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グラスホッパー

[グラスホッパー]
Grasshopper
2015年上映時間:119分
平均点:4.94 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-11-07)
サスペンス犯罪もの小説の映画化
新規登録(2015-10-30)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2022-09-15)【イニシャルK】さん
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監督瀧本智行
キャスト生田斗真(男優)鈴木
浅野忠信(男優)
山田涼介(男優)
麻生久美子(女優)すみれ
波瑠(女優)百合子
菜々緒(女優)比与子
佐津川愛美(女優)メッシュの女
村上淳(男優)岩西
宇崎竜童(男優)鯨の父の亡霊
吉岡秀隆(男優)槿
石橋蓮司(男優)寺原会長
原作伊坂幸太郎「グラスホッパー」(角川文庫)
脚本青島武
作詞YUKI「tonight」(EPIC Records Japan)
主題歌YUKI「tonight」(EPIC Records Japan)
撮影阪本善尚
製作松竹(「グラスホッパー」製作委員会)
KADOKAWA(「グラスホッパー」製作委員会)
ハピネット・ピクチャーズ(「グラスホッパー」製作委員会)
電通(「グラスホッパー」製作委員会)
ジェイ・ストーム(「グラスホッパー」製作委員会)
朝日新聞社(「グラスホッパー」製作委員会)
制作角川大映スタジオ
配給松竹
KADOKAWA
特撮秋山貴彦(CGIスーパーバイザー)
録音柴崎憲治(音響効果)
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4.再現された渋谷駅前のシーンはさすがに驚かされますが、オープンセットでの撮影ならもっと自由度があってもよさそうなもの、なんか妙に不自由そうに見えてしまうのは、どうしたもんだか。
特徴的な何人かの登場人物たちが、それぞれ行動していけば、自然と映画になる・・・と言いたいところですが、どうも物語に、見え透いた作為のようなものばかりが感じられ、気分的にどうもノリません。伏線のための伏線。驚きが無い。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 4点(2022-03-03 23:06:04)
3.最後は旨いことまとまるが、期待値は遥かに上回らない。
世界観は良いが、肝心の脚本が物足りない。

賛否両論ありそな映画。
バッジョさん [DVD(邦画)] 4点(2018-06-08 20:47:18)
2.伊坂幸太郎の原作は、この人気作家らしい切り口が特徴のユニークな「殺し屋小説」だったハズだが、これまた随分と凡庸でダサい映画に仕上がってしまっていると思った。
原作小説を初めて読んだのはちょうど5年前で、既にストーリーをうろ覚えだったので、映画を観た翌日、書棚から文庫本を引っ張り出してきて、一気に再読してみた。
なるほど。映画化における改変が、殆どすべてにおいて「改悪」となっている。原作ファンとしては、むしろ、“別のお話”に作り変えられていると思ってしまうくらいに、原作が持つストーリーテリングの“妙”が破壊されてしまっている。

個人的に伊坂幸太郎の小説が好きだ。流行作家らしい軽妙な語り口と、ポップカルチャーの多様は、熱心な文学ファンにとっては敬遠される要素なのかもしれないけれど、映画ファンとしては、この作家が持つ独特の視点と、娯楽性の高いストーリーテリングには、常に映像的感覚が付随されていて、引き込まれる。

そもそもが映像的な感覚に富んだ文体であり、映画的なアクセントをつけやすいキャラクターが多く登場するので、これまで観てきた映画化作品は、どれも一定の面白さを備えた作品に仕上がっていた。映画化作品のすべてを観たわけではないけれど、少なくとも「駄作」と切り捨てるものはなかったように思う。

が、しかし、残念ながら今作は、「駄作」と言わざるをえない。
映画化における「改変」は、ある程度仕方がないことだとは思う。過去の伊坂幸太郎原作の映画化作品においても、すべて何らかの改変はされている。
今作において問題なのは、原作の持つテーマ性をまるっきり履き違えてることだ。

主人公は拭い去れない復讐心を抱えているが、この物語のテーマは「復讐」などではない。
それは、原作において、「復讐」の最大の対象が冒頭でいともあっさりと死んでしまうことからも明らかなはずだ。
映画では、冒頭から陰惨な殺戮シーンを映し出し、いかにも凶悪な「悪党」の存在を際立たせ、安直に描き出される復讐心を煽っている。それが実に陳腐でダサい。

原作小説では、悪党の親玉たちの描写は必要最低限に抑えられている。直接的な描写は殆ど無く、ほぼその配下の部下や取引先の人間たちによる伝聞で留められている。
なぜか?巨悪の根源の正体なんて、そんなありふれたものどうでもいいからだ。
原作でメインに描き出されているのは、主人公の平凡な男と、二人の殺し屋の、抱え込んだトラウマからの脱却の様である。
そしてそれを主軸にして、誰も知らない「業界」の常識とルール、そこで生きる者たちの心象風景が、特異なエンターテイメントとして繰り広げられている。

そういったテーマ性や娯楽性が、全くと言っていいほど再現されていない。
同監督作では、同じく生田斗真が主演した「脳男」が、粗はありつつも想定外に面白い娯楽映画に仕上がっていたので期待感はあった。
しかし、今作においては、豪華なキャスティングをまったく生かしきれていない演出力のマズさが終始際立つ映画になってしまっている。
アクションシーンがチープだったことも大きなマイナス要因だったと思う。
「アジョシ」や「ジョン・ウィック」レベルのアクション描写を用意しろなどとないものねだりをするつもりはないが、多種多様な細かい殺人描写がキモであるストーリーでもあるだけに、映像的な説得力の無さは致命的だった。

更には、エンディングに大ファンであるYUKIの楽曲が意味不明にタイアップされていたことが、やり場のない虚しさに拍車をかけた。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2016-07-04 18:50:45)
1.蝉役の山田君が結構ハマってました。原作では最後の解釈の仕方で余韻に浸れたけれど、映画では鈴木の過去にクローズアップされてます。
tonaoさん [映画館(邦画)] 6点(2015-11-16 12:17:48)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 4.94点
000.00%
100.00%
200.00%
315.56%
4633.33%
5527.78%
6527.78%
715.56%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review2人
2 ストーリー評価 3.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review2人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
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