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日本人監督の作品と言ってもいいぐらい、違和感はありません。アメリカンな日本じゃなくて良かった。が、全体は平板にして陳腐。役者たちが汗をかいているように見えません。戦争映画にありがちなシーンをチャチャッと撮って一丁上がり、という感じです。
だいたい「硫黄島決戦」といえば、「最後の激戦区」として米軍側も予想外に手こずったはず。しかしこの作品では、日本側が一方的にボコボコにされている印象です。ケンワタナベが勇将なのか愚将なのか、あるいは存在する必要があったのか否かさえ判然としません。ここに書き留めておかなければ、見たことさえ忘れてしまいそうです。 【眉山】さん [地上波(字幕)] 4点(2009-12-27 18:57:20)
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