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1.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
強い信念を持ち合わせた人間が 己の正義を盾にぶつかり合う物語。 その意外性と心打つ各俳優陣の演技により 近年稀に見る名作に仕上がっている。  特にサムロックウェル演じるディクソン。 後半の彼の「変身」に一杯食わされた。 こんな単純な男にここまで涙を流すとは思いもしなかった。  おそらく最後どちらの選択をとっても、 ディクソンとミルドレッドには 地獄が待ち受けているに違いない。 それでも、二人の心情の変化には何か希望を感じる。 [anger begets anger] 彼らの怒りに終止符は打たれた。 そして、怒りの連鎖は引き止められた。   先日2回目の鑑賞を決行したが、 同じ箇所で同じぐらいの量の涙を流してしまった。 こちらの作品に是非、アカデミー賞を勝ち取っていただきたい。
[映画館(字幕)] 9点(2018-02-28 21:26:29)
2.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ
不満点は他のレビューワーの方々が散々記述しているから、 改めて書く必要もなさそうだ。  スターウォーズシリーズに思い入れが多い鑑賞者ほどこの作品に反発しそう。 エンターティメント作品としては十分に楽しめる作品だったが、 なんだかスターウォーズエピソードの一つとしては認めたくない。  個人的に一番の不満点は前作のルークとレイが最後邂逅する場面を超える シーンが本作にはなかったことだろうか。  個人的には前作の方が断然好きだ。
[3D(字幕)] 6点(2017-12-30 17:35:02)
3.  永い言い訳 《ネタバレ》 
自分を肯定できない男幸夫の物語。 (それにしてもなんて皮肉な名前だろう。) どんなに他人を愛そうとしても、一定の距離に踏み入ると自分から距離を設けてしまう。  幸夫を置いて行って、 真平くんが父・陽一のトラックに乗り去って行くシーン。 幸夫の後ろ姿を見ていてどうしようもないぐらい虚しくなってしまった。  幸夫が始めて夏子の死と対面する最後のシーンでも、 結局、夏子も幸夫も愛し合っていないことが作品の途中で判明しているから、 何も解決していないのだ。(そもそもこの作品には解決するべき問題自体がないのかもしれない。) 幸夫の明るい未来が全く見えない。  人間の胸の一番奥底を抉り出す作品でした。 個人的にはこういう作品が大好きだ。
[インターネット(邦画)] 8点(2017-12-30 17:26:10)
4.  三度目の殺人 《ネタバレ》 
難解、あまりにも難解だ。 鑑賞後解説サイトを読んでなんとなく理解したが、 納得はいかない。結局この映画は何を伝えようとしたんだろう。  法廷の腐敗? 聖書的神話? それともただのサスペンス?  鑑賞者に委ねる作品、 それもいいけどなんだか焦点が定まっていない感じがした 。  蛇足だがこの監督のタイトルのネーミングセンスは相変わらず飛び抜けてる。
[映画館(邦画)] 6点(2017-09-19 22:18:52)
5.  ナイトクローラー 《ネタバレ》 
ギレンホールの顔が大好きだ。 一目でサイコパスとわかるそのぎょろっとした不気味な目、まさに適役。 ドニーダルコでも思ったがこの俳優の顔には何か不安な気持ちを持たせる造形をしている。  ポストトゥルース が流行語になっている今だからこそこの映画の内容は興味深い。 我々は事実を見ているのではなく、見たいものを自由に解釈し、それを事実としている。 それをテレビというメディアが助長しているのだ。  最後は不安な気持ちを抱きながらも、何だか成功したギレンと一緒に喜んでいる自分がいた。 それにしてもこんな人間が身の周りいたらたまったもんじゃない。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-09-19 22:08:10)
6.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
先日IMAXにて2度目の鑑賞を決行。 1回目の鑑賞後は只々音響と映像に圧倒された。 一週間、一日間、一時間と異なる時間枠を平行に並べるコンセプトは面白いが、 一回の鑑賞ではどうにも見落としてしまう部分が多くあった。 でもこの映画にはそれを吹き飛ばすエキサイト的要素と映像美があった。  2度目の鑑賞ではストーリーもぜんぶ把握でき、 尚且つIMAXの環境でこの映画の最大限のポテンシャルを経験することが出来た。  その一方で気になったのが、ストーリーのシンプルさだ。 今までノーランは絶妙に難解なストーリーを組み立ててきた。 今回も上記のような時間のトリックを活用しているが、 大枠のストーリーはあまりにもシンプルで 2回目の鑑賞ではどうにも味っけなく感じてしまった。  ノーランの次回作に期待だ。  1回目鑑賞10点→2回目鑑賞6点 総評8点 なんだかジェットコースターのような映画だった。 二回目の搭乗ではどこで落ちるか、どこでカーブするかわかっており、 残念ながらこのアトラクションの楽しさは半減した。
