トンマッコルへようこそのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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トンマッコルへようこそ

[トンマッコルヘヨウコソ]
Welcome To Dongmakgol
2005年上映時間:132分
平均点:5.86 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-10-28)
ドラマコメディ戦争もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2006-09-18)【しろっぷ】さん
タイトル情報更新(2010-01-03)【イニシャルK】さん
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監督パク・クァンヒョン
キャストシン・ハギュン(男優)ピョ・ヒョンチョル
チョン・ジェヨン(男優)リ・スファ
カン・ヘジョン(女優)ヨイル
ソ・ジェギョン(男優)ムン・サンサン
リュ・ドックァン(男優)ソ・テッキ
スティーブ・テシュラー(男優)スミス
イム・ハリョン(男優)チャン・ヨンヒ
原作チャン・ジン
脚本パク・クァンヒョン
チャン・ジン
音楽久石譲(音楽&音楽監督)
主題歌麻衣
製作チャン・ジン
製作総指揮キム・ウテク
配給日活
字幕翻訳根本理恵
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12
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17.《ネタバレ》 空腹を満たし、緊張をほぐし、語り合い、価値観を共有していく六者三様と村人達のやり取りが素朴でありながら素晴らしく、説教臭さも卑屈さも感じさせない展開が秀逸でした。難点と呼ぶべきか悩み所の空爆シーンでは、完全なる無血主義を貫けない理想論の限界を感じさせもした、が。ラストは何とも優しいピリオド。恐れ入った。この作品を支持することを、非現実で身勝手なユートピア思想だと笑われるかもしれないが、私は一向に構わない。秀作。
aksweetさん [DVD(字幕)] 9点(2007-05-19 23:02:12)
16.《ネタバレ》 一時的に村民を緊急避難させることは出来なかったの?
自己犠牲の滅びの美学が無駄死に堕してしまってないか?
NINさん [映画館(字幕)] 6点(2007-04-13 01:05:41)
15.《ネタバレ》 もっとファンタジックな感じかと思っていたので、もろリアルな戦闘シーンにビックリ。村に入ってもなかなかポスターのようにならないし、和解までに待ちくたびれた。それに、あの女の子は浮いてたなぁ。殺されてもイマイチ悲しくないという・・・。もちろんいいシーンもあったけど、これがファンタジーと言えるかなぁ?
にゃ~さん [映画館(字幕)] 5点(2007-04-12 00:16:42)
14.《ネタバレ》 毎日新聞の社評がよかったので、楽しみにしていました。ほかのレビュワーの方も書かれていましたが、村長が「村人をまとめるのは、腹いっぱい食わせたこと」。これは真理ですね。とても印象に残りました。最後のシーンも、想像していたラストとはぜんぜん違っていて、なんだか国連軍が侵略者のような扱いを受けていました。この監督は、左に傾斜しているように見えるのは僻目でしょうか。それとも、私が右に傾いているのでしょうか。
ジブラルタの星さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-05 16:36:25)
13.良い作品でした。ストーリーや物語の構造はとても単純ですが、その分純粋に物語の世界観に浸れます。ラストに大団円を持ってきたあたりは少し好みから外れますが、最後に皆が寝ている中の回想シーンでは、静かに感動できました。
camelさん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-31 22:34:44)
12.《ネタバレ》 ラストの破局を反戦と取っていいのか難しいが、朝鮮半島の、現在も緊迫したそのシチュエーション故に夢見てしまうユートピアとはこういうものなのか。
