達にはなれない」「女の子じゃない」というエリのつぶやきから、バンパイアと人間は異なる種であることが明確になり、食物連鎖の上では人間の上に立ちながらも現代ではマイノリティとして流浪せざるを得ない者の悲哀を感じました。命ある者の温もりを際立たせると同時に弱い者を凍てつかせるような一面の雪景色と美しい映像は確かによくできているのですが、バンパイアと少年の心情をフィードバックさせて観るにはいかんせん体調が悪かったです。壁越しのモールス信号が最後のシーンで回収されたのはよかったのです。
[DVD(字幕)] 4点(2011-12-18 13:14:20)
5.  PLANET OF THE APES/猿の惑星
最近公開された『創世記』が高評価なので出張先のホテルで鑑賞。ティム・バートン作品ということで期待しましたが、彼の過去の作品にあるようなヘンテコな要素がなく、猿文明というヘンテコ設定に完全に食われてしまっているようです。小学生の頃以来オリジナル版は観ていませんが、猿文明に対する驚きがメインのはずが反応は随分とあっさりとしています。地上波放送だったおかげでチャールトン・ヘストンの出演に気付けました。オリジナルに軍配。
[地上波(吹替)] 3点(2011-11-19 15:37:23)
6.  300 <スリーハンドレッド>
噂に違わぬ殺陣シーンの華麗さです。原作コミックは未読ですが、あらゆるマンガ的カットを映像化する強い意欲を感じました。日光をも覆い隠す大量の矢、敵の進路を変えさせるために築いた死体の壁、妖術を用い怪物を従えて迫るペルシア軍。常人の目ではついてゆけない超人的な槍さばき、剣さばきはスローモーションによってよりカッコ良く、かつ誰の目にもわかるように映され、血しぶきも「べっとり」ではなく墨汁のように「あっさり」と映され、映画史上稀にみる殺人数であるものの胃もたれしません。マンガ『ベルセルク』を映像化したらこんな感じなのかもしれません。300人が100万人に挑むというキャッチコピーこそマンガ的な表現そのものですが、これを徹頭徹尾、説得力を持たせて映像化しているのだから凄いものです。あらゆるマンガ的シーンを映像化した点で評価される作品です。私のザック・スナイダーへの信頼はより強固なものになりました。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-11-19 15:10:42)
7.  ゲット・ラウド/ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター
つまらないです。本作のコピーは「3人のロックスターの伝説の始まり。限りない音楽の旅。明かされる光と影。そして、一夜限りの軌跡のジャムセッション!!!」というものですが、いずれも表面的にしか切り取られておらず、新しい何かを観たような感覚は得られませんでした。3世代の著名ギタリストを並べ、三者三様の道をたどって今に至る、というつかみは優れているものの、彼らのバイオは音楽雑誌を読んでいれば得られる程度のものであり、本作においてもその域を超えるものではありません。劇場に足を運ぶ方のほとんどが彼らの音楽を知っており、そのバックグラウンドを知らないはずはありません。そんな音楽ファンが知りたいのはスタジオミュージシャンとして成功を収めていたジミー・ペイジがレコーディングを飛び出してツェッペリンを結成するに至った心中を「今」語ってくれることであり、昔のレコーディング現場を訪ねて音の鳴り云々を聞くことではなかったはずです。私が何より楽しみにしていた「ジャム・セッション」に至っては、演奏する楽曲を定めずその場のノリに応じて音を重ね合う本当の意味でのセッションは映されていません。ただ彼らの持ち曲を演奏し合い、最後にザ・バンドの「the wait」をアコギで弾いて終わりです。 唯一興味深かったのが、3人でU2の「I WILL FOLLOW」を演奏するところです。ギターを買った次の日くらいにもできる極めて簡単なリフですが、深いディレイの掛かったエッジらしいリフです。ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイトが自分のギターでエッジのリフをなぞるのですが、ジミー・ペイジだと上品すぎ、ジャック・ホワイトだとルーズすぎて2人ともエッジが弾いたのと同じようなリフにならないのです。この音はエッジにしか再現できないのであり、ギタリストのアイデンティティは演奏能力の高低ではなく、自分が出す音に対する確信によって成り立つものであることを活写した貴重な瞬間です。が、この場面以外に観るべきものはありません。これらバンドの映像は全部チェックしたいという人以外はスルーして問題のない作品です。 
