原爆下のアメリカのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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原爆下のアメリカ

[ゲンバクカノアメリカ]
Invasion U.S.A.
1952年上映時間:74分
平均点:3.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマSF戦争ものパニックもの
新規登録(2010-06-14)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2010-07-29)【S&S】さん
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監督アルフレッド・E・グリーン
キャストダン・オハーリヒー(男優)
撮影ジョン・L・ラッセル・Jr
製作アルバート・ザグスミス
配給コロムビア・ピクチャーズ
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4.《ネタバレ》 1949年のソビエト連邦の核実験や1950-1953年の朝鮮戦争、またアメリカでの赤狩りといったものを背景にした映画と思われる。強烈なメッセージ性が特徴だが、ほか最後にラブストーリーだけが現実化していくといった構成の妙があるとはいえる。
邦題には「原爆」が入っているが、原題では「侵略」と言っているだけで核兵器は特別視されていない。劇中ではかなり気安く原爆が使われていて、まだ水爆も大陸間弾道ミサイルもない時点での核戦争はこのように想像されていたというようではある。核兵器が使われると熱線と爆風が来るといった感覚もなく(放射能という言葉は出たが)、単に強力な爆発物としか思っていなかったようだが、「核魚雷」で空母が大破して復旧に努めたが総員退去して沈没した、などというのでは普通の魚雷と違わないではないかと思う。
開戦の原因は不明だったが、要は世界征服を企む悪の勢力が一方的に侵略して来たらしく、卑劣な奇襲攻撃に応戦したところから全面戦争に発展する、というパターンができていたようだった。敵の先制核攻撃に対しアメリカは3倍返しで応じていたが、しかし攻撃対象は軍事基地・工場・鉄道・港・油田とのことで、一般庶民の居住地が対象外というのはさすが世界正義を体現するアメリカらしい人道的対応と思わせる。実写映像には朝鮮戦争のものもあった感じで、また「太平洋艦隊」という台詞も出ていたので日本も無風状態だったとは思えないが、とりあえず表面には出ないので突っ込まないことにする。
なお最後に出た言葉は普通に真理だと思うが戦後日本人に言っても意味はない。アメリカも自国で戦争などするはずがないので現代的な意義はない映画だろうが、まだ自国の資金だけで作っていた時代の純粋なアメリカ映画だったとはいえる。現代には現代の問題もあるのでこういうのを腐していれば済むわけでもない。
かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 4点(2023-08-12 11:28:55)
3.当時の作品としては特撮部分など普通の映画レベルで、結構緊迫感があり極端な表現ではあるけれど、言いたいことが素直に表されていると思います。今回の夢落ちはほっとしました。時にはそれもありだなと思いました。
けん124C41さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-05 17:35:36)
2.《ネタバレ》 いやあ、参りました。それにしてもこの映画、劇場公開されたのですかね、信じられません。まるでペンタゴンが大衆扇動用に講演会などを開いたときに無料で見せたPR映画としか思えない内容です。戦闘シーンはほとんどすべてが太平洋戦争の日本機が撃墜される映像で、アメリカに侵攻するソ連らしき共産国家の爆撃機までB29の映像なんですから(まあ、この当時ソ連はB29をコピーした爆撃機を保有していたはずですから、あながち大ウソとは言えないですが)。NYに原爆が落ちて死者がたったの2万人?ふざけんな!挙句の果ては夢オチ、なめとんのか! しかし冷静になって考察してみると、この映画の製作者は必要以上に観客を騙そうとしたわけではなく、きっと核戦争に対する知識自体がこの程度だったのでしょうね。まあ現在でも彼らの認識は大して進歩してないようですが。それにしても邦題の『原爆下』という言葉、初めて知りましたけどこれは正しい日本語なんでしょうか?
S&Sさん [DVD(字幕)] 1点(2010-07-05 00:13:49)
1.《ネタバレ》 原爆の描写がめちゃくちゃ。原爆を落としてサンフランシスコを制圧したと言ってましたが爆破の衝撃で街の建物はほぼ破壊されてるはずなのに制圧したという描写は明らかにおかしい。しかもその後の原爆の恐怖を描写するシーンは一切なし。お構いなしに全米各地に原爆を落としていく敵軍、アホか?全編の半分ぐらいはどっかからのニュース映像の流用なんで映画というよりわざわざ映画で作らんでもいい雰囲気たっぷり。変な合成をしてし編集がめちゃくちゃなので見てる方はツッコミまくりで見終わった後は疲労感だけが残りました。で、この映画はラストのワシントンの言葉を説明するために作ったんですか?
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 1点(2010-06-16 00:43:46)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 3.50点
000.00%
1250.00%
200.00%
300.00%
4125.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 1.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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