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101.  読書する女
コレは読書家の方にはグッと来るのではないでしょうか。子供の頃、夢中で本を読んでいたらいきなり視力がグ―ンと落ちたので、以後すっかり本が読めなくなってしまった自分には、逆にマリー(ミュウ・ミュウ)に本を読んでもらいたいなァ…と(あくまでも普通に…笑)。しかも、あの官能的な描写には思わずドキドキしてしまいました。ミュウ・ミュウが1人2役という事で、現実と本の中の世界が入り交じる場面構成は、なんともフランスらしい演出では有ります。“読書”と言う道徳的なものと“エロティシズム”の対照的な構成は観る者の意表をついて面白いし、読む者と読まれる側に起こる不思議な人間模様を巧みに表現しています。
6点(2004-07-03 15:26:02)
102.  ミスター・ルーキー
“パートタイムの覆面ピッチャー”というユニークな設定に、勝手にコメディかと勘違いしましたが、実際はヒューマンストーリーでした。野球というのは皆で勝つもの。一人に焦点をあてるのが悪い…と言うわけでは決して無いが、どうもピンと来なかった。“阪神の優勝は関東出身者によって齎された”…という設定もいただけません。やはり内容が内容なだけに、関西出身の役者が演じた方が宜しいのでは…(何より長島一茂の演技にはトボしいものが)。でも私にはわかりませんが、両親が標準語でも子供は関西弁になるものなのでしょうか。それとは別に、バースの登場はやはり胸踊りましたね。ラストを観れば…なるほど。“正夢”ならぬ“正映画”ですか(笑)。
2点(2004-07-03 15:16:21)
103.  私をスキーに連れてって
学生の頃、同級生の女の子に誘われて映画館に観に行きました…が、実は彼女の目的は、同時上映の「いとしのエリー」に出演していた前田耕陽の方で…(苦笑)。まァ自分は原田知世ちゃん目的だったので良かったんですが…、肝心な映画の内容は私の世代からは少しズレていたせいか、作品にあまり感情移入は出来ませんでした。バブル期の当時でも、一歩引いた目で観てたのを覚えてます。懐かしのバブルドリームシネマ。
3点(2004-07-03 15:15:46)
104.  キューティーハニーF
確か「セーラームーン」の後番アニメがこのTVシリーズだったと思いますが、時代が早すぎた(?)せいかイマイチ人気は有りませんでしたね。最大の欠点は“キューティハニー”にして、ちっともセクシーではない所…でしょうか(苦笑)。2代目ハニーは可愛いけどセクシーではないんですよね。キャラ描写がセーラームーンに寄っているせいかもしれませんが、いくらなんでも清潔感が有り過ぎる。初代ハニーのビリビリに破れて露出する肌のチラリズムに心踊った…あの頃のワクワク感はいずこへ…? 当たり前ですが、ハニーはやはり増山江威子に限る!…って事ですな。肝心の映画は、38分と激短編に序盤のカーチェイスからクライマックスまで無理矢理詰め込んだ話なので、とにかくテンポが早すぎてあれよあれよと言う間に終わってしまった感じでした。
1点(2004-07-02 16:29:19)
105.  チンプイ エリさま活動大写真 《ネタバレ》 
原作を読む前にTVアニメシリーズから見たクチですが、これが結構ハマッて当時観てました。マール星からやって来たチンプイが、お妃候補・エリちゃんの為に魔法ならぬ“科法”でアレコレやってくれる。「ワンダユウ~」のセリフで登場するワンダユウさん(声:八奈見乗児)の声が今でも脳裏に焼き付いています。女の子が主人公の為、藤子先生も意識して描いていましたね。見えない王子様と、内木翔の三角関係の要素もちゃんと盛り込んでいます。…にしても、マール星王室のやる事はスゴイ。エリの住む街をそっくりに造ってエリの伝記映画なるものを創ろうだなんて。TVシリーズを好んで観ていた自分には、まァそれなりに楽しめる映画でしたがストーリーが単調で地味でしたかね…。
4点(2004-07-02 16:28:40)
106.  トゥルー・ブルース<TVM> 《ネタバレ》 