[映画館(字幕)] 8点(2017-09-19 21:47:11)
7.  そして父になる 《ネタバレ》 
知らぬが仏とでも言えば良いのだろうか。 言うだけ言って、選択を委ねる病院は無責任だ。  4人の親が全く異なる性格の持ち主であるのが面白い。 気の強い真木よう子、おちゃらけていてるリリフランキー、気難しい福山雅治。 そして静かに苦難を受け入れる尾野真千子。(個人的には彼女のキャラクターが一番すきだった) 様々な個性と考えがぶつかり合い、最後には子供だけでなく親たちも成長している。  一方で、斎木家の描写をもう少し観てみたたいとも思った。 リリー・フランキー演じる斎木雄大もなにかバックストーリーを持っているはずだ。 最後風呂の中で慶太くんが静かに見つめる雄大のタトゥーがそれを暗示している様に感じた。   そして、父になるというタイトルのセンス素晴らしい。 最後双方がどちらの選択を取ったのか観客の我々には分からないが、 どちらの選択をしても今後苦難が待ち受けているのは間違いない。 それでもどちらの家族も応援したい。そしてどちらの家族もその苦難を乗り越える事ができるだろう。 そんな風に思わせてくれるちょっと悲しいけど爽やかな映画だった。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-08-27 19:26:35)(良:2票)
8.  別離(2011) 《ネタバレ》 
胸が引き裂かれるような作品。 誰も悪くないし、誰も救われない。  夫婦の別れが糸を解いていくように、小さな惨事を積み上げていく。 静かな作品だが、展開が読めず気づけばあっという間に2時間去っていた。   イランという私個人には一生無縁だと思っていた国で、こんな名作が撮られているとは思いもしなかった。 映画の中で提示される文化の描写も興味深いが、それ以前に一つの作品として抜きん出ている。
[インターネット(字幕)] 9点(2017-08-20 11:12:21)
9.  メッセージ
難解な作品。 誰かと鑑賞して、この作品の謎を話し合うというのが一番正しい鑑賞方法かもしれない。 なんだか一人で行っても最後モヤモヤが残り内容を十分に噛み砕くことができなかった。  またこれはscifiよりもヒューマンドラマよりかもしれない。 派手なシーンも少ない。かなり地味で忍耐を必要とする作品。  ちなみにソニー・ピクチャーズが公式のYouTubeチャンネルで町山智浩氏によるこの作品の解説動画を出しているので、どうにもこの作品を理解できない人はそちらの視聴をおすすめする。またこの作品に対して異なる見方ができて面白いかもしれない。
[映画館(字幕)] 7点(2017-05-24 19:22:53)
10.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》 
やはりこういう映画は何も知らずにして鑑賞するのが一番だ。  多少の前知識があったので全ての展開に陳腐さを感じてしまった。 なんだか印象的なシーンに乏しいし、トリックも特に突出していない。 この類の作品にしては珍しくもう一度鑑賞してみたいと思えなかった。  純粋な娯楽作品として鑑賞するのには良いかもしれない
[インターネット(字幕)] 5点(2017-05-03 22:52:12)
11.  レヴェナント 蘇えりし者
映画もののけ姫のキャッチコピーである『生きろ』が当てはまる映画であると思った。  圧倒的なスケールでの映像。 他のレビューでも書かれいているが 前作同様 決してストリーベースな映画ではない。 物語そのものは至極普通なものであった。  しかし飛び抜けた映像的魅力がある。 特に最初のネイティブ・インディアンとの闘いは壮大的。 嘘偽りなく感動の涙が頬を伝った。 この10分間のためだけにも 映画館に足を運ぶ価値はあると思う。  一つ気になったのは、実話に基づいてる割にはかなり御都合主義が目立ったこと。 途中からは一種のファンタジー映画だと思うようにした。
[映画館(字幕)] 8点(2016-05-21 01:43:32)
12.  ヘイトフル・エイト 《ネタバレ》 
