ベニーズ・ビデオのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ベニーズ・ビデオ

[ベニーズビデオ]
Benny's Video
1992年オーストリア上映時間:105分
平均点:5.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス
新規登録(2007-05-21)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2008-12-29)【xxx】さん
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監督ミヒャエル・ハネケ
キャストアルノ・フリッシュ (男優)ベニー
アンゲラ・ヴィンクラー(女優)ベニーの母
ウルリッヒ・ミューエ(男優)ベニーの父
脚本ミヒャエル・ハネケ
撮影クリスティアン・ベルガー
製作ファイト・ハイドゥシュカ
ベルナール・ラング
製作総指揮ミヒャエル・カッツ
ゲブハルト・ツパン
美術クリストフ・カンター
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2.《ネタバレ》 豚の屠殺映像を一旦巻き戻し、繰り返し再生される冒頭。「これが現実だ」と言わんばかりの映像を編集できる"神の能力"に浸るベニーの危険性を暗示させる。映像というフレームの中でしか現実を実感できない彼は、衝動的に少女を殺しても、その行為は零したミルクをふき取る行為と同等にしか映らない。頭を丸めたり、両親にビデオを見せるのも、罪悪感や贖罪からではなく、第三者に見せることによって現実を実感したい渇望によるものだろう。そこに普通の人間とサイコパスの隔絶した溝を深める。両親もまた普段からベニーの接し方が分からず擦れ違うばかりで、殺人の隠蔽もエジプト旅行もベニーのためというより、事なかれ主義や自己保身の側面が強い。一線を超えてしまった両親に殺人を無かったことにされ、再び現実を実感できなくなったベニーが、今度は警察にビデオを突き出す顛末に、今日のメディアの情報を現実だと鵜呑みにしている大衆と重なるのは自分だけかな。『セブンス・コンチネント』同様、衝撃的で先見性のある題材だが、後半の尻すぼみは残念。原題が英語であり、主役が『ファニーゲーム』の青年と同じであることを考えると、現実と虚構の境目が曖昧になっていく世界にセットで警鐘を鳴らしているよう。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2015-05-19 00:22:11)
1.ちょっと期待しすぎちゃったかもしんない。前半のベニーの「どんなのかと思って」という理由で起こした行動は怖い。意図的ではなくてほんの強い思いで起きた結果であり、その表現をポーカーフェイス的な感じで怖いほど巧く表現してました。ビデオを通して写すシーンがモノクロ映画みたいに感じた。ちょっと後半知りつぼみな感じがしたけれど両親の策略と息子への思いで悩む光景が旅行ビデオに撮られていましたが、少女を殺した現実をよく理解していないベニーの行動が一番激しかった。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-23 08:30:04)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
52100.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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