101.《ネタバレ》 これはヤバイ。こんなに自分の好みと合致する映画と久々に出会えた。もともと、少女の妄想系の映画が好きなのだけど(ダンサーインザダークだとかパンズラビリンスだとか)、この映画はそんなジャンルなどを超えてしまっている。最初は画面の一部が動くだけだったのが、それが主人公の心のプレッシャーが高まっていくのを交えながら(特にエロティックな描写が白眉!)、画面全体が心の闇に覆い尽くされていく。最後、観客席で歓声を贈る母親の姿は、やはり悲しいかな主人公の自己満足な妄想だろう。どうしようもなく、追い詰められた一少女の切なくも美しい現代版「地獄変」。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-05-14 01:48:24) 《新規》
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100.《ネタバレ》 主人公の病的妄想の描写の徹底ぶり、それとバレエをクロスさせた独自の世界の構築にはなかなか好感が持てるが、それ以前の問題として、あんなにほかから言われることをほいほい気にしたり悩んだりするような人物には、そもそも舞台の主役なんて務まりようがないのでは?という疑問は最後まで払拭されなかった。あと、ポートマンもカッセルももちろんウィノナも、ショックなくらい老けたなあ・・・。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-05-01 02:51:20) |
99.バレエの世界の明部(芸術性と観客からの喝采)と暗部(過酷なトレーニングと出世争い)とニナの二面性を、白鳥の湖という作品にもリンクさせ描き出された見事な表裏一体性。ホラーとかサイコスリラーとかファンタジーはよほどでないと評価できないジャンルなんですが、終始惹きこまれる異色のリアリティ。芸術 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-20 07:27:11) |
【ないとれいん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-04-16 01:28:25) |
97.《ネタバレ》 女性同士の競争という話題が狭苦しい感じだし、親からの遅延した自立という話題も安易かな。 とにかくこれはもうホン(スジ)の問題。1スジ 2ヌケ 3ドウサ と言われる(マキノ省三)。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-04-09 01:16:30) |
96.《ネタバレ》 レオンのマチルダ???それがこんな大人の女の子になったんだねぇ。始めは幻覚かぁと思ったが、二重人格だったんだ。じゃあどこのシーンが幻覚か?それはお客さんが考えてねぇ。って映画なんすかねぇ。華奢な体がエロく感じたくらいだったです。 【トメ吉】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-03-05 15:29:56) |
95.《ネタバレ》 完全なる個人による自己実現、まさにパーフェクト、鳥肌もんです。 |
94.6〜7点の間という感じ。迫真の演技はいいが、何をテーマにしたかったのかがいまいち弱い。女の世界の怖さなのか母と娘の関係なのか、狂気なのか… 盛り込みすぎてそれを消化しきれていない気がした。過保護な母と暮らすお嬢様が狂気に取り憑かれて壊れていく様を描いた、と単純に見た方がいいかも。 |
93.《ネタバレ》 あまり映画に意味とかテーマ性とかを求める方ではないのだが(面白けりゃいいじゃん!)、本作の鑑賞後に思ったことは、「で、結局何が言いたかったの?」である。要は舞台の主役を射止めた神経症気味のバレリーナが発狂して××するまでを描いたものだが、最後に「パーフェクト」とか言われてもねぇ…。この内容を扱うにしては、ダーレン・アロノフスキー監督はまとも過ぎるのではないかと思う。『レクイエム・フォー・ドリーム』を観た観客のほとんどは「麻薬って怖いね…」と思う筈だが、それこそがこの監督がまともである証だろう。本当はもっと狂った人が監督して、もっと狂った女優を起用すべきである。そういった観点からすれば、イザベル・アジャーニ×アンジェイ・ズラウスキー監督の『ポゼッション』は映画史上類を見ない狂人映画である。あれに比べれば本作は可愛いもの。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-02-04 14:35:19) |
