忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1954) の 放浪紳士チャーリー さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > チ行
 > 忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1954)
 > 放浪紳士チャーリーさんのレビュー
忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1954) の 放浪紳士チャーリー さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1954)
製作国
上映時間233分
劇場公開日 1954-10-17
ジャンル時代劇,モノクロ映画,歴史もの
レビュー情報
先代松本幸四郎(←眼の辺り息子そっくり!)氏は、何を考えてるか腹の奥が伺えない「昼行灯」大石内蔵助に正にぴったりの配役だと思います。東映版の千恵蔵氏にしても、右太衛門氏にしても、大石にしてはちょっと凛々し過ぎるというかお顔がご立派すぎ。同じ松竹製作大曾根監督ながら、「大忠臣蔵」(4点)より、こちらの方が正統派忠臣蔵で面白いかったです。討ち入りシーンも迫力有り!・・・ただ、ちょっと真面目すぎるというか、映像的にこなれていないような感じですね。これが松竹という会社の昔からの体質なんでしょうか?毛利小平太(鶴田浩二)と、不忠者の娘のレッテルを貼られた、しの(桂木洋子)との悲しいエピソードを絡め新味を出そうとはしてますが。やっぱり自分は、オーソドックスな作りの長谷川一夫=カラー大映版が一番好きかなあ・・・。次点は、お祭り的な派手な賑やかさが楽しい東映三部作のいづれかか。滝沢修=吉良(←この人の「ええい、黙らっしゃい!」って有無を言わせぬ決め台詞好きっす!)、月丘夢路=浅野奥方、山田五十鈴=大石りくという配役もそれぞれに適役。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-14 10:06:08)
放浪紳士チャーリー さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-13好人好日5レビュー6.00点
2024-05-11ラ・ブーム27レビュー6.40点
2024-05-09生徒諸君!6レビュー5.00点
2024-05-08たそがれ酒場8レビュー7.25点
2024-05-04私を野球につれてって7レビュー7.00点
2024-05-03チャンピオン(1949)8レビュー7.20点
2024-01-11ベティ・ブルー/愛と激情の日々9レビュー7.28点
2024-01-10オール・アバウト・マイ・マザー8レビュー6.02点
2024-01-09マックィーンの絶対の危機(ピンチ)6レビュー5.47点
2024-01-08老人と海(1958)6レビュー5.94点
忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1954)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS