千利休 本覺坊遺文のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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千利休 本覺坊遺文

[センノリキュウホンカクボウイブン]
1989年上映時間:107分
平均点:7.50 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇小説の映画化
新規登録(2003-10-07)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-11-04)【イニシャルK】さん
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監督熊井啓
助監督原一男(監督補)
演出井上靖(指導・考証)
キャスト奥田瑛二(男優)本覚坊
萬屋錦之介(男優)織田有楽斎
三船敏郎(男優)千利休
加藤剛(男優)古田織部
芦田伸介(男優)太閤秀吉
東野英治郎(男優)古渓
内藤武敏(男優)東陽坊
上條恒彦(男優)山上宗二
川野太郎(男優)千宗旦
牟田悌三(男優)大徳屋
岩下浩(男優)石田三成
真実一路(男優)松井佐渡
歌澤寅右衛門(男優)侍医
原作井上靖「本覺坊遺文」(講談社刊)
脚本依田義賢
音楽松村禎三
撮影栃沢正夫
配給東宝
美術木村威夫
編集井上治
照明岩木保夫
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1
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14.《ネタバレ》 ストーリーが分かりにくかったので何度も見返した。
ストーリーなのかセリフ回しなのか、何度も見ても分かりにくい。

要は千利休が茶道を秀吉に邪魔され自刃したという内容。
そこに何のミステリー要素があるのか知らないが、あまり興味が湧かなかった。
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 3点(2023-03-10 19:29:19)
13.《ネタバレ》 原作未読。成上りの絶対権力者と、その「意のままに為らぬ者」たる求道者…という、一見そこまで難しくもない様な(難しくもなく反発し合うだろう)秀吉と利休の関係性を描くコトが本義かとも思える作品だが、中で利休自身はごく納得して死を賜った、という様にも見える。全体を通しても描き出されている(と思われる)のは、死地に赴く者への手向けとしての茶、というか、死に通じるモノとしての「茶道」観、というか、だから利休が自身の死によって自分の茶道が(少なくとも何らかの)完成に至る、と考えていた様にも見えるというか、これは確かにその部分についてはまま難解な映画だ、と言えるかと思いますね(分かった風なコトを言っても私多分ほぼ理解できてない)。