[映画館(字幕)] 1点(2011-11-19 15:09:42)
8.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
何気なく金曜ロードショーにチャンネルを回したら放映していたので鑑賞。この新劇場版なるシリーズの背景は知りませんでしたが、TVシリーズは2年ほど前にすべて視聴していたこともあり、ストーリーについてゆけないこともないだろうと踏んでいましたが、一見してどの時間軸のものかわからず、TVシリーズとは別物のパワレルワールドという設定で観ました。ヘタレ少年が成長する話という点に変わりなく、観るべきものといえば映像ですが、精緻なCGで表現される異形の使徒とその戦闘シーンは目を見張るものがあるものの、それとは対照的なアニメ然とした象形の登場人物はミスマッチに感じられました。そして何より気に入らないのが、必然性のないエロシーンがひっきりなしに続くこと。シンジとその父以外、主要人物はすべて女性という布石のうえに、ローティーンの裸体を映しておけば喜ぶだろうといった意図が透けて見え、極めて不愉快です。製作陣には、ムフフと感じる方々を除き不愉快に感じるのではという程度の想像力を持ち合わせていただきたいものです。好きでも嫌いでもない本シリーズでしたが、この点について-3点させていただきます。
[地上波(邦画)] 1点(2011-08-27 13:51:44)
9.  小さな村の小さなダンサー
まさか息子が、厚化粧のうえに上半身裸、パンツ一丁で踊っているとは思わなかったはず。 バレエシーンの作りこみは非常に丁寧でした。 
[映画館(字幕)] 7点(2011-08-20 00:08:39)
10.  ザ・コーヴ
前日に鑑賞したのが『いのちの食べかた』という薄味な作品だったせいもあって、冒頭、日本の漁師と思われる姿を白黒反転させた映像からしてただならぬ気合を感じ、期待をもって鑑賞しました。イルカ調教師と長い年月を共に過ごしたイルカが、過労の末に死んでしまった(と本人には思えた)ことから、イルカ解放活動家になったことを主軸に展開し、本作最大のヤマは、公然とイルカ漁が行われている和歌山県太地町の入江でその現場を撮影することに向けられます。果たしてそれは成功し、残虐な行為を暴きめでたしめでたし、という顛末。イルカが心底好きなのだなと思わせる作品です。本作と同様の手法で犬、猫、牛、馬、熊などを題材にすればアカデミー賞のドキュメンタリー部門はマイケル・ムーアと毎年競り合いそうです。
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-19 23:55:33)
11.  レスラー
老レスラー、ミッキー・ロークのよき相談相手として配置された、子持ちのストリッパーの存在が印象的でした。生活のため現役で体を張った仕事をしているが、限界を感じている点で二人は同じ。彼女には夫がおらず、ミッキー・ロークには妻子共に絶縁状態。肉体の限界からレスラー廃業を決意するものの寄る辺ない身を案じた彼女の手引きで、レスラー生活を優先するあまり犠牲にしてきた家族の温かみを再発見。この家族の温もりに自分を見出し廃業の決意を固めるストリッパーは『イヴの総て』のマーゴようであり、命と引き換えてでも、たとえリングネームであっても自分が必要とされている舞台で果てることを選んだ彼は、『サンセット大通り』のノーマのようでもありました。妻は老レスラーを指して「自業自得。こんな父親は絶対イヤ」と言っております。自業自得を引き受ける様を描いたのが本作のポイントなので別にそれでエエやんと思う反面、付き合わされた周囲の苦労、特に娘さんの辛苦が偲ばれます。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-19 23:42:58)
12.  いのちの食べかた
