アバター(2009) の るね さんのクチコミ・感想

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アバター(2009) の るね さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アバター(2009)
製作国,
上映時間162分
劇場公開日 2009-12-23
ジャンルアクション,ドラマ,SF,アドベンチャー,シリーズもの,3D映画
レビュー情報
《ネタバレ》 凄い映像なのになぜかセンスオブワンダーを感じないんですよねぇ、キャメロンが日本アニメやマンガのヲタクなのは有名な話ですが、神経接合とか結合率99パーセントとか、まるっきりエヴァですね、そもそもナヴィ族の体系ってエヴァそのものだし、ご丁寧にアンビリカルケーブルも付いてるし・・・・、で、お話のほうはまんま「もののけ姫」ナヴィ族=森の神々、エイワ=シシ神(デイダラボッチ)ジェイク=アシタカ、ネイティリ=サンっていう構図がどうしても浮かんできてしまいます、ラスト近くの大型獣の突進とかも、イノシシ軍団に見えてしかたありませんでした。ただ何もできなかったアシタカと違って、ジェイクは行動します、その「行動」の代償として人類は完全悪として描かれています、神に抗わざるをえなかった人間達の言わば原罪を描いた(だからこそアシタカはなにもできなかったわけですが)もののけ姫に対して「人間といえど完全悪なんだから殺されて当然」っていう構図はあまりにも(もののけ姫に対するオマージュだとしたら特に)浅いストーリーだと言わざるをえません。もちろん、3D映像のアトラクション映画としてあえて「浅い」お話にしたのかもしれませんが、それなら人類が一致団結して完全悪のエイリアンをあのカッコいい(ホントにカッコいい)ヘリ部隊やモビルスーツでブチ殺すお話にしたほうが、よほどスッキリした作品になったでしょうに、○次に話題になっている映像については、(IMAX3Dにて視聴)「金かかってんなぁ」「手間かかってんなぁ」だけってのが正直なところ、3Dと言っても、画像内に奥行きを感じられるだけで、決して物体が立体に見えるわけじゃありません、つまり手前に存在するモノは近くに見えますが、そのモノ自体はあくまで平面です、困るのが、奥にピンが合ってて手前がボケてるようなシーンでは手前はボケたまま手前に飛び出して見えます、当然ですが、それを凝視してもピンが合ったりはしません、要は舞台演劇の大道具のようなもので、とても「入り込んでいるような臨場感」とはほど遠いです、ただそれを否定はしません、Liveの舞台に独特の臨場感があるように、ひとつの表現方法としてはアリだとは思いますが、映画に関しては私はあまり好みじゃありません。○余談・・・エイリアン4のときも思いましたが。シガニー・ウィーバーって、いくつになっても裸にされるんですねー(笑)
るねさん [映画館(字幕)] 4点(2010-02-12 19:22:06)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
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2017-12-01ガールズ&パンツァー 劇場版9レビュー7.91点
2015-12-19スター・ウォーズ/フォースの覚醒9レビュー6.85点
2014-03-22ガッチャマン3レビュー2.13点
2012-06-10恋の罪8レビュー5.51点
2011-09-18イエロー・ハンカチーフ5レビュー5.09点
2011-01-09キック・アス10レビュー7.32点
2011-01-03日本のいちばん長い日(1967)10レビュー8.27点
2010-12-13SPACE BATTLESHIP ヤマト8レビュー4.47点
2010-04-23第9地区9レビュー7.07点
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