1841. シムソンズ
日本女子カーリングチームが激闘を演じているこの時期に見たからというのもあるのだろうけど、思わず感涙してしまうシーンがいくつもあった。 多少のお笑いを織り交ぜつつ、終盤はストレートにお涙頂戴路線を突き進む。 有り勝ちな設定、有り勝ちな展開、やや臭さを感じる演技、それでも何かこみ上げてくるものがある。 不思議な魅力のある作品でした。 追記・トリノの感動から随分と経ちましたが、改めてDVDで見直してみました。 劇場公開時はトリノ効果や劇場の雰囲気も手伝って感動したのかと割り引いてレビューしましたが、冷静になって改めて見てみるとやっぱり泣いてしまいました。 決して上手いとは言えない4人の女優さんたちではあるけど、心に直接訴えかけてくる情熱のようなものがありますね。 ありがとうのシーンやこのチームで行きたいのシーンはもう号泣で画面がよく見えなくなるくらいでした。 1年ちょっとの間に僕の涙腺がどうにかなってしまったのかも知れないけど、単なるトリノ効果で泣いたわけじゃないことは確かのようです。 今更ではありますが、追加で+1点とさせてもらいたいと思います。 [映画館(邦画)] 9点(2006-02-20 21:26:36)(良:1票) |
1842. ブリジット・ジョーンズの日記
成長すると名前の変わる魚もいるし、レニーも少し成長したのかも知れない。 とりあえずこういった海外ドラマ風のラブコメは好き。 よく太っていることを気にする女性がいるけど、 僕はそういった子にはぽっちゃりしてる方が好きだよって言うんだけど、 痩せたレニーと太ったレニーを比べてみると、 やっぱり女性はあまり太り過ぎない方がいいかも知れないと思った。 [DVD(吹替)] 8点(2006-02-08 12:55:34)(良:1票) |
1843. 僕の彼女を紹介します
主演2人の演技はぐっと来るものがあって、なかなか良かったと思うのだけど、 どうも全体的にテンポが悪く感じる。 尺以上の長さを感じる作品だったので、たぶん余分なシーンが多すぎたんだと思える。 再編集すれば、もっと良い作品になるかも知れない。 [DVD(吹替)] 5点(2006-02-08 12:39:55) |
1844. 世界の中心で、愛をさけぶ
《ネタバレ》 少女時代の律子が車に引かれたところで泣いた。 なんて言うか、健気でいい感じの子だったからか、 妹の子供がちょうどあれくらいの年だからなのか、 理由はよくわからないけど、泣けると噂の映画で僕も泣けたので、少しほっとした。 とりあえず見て損はなかったと思いたい。 [DVD(邦画)] 6点(2005-11-23 14:05:42) |
1845. エースをねらえ!
旧作TVシリーズ、新作TVシリーズ、続編のOVAシリーズ、 それぞれに良さがあると思うけど、やっぱり劇場版がいちばん好き。 演出が良くて感動できるし、声優陣もベストメンバーと思える。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-25 06:53:31) |
1846. ベティ・サイズモア
話はそれほど面白いとは思わなかったけど、 レニー・ゼルウィガーがやたらかわいいので、 それだけで最後まで見られた感じ。 もしかしたら、駄作なのかも知れないけど、 彼女の笑顔に6点あげます。 [地上波(字幕)] 6点(2005-06-25 06:43:51) |
1847. トキワ荘の青春
特筆するほどのドラマが存在するわけではないけど、 じんわりと心に染みてくる良い作品だと思う。 派手さもなく、ゆっくりと時間の流れる雰囲気は、 たぶん昭和中期のそれなんだろうと思う。 登場人物のそれぞれが少しずつ見せる優しさ。 それが積もり積もってラストの哀愁に繋がっていく。 泣いたりするような作品ではないけど、 心の奥に静かに仕舞っておきたいような優しい作品です。 7点(2004-06-27 10:27:57)(良:1票) |
1848. 天国までの百マイル
一人の駄目男が様々な人の優しさに支えられて立ち直っていく姿を描いた物語。 この男がほんとに駄目なので、作品も駄目っぽい雰囲気を漂わせているんだけど、 これは見る人の立場によって見解が大きく変わるのかも知れない。 僕なんかから言わせるとそんなに駄目でもなくて、 似た境遇と言うか、親近感を感じてしまうわけで、 登場人物の優しさに触れて思わず泣いてしまいそうになったり、 というか、終盤にはとうとう泣いちゃったわけなんですが、 素直に感謝したいというのが見終わった後の感想なんですね。 これはもうありがとうですよ。 8点(2004-06-27 10:17:38) |
1849. スタンド・バイ・ミー
特筆するほどのドラマがあるわけじゃないのに感動を覚える。環境も時代背景もまったく違うのに何故か懐かしい。そういえば、僕も子供の頃に友達と自転車で山奥のダムまで行ったなぁ~なんて思い出しながら、事件や事故での同い年の死亡者の名前にふと目が行ってしまう。知らない名前だとほっと安心するんだけど、今は疎遠になってしまった昔の友人のことを思い出して、無性にこの作品をまた見たくなる。僕が出演してるわけじゃないのにね。主題歌も最高。 9点(2004-06-04 14:09:32) |
1850. 茄子 アンダルシアの夏
まあ、皆さんのレビュー通り、とにかく短い。もっと観たいと思った。 その日は負けたけど、翌日のレースで巻き返すとか、 2時間くらいの作品にできなかったんだろうか。 自転車レースの醍醐味も上手く表現されてると思うし、 そこに関わる登場人物の人間模様も興味深かった。 それから、アサディジョ漬けがとても美味しそうに描かれていて、 アンダルシア地方に行くことがあったら是非食べてみたいと思った。 というわけで、気軽に楽しむ短編としては、結構面白いのでオススメです。 因みにもっと観たいという興味を抑えられず、原作を手に取ってみたら、 とんでもない事実が発覚して驚愕した。 そっちが主役なのか?! [DVD(邦画)] 7点(2004-06-04 10:28:53) |
