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リアリズムに徹した怪獣映画で、それを無理なく押し通せたのは多分これぐらいだ。自衛隊と言えども、市街地でうかつに攻撃できないとか、どこぞの映画みたいにありもしない架空兵器は出さないとか、どこぞの30分ドラマみたいに最初から人類の味方であることを人々が信じないとか。そういった要素の蓄積がこの映画を美しく、かっこよく、力強く仕上げるのだ。とにかく、グッとのめりこんでしまう恐るべき映画である!
【ピースメーカー】さん 10点(2003-05-21 19:19:21)
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