ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ の 目隠シスト さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ラ行
 > ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ
 > 目隠シストさんのレビュー
ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ の 目隠シスト さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボ
製作国
上映時間100分
ジャンルコメディ,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 『挙式当日に身重の花嫁を置き去りにして逃げました。でも復縁したいです。どうしたらよいでしょう』こんなトピックを某発言小○に立てようものなら、光の速さでレス受付停止になるでしょう。批判の嵐で。たとえ翌日花嫁に土下座して謝ったとしても、張り付け獄門は間逃れない。それが世間一般の認識です。こんな無茶苦茶なお話が感動コメディに変わるのですから、お見事と言いたいです。まず主役のキャラ設定が上手。傷つけ、迷惑をかけた人たちとの交流が途切れていないのは、彼の人間性が良質である証です。事実、子供にとっては良いお父さんでした。ただ馬鹿で心が弱かっただけ。笑う度に主人公が憎めなくなります。彼を取り巻く脇キャラも味が濃くて良いアクセント。ベタながらも要所を押さえた脚本も上質でした。主人公の復縁計画。復縁の希望を抱いて走るのと、望みを絶たれて走るのとでは、意味合いが全く違います。主人公に必要だったのは後者のシチュエーションでした。ご褒美は消えた。スタミナも切れた。必死になる理由は何処にもない。でも走ると決めたから走る。その潔さと覚悟は夫婦にも必要なことなのだと思います。方向性が正しかったかどうかは別にしても、デニスは頑張りました。準備もしたし、努力もしました。強い気持ちが壁を打ち破り、周りの人の心を動かしました。嬉しい結果はあくまでオマケ。だから彼を祝福できるのだと思います。敵役はちょっと可哀相でしたが、彼にはもっとお似合いな人がいるでしょう。デカチンだし、心配ない。英国ノリのギャグは自分の感性にベストマッチ。お下劣具合もいい感じです。勃起不全症Tシャツを着て“立ち上がる”デニスに泣き笑い。結局捻挫なんかしてなかった全力疾走にツッコミ笑い。サイモン・ペッグ主演のコメディに外れ無し。もう彼にゾッコンです!
目隠シストさん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-26 20:25:17)
目隠シスト さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-21宮松と山下7レビュー7.00点
2024-05-19ザ・プレデター5レビュー4.92点
2024-05-08最強殺し屋伝説国岡 完全版7レビュー6.50点
2024-05-04ある用務員6レビュー4.50点
2024-04-22黄龍の村7レビュー5.66点
2024-04-16ある閉ざされた雪の山荘で7レビュー4.83点
2024-04-12大河への道8レビュー5.75点
2024-04-07隣人X 疑惑の彼女6レビュー6.00点
2024-03-10アンブレイカブル9レビュー4.55点
2024-02-28マダム・ウェブ6レビュー5.62点
ラン・ファットボーイ・ラン 走れメタボのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS