第七の封印のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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第七の封印

[ダイナナノフウイン]
The Seventh Seal
(Det Sjunde inseglet)
1956年スウェーデン上映時間:97分
平均点:6.58 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-11-09)
ドラマファンタジーモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2007-12-27)【+】さん
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監督イングマール・ベルイマン
キャストマックス・フォン・シドー(男優)騎士 アントニウス
グンナール・ビョルンストランド(男優)従者 ヨンス
ビビ・アンデショーン(女優)ヨフの妻 ミア
グンネル・リンドブロム(女優)少女
オーケ・フリーデル(男優)鍛冶屋
脚本イングマール・ベルイマン
音楽エリク・ノルドグレン
撮影グンナール・フィッシェル
製作アラン・エーケルンド
美術P・A・ラングレンプロダクションデザイン
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【クチコミ・感想】

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12
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13.《ネタバレ》 第七の封印とは?神学論争ですら割れている難解なこの黙示録を読み解くことなど、神学者や敬虔なクリスチャンでもない私には不可能なことだ。そのために見る側によって、様々なイマジネーションが創出されるのかもしれないと思う。
私の場合、ベルイマンは敢えてこのタイトルを用いて、宗教への疑念や不信を表明していると思う(後の「ファニーとアレクサンドル」でも、継承されている部分でもあるが)。
まずは映画の冒頭、十字軍から帰還した話で始まるところから、人間が創り上げた都合の良い宗教の矛盾を提示してくる。すなわち聖都奪還の目的がイスラム諸国からの略奪へと変質してしまい、神とは人間の都合の良いように『侵略行為』の名目に利用されてしまったものだということ。
途中で登場する堕落してしまった聖職者たち、火あぶりで魔女裁判(魔女は火で炙っても死なない)、自虐的に自分の身体を茨で打ち続ける殉教団などなど、混沌とした中世の世界観というより、不遜にも神の名を語り、人間が人間を自分の都合の良いように裁いていく不条理な情景を次々に提示してくる。
一方、死神という死の影は容赦なく迫りくる。その追っ手から逃れるためには、信仰など何の救済にも役立ちはしない。むしろ主役たち一行の死という犠牲があって、最後に旅芸人たちが生き残る(救済される)と言う複雑な思い。
私には強烈なメッセージを放つ作品であった。
さるさるさるさん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-27 03:17:18)(良:1票)
12.《ネタバレ》 人は常に「生」と「死」に向き合い、背負って生きている者だと監督が言っているような作品というのがこの映画を観ての私の感想でして、とにかく重い。そのあまりの重さの前には観ていてもけして、楽しいという感じはない。人は前向きに生きようとする人と常に何かに対して怯えながら生きている人がいるのと同じように映画においても人と同じで二種類に分けられると思う。誰が観ても理解し易い映画とそうでない映画との二つとに分けられる。ハリウッド映画が前者ならヨーロッパ映画の多くは後者であると思う。この映画は間違いなく後者である。「神」の存在だの「生」と「死」だのと宗教的なテーマが故に我々日本人には解りずらい作品である。それでも一つだけ解ることは人間はいつか必ず死ぬものである。この映画のあの死神と騎士とのチェスは死と向き合うというテーマそのものであり、人生とは何か?チェスにより一つ一つと駒を奪われるその姿は死神にとって命を奪う手段として、じわりじわりと追い詰めていき、最後に残ったキングこそ人の命そのものであると私は思う。それにしても同じ監督の「処女の泉」と同じぐらいの張り詰めた空気と美しい映像美、そして、あの死神の醸し出す不気味な雰囲気、そんな死神がチェスで負けそうになると突如として暴れだして、駒を滅茶苦茶にしようとする姿などは勝負事、特にゲームに負けるとすぐにかっぁとなって切れる今時の若者の姿とタブって見える。人間のエゴイズムと死にたくないという思いの両方を感じる何とも観終わった後にずしりとくるそんな作品でして、断っておくけど間違ってもハリウッド映画のような単純な娯楽性など求めてはならない。そういう考えでこの映画、いや、この映画に限ったことではないけど、この監督の映画はどれも観てはならないと思う。そういう考えで観ようと思ってる方は絶対に観ない方が良い。何故ならテーマがテーマだけに苦痛、退屈としか感じないからである。
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-08-16 11:32:41)
11.《ネタバレ》 この作品の題名を忘れても(よく忘れます、私)『死神』の姿と海辺に立つシーンは一生忘れないでしょう。
非常に印象的です。
心に刻まれたと言っても良いでしょう。
フォン・シドーさんの騎士(カッコイイ)と死神のチェスのシーンも強い印象を与えました。
キリスト教のことは良く分かりませんが、中世の疫病を恐れる庶民の恐怖を感じることが出来ました。
笑えるシーンがあって、ベルイマン監督作品では観やすいと思いました。
たんぽぽさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-07-20 21:16:18)
10.話はつまらないのですが、イングマール・ベルイマンにしか出せない唯一無二の映像には、ただただ感嘆するしかないですね。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 10:39:01)
9.《ネタバレ》 始めてみたときは、何か暗くてよくわからん映画だと思ったものだけど、二度目は(リマスターされた映像なのかな?)すごくシャープな映像で、シュールな展開で、一気に引き込まれた。結構笑える映画だということもわかった。
中世のヨーロッパは、ペストの流行で死が常態化していて、人間の驕りを矯めるために「死を思え」という言葉が一種の警句のように繰り返され、死の舞踏が描かれ、狂乱的なパフォーマンスにすら発展していった。演劇さえも「死」とか「信仰」などの抽象的なキャラクターを登場させる――そういう死と隣り合わせの中、主人公の騎士が、まさに「死」を相手に、自分の生死を賭してチェスをするなんて、これはとてもシュールな展開。最後には勝負をあきらめ、「死」を受け入れることで神の存在を見極めようとする。深い…。ちょっとついていけないくらい、深い。
超自然的存在が見えてしまう旅芸人の夫は、後のアレクサンデルを予見している? というか、共通のテーマを抱えてるってことか。
いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-09-29 06:32:30)
8.奇妙な歌とともに、宗教に身も心も奪われて行進する人たちの姿にものすごい恐怖を覚えました。宗教って奥が深くて一言で語り尽くせられるものではないけれど、やっぱり恐ろしい。無宗教の自分にとっては理解しがたい作品でした。とても奇妙で、斬新な映画。
未歩さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-08 09:22:26)
7.《ネタバレ》 演劇風の映画ばっかり撮ってるベルイマンですが、この作品のエンディングみたいに強烈な映画的ロングショットが入ったりするともう最高。というかこの、ほぼ全キャラが「死の舞踏」を踊りつつ死神に引っ張られていく風景は圧倒的でした。それまで際立っていたみんなの個性もなくなり、まさに地獄に落ちた亡者のように没個性的な描かれ方をしてますね。本作はテーマとして「死」しか扱ってないと思うんですが、そのために非常に歯ごたえのある(ある意味、消化しきれないほどの)作品に仕上がっていると思います。
…あのマヌケ面の死神がいい味出してるような、やっぱマヌケなような、ちょっと微妙なとこはありますが…あんなとこでノコギリ使うなよ! オイラ笑っちゃうから!
エスねこさん [映画館(字幕)] 7点(2006-04-20 03:46:46)(良:1票)
6.キリスト教の知識があったら、もっと楽しめるんだろうなぁ。わけわからんちんぷんかんぷん。
parabenさん 5点(2004-07-19 14:36:58)
5.英語字幕で見たせいか、全体として何が言いたいのか良くわからなかった。細かいところどころのエピソードには面白いところもあったが。
HKさん 5点(2004-07-07 00:32:50)
4.ベルイマンを初めて観てみたんやけど、この映画、なんか雰囲気が舞台演劇っぽいね。死神が普通に人として出てくるチープな演出とか、観た後に考えさせるテーマの持って生き方とか、悲惨やのになんかコミカルなとことか。特に嫁に逃げられたおっさんと従者の台詞の掛け合いなんてモロに舞台演劇。当時の演劇がどんな感じかわからんから、今の演劇がこーゆうのをマネしてるのかもしれんけど、普通のリアルな映画運びじゃないと思った。舞台劇っぽく作ったロードムービーかな。後、生と死や神の存在について、監督が悩んでて、映画を作りながらその回答探してる感じもした。俺は舞台演劇(特に小演劇)が好きやし、自分でやったりもしてるのでこーゆう感じの映画は好き。ちょっと物足りひんかったけど。あ、それと、この映画に出てくる女性の人ってほとんど綺麗で魅力的やね。狙ってるのかな。
なにわ君さん 7点(2004-06-07 16:26:16)(良:1票)
3.画面全体から漂うB級感が重厚なテーマを台無しにしています。
藤村さん 3点(2004-03-07 17:21:08)
2.死とはなにか?そんなテーマなのだが、死神が出てくるとなぜかほのぼのしてしまう。木を切っちゃうとことか。
horicksさん 10点(2003-05-17 22:29:57)
1.とにかく「白」と「黒」が印象的。モノクロとはただの白黒(カラーレス)映画ではなく、最も鮮やかな色である白と黒を使った鮮烈なカラー映画であると教えられた作品。光と闇、チェス、死神の顔とマント、旅芸人の衣装・・・この白と黒の対比は生と死の象徴であると思う。「人生に意味はあるのか?」この永遠の問いに対して、この映画の答えは「No」であり「生きることは虚無である」と言っているのか?救いようのない中にも、夫婦だけが唯一の救いとされているのは?スッキリ感は全く無いのに、映像もストーリーも妙に心に残り、いつまでも忘れられない一作。
クロマスさん 10点(2003-04-15 21:41:20)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 6.58点
000.00%
100.00%
200.00%
326.06%
439.09%
5618.18%
6618.18%
7515.15%
839.09%
9618.18%
1026.06%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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