まずこれは映画なのかという点。ナレーション、台詞、BGMの類は一切なく、鶏、牛、豚、リンゴ、キャベツ、トマト等の食材が機械的に加工される様子を幾何学的なショットを意識して録りまとめた一連の映像は、映画といえるのか。普段では目にできない食品加工業者の裏側を効率よく見られるようになっていて、ベルトコンベアーで箱に振り分けられられるヒヨコや一瞬で屠られる牛の姿に、日々食卓に並ぶ他の生物のかけらへの想像力の欠如を補ってくれるのですが、それだけ。映画的演出といえば従業員の食事シーンがお飾り程度に挿入されているくらいで、映画として面白いものではありませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2011-08-19 13:50:35)
13.  トランスフォーマー/リベンジ
パート3への動員を狙った民放の二週連続放送キャンペーンに乗っかって観ました。本作のために週末を待ちわびていました。めまぐるしく敵味方が入り乱れる戦闘シーンの割合が前作よりも増えたのは良し悪しで、動きが早すぎてたまにスローモーションで映される程度ではついてゆけず、折角の変身ギミックはあまり堪能できませんでした。中盤の宝探しや学園ドラマを圧縮して、120分未満に収まればパート1と同程度の評価になったかもしれません。
[地上波(吹替)] 5点(2011-07-31 16:24:01)
14.  トランスフォーマー
子供の頃、誕生日にコンボイのおもちゃを買ってもらったど真ん中の世代です。アニメも観ていました。マイケル・ベイが監督ということでマックを頬張りながら話半分で観ていたところ、ビッカピカのスターリントラックからコンボイへ変身するシーンで目が覚めました。タイヤが足の方に移動してフロントガラスが胸の部分に上がり、同時に頭の部分が出てきて折りたたまれた腕も現れる……。映画化にあたって、ツジツマが合い、かつ格好良く見せられるパターンを考え、何度となく試行したのでしょう。その過程を考えるだけでおもちゃを手にしていた時の感覚がよみがえります。戦闘シーンは非常に迫力があり、スローモーションで何度も再生して楽しみたいほどですが、敵味方の判別がつきにくかったところが唯一残念でした。陳腐なドラマパートは解説なしでの途中からの鑑賞を可能にし、圧倒的な映像に手に汗握るというこの持ち味こそがハリウッドの醍醐味。洋画劇場にて吹き替えで見るのに最適な愛すべきバカ映画です。マイケル・ベイはローランド・エメリッヒと通じるところがありますね。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-30 20:11:59)(良:1票)
15.  その男ヴァン・ダム 《ネタバレ》 
かつて金曜ロードショーや日曜洋画劇場でよく目にしたヴァンダム。老いさらばえた元肉体派ハリウッドスターに与えられたのは、オッサンになってしまった自らを省みるという役回り。冒頭の皮肉感満載のアクションシーンになぜか胸が高鳴り、スポーツ選手であれば後進の育成を担えるものの、肉体の替えが利かないアクションスターがすがれるのは、それでも自らの肉体のみ。現役であったことの証明として満を持して披露される回し蹴りと独白が本作のハイライトです。本作を観終えて、『ユニバーサルソルジャー』『ストリートファイター』を観返そうかと思いながら、また今度でいっか、となってしまうところもまた、ヴァンダムな気がします。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-17 21:31:07)
16.  エニグマ
暗号解読という作業は、一見地味にみえても最前線での勝敗を決する鍵となる立派な戦争行為。そんな重要な作業が、イギリスののどかな田園風景の中で行われているというアンマッチが見所といえば見所でしょうか。エニグマの謎解きと、魅惑の美女の面影を探しながら身近なところで手を打つ主人公については最後までついてゆけませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2011-05-29 11:48:13)
17.  トロイ(2004) 《ネタバレ》 
可もなく不可もないハリウッドの史実・ファンタジーものです。日本でいうところの戦国時代モノなのでしょう、欧米ではそこその需要があるのでしょうか。オーランド・ブルームが隣国のお妃と駆け落ちしたことが引き金になり、無敵の切り込み隊長ブラピの属するスパルタが攻め込む話です。「やられたらやり返す」式の展開が続くこと2時間半、ブラピがオーランド・ブルームに踵を射抜かれて果てます。妻曰く、これがアキレス腱の由来だそうな。ピーター・オトゥールの変わらぬ青い眼差しに+1点。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-02 10:34:04)
