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セブン

[セブン]
SE7EN
1995年上映時間:127分
平均点:7.63 / 10(Review 640人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-01-27)
ホラーサスペンス犯罪ものミステリー刑事ものバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-16)【イニシャルK】さん
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監督デヴィッド・フィンチャー
演出佐藤敦紀(日本版予告編)
キャストブラッド・ピット(男優)デイビッド・ミルズ刑事
モーガン・フリーマン(男優)ウィリアム・サマセット刑事
ケヴィン・スペイシー(男優)ジョン・ドウ
グウィネス・パルトロウ(女優)トレーシー・ミルズ
R・リー・アーメイ(男優)警部
ジョン・C・マッギンレー(男優)カリフォルニア
リチャード・ラウンドツリー(男優)マーティン・タルボット地方検事
ボブ・スティーヴンソン[1967年生](男優)SWATの警官
マイケル・マッシー(男優)売春宿の受付の男
リチャード・シフ(男優)ジョン・ドウの弁護士 マーク・スワー
リッチモンド・アークエット(男優)配達人
アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー(男優)死体
ハリス・サヴィデス(男優)911 オペレーター
チャールズ・S・ダットン(男優)警官(カメオ出演・ノンクレジット)
ホーソーン・ジェームズ(男優)George, Library Night Guard
アンドレ・ヒューレス(男優)タクシードライバー
マーク・ブーン・Jr(男優)FBIの男
リーランド・オーサー(男優)マッサージ店にいた被害者の男
松本保典デイビッド・ミルズ刑事(日本語吹き替え版【ソフト】)
坂口芳貞ウィリアム・サマセット刑事(日本語吹き替え版【ソフト】)
野沢那智ジョン・ドウ(日本語吹き替え版【ソフト】)
大塚周夫警部(日本語吹き替え版【ソフト】)
星野充昭テイラー刑事(日本語吹き替え版【ソフト】)
田中正彦カリフォルニア(日本語吹き替え版【ソフト】)
伊藤和晃マッサージ店にいた被害者の男(日本語吹き替え版【ソフト】)
宇垣秀成マッサージ店の受付係(日本語吹き替え版【ソフト】)
平田広明(日本語吹き替え版【ソフト】)
野沢由香里(日本語吹き替え版【ソフト】)
柳沢栄治(日本語吹き替え版【ソフト】)
真地勇志デイビッド・ミルズ刑事(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
池田勝ウィリアム・サマセット刑事(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
小川真司〔声優・男優〕ジョン・ドウ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
日野由利加トレーシー・ミルズ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
青野武警部(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
秋元羊介マーティン・タルボット地方検事(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
上田敏也ジョン・ドウの弁護士 マーク・スワー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中庸助テイラー刑事(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大塚芳忠カリフォルニア(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
牛山茂マッサージ店にいた被害者の男(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
金尾哲夫マッサージ店の受付係(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
坂東尚樹(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
松井菜桜子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
さとうあい(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
堀内賢雄デイビッド・ミルズ刑事(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
黒沢良ウィリアム・サマセット刑事(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
磯部勉ジョン・ドウ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
田中敦子〔声優〕トレーシー・ミルズ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
加藤精三警部(日本語吹き替え版【テレビ東京/テレビ朝日】)
有本欽隆マーティン・タルボット地方検事(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
石井敏郎ジョン・ドウの弁護士 マーク・スワー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
水野龍司テイラー刑事(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
宝亀克寿カリフォルニア(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
手塚秀彰マッサージ店の受付係(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
天田益男ワイルド・ビル(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤本譲(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
石井隆夫(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
