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ゼロ・ダーク・サーティ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゼロ・ダーク・サーティ
製作国
上映時間157分
劇場公開日 2013-02-15
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,戦争もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 キャスリン・ビグロー監督は「反米だ」と映画界を追放されない程度に「アメリカは酷い事するね」という映画を作るのに長けていると感じます。この映画もCIAの女性捜査官の活躍を描きながらアメリカがやっているナチス顔負けの拷問や、911から数年でアルカイダやビンラディン追求に国家として興味がなくなった事、ビンラディン殺害ミッションも国益にはならず、成り行きで行った事など実に正直に描いていると思いました。「本当にビンラディン?」という問題も死体が誰であれこれは彼だと言わざるを得ない状況に至っていたことをよく描いていました。国益(米国を豊かにする)のためにこれだけ酷い事をして、今やシリアではアルカイダが参加する反政府組織を米国は支援、政府機関は一部閉鎖、国家予算が足りなくて債務危機まで叫ばれている状態。テロとの戦争で誰が得をしたのかを米国民が問い直すには良い映画だと思いました。
rakitarouさん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-15 13:17:01)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 90件
作品の平均点 6.83点
作品の点数分布
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1022.22%
作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 51.07
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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