《改行表示》92.《ネタバレ》 バレエやミュージカルには全く無関心&無知なのであれですが、ここに出てくるニナ(=ナタリー・ポートマンさん)は白鳥役ですら全く出来ていないように思える。終始表情が硬すぎる。精神的に弱い子なのかどうかは知りませんが、こんな表情で踊る子を、例えば私なら、起用はしない。弱弱しすぎるし不安定。振付師の趣味とは言えどこれはないだろうと。ニナがもっと変化していくかもしくは白鳥役でもにこやかに朗らかな演技でもって魅せてくれれば評価は違ったのですが。終始暗い表情で、特に作中で成長も見られない彼女に魅力を感じることはありませんでした。 黒鳥役も妖艶になって良くなったというより、ただ吹っ切れてやけになっただけにしか見えない。そういうパフォーマンスの形もあるだろうが、あんな歯を食いしばって目を剥いて踊る黒鳥を振付師は求めてたのか??ぶっ飛んだ感じはあるが、魅力は感じない。まあ、バレエのことは知らない素人の感想として聞き流してください。 後は痛々しい映画って感想しか残ってない。この映画観て子供にバレエ習わそうとは思わないな・・・。足の指折るんじゃないかとか、振付師に抱かれないと成功しないのかとかそんな先入観を植え付けられた。他の女性の世界もそうですが、息苦しいし醜いですね。ああ怖い。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-31 12:19:24) |
91.バレエ「白鳥の湖」の主役に抜擢されたバレリーナが、主役の重圧から精神に異常をきたしながら、役に没頭していく話です。特に心に残ることもなく、緊張感を感じることもなく、私にとっては「だからどうした」って感じの話でした。ただ、ナタリー・ポートマンの演技は素晴らしかったです。 【ぽじっこ】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-01-29 19:37:04) |
90.《ネタバレ》 ボーダーレスに特殊効果を多用したことがいいことなのか悪いことなのかはわからないが、結末をうやむやにしてしまっていることは確かだ。黒鳥を演じる彼女の姿がプレッシャーを乗り越えた向こう側にあるのではなく、それすらも妄想や幻覚の中にあるのではないか・・?とも取れてしまうからである。 「Perfect……」の言葉と共に、恍惚とした彼女の表情から伝わってくるカタルシスは“本物”であると思いたいので、ラストの踊りは特殊効果抜き(女優のちから)で見せてほしかったというのが私の言い分である。そのほうが映画としての強度も高いのではないだろうか。 ニナは気持ちよくイッちゃってるが、観てるほうとしては喉に何かがひっかかってる感じでどうもスッキリしないのだ。 【ノーマーク】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-27 18:58:59) |
89.非常に芸術性の高い作品。芸術を極めるって狂気じみてるところあるので、その辺がうまく表現できていたように思えた。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-11 23:38:41) |
88.死ぬ気で物事を成し遂げる時はまさにこんな感じなんだろうなと。ナタリー・ポートマンの女優魂を見せつけられました。 【Keicy】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-09 14:26:47) |
【Y・T】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-05 18:27:09) |
86.《ネタバレ》 ナタリーポートマンの簡単な経歴です。ハーバード大卒(日本で言えば東大)、テストは常に90点以上、4歳から英才教育。そして彼女が常に野心的な作品に出演し、ディカプリオ同様に悲願のオスカー獲得に執念を燃やしてきたことも周知の事実です。その点を踏まえると、白鳥の湖の主演に抜擢されることに執念を燃やす秀才バレリーナのニナは、オスカー獲得に執念を燃やす秀才女優のナタリーと見事に重なってくる。テーマは、「優等生キャラからの脱却」 すなわち秀才から黒鳥への変貌でオスカー獲得です。すべての女優は、美人であることは当然で、その上にプラスアルファー(+α)が求められている。当該+αの隠喩が黒鳥であり、女優のだれもが黒鳥を目指して演技しているのだと思う。演技力NO1の努力家バレリーナーのニナに不足しているものは、酒場で、リリーの周りに自然と男たちが集ってくるあの状況、つまり男を魅了する才能が不足していた。「魅力」は努力では克服できない。コーチはただのスケベやろうではなく、ニナに「女」になることを求めていた。彼は仕事人としては、本質を見抜く力のある優秀な男だった。しかしニナは母の作った箱の中でしか生きてこなかった、ゆえに自分を解放する術を見出すことができなかった、白鳥が限界だった、黒鳥にはなれなかった。その反動が殺意となって母親に向った。さらに秀才の主人公を襲った恐怖は、目の前に黒鳥になれる自由人のリリーが登場したことに他ならない。ちなみに母親やリリーの、主人公に対する嫉妬はありえない。それはあくまで主人公の被害妄想だと私はみる。被害妄想にとらわれた主人公は、白鳥にしかなれない自分を殺すことによって黒鳥に生まれ変わろうとしたのだ。そしてその行為そのものが悲劇を意味している。万年ノミネートどまりの秀才女優のナタリーが、ついにオスカー女優(黒鳥)に変貌した。これがナタリーのメタファーに満ちた純小説だと言われても私は驚かない。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-01-04 20:23:59) (良:4票) |