利休自身は厳密には武家の出自ではない様ですが、戦国乱世を生き抜き、またそれを制した天下人とも臆することなく渡り合った…というのですから、その精神性は間違いなく「武士」でもあったと言えるのではないでしょうか。その意味では(=前述どおり利休を「死」を纏った存在として描く、という意味でも)利休役に三船敏郎を配したとゆーのは、個人的には実に優れた判断だった…と率直に感じます(凄い迫力・存在感でした)。かなり繊細で奥ゆかしい映画だとは思うですが、中々に味わい深い作品でもありました。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 7点(2022-02-03 21:55:04)
12.映像や照明関係は、ロケ地の選定も含めてとても丁寧で、何か尋常ならざることが起こる不穏な雰囲気満載で期待させるのだが、役者の表現が意外なほどよくない。奥田瑛二は、各シーンの背景を表現し切れておらず一本調子な演技に陥っているし、錦之介さんも三船さんも芦田伸介も、珍しく消化不良気味。つまり、中身が背景負けしてしまっているということ。
Oliasさん [映画館(邦画)] 5点(2015-09-06 21:28:48)
11.《ネタバレ》 勅使河原監督の「利休」を先に観ると、話の流れが見えやすい。
利休、古田織部、山上宗二の三人の茶室でのやり取り。
そこから始まり、利休の切腹のときの気持ち。
なぜ秀吉の許しをこわなかったか?
このミステリーが死者をももてなす茶室でのやりとりで語られる。
熊井啓、渾身の一作。
トントさん [ビデオ(邦画)] 9点(2013-04-28 06:07:23)
10.井上靖の原作は一読しておくと良かったと思うほど、何も知らないと置いていかれるかもしれない。しかし、あくまで、利休の死の追求、又はそれに付随するミステリーなので、歴史や、時代もの好きにはもってこいかも。主演の奥田瑛二はいいのだが、なぜ、三船敏郎が利休?と、違和感を感じた、存在感とベテランでかったのだろうが、千利休のイメージは達観した、枯れたイメージがあるので違和感を感じた、それ以外は楽しめたのでよし。
minさん [DVD(邦画)] 8点(2013-04-07 20:51:22)
9.《ネタバレ》 三船敏郎の利休、何か利休のイメージとは違う気がするけど、それ以外の俳優陣、奥田瑛二以外はみんな、気の荒そうな奴ばかりです。見るからに仲が悪そうな感じが役者の凄みある演技から伝わってくる。いつ斬り合いが始まってもおかしくないような人ばかりです。これだけの役者を揃えているわりにはミステリー的な要素は期待したほど感じられない。ただ日本的な映像の美しさには息を呑むほどの美しさを感じることは出来た。それにしても一人も女が出てこないというのは凄い。そんな映画、なかなかないと思う。もしかしたら初めて見たかもしれない。
青観さん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-05-18 21:04:20)
8.《ネタバレ》 ▼自分の気持ちが萎え、クタクタになりそうな時にみる映画です。それにしても、最近見る機会が多くなったような・・・。▼戦国時代という極限状態で、自分を貫き通した人々を名優達がそれぞれに演じているから、いつも気持ちを奮い立たされるのでしょうか?それらを冷静にみつめる本覚坊遺文がいたから多くの激情を少し離れて感じられたのかもしれません。▼三船敏郎はやはり千利休のイメージにしては、ややギラギラと強いところがあり、三国連太郎のそれとはやや異なった雰囲気でした。戦国時代だから、その強さが感じられた方が良いのかもしれませんが。▼太閤は、芦田伸介では少し立派過ぎ、山崎務の方が太閤らしかったような気もしましたが、権力者の威厳・怖さは充分に感じることが出来ました。▼映像がそれこそ、侘び・寂びの世界を美しくとらえられており、さすが日本映画と思います。
亜酒藍さん [DVD(字幕)] 10点(2007-08-31 18:17:31)
7.《ネタバレ》 ある程度の基礎知識がないときっと分かり難いと思われる。三船の利休や錦之介の有楽斎は茶人とは思えないほどの迫力だが、時代性を考えるとこういった人間像の方がある意味正しいのかも知れない。この映画、たしか女優さんが1人も出てこない。これもなかなか異質。
MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-23 16:52:22)
6.できれば、山崎努太閤で三船利休の絡みを観てみたかった。越前織部もよいです。この撮影時、三船も利休も同じ69歳だったんだな。
Waffeさん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-05 06:10:50)
5.これはちょっと解説でもないとかなりわかりにくく退屈。名優達の晩年を楽しむってぐらいしかなかったような・・・。萬屋錦之介時代はみたことがなかったので驚いたけど、髭とかなんとなく獅童に似てると思った。東野英治郎にしても老いたなぁと思った。それでも高笑いは健在でした。有楽斎死去のシーンはかなり迫力があった。
バカ王子さん 6点(2004-06-18 23:42:35)
4.利休の死の真相を探るというミステリー仕立てで予想以上に引き込まれ、戦国の茶人の心根にちょっぴり触れるとともに、茶の湯の心にちょっぴり興味を抱きました。三船や錦之介も茶で天下人と渡りあう利休や信長の弟の有楽斎ならばこれ位の迫力無きゃダメかなと思わされてしまう、さすがです。
亜流派 十五郎さん 9点(2004-03-15 23:51:51)
3.三船敏郎は、残念ながら、ボケています。しかし、本作品での奥田瑛二は凄いです。かっこいい!奥田によるオロオロした感じの本覚坊を観て、坊さんに憧れない人はいないでしょう。ぼくは仏教徒ではないけど、この映画を観てから坊さんマニアになりました。いいなあ、坊さん。。。
バッテリさん 9点(2004-01-15 22:06:43)
2.奥田瑛二の演技に10点。これは傑作中の傑作だと思います。
アクアさん 10点(2003-12-03 22:42:14)
1.利休の死の謎をたどる一種のミステリーですね。私生活とはうって変わって真面目な僧侶を奥田瑛二が好演しています。萬屋錦之介と三船敏郎という濃い俳優が出ているのはマイナス効果だと思うのですが、直接絡むシーンはないので良しとしますか。並の武将よりも武士らしい千利休というのも不思議な感じです。肖像画などから受ける印象はもっと線の細い人かと思っていたので。でも、天下の太閤秀吉に楯突いて怒りを買った人物ですから、それなりにすごみのある人だったのかもしれませんね。
オオカミさん 8点(2003-11-20 12:18:15)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
317.14%
400.00%
517.14%
6321.43%
717.14%
8214.29%
9428.57%
10214.29%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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