確か実話を基に製作された作品だったと記憶していますが、TV映画とは言え問題定義と合わせるとなかなか考えさせられた作品。好きな男から強要され、売春行為を繰り返す14才(15才?)の少女役にジュリエット・ルイスが力演。そして、希薄で汚い男役にブラッド・ピットが配役(今から考えるとなんと贅沢なTV映画)。一番悪いのは、少女にそんな事をさせる男だと思うのだが、アメリカではそんな言い訳は通用しない。少年法で少年・少女にアマイ日本とはお国事情がまるで違うのでしょう。意図は10代に死刑は適切か否か…と言う製作者自身が語っていた通り。ラストの判決で死刑宣告をされた少女が不敏に思えてならない。“10代の少年・少女に死刑は適切か否か”…と言う論争は日本でも問題化される程、近年悪質な少年犯罪が増えていますから…心が痛みます。無ければ考えなくても良い…と言う前に、個々の物事の諦観が日本では失われている現状ではこの作品も意味が為せないのでしょう。ちなみに、汚れ役がスッカリ定着しているブラッド・ピットは、この映画でジュリエット・ルイスと知り合い、それから4年間同棲生活を送る事になったとサ。
6点(2004-07-01 17:25:08)
107.  トゥームレイダー 《ネタバレ》 
ゲーム制作者は、日本だけ本作ゲームが売れない事に首を傾げているようで、斯く言う私も店のデモ版を少しプレイした程。ヨーロッパでは難易度の高さとこの手のキャラクターが人気らしいのですが、アクションゲームが苦手な上、美形を好む日本人には合わないのでしょう。そんな海外の人気ゲームの映画化も、個人的にはあまり面白く感じませんでした。40分頃からパパのお手紙で急に発生する様な後半のストーリーは、前半とのバランスが悪く、簡略化されたセリフで全体的なストーリーが掴めない。せめて、起承転結となる基本のストーリーが見えればもう少し楽しめたかも。唯一の見せ場でもある、ゲームの特徴を掴む為のアクションも後半に失速。ショボショボのCGも一喝したい所。ゲームは1プレイでララ・クロフトが活躍する訳で…、故になんの助けもナシに全てを敵にまわし、2丁拳銃を武器に1人でテキパキとなんでもこなしちゃうゲームをまんま映画にしても、正直あまり魅力を感じないんですよね。※ちなみに、アンジェリーナ・ジョリーの顔から釈由美子の声が出ると言う…摩訶不思議な現象が…。フジテレビはディズニーか何かと勘違いしてるのでは…。普通に声優を選択していただきたいもの。
3点(2004-06-27 00:56:46)(笑:1票) (良:1票)
108.  白雪姫
本作品において特に個人的な思い入れはあまり無いが、やはり、ディズニー長篇映画の第一弾にして、以後どれだけ多くの作品に影響を与えたのか…。最大評価すべきは、やはりアニメのカテゴリの中でこれだけ緻密でリアルに表現したと言う…、当時としては大変画期的であったろう手法を余すところなく使い、全財産をこの映画に懸けたウォルトの心意気にただただ拍手。古い作品は大抵リメイクが出来るものだが、現代になった今も変わらず観賞できるのは、半世紀以上も前でありながら当時の技術がいかに高かったのか…という事を再認識させられる。ディズニーが、原作をすっかり自分のものにしてしまった…という、ある意味アイロニーな契機になってしまった観が否めないのは確かだが。
9点(2004-06-26 13:43:16)
109.  ドラえもん のび太のドラビアンナイト
話運びはやはり藤子先生の原作なので悪くはないが…正直面白くはない。架空と現実の設定で表現したい事は分かるのだが、ヘンにキャラが納得して解決するのはいただけません。静香が奴隷で…と言う設定は女性に乱暴をしてはいけないと言うイスラムの教えを全く理解していない証拠。絵本が燃やされ行き場を失わせて興味を引かせる藤子先生のストーリー創りはさすがに感心しますが、現実世界と絵本の世界が繋がっている…と言われてもどうも納得がいきません。
2点(2004-06-26 01:58:44)
110.  Knick Knack ニック・ナック 《ネタバレ》 
