1. たそがれ清兵衛
幕末と言う時代設定がすばらしい。時代の大波に飲み込まれた人たちの悲しさ、空しさ、美しさが、本当に良く出ていると思います。それを表現しきった山田洋次監督、俳優の皆さん又スタッフの方々に心から拍手を送ります。シンプルかつ日本映画というところで、高校生以下の年代でご覧になった方は少ないでしょう。この映画こそが、本当に名作と言われるにふさわしいものだと思います。エンディングの井上陽水の曲もよく合っていました。 10点(2003-01-21 19:21:36) |
2. 運動靴と赤い金魚
いい映画観させてもらいました。何気ない日常を丁寧に描いた傑作だと思います。ラストシーンもあっさりしてて好きです。 9点(2003-01-20 21:13:05) |
3. 初恋のきた道
悪くはないけど、主人公の女の子のアップ多すぎ。途中でちょっとうんざりしてしまいました。でも、それなりの感動をもらいました。 6点(2003-01-20 21:09:17) |
4. アモーレス・ペロス
すごくよくできた映画だと思います。冒頭の疾走感あふれる映像に一気に引き込まれ、そのまま最後まで・・ちなみにDVDの特典映像に、削除シーンがたくさん収録されています。第2部の二人が喧嘩をはじめるシーンが少し唐突になってしまった理由や、本当のラストシーンが紹介されていて、ファンには必見かと。 8点(2003-01-20 21:05:59) |
5. リリイ・シュシュのすべて
ただの映像遊び、編集遊びにしか思えませんでした。タイピングで語る手法は、導入としては面白かったけど、まさか最後まであの調子とは・・この作品は映画ではなくて小説でしょう。少年たちの心情を、リリイの歌を、映像できちんと描いて欲しかったです。 0点(2003-01-20 21:00:46) |