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戦争論

連載開始1998年
コミック数3冊
連載終了
平均点:5.33 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
歴史もの
[センソウロン]
新規登録(2008-10-15)【番茶】さん

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作者小林よしのり
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6.個人的には出来るだけ多くの人に見てもらいたいと思う漫画のひとつかな。
日本人の多くは戦争に対して否定的、拒否的な意見が多いのは間違いなく、そういう人はこの漫画を否定的にみるかもしれないけど、この漫画っていうのは敢えて、そういう人にこそ見てもらうべきだと思う。活字でコレだけの物を読もうとすると多分、誰も読みたがらないだろうね。先のレビュアーに国民が意味も無く殺されていくという事を学ばないのが残念という方がいるけど、その思想に行き着いたのも敗戦があったからこそだと思うし、こうした漫画が出来たのも敗戦があったからなんだと思うんだよね。その意味では内容はともかく、非常に面白い漫画だと思いますよ。
奥州亭三景さん 8点 [全巻 読破](2010-08-21 15:03:05)
5.《ネタバレ》 わかる部分とわからない部分がありなんとも評価が難しい。とりあえず読んで損はないが、影響を受けすぎてしまうようでは、戦時中の国民はそれに対する戦後の反動と変わらない。一つの極論として読んでおいて、色々な考え方があるということがわかればいいんじゃないかな?「正しい!」とか「間違ってる」とか極端に影響を受ける人は周りの影響を受けやすい人なんだろうね。
ディーゼルさん 6点 [全巻 読破](2009-09-23 21:04:16)(良:1票) (笑:1票)
4.《ネタバレ》 学生時代に講義の関係で読みましたが、馴染めませんでした。
内容の是非はまずおいて、この手の話題を扱うときには、どうしても「わかりやすい」というのがマイナス要素になってしまう。安っぽくなるというか。
漫画だと間口が広くなるのはわかるけど、やっぱりこの内容を扱うなら活字媒体のほうが断然面白くなったと思います。
また、それとは別に、戦争の加害者と被害者に関する価値観も共感し難い。
講義でもなければ途中で読むのをやめて、レビューが書けるほど詳しく読むことはなかったはず。その意味で不運な出会いでした。
さん 3点 [全巻 読破](2009-03-08 13:07:06)

3.被虐史観を否定したり、それがあらゆる対象に対する被害者意識につながる危うさを指摘するのは、渡辺昇一の焼きましにすぎないが、マンガにしたということに意味があるのだろう(渡部昇一のマンガ昭和史でも読んでれば良いと思うが)。また、市井の戦争参加者やそのプライドにスポットを当てるのは、彼らの歪んだトラウマを癒す意味はあるのかもしれない。しかし、「戦争の中で愛と勇気が試され、自己犠牲の感動が生まれ、誇りの尊さを思い知ることもある」とまで言うのは、噴飯モノで、それこそ単なる「ウヨク」じゃないか。われわれが先の戦争によって、いきすぎた国家統制というものによって、人間が虫けらのように、まったく意味もなく殺されていくということに学ぼうともしない意識は残念だ。小林自身は、どうでも良いのだが、これに共感する輩が多いのには、残念。 もう少し、歴史に学ぶ姿勢をもたないといけない。被虐史観は間違っているのは確かだが、「大東亜戦争」のほうが徹底的に間違っており、そのことを直視できないのは、知性の欠如である。もう少し、眼をこすって、顔でも洗って、出直してきてほしいものである。 あ、別に出直してこなくて良いか。
みんな嫌いさん 0点 [全巻 未読](2009-02-15 08:48:16)(良:1票) (笑:1票)
2.《ネタバレ》 小林よしのりの史論・史観は恣意的すぎて共感できない。作品意義、というよりプチ・インテリの自慢話に聞こえるのは私だけかな?しかし、相変わらずの小林よしのりのスタンスと、この作品自体の間口の広さ(狭さ?)は評価すべきなのかも。
aksweetさん 5点 [全巻 読破](2008-11-02 13:34:29)
1.学生時代、近代史の勉強でどうしても腑に落ちないことがあった。欧米によりほとんどの国々は侵略され植民地と化し奴隷貿易が横行する・・まさにこの世の地獄のような有様だったのに、第2次世界大戦が終わるといつのまにか大半の国々が独立しとる・・何がきっかけで一体何が起こったんだろうか? またアジアの某発展途上国で幼少期を過ごした経験上、何故日本だけがここまで豊かになれたんだろうか?というのも昔からの疑問だった。 本作との出会いは「お盆も近いから戦争に関する本でも読もうか。できれば読み易いのを。」とたまたま手に取っただけ。「コペルニクス的転換」とは言葉としてはよく聞くけど、自分がモロにそれを味わう事になるとは思わなかった。上記の疑問に対して目からポロポロ鱗が落ちまくった。「認識」とか「史観」とか言う遥か以前の話、単純に「事実」を知らされていない事が多すぎる。本来ここに書かれてある事は義務教育の範囲内で教えられるべきだと思いますが、いずれにせよ作者氏には本当に感謝しています。 …ちなみに上にも見られるようですが、大空襲や原爆によって一般市民を「虫けらのように」殺したのは相手国。それなのに何故だか自分の国が悪い事になってしまうw こういう洗脳から覚めない人がいる限り、今後もベトナムやイラクのような戦争はまだまだ続くんだろうなぁ・・という暗然とした心持になります。
番茶さん 10点 [全巻 読破](2008-11-02 02:48:05)(良:1票) (笑:1票)
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【点数情報】

点数分布 [全巻未読] [全巻読破]
Review人数 6人
平均点数 5.33点
0116.67%
100.00%
200.00%
3116.67%
400.00%
5116.67%
6116.67%
700.00%
8116.67%
900.00%
10116.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 タイトルマッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 感泣評価 5.00点 Review1人
5 爆笑評価 5.00点 Review1人
6 作画力評価 3.00点 Review1人

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