ブラインドネス の ロカホリ さんのクチコミ・感想

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ブラインドネス の ロカホリ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ブラインドネス
製作国カナダ,ブラジル,
上映時間121分
劇場公開日 2008-11-22
ジャンルドラマ,サスペンス,SF,ミステリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原因不明の奇病に感染し続々と失明していく中、主人公はただ一人なぜか目が見える。失明した旦那の身を案じ収容所に隔離されるが、収容所はカオス状態で、力を持つものがすべてを牛耳り、食料を管理し代わりに金品を要求。金品が無くなれば女を欲する。女たちは意を決しなすがままにされるが、興奮した男に殴り殺される仲間も出てしまう。 全ての者が「見えない」中で拳銃一丁くらいでなにをビビるんだろうか?なぜ拳銃があるのかはおいておいて「物が見えない」人間の中で、主人公だけが持つ普通に「見える」という能力は神になれる強力すぎる力でしょ。見えていないフリをして身の回りの世話をして回るだけの主人公は犠牲者が出るまで抗う事もせずボケてんじゃないかと思いました。結局、失明の原因も主人公だけが失明しなかった理由もなく、人間の根源的な物を描きたいんだろうが、普段は善良そうな市民ヅラした人間が理性のタガが外れれば獣になり力がすべてだ、ってのは昔からあるありふれたネタだな。外界から遮断された空間や限られた世界では簡単に起こりうる話でオチが捻ってあるワケでも無くベタすぎだった。 全世界が失明したと分かるのは物語の半分以上過ぎた後半の方で、感染者が隔離された収容所での描写が大半をしめる。CMや予告で思わせぶりな事を言いますが、全く何もないので期待した人は肩透かしでしょうから注意。 【余談】なぜか伊勢谷友介と木村佳乃が日本語喋りまくりな結構大きな役で出てましたが、日本人の役者はドンドン世界に出て行って欲しいモンですね。野球はメジャーリーグに行く選手が多く、国内リーグのファンは寂しくなるだろうけど、役者なら映画やドラマで観る事が出来るしね。他のアジアの国の人が日本人として大っぴらに演じてるのを観る機会を減らして欲しいです。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 3点(2008-11-22 18:16:16)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
2024-01-20アクアマン/失われた王国6レビュー5.14点
2023-11-29首(2023)5レビュー6.00点
2023-11-23翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜4レビュー6.21点
2023-11-19マーベルズ3レビュー4.87点
2023-10-14死霊館のシスター 呪いの秘密4レビュー5.50点
2023-09-23ジョン・ウィック:コンセクエンス7レビュー6.89点
2023-09-23トランスフォーマー/ビースト覚醒6レビュー6.25点
2023-07-19君たちはどう生きるか(2023)7レビュー5.84点
2023-07-01インディ・ジョーンズと運命のダイヤル5レビュー6.58点
2023-06-19ザ・フラッシュ5レビュー6.11点
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