18.  ノーウェア・ボーイ/ひとりぼっちのあいつ
焦燥感を煽るタイトルとジョン・レノンの少年期を扱った作品との触れ込みから、孤独な少年が行き場のない感情を音楽で表現してゆくうちに才能に目覚めるまでを描いた青春モノと想像していましたが、かなり趣が異なりました。史実かどうかはわかりませんが、作中で描かれるジョンは厳格な育ての親の元で成長した彼はひとりぼっちでもなんでもなく、偶然出会った育ての親の影響でエルヴィス・プレスリーなどロックンロールを知り、バンドを組んでライブをするうちに女子にもモテ出し虚勢を張ることを覚えたそこらへんの軽そうなバンドマン、という姿でした。本作の核は音楽ではなく、ジョン育ての母と産みの母を受け入れるまでが物語となっています。しかしながら家出したかと思いきや自室のベッドで朝を迎えて気まずそうな顔で母と顔を合わせたり、ねだってギターを買ってもらったりと、劇中のジョンは私が持っている孤高の天才というイメージとはかけ離れており、ある意味彼も普通の人間だったのだなと思わせられました。ビートルズ周辺を愛する方にはこれ以上ない作品かと思いますが、出自をめぐるドラマに感情移入できず、この時代にさしたる関心もない自分には退屈な作品でした。唯一、2人の母と共に日光浴するシーンは素敵でした。やはりタイトルは改め『マザーズ/ジョン・レノンと二人の母』としてはどうでしょうか。
[映画館(字幕)] 4点(2011-04-23 12:13:55)(良:1票)
19.  ヒトラーの贋札
ユダヤ人収容所で贋札作りの強制労働が行われる様子を描いたテンポのよい佳作です。生き長らえることと、自己犠牲を伴う正義を貫くこと。前者は生きとし生けるものの根源的な欲求であり、後者は死後も続くこの世界を思う人間的な感情で、優劣をつけられないものです。明日も生きているかわからない日々の中では生きのびることが最大の目的になるのは自然でありながらも、正義を貫く者の姿も併置することで均衡を保ち、なかなかの作品に仕上がっています。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2011-04-17 21:29:08)
20.  瞳の奥の秘密
久しぶりに「いい映画を観たなぁ」という余韻を味わいながら劇場を後にすることができた良作です。未解決事件の謎解きというサスペンス形式をとりながら自ら封印してしまった淡くも激烈な想いを解きほぐしてゆく話です。さして興味が湧きそうなストーリーでもなく、アルゼンチンという自然豊かな国柄を感じさせるような景色は皆無で、9割方屋内でのロケですが、本作を稀な作品にしているのは演技とカメラワークです。25年前と現在を演じわけ、かつ両方の場面でそれぞれに魅力的なヒロインと主人公。顔のクロースアップが多用され、言葉では埋められない表情の奥にあるものを読み取ろうと観る側も目を皿にして画面を追いかけることになりますが、熟達した演技でその視線に応えてくれます。タイプライター、写真立てといった小物が表情を的確に補足する役割を果たしていて、映画的演出とご都合主義的演出のはざまでギリギリの均衡を保っています。空撮からスタジアムに降りてゆくシーンや尋問シーンでの長回しも緊張感があり、パブロというおとぼけキャラの存在もあいまって、エンタテイメントとしても上質な出来栄えといえるのではないでしょうか。ただ致命的な難点があります。終盤、妻を失った男が主人公に「もう忘れることだ」と諭す場面です。原語「Nao pensa mais」に対する字幕がそうなっていますが、英語でいうと「Do not think anymore」という意味であり、日本語では「もう考えるな」と訳すべきではないでしょうか。「忘れる」という言葉には「自分にとって痛みを伴う出来事=忘れたいという思いを起こさせる事象」という主観的な判断が加えられているのに対し、「考える」という言葉には、その考えられるべき事象がどのようなものであるか、主観的な判断が加えられる以前の状態を指す言葉といえると思います。本作の核が「考えるつもりはなくても考えてしまう」「なにもしないでおこうと思っていてもしてしまう」ことに突き動かされる者たちの物語であり、忘却がテーマではないはずです。この点について-1で8点献上いたします。
[映画館(字幕)] 8点(2011-04-09 01:10:46)(良:2票)
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