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Satochanさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 4

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1.  グリーンマイル
注:映画を見る前に読まれないほうが良いです。 正直に申し上げて、現実性のある内容を期待されている方は見ないほうが良いと思った(かく言う私もそうである)。率直な感想としては良く出来ているな、という程度です。人間を破壊するタナトスとしての存在ー死刑執行官ー、超能力を駆使して生へと結びつけるエロスとしての存在ーコーフィ。この両者が独房という空間で結びつく。極限の状態にいる彼らが生・死・生きることの意味を必死に探す。何かしらのメッセージをつかみとることができそうな内容ではありましたが、いかんせん現実性が低すぎ、視聴者を納得させるに足りうる内容になっていないと思いました。ショーシャンクのような映画を期待していたこともあり、非常に残念に思いました。
4点(2003-01-06 16:40:07)
2.  I am Sam アイ・アム・サム
いつも思うことだが、知的障害をお持ちのかたがたは、若干の知的障害を有する代わりに、何か他の能力に長けていることが多いように思う。実際に街で見ることもあれば、本で知ることもある。いずれにせよ、そのように感じられたのは私だけではあるまい。 本作で登場するサムは、比類なき愛を注ぐことに長けている。子供を持つ父親ならば誰もが経験すること。子供を愛すること。守ること。 所謂知的障害をお持ちの方に対し、一般的には哀れみ・同情といった感情を持つ方が多い。知的障害=泣ける・哀れむという感覚がそれである。私はむしろ、これほどまでに愛せる彼を同じ人間として尊敬したいと思った。子供を持つ方、是非見てみてください。哀れみではなくて、その育て方、子供に対する情熱。尊敬すると思います。
8点(2003-01-04 09:34:26)
3.  JSA
私自身何人か韓国人の友人がいる。アメリカで育ったときにできた友人なので本当の韓国人と言えるかどうか分からないが。彼らと一緒に見た。彼らと話していて、この映画はある程度の知識のバックグラウンドを要求するものだと思った。すなわち、韓国が(否朝鮮半島が)度重なる戦争と抗争によって有史以来侵略・分断を絶え間なく経験してきたこと。一時統一できたかと思われたWW2移行も思想対立という世界のトレンドによって再度分断されたという史実である。 日本で、例えば長野以西と以東が分断され、そして彼らが血を交えた戦争を行ったことを想像してください。関東人が関西人を殺すこと。50年間分断されること。元はといえば同じ民族。理解しあえる、共に助け合うことができる民族が、睨み合いをしているのである。 この映画はそうした悲劇的史実に立脚しながらも、民族やイデオロギーといった部分で民族間、あるいは人と人との間を裂くことが出来ないということ、換言すれば人の「つながり・絆」の強さを認識させる映画だと思う。
7点(2003-01-04 09:25:57)
4.  海辺の家
非常に良かったと思います。登場人物のほとんど全てが何かしらの困難を抱えている。主人公である父親も、過去から引きずる困難(自分が起こしたことではないが)を抱えている。 人々は幾多の困難を抱えながら生活しているが、その中で真に必要なものは何か。何を考え、どのようにして生きていけばいいのか。それを教えられたような気がする。人生を一つの家に例えて、この映画はそれを教えてくれた。考えさせられる映画だった。#邦題で損をしていると思う。Life as a house が原題。日本語でうまく言うのは難しいけれども、ここから何かを感じることができると思う。海辺の家ではそれが表現できるタイトルではないだろう。
8点(2003-01-04 09:14:51)
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