今(投稿日付)から15年前に製作された懐かしい短編映画の実験的CG作品。今も変わらず観賞できるのは、いかに当時の技術が高かったか…と言う事を再確認できる。4分と言う…当時ではこれでも長いとされたCGの限界の中に集約された個々の描写は、今後のピクサーを飛躍させる技術の表れ。スノードームの水中でのモノの動きや、玩具の表情などは、のちに製作される「トイ・ストーリー」「ファインディング・ニモ」に通じる所も有り、非常に興味深い。主人公は結局自由にはなれなかった…と言うラストは、コンピュータの限界で思い通りに製作出来なかった当時の現状に対して、“いつかきっと素晴らしいCG作品を創ってみせる”と言う…自由に創作できる事へのメーセージにも見えます。以後のピクサー作品に繋がるであろう本作の貢献度は高く、作品のレーゾンデートルを評価したい。
7点(2004-06-26 01:58:05)
111.  ハリー・ポッターと賢者の石
本場イギリスの魔法モノの話と来れば、人気が出るのも頷けます。…ただ、序盤からトントン拍子に都合良く話が進むので、物足りなさを感じてしまいます。挫折を知らずに送る人生程怖いものはありません(笑)。ハリー・ポッターの負け無し&サクセスストーリーも、子供には良き憧れの対象となるのでしょう。個人的には、なんの失敗も挫折も無いストーリーにダレるのみでしたが…。そもそも、ハリー・ポッターは一体なんの目的で魔法学校へ入学し、そして一体なんの目的で魔法使いになりたいのでしょうか…? 心理の探究を描いていない為…、映画からは全く読み解く事が出来ませんでした。また、話が大雑把に展開していく為、ストーリーを掴むのに大変でした。それもこれも、原作を読めば分かるのでしょうが、個人的にはもう映画でお腹一杯!!…と言う感じです。ちなみに、キキもビックリな“魔法のホウキ”は、枝の部分が細過ぎて、乗っている時に痛くないのか…なんて余計な心配をしたり…(笑)。上手く行き過ぎるストーリーも、もう少し何らかの障害があれば面白くなったでしょうが、子供向な作品にそんなものを求めるのはヤボと言うものでしょう。…にしても苦痛な時間でした…。これを観てサイコ―!…と言える程若返りたい(苦笑)。
4点(2004-06-26 00:44:42)(良:2票)
112.  喜劇 急行列車 《ネタバレ》 
渥美清と言えば寅さん。でも、個人的には青木吾一を思い出してしまいます。下町の人情ものでは無いし、コメディにしてはクスクス…と笑う場所も少ない。でも渥美清だから観てしまう(フランキー堺ではダメ)。細かい所は忘れてしまいましたが、確か初恋の塚田毬子と同乗した際、車内アナウンス後にスイッチを切り忘れ、そのまま毬子への熱い想いを語り出しちゃった…と言うくだりは、まんま寅さんのようで面白かった。ちなみに、鉄道一筋だからと言って自分の4人の子供に“特急・さくら・つばめ・ふじ”…と名前付けるなんて…スゴイ(笑)。
5点(2004-06-24 21:28:34)
113.  千と千尋の神隠し
この映画の方が逆に分かりやすいんですよ。如何せん、宮崎監督が「10才の子供達のために作った」と言うぐらいだから…。金満主義・自立・環境問題・文明否定(←言うのが恥ずかしいほど…笑)。どれもがストレートで「ナウシカ」「ラピュタ」と比べれば押し付けがましい(分からないのはアホなアメリカ人だけ)。5点以下を付けている方の殆どはおそらく「ナウシカ」「ラピュタ」愛好者(?)だと思うのですが、言いたい事が…「???」と言ってるのはそういう事では無く、だからなんなのサ…と言う事。金満主義・自立・環境問題・文明否定は、確かに今の世の中(特に日本)に相応しく、個々の問題は諦観しなければならないが、そんな事は自己認識で充分! 逆にこの映画を観て初めて認識を持てば、それは今まで問題の諦観がなかっただけでそれで良し! …物事の本質は“冒険モノ”か否かではなく、非常に意図性の強いレーゾンデートルに有るかと言う事。不明確なのは、完全な善でもない悪でもない登場人物達(見終わればただのオプチミスト)と、複数テーマ混合の基本的なコンポジションの無いストーリー…そして、舞台の意図性が全く無い事(←何故、神様なのか・何故、風呂屋なのかは本作品で明らかにされていない為、他の舞台への置き換えが通じる)。一方、「ナウシカ」「ラピュタ」の場合、絶対にその場所でなければならない意図性を秘めているわけで…、物語の構成も実に緻密に組まれている。…ナウシカの巨神兵が、“核批判”を差すレトリックだと…、一体どれだけの人が気付いているだろうか。それはさておき、この作品に対しては一定の評価はしたいが、残念ながら「不思議の国のアリス」のパクリ…いやいや、オマージュ作品として見れば、評価が下がるのはどうしても否めないのである。