《改行表示》85.《ネタバレ》 うーん・・・。宣伝とかを見て思ってたような話と全然違ってました。 芸術にとらわれてしまった人間の心の闇・・・・。なのかと思ってたらホラーよりのサスペンスなんですね。どっちかっていうと。 思わせぶりに出てくるささくれ?の血とかじんましんとかの意味が分かんないです。怖いけど、それはいたそーーーっていうほうの効果しかない。 白鳥は完璧なのに黒鳥が踊れない…っていうのはいままで女性の演技者をテーマにしたものではよくある話ですが、監督のアドヴァイスが…それでっか…といういかにもありきたりなもので、男と遊ぶくらいでどうにかなるくらいなら最初から苦労せんでしょ。 つか、そんな半端なプリマを選んじゃうんだ…。興行的に失敗できないのに?しかも体とかの交換条件もなしで。監督もしかして純粋にニナの成長を考えてるいい人なの? 母親との葛藤もなんだか中途半端だし。もっとお母さんを怖くしてもいいのに。娘の成功を本当は望んでないんじゃないの?とおもわせるようなとこもちらりと出たので…。 ライバルをねたむ…っていうのもあまり前面に出ず、じとーっと見るくらいだし。トウシューズに画びょうを入れたり(笑)レッスンの時間をうそを教えたり(笑)くらいのことはしてもいいのでは。 ライバルの出現で自分にはこういったいやな面があったのか・・・とか内面に踏み込むんでなければもっととことんはじけてみたらこわくておもしろくなったのでは。いっそブラック・ニナが出現して悪いことしまくりとか。ニナは妄想までもおとなしいってことなんでしょうかね? ほかのレビューでも山岸涼子の話が出てましたが、マンガのほうがすごいですな・・・。 バレエシーンはナタリー・ポートマンはかなり頑張ってたと思います。顔がそもそもバレリーナっぽいし。大技を本職のバレリーナの代役でみせて技術は問題なしなのよってとこを強調してほしかった…。 とにかくナタリー・ポートマンはよかった。 あと舞台で踊ってるうちにブラックスワンになっていくの、ニナの妄想なんだけど、本当にあんな演出があったら面白いのになー。 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-01-04 16:48:22) |
《改行表示》84.《ネタバレ》 何て言うか・・・、感想を書くのが難しい作品だなあ・・・。 ホラーではない。 スプラッタでもない。 サスペンス・・・なの・・・か・・・? ところどころ、出血する映像なんかが出てくるが、スプラッタ的な『痛そう』な映像というより『生理的に気持ち悪い』映像なのだ。 娘に異常な愛情を抱いている母親、常に誰かを蹴落とそうとしているバレエ団の女達。 そうか、これは女独特の陰湿な世界を描いた作品なのか。 女性なら分かると思うが、女の世界ほど、摩訶不思議で恐ろしい世界はない。 この作品では、バレエという特殊な世界をフィルターにして、さらにギュッと濃縮した女の世界を美しく、恐ろしく描いている。 で、面白いかと聞かれたら、私はちっとも面白くなかった。 女の世界の恐ろしさは現実だけで十分だからだ。 ただひたすら、映像美を楽しむのなら良作品かもしれないが、ストーリー自体は全く引き込まれなかったのでこの点数。 【ななのじ】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-12-24 21:49:35) |
《改行表示》83.《ネタバレ》 展開そのものは使い古されているため、どんでん返しなどを期待する映画ではない。ダークナイトのヒース・レジャーや名優ドナルド・サザーランドの演技のように、ナタリー・ポートマンの存在そのものを味わう作品と言うべき映画。 スターウォーズの頃などはアイドル的な存在にも見えたが彼女だが本作ではそこから脱却し、人間の焦りや美しさが合わせ持つ狂気や冷酷さを我々に魅せる。カメラワークなども鬼気迫るものがあり、ポートマンのファンならずとも見ておいて損はない。誰もが 聴いたことがあるであろうチャイコフスキーの白鳥の湖が、ラストシーンではより神々しく聞こえた。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-12-18 21:37:25) |
82.《ネタバレ》 終盤の勢いがたまらない。人間がひとつの仕事を成し遂げる、殻をぶち破るのはこういうことなのだと痛感。現実は血は出ないでもそれ以上ことだと改めて伝えるこの映画のパワーはすばらしい。 【はんにまる】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-12-13 03:16:48) |