SUMさん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-22 20:55:29)
11.昔から“裸のつき合い”とはよく言ったもので、例えば、語らう事、眠る事、食べる事(ついでに排泄する事)と言った人間本来の在るべき姿を曝け出す事で、人の心は通じ合うとされるものである。いがみ合う兵士たちが心を通わせていく、ひとつの切欠となる象徴として、イノシシを捕獲するシーンが印象的に描かれる。反目しながらも、皆で初めて力を合わせて勝利したという達成感。(この事が終盤に繋がっていくのだが・・。)宮崎アニメを彷彿させる作者の思い入れとリスペクトを感じさせる、本作の最大のポイントとなるシーンである。本来、生きていく事の目的や手段、方向性が違うという事に加え、争い事よりもイノシシに畑を荒される事のほうが重大事な村民にとって、敵対意識丸出しの兵士たちはまるで異星人のように映る。この浮世離れした平和な村には動物の肉を食べる習慣が無いのに対し、その肉を食べる事で兵士たちが雪解けムードになるとは、何とも皮肉な話だ。そもそも、トンマッコルとは一体何なのか?どこか懐かしく人を惹きつけて已まない。何処にでも在りそうで、何処にも存在しない。それはまさに「奇跡の地」と呼ぶに相応しい。“まだ見ぬ汚れを知らない無垢なるもの”の象徴がトンマッコルならば、兵士たちはさしずめ“神の啓示を授かった使者たち”と言えないだろうか。負け戦と知りつつ、彼等を突き動かすもの。それは義務感、使命感、村人たちへの恩義。 そのどれでもなく、またどれでもある。悲惨さや悲壮感から突き抜けた彼等の覚悟を決めた表情の清々しさ爽やかさが、そのまま作品の読後感となって、我々の心に染み入る。落下していく爆弾すら美しく撮られているが、落下しているのではなく彼等が昇天しているように見えたのは私だけだろうか。やがて魂の静まる地へ戻ってきた彼等の見る夢は、果たして何だったのだろうか。戦禍の犠牲となった幾多の魂が蝶となって、そんな彼等を歓迎しているように思える。 至福にも似たこの不思議な味わいと余韻は、他に類を見ない。リアリティ溢れる確かな演出力で、そういったプロセスを描出すればこそファンタジックなシーンも生きてくるわけで、本作は決して優しく美しいだけの夢物語ではないのである。
ドラえもんさん [映画館(字幕)] 9点(2006-12-03 00:02:01)(良:1票)
10.《ネタバレ》 敵対する兵士達が、トンマッコルの平和な雰囲気の中で徐々に打ち解けていく様子がとても
心に残りました。ファンタジックな映像と久石譲の音楽もとても素晴らしかったです。
 ただ、印象に残ったのがトンマッコルの村長が、どうやって村民を統制しているのかと聞かれ「たくさん食わせることだ」と答えていることです。これは要するに、トンマッコルは理想郷というよりも、豊かで争う必要がないので平和な状態にあるだけだということなのかなと解釈したんですが、これってまるで日本みたいだなと感じてしまいました。豊かさ(格差社会と言われてはいますが・・・)、非武装(一応)、外の戦争より内の問題が重要等々共通点が多いような気がしました。
 
 しかし、南北の兵士達が打ち解けるのはいいんですが、戦闘シーンで「南北連合軍」とか言い出して米軍機を撃ち落したりするのはちょっと行き過ぎなような気がしましたね。ちょっと残念でした。
TMさん [映画館(字幕)] 8点(2006-11-25 22:40:24)
9.自分が思っていた映画と違って残念。韓国で大ヒットした映画なんですね。要するに大作でした。お金がかかってるなぁて感じ。でもこの映画のふれこみはもっと心温まるようなものだった気が・・・。そのギャップについていけずもうひとつの評価です。それと、役者。女の子とアメリカ人役はもっと別のをつかえなかったのだろうか。女の子は孤立した村の素朴な少女という感じがまったくせず、逆にシティーガールっぽかった。アメリカ人はとりあえずアメリカ人だったらオッケーみたいなキャストで、演技が下手すぎ。泣ける場面のはずなのにあまりのへたっぷりに笑いをこらえるのに一苦労でした。
kanekoさん [映画館(字幕)] 3点(2006-11-21 15:43:53)