5点(2004-06-23 16:16:14)(良:1票)
114.  ショーシャンクの空に
“泣く映画では無い”と言うご指摘の以前に、あまりにも多い泣ける…と言う御意見を真に受けて観賞した自分が悪いのだが、それを置いても全く感動出来ないんですよね…。確かにとても良い映画なのですが、何度か観ると初見の感想が段々と薄れていきます。支持率も高く、あまりにも有名な作品だけに一度は観賞しなくては…と観賞したものの、キングが得意とするヒューマンストーリーがあまりにもキレイに決まり過ぎてどうもしっくり来ない。ラストはスッキリ爽快!…なハズなのに、自分が逆な立場ならば二度と戻って来ないであろう20年の時を返してくれ…と言う方に考え過ぎてストレスを感じる。20年近くも時が過ぎていると思えないレッドとアンディのノーメイクがそれを消しているからかもしれません。何度観ても「仲間にビールを…」のシーンはとても良いですが、この人気度と支持率の高さと個人的なモノの見方の温度差が生じると評価が下がるのも否めません。
5点(2004-06-23 02:32:20)(良:1票)
115.  雪の女王(1957)
「白雪姫」がアニメ界の“表の金字塔”だとすれば、「雪の女王」は“裏の金字塔”だろう。キャラ描写と構成がとても良く、好感が持てる。勿論アンデルセンの原作をおいては語れないが、充分にアニメ映画化を納得させる作品だと言える。あの宮崎駿監督も「わたしの原点とも言える作品」と絶賛した程。高畑勲監督も影響を受けたのか、のちに製作された「太陽の王子 ホルスの大冒険」は、差し詰めこの映画のオマージュ作品と言う所。宮崎アニメと言えば、共通して登場する“強い女性像”。分かりやすく言えば「ルパン三世」に登場する不二子は、TVシリーズではか弱き女性としてヒロイン性があるのに比べ、「カリオストロの城」では一変、実に逞しく描かれている。それは、この作品に登場する“ゲルダ”と言う少女の影響が強いと思われる。主人公・ゲルダは、雪の女王に連れ去られた少年・カイを救う為に旅をする。様々な人々との出会いで学びそして旅は少女を強くした…。これらは例えば、「未来少年コナン」のラナや、「天空の城ラピュタ」のシータたちが、ピンチに陥る主人公に対して時折見せる「少年を助けたい」と奮起する描写で見てとれる。つまり、少女が少年を助けに行く…という時点で、もう強い女性像は確立していたわけですから。ちょっと興味深いのは、本作品に登場する盗賊の娘。彼女を見ると、育って来た環境がその世界の全てで、初めてゲルダと出会った事で、他人と触れあう事は彼女にとって新鮮だったに違い無い。それまでの環境しか知らない者が見せる心の対立と共和。例えば、「風の谷のナウシカ」のクシャナ、「もののけ姫」のエボシを思い出すが、第三者的な登場人物だけではなく強く印象に残る。これらを見ると、多大なる影響をどれだけ宮崎監督が受けたか分かると思うが、そういう意味では貢献度は圧倒的に強く、また作品のレーゾンデートルをより高く評価したい。本作品が無ければ、どれだけの日本アニメ作品が存在しなかったか…。自分もおそらくは絵の分野を志さなかっただろうし、そう思うとこの作品をとても否定は出来ません。ちなみに、アニメ史に残る金字塔を打ち立てた本作品は、実は旧ソビエトの作品だったりする。あのソ連が、こんなにも素晴らしいアニメを創ったのか!!…と言う驚きは幼き頃に知り、かなり衝撃的で有り尚且つ感動的でもありました。この作品を知らずして、他のアニメを語る事勿れ。
10点(2004-06-15 13:24:48)(良:2票)
116.  ショート・サーキット 《ネタバレ》 
