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天草四郎時貞

[アマクサシロウトキサダ]
1962年上映時間:101分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
時代劇モノクロ映画
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タイトル情報更新(2017-08-05)【イニシャルK】さん
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監督大島渚
キャスト大川橋蔵(男優)天草四郎時貞
丘さとみ(女優)
三國連太郎(男優)右衛門作
佐々木孝丸(男優)甚兵衛
毛利菊枝(女優)マルタ
八汐路佳子(女優)レシイナ
花沢徳衛(男優)与三右衛門
和崎隆太郎(男優)三蔵
木内三枝子(女優)
高松錦之助(男優)みどりの父
加藤嘉(男優)善右衛門の祖父
河原崎長一郎(男優)為三
阿波地大輔(男優)常吉
平幹二朗(男優)倉勝家
大邦一公(男優)大邦一公
佐藤慶(男優)多賀主水
千秋実(男優)田中宗甫
尾上華丈(男優)林平左衛門
五里兵太郎(男優)宗甫の部下A
戸浦六宏(男優)浪人
円山栄子(女優)浪人に犯される女
青柳竜太郎(男優)徳三
島田秀雄(男優)徳三の弟
小田部通麿(男優)三吉
牧淳子(女優)三吉の女房
三戸部スエ(女優)マキ
大友柳太朗(男優)岡新兵衛
脚本大島渚
石堂淑朗
音楽真鍋理一郎
製作大川博
日下部五朗(製作主任)
企画辻野公晴
中村有隣
森義雄
配給東映
特撮川崎新太郎
編集宮本信太郎
録音佐々木稔郎
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1.佐藤慶は、横からの光で陰影が出てこそ生きる顔。白黒映画向き。いっぽう大川橋蔵は、こうこうとしたライトの下でこそ映える顔。カラー映画向き。この白黒映画は、主演俳優にとっても監督にとってもつらい組み合わせだったんじゃないか。でもまったくつまらないかというと、そうでもなく、革命論としてああだこうだ思考している部分は濃い。ラストで「日本の夜と霧」を小さくしたようなディスカッションシーンがある。みんなの心が一つの意志で固まり同じ目的に進むというような、革命の機が熟するとき、ってのは永遠に来ないのではないか、という問題が提示される。分裂と離反を繰り返してこそ革新的であり続けられるのだとしたら、革新的であることが革命を向こうへ向こうへと押しやっているのではないか、というパラドックスがある。急進派と慎重派を両極とした幅広い団結は可能か、そのような団結に意義はあるのか、といった問題にもなってくる。そういう面倒くさいことは映画でなく本でやってくれ、という意見もあろうが(おそらく大川橋蔵もそう思っただろうが)、60年代とはこういう時代だったのだ。「日本の夜と霧」から「白昼の通り魔」へとつながる革命崩壊三部作とでも呼ぼうか。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-05 12:23:39)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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6150.00%
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