8.《ネタバレ》 最初はかなり期待させる出だしでこれは面白いかもと思ったのですが、映画が進むにつれてだんだんとつまらなく・・・・。シチュエーションとしての面白さや、幻想的な映像の雰囲気というものに頼りすぎてる感があって、他に大切な何かが欠けているような気がした。例えば、手榴弾で村人の食料庫を爆破してしまったから畑仕事を手伝う、そしてなんとなく敵対していた仲間とも仲良くなって、そしてなんとなく村を救うために命がけで戦いに行く━という具合で、そのなんとなくっていう部分に説得力を感じないんだよなぁ。もっと、絶対にこの村を守るんだ!と思わせてくれるような強い意志みたいなものが必要なんじゃないかと。あと、イノシシのシーンはもっとどうにかしてほしかったですね。重要な場面なのに、あれじゃ「スイングガールズ」と同じノリだよぉ。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 4点(2006-11-05 21:37:28)
7.《ネタバレ》 なんてゆうか,感動感動とか宣伝するわりには,結局演者を殺して自己犠牲で成り立つ上での感動かよっ!!とか思った。『いい人』が誰かのために体はって犠牲になれば,どんな映画でも多少なりとも感動するはず‥。それが,トンマッコルでなければならなかった意味がイマイチわかれへん。。もっと,ちがうトコロで感動させて欲しかった。1つ思ったんは,いい年して純粋やと,ヒトからみたらあほにみえるってコト。でも,その『あほ』にたいして武力を行使しようとすれば,よりもぉっとあほらしくみえるってコト。
小星さん [映画館(字幕)] 4点(2006-11-04 01:03:32)
6.この映画はまったくもって、純然たるファンタジー。ただしそれは脆弱な現実逃避ではなく、現実を反映したある切実さと強度を伴っている。トンマッコルという村、そしてそこで起こった奇跡は、単なる絵空事ではなく、もしかしたら現実にありえた(ありえる)かもしれない、もうひとつの可能性。もし戦争が、憎悪や恐怖といった観念から生ずるものであるならば、同じく観念である夢や希望をもってそれに抗うことができるのだ、という作り手の強い信念を感じた。残念なことにこの映画には二箇所、冗長すぎると思える部分があるのだが(監督が長編は初めてらしいので、編集で短くすることに躊躇いがあったのか)、それを差し引いても観る価値のある作品だと思う。思うぞ。
ぐるぐるさん [映画館(字幕)] 8点(2006-11-03 18:34:26)
5.《ネタバレ》 シーンだけなら素敵な部分もありましたが・・・何よりトンマッコルが格別魅力的な場所に思えないのが致命的です。ほぼ村人の人物描写がなく幸せな暮らしや楽しい風景などの外見を見せられただけで村の本質を描いていません。個人レベルで敵味方問わず友好関係を築くだけの物語なら特別なコミュニティは必要ないはず、そこを敢えてトンマッコルに集合させたのですからただの平和な村ではなく得がたい理想郷の存在を期待してしまいます。それなのにこれでは隔離されたイイ人が集まった集落にしか思えません。しかも争い皆無の平和なトンマッコルを賛美する一方で最後の戦闘への流れは戦争は避けて通れないのだと訴えているように感じ矛盾を覚えます。そしてその答えは序盤で村人たちによって提示されそうになりつつも放棄されます。彼らはイノシシ騒動の時、殴ったら復讐されるからイカンと話し合っていましたが、結局は兵士たちが殺す事で解決してしまいました。ポップコーンの雪が降る幻想的な村なればイノシシ問題も退治するのではなく突拍子もなくもトンマッコル流の方法で和平的に解決してこそ皆が夢見るユートピアとなったと思います。その方法を見せることこそがトンマッコルの秘密、魅力でありひいては映画の魅力となったのではないでしょうか。
ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 5点(2006-11-02 18:28:37)(良:2票)
4.前半のシリアスなはずなのにクスクスおかしい展開から一転、後半はステロタイプな反戦映画になってしまい、なおかつ「滅びの美学」を正当化してしまったような展開になっているのは惜しいけど、南北分断の悲しさ、悔しさを笑いにまぶして痛切に表現した手腕は、韓国映画の底力があってこそだと感じます。この監督と、いわゆるスターさんたちではないけど素敵な俳優さんたちには、次回作にもまた期待したいものです。色々なシーンにはかなりパクリも感じられ、七人の侍のようでもあり、シェーンのようでもあり、日本の最近のスイングガールズにも似たようなシーンがあったよなあ、と。私は名作映画は実はあまり見てないので、見る人が見れば、「ヲイヲイ」と思うとこは、まだほかにもあるのかも。あ、そうですか、千と千尋の神隠しですか、なるほどね。まあしかし、映画という表現手段自体が、実はリメイクとモノマネを繰り返してきた文化だと思えば、これは許容範囲というか、むしろ微笑ましいと思える感じです。んーだけど、さとう珠緒チャン似の女の子はあんまり好みじゃなかったな。わるいけど、これでマイナス1点! このレビューはあんまりほめてるように読めないかもしれませんが、前半のクスクス笑いには9点献上いたします。
