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博奕打ち いのち札

[バクチウチイノチフダ]
1971年上映時間:106分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア
新規登録(2009-11-13)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2014-07-31)【イニシャルK】さん
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監督山下耕作
助監督清水彰
キャスト鶴田浩二(男優)相川清次郎
若山富三郎(男優)小林勘次
水島道太郎(男優)岩井東五郎
安田道代(女優)静江
渡瀬恒彦(男優)フーテンの猛
遠藤辰雄(男優)お祭り徳
天本英世(男優)金原
林彰太郎(男優)床屋の秀
平沢彰(男優)ノリ場の安
阿波地大輔(男優)竹内
内田朝雄(男優)大竹重吉
有川正治(男優)石浜
川谷拓三(男優)野原
野口貴史(男優)鮫州の政
正司照枝(女優)お米
天津敏(男優)天野良平
八名信夫(男優)猪子鉄治
脚本笠原和夫
音楽木下忠司
撮影吉田貞次
企画俊藤浩滋
橋本慶一
配給東映
美術吉村晟
編集宮本信太郎
録音堀場一朗
照明和多田弘
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【クチコミ・感想】

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1.やくざの弱さを鶴田浩二が口にしてしまう。女が一緒に逃げましょうと言うのに「俺には、この岩井一家しかない」と言う。やくざというものが、けっきょく家を飛び出して自立できぬ者たちの共同体=偽家であることがよく分かるが、鶴田浩二には女にそんな弱音を吐いてほしくはなかった。それを覚悟して受けとめるから荘重な悲劇になるのであって、『総長賭博』も、家を守ろうとして出す手出す手が次々と家の崩壊を導いていくところに感動があったのだ。でも本作も最終的には運命悲劇の線は守られていて、任侠映画史の到達点シリーズとしての価値はある。海辺を女がフラフラ歩いたりして、ちょっと流れてしまうところもあるが、全体としていい。若山富三郎の役どころが重要で、家の代表でもあり、また世間の噂の代表ということで内在する外界でもある。ラストの血の海の花道は、私はあまり買わない。あくまでリアルな情景で様式美を追求したのが仁侠映画だったはずだ、まあそれだけ仁侠映画がもう熟し切ってそれ以外の表現を必要とするまでになってしまった、ということでもあるのだが。それにしても当時の東映映画俳優陣の厚みは素晴らしいものだった。これ以後彼らは実録路線に合ったもの(文太やピラニア軍団)と合わなかったもの(高倉健や鶴田浩二)にと分離し、他ジャンル映画でも活躍の場を広げていくが、仁侠映画における自在な輝きはもひとつ感じられない。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-13 12:08:29)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
72100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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