稲葉実(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
佐藤ゆうこ(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
森川智之デイビッド・ミルズ刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝部演之ウィリアム・サマセット刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中秀幸ジョン・ドウ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
斎藤志郎警部(日本語吹き替え版【WOWOW追加録音】)
廣田行生マーティン・タルボット地方検事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大黒和広マッサージ店にいた被害者の男(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松本大マッサージ店の受付係(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木敏(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中嶋聡彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小松史法(日本語吹き替え版【WOWOW追加録音】)
脚本アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
音楽ハワード・ショア
作曲ヨハン・セバスチャン・バッハ"G線上のアリア"
挿入曲デヴィッド・ボウイ"The Heart's Filthy Lesson"
ブライアン・イーノ"The Heart's Filthy Lesson"
撮影ダリウス・コンジ
ハリス・サヴィデス(追加撮影)
コンラッド・W・ホール(カメラ・オペレーター)
ジェフ・クローネンウェス(追加撮影カメラ・オペレーター)
製作アーノルド・コペルソン
スティーヴン・ブラウン〔製作〕(共同製作)
ニュー・ライン・シネマ
製作総指揮ダン・コルスラッド
アン・コペルソン
ジャンニ・ヌナリ
リン・ハリス(共同製作総指揮)
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特殊メイクロブ・ボッティン
特撮グレッグ・ソロモン
美術カイル・クーパー(タイトルデザイン)
アーサー・マックス(プロダクション・デザイン)
クレイ・A・グリフィス(セット・デコレーター)
衣装マイケル・カプラン〔衣装〕
編集リチャード・フランシス=ブルース
録音ロバート・J・リット
エリオット・タイソン
照明クラウディオ・ミランダ(追加撮影:照明)
字幕翻訳菊地浩司
スタントケイン・ホッダー
ジョニー・マーティン
パット・ロマノ
スコット・ワイルダー〔スタント〕(ブラッド・ピットのスタント・ダブル)(ノンクレジット)
あらすじ
ある日、巨漢の男が胃袋に食物を詰め込まれ殺害される事件が起きた。ベテラン刑事サマセットは、新米刑事ミルズと組んで調査を進めることに。やがてサマセットは、現場に『大食』の文字が残されていたことから、この事件が『大食、強欲、怠惰、肉欲、高慢、嫉妬、憤怒』の『七つの大罪』に沿って行われている事、そして、全部で七回殺人が起こることを予測するのだが・・・・。デビッド・フィンチャー監督のダークな映像美と衝撃的なラストが話題となったサイコ・サスペンスの金字塔。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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600.《ネタバレ》 大げさな言い方だけど、この映画はハリウッド・サスペンスホラーというジャンルの最後の傑作だと思います。これ以降このジャンル作品を超える名作を未だ見ていません。
キューブリック作品が、絵画だと言われてますがこの作品にも同様なことが言えると思われます(虐殺シーンは別として)。毎回見る度に気に入るシーンを発見するんですが、今回気に入ったシーンはミルズがサマセットに初めて職務で人を撃ったのを尋ねられた時の「ファック!思い出せねえ、何でだ!?」と同時に車内に光が差す所。一番好きなのは、宅配箱を開けた時のサマセットの吃り。
カップリさん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-12 16:52:14)
599.ファイトクラブを先に見てしまったことが残念。
あの衝撃を越えてはくれなかった。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 8点(2014-10-13 15:59:37)
598.《ネタバレ》 この映画はある意味ハッピー・エンドなのかも知れない。
フリッツ・ラングの「ビッグ・ヒート」にも通じる部分がある「犠牲と心境の変化」。
フィンチャーは「ゾディアック」とか00年代の作品の方が好きだが、彼の最高傑作を1本選ぶならコレになるだろう。
市川崑と宮川一夫の「おとうと」の頃から銀残しという演出は使われてきた。
非常にコントラストの強い画面は、見る者に閉鎖的な息苦しさを与える。
この映画に描かれる下品さ、人間の汚れた部分を徹底的に見せる映像には嫌悪感を覚える者もいるだろう。
だが、人間の心理に向き合わせようとする物語・・・アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーの哲学を絡めた見事なシナリオには唸らざる負えない。
それに美しいシーンもある。
莫大な情報が眠る夜の図書館の静寂とかさ。
凶悪な犯罪や殺人が耐えない現代社会。
サマセットはそんな世の中に嫌気が差していた。定年を迎え辞めようという時に起きた「七つの大罪」になぞらえた連続殺人。
奴は何故殺人を繰り返すのか、それが徐々に浮き彫りになっていく。
殺人犯の説教なんてクソ喰らえだ。
大量かつ複雑な情報をコンパクトにまとめてしまうフィンチャーは正に職人だ。
サマセットとミルズは早く平和な家に帰りたがっていたが、殺人を止めるため、「安心して子供を産める世の中」にするために犯人と戦う覚悟を決める。
サマセットは、ミルズの妻とそのお腹の中にいる新しい命に触れる事で「人を信じてみたい」と希望を持ちはじめる。
最後の戦いの前にフル装備で身を固めていくシーンのワクワク感は何なのだろうか。
それを絶望の淵に叩き落すのだから油断できない。