おばちゃんさん [映画館(字幕)] 7点(2006-11-02 00:30:23)(良:1票)
3.《ネタバレ》 迫力のある戦闘シーンの一方で、基本はあくまでファンタジー。久石譲の音楽もあってか、宮崎アニメのような世界ではありました(明らかな影響も感じます)。朝鮮戦争の中、戦争が起こっていることすら知らない平和でのどかな村を訪れた北の兵士、南の兵士、アメリカの兵士。ここには戦争によって営みを踏み躙られてゆく人々の姿があります。戦争は人が始めるものですが、全ての人々の意思によって起こるものではなく、平和に暮らす人々も、また徴用によって戦場に駆り出されてゆく人々も、必ずしも戦いを望んでいる訳ではない、そんな事を思いながら見ていました。人が本当に守るべきものって、なんなのでしょう? 戦争であれ紛争であれ、国家や民族、思想で十把一絡げに捉えて、そこに生きる人間を見ないのは思考停止状態に他なりません。朝鮮戦争が半島の人々に与えた傷、それはこの映画に限らず、多くの韓国映画に今も色濃く表れています。敗戦国であるこの国におけるアメリカの存在とはまた違った在り方をしている韓国でのアメリカの位置を踏まえて見ることもまた重要なポイントですね。今や日本では声高に反戦を叫ぶ事すら憚れるような風潮がありますが、これはバリバリの反戦映画、国を愛するっていうのがどういう事なのか、っていうのはこういうところから見えてくるんではないかなぁ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2006-10-28 20:50:59)(良:1票)
2.今日、試写会に行って来ました。下の方のレビューを見て、私もそう思ったので一言。「千と千尋の神隠し」にとっても似ているシーンがありました。(森の中に丸い顔をかたどった置物があるシーン)そして、そこで流れている音楽が「千と千尋の神隠し」にほーんとにそっくりでした。
むぎむぎ♪さん [試写会(字幕)] 6点(2006-10-13 00:26:44)(良:1票)
1.《ネタバレ》 中盤までは良い感じで進んでたんですけど、終盤へ近づくにつれ全く別の映画になっていく。それに従い私の心も、どんどんと映画から離れていく。これって「今こそ南北連合軍を創設し、憎き米帝国主義を打ち負かそう」ってこと? 馬っ鹿じゃないの。マジで「ユリョン」並にくだらない映画です(日本じゃなくて北へ持ってった方が良い)。本作といい「グエムル/漢江の怪物」といい、こんなレベルの作品で自らを慰めてる韓国の大衆には、キム・ギドクじゃなくても苦言を呈したくなるのは当然。アメリカとソビエトの犠牲になり、21世紀に至っても分断されたままの民族には心から同情しますけど、少し自己憐憫が過ぎるんじゃないでしょうか。韓流映画を全部観てる訳じゃないから判りませんが、「シュリ」や「JSA」の頃から比べると意識レベルが凄く下がってる様に感じます。あと気になったのは久石譲の音楽。これってジブリ作品からの流用なんですか? 4点献上。
sayzinさん [試写会(字幕)] 4点(2006-10-08 00:04:40)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 5.86点
000.00%
100.00%
200.00%
3513.51%
4513.51%
5616.22%
6718.92%
7616.22%
8513.51%
925.41%
1012.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review3人
4 音楽評価 8.50点 Review4人
5 感泣評価 9.00点 Review3人
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