ロボットものなら断然この作品が好きだ。たかがロボットなのに、何故か過度な感情移入をしてしまう。落雷が原因で回路不良になり故障…そして人間的な感情を持つだなんて、ホントに世界最先端のロボット開発会社が製作したものなのか…設定の甘さを感じずにはいられません。…だけど、何よりロボット“ナンバー5”が愛おしくて仕方無い。どこかのキモチ悪い宇宙人よりも余程チャーミングだ。自分は機械じゃない、生きてるんだ…のセリフもウンウンと頷いてしまうアホな私。個人的に好きな映画です。
7点(2004-06-14 20:04:39)
117.  オズ
L・フランク・ボームの童話にSF要素を脚色し、オリジナルで有りながら且つ「オズの魔法使(39)」の続編として製作された一風変わった作品。一応「オズの魔法使(39)」のその後のストーリー…と言う設定なので、原作派・前作派の方が観れば嫌うかもしれませんが、個人的には大好きな映画。特撮技術も当時としてはなかなか見応えが有り、何回観ても飽きない話の構成も画の創りも好感が持てる。個性的なオリジナルキャラクターは実に魅力的で、ドロシーに抱えられた雌鶏のビリーナも結構良い味出してます。独特な演出やファンタジー表現は決して悪く無く、今から観れば古い特撮も全体的に良く創られています。個人的にはジャック・パンプキンヘッド(ブライアン・ヘンソン)が好きでした。パンプキンヘッドの頭が、ポコポコ簡単に取れちゃう…と言う描写は結構笑えました。 
8点(2004-06-14 17:24:10)
118.  FRIED DRAGON FISH THOMAS EARWING'S AROWANA<TVM>
初期の岩井作品にして、個人的には彼の作品の中で一番好きな映画。「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」と同様ドラマとして製作され、深夜放送された作品なので実際はそれ以前に製作されている。…なので、一連の作品に比べると画的な面ではドラマ調に傾いています。ただ、岩井作品の中では珍しく…(どこかの映画紹介でも言われていますが→)ややハードボイルドタッチに描かれ、更にオチまでちゃんとついてるので観ればなかなか面白い。芳本美代子のケバさが今観ると気になりますが、同一人物と思えない浅野忠信が不思議な青年役を好演しています。エンディングではCharaの曲が映画にマッチしていて好きですね。ちなみに、劇中に出て来た観賞魚の“ドラゴン・フィッシュ”は、一般では“アロワナ”と呼ぶ。
8点(2004-06-11 22:31:05)
119.  ユー・ガット・メール
相性の良いメグ・ライアンとトム・ハンクスだから、このキャスティングが悪い訳が無い。ネットで維持される人間関係や恋愛関係も、現実では上手く行かずに終わってしまう可能性の方が高い…と言うのは、もはや現代病ですな(苦笑)。ネットがあったから成立した“恋愛”も、ちゃんと現実で二人が交差している演出は悪く無く、まずまず面白い作品でした。ただ、あれだけ引っ張った末のネタ明かしも案外呆気無く終わってしまい、意外なまでの肩透かし…。ラストは工夫が欲しい所。
5点(2004-06-10 03:44:13)
120.  未知との遭遇 《ネタバレ》 
当時、劇場で観た衝撃的なまでの“未知との遭遇”。情報の少ない時代にスクリーンから流れる未知なる世界は、映画だと分かっていながらも夢中で観たのを覚えています。バリー少年が誘拐されるあの赤いシーンが、同じく一番印象深いですね。UFOの影を追い…そして求めた先にある宇宙人とのコンタクト。そして、[レ・ミ・ド・ド(低)・ソ] …この5音のメロディが本作から生まれたと言うだけで、そのレーゾンデートルの高さを評価せずにはいられません。宇宙人とのエンカウント率100%を実現した5音の階調。完成されたメロディは、のちにエニグマがアルバム「MCMXC a.D.」の「Back To The Rivers Of Belief」の曲でまんま引用されていました。思わず視聴覚を刺激されるマザーシップのクライマックスシーンはいつ観てもワクワクしてしまう…、決して裏切らないラストシーンは「2001年宇宙の旅」で描かれていた“人類の新生”にどこか通じる所も有り実に興味深い。
8点(2004-06-10 03:42:34)
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