タランティーノ監督が最新作を出したということで早速鑑賞してきた。 何の前調べもせずに鑑賞したのが逆に良かったかも知れない。 もしタランティーノのファンならば、インターネットで書かれていることははあまり気にせず そのまま映画館に足を運んでもらいたい。絶対に楽しめるはずだ。  この映画の内容は最終章の題目Black Man, White Hellが上手く表現していると感じた。 決して派手なアクションシーンはないのだが、一つ一つの暴力シーンは圧倒的で目を覆い隠したくなる程グロテスク。 全ての破壊行為が終了した後のミニーの店内は地獄そのもの。  作品名が示すように登場人物全員が可愛げのないくそったれ。 そんな中でも突き抜けてクレイジーだったウォーレン演じるサミュエルL.ジャクソンの演技には天晴。 この俳優はタランティーノ作品と特に相性がいいように感じる。  今回のヘイトフルエイトではタランティーノの処女作レザボア・ドッグスとコンセプトが少し似ていたり(ミステリー密室劇)、レザボアに出演しいた懐かしい俳優が久しぶりに再登場したりと、原点回帰(?)の意気込みが少し感じられたりした。 近年のタランティーノ監督作品の中では一番私好みの作品だった。
[映画館(字幕)] 9点(2016-03-05 00:13:10)
13.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
最近同じ宇宙という題材で話題になったゼロ・グラビティとインターステラー に比べると少し見劣りする作品だった。 しかし、ロマンス要素を排除しただただ「サバイバル」という要素を抽出したのは非常に良かった。  ここでのレビューを拝見するまで知らなかったのだが、 この映画はNASA全面協力の下撮影されているらしい。 NASAという機関がやたらと格好良く描写されていたのにも納得。
[映画館(字幕)] 7点(2016-02-11 00:46:14)
14.  マッドマックス 怒りのデス・ロード
先程映画館にて鑑賞、興奮も収まらぬまま、素晴らしい余韻に浸りながらレビューを投稿。 最初から最後の最後まで一切の失速を許さない。 モラルという概念を全て飛び越える とんでもなく破壊的で爆発的な映画。 一体全体この監督の頭のなかはどうなってるのか と問いたくなるような天才的な世界観が惜しみもなく披露される。 寡黙なトム・ハーディと髪の毛をバッサリ切ったシャーリーズ・セロンの演技も素晴らしかった。  少しでも興味がある方は絶対に映画館で見るのをお勧めしたい。(映画自体3D仕様に制作されているようなので、出来るならば3Dの環境で見ることもお勧めしたいです。)
[映画館(字幕)] 10点(2015-06-21 00:28:27)
15.  渇き。(2014)
原作は未読、「告白」と同じ映画監督だから面白いだろう という軽い気持ちで鑑賞。  予想以上に バイオレントでダーティーな作品。 一言で言うならば「狂ってる」。 ポップな雰囲気に反して内容は果てしなくヘビー。 クラブのシーンから察するに、独特な雰囲気にかなりの趣を置いている。  ほかのレビューでも述べられているが、これ以上に人を選ぶ作品は近年あまりない。決して安易に他人に進められるような映画ではない。
[映画館(邦画)] 6点(2014-07-01 00:42:58)
16.  最強のふたり
「面白い」と単純明快な一言で表現できる素晴らしい娯楽作品。物語進行に深みはさほど無いし、難解な主題があるわけでもない。  健常者と障がい者の間の深い溝を埋めるのは同情という安っぽく高圧的な感情ではなく、共感という基礎的な心持ちから始まるのかもしれないと本質的だが忘れがちな事実をこの映画で再確認出来た。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-05 23:44:52)
17.  劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 《ネタバレ》 
他のアニメとはあまりゆかりのない私でしたが、全12話と短いこともあり3ヶ月ほど前にまどか☆マギカシリーズを全て観覧。あまりにも予想外の展開とその独特の世界観に引きこまれあっという間にファンに。丁度 新作の映画も上映されるということで映画館まで足を運んでみた。  これまでのTVシリーズのコンセプトとの大きな違いに戸惑いを隠せず。この世界に至るまでの説明が不足し過ぎていて、全体像が全く把握出来ない。時間に限りがあるためなのか(前のレビューにもある通り)会話の中でそれを説明しようとするため、至極つまらない。 元来まどか☆マギカはその単純なストーリにショックバリューを挿入するところが売りだったのに、なぜこんな作品に仕上げたのか 狙いが全くもって理解出来ない。期待が大きかっただけにかなり失望してしまいました。
[映画館(邦画)] 3点(2013-11-20 17:20:25)
18.  風立ちぬ(2013)
菜穂子と再会するまでの時間が少々長く中だるみ感は否めませんが、最近のジブリ作品の中では間違いなく当たりだと思います。物語に内容は少ないですが、映像が綺麗で飛行機がとにかく事細やかに描かれており感動しました。  
[映画館(邦画)] 7点(2013-07-31 20:17:59)(良:1票)
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