1851. MISTY(1997)
役者はそれぞれに与えられた役割をこなしているように思えた。描こうしているテーマに不備もないと思える。でも、どうにも駄目。面白くないし、作品としての存在価値も無いように思える。この作品の駄目さを役者の演技の下手さに求めようとするのは、やはり無理がある。上手い役者だったなら、面白くなっていたなんてとても思えないし、どう考えても監督の能力不足。 3点(2004-06-01 10:01:23) |
1852. 銀河鉄道999
TVシリーズは話数が多く、ちょっとクオリティも低かったけど、劇場版はキャラデザも一新されて気合が入ってる。 2時間ちょっとで綺麗に纏まっていて、感動的な青春物語に仕上がっていますね。 ラストシーンは切なくて泣きそうになるけど、悲しいという感じではなく、希望に満ち溢れた清々しさがある。 ゴダイゴのテーマソングも素晴らしいね。 [地上波(邦画)] 8点(2004-06-01 09:22:26) |
1853. ファイブスター物語
原作の雰囲気を壊すことなく、上手く映像化してるという点は評価できる。原作ファンなら、動くMHを見られるというのは素直に感動だし、原作を知らない人にとっては、この壮大な物語の入門作品として良く出来ている。とは言うものの、やはり第2章のコーラス編も映像化してもらいたい。号泣間違いなしの名作になると思うのだが、そういった企画は無いのだろうか???宝くじで数億円当たったら、全額投資してもいいと思うくらい見てみたい。 7点(2004-06-01 08:44:06) |
1854. カムイの剣
江戸時代、片田舎の村で始まる物語が、キャプテン・キッドの財宝、マーク・トウェインとの出会い、西郷隆盛との対面を経て、維新の夜明けを迎えるという壮大な展開にやや欲張り過ぎという印象を受ける。 とは言うものの、軽快な挿入歌に乗せた斬新な忍者アクションは見応えがあり、最近の作品と比べても見劣るものではない。 寧ろ技術が進歩しても、こういったアクションのかっこ良さというものは、演出のセンスに委ねられるものであるということを痛感する。 ただ派手なだけのアクション映画に食傷気味の向きにはお薦めしたい作品である。 あと、主題歌も◎と付け加えておきたい。 [ビデオ(邦画)] 8点(2004-06-01 06:45:50) |
1855. 火の鳥 鳳凰編
短い時間の中で良く纏められていると思う。絶賛するほどのことはないにしても、火の鳥の世界観を壊すことなくテーマを伝えられている点は評価に値する。主題歌の良さは、この当時の角川映画の流れの1つだろうか。 6点(2004-06-01 06:28:22) |
1856. 幻魔大戦
スケール感を煽った作風でありながら、個々の登場人物の描き込みが浅く、作品全体としての薄っぺらさが目立つ。 主題歌の良さとプロジェクトA子の1シーンでパロディの元ネタとして使われているので、知っているとお得感が増すといったくらいの価値しか見出せない。 [ビデオ(邦画)] 4点(2004-06-01 06:17:55) |
1857. ドラえもん のび太の宇宙小戦争
この時期のドラえもん映画はリアルタイムにすべて見ていたが、どれも良質の作品ばかりで、一定の評価を与えられると思うが、この作品に関しては主題歌を特筆しておきたい。作品の内容自体は他のドラえもん映画に一歩譲るとは思うが、大人になった今でも、僕はこの歌を口ずさむことがある。いや、もしかしたら、僕はまだ大人に成り切れていないのかも知れないけど…。 7点(2004-05-31 12:31:11)(良:1票) |
1858. ドラえもん のび太と鉄人兵団
《ネタバレ》 これまでのシリーズは異世界で冒険するパターンだったけど、本作はいつもの町が舞台なのでリアリティがある。 序盤は楽しい雰囲気だったけど、しずかちゃんがビルを破壊した途端に事態の深刻さが増して一気に面白くなった。 無理矢理な展開でしずかちゃんの家の風呂を入り口にしたので、テレビシリーズのような入浴シーンがあるのかと思ったけど、あっさり気付いちゃったのは劇場版故の倫理規定なのだろうか??? その割にリルルは全裸にされたけど、ロボットだからOKなのかな。 リルルには優しくしても、鉄人兵団は容赦なく破壊するというのがこの作品のメッセージ性の奥深さだと感じる。 最終的にはリルルとしずかちゃんの友情が地球を救ってくれたけど、陰の功労者はママだったように思います。 [地上波(邦画)] 8点(2004-05-31 12:23:36) |
1859. ドラえもん のび太の宇宙開拓史
小学生の頃に見て、素直に感動した作品。思い入れの強さが影響してるのかも知れないけど、数多く見てきたドラえもん映画の中で最高峰に位置する作品と思っている。テレビシリーズと違って、のび太がかっこ良く活躍するのがいい。あと、基本的にはドラえもんの道具の万能性によってなんでもありの設定ではあるけど、この作品のラストに待ち受けているどうにもならない寂しさに感涙した。 9点(2004-05-31 12:01:01) |
1860. ビバリーヒルズ・コップ
刑事ものコメディの金字塔を打ち立てた作品。 続編を含めてこの路線は定番中の定番でもあり、良質の類似作品は多いけれど、エディ・マーフィを越える俳優が現れていない現状では、この作品が最高峰に位置するのは間違いないのではないだろうか。 素直に楽しめる。 [地上波(吹替)] 8点(2004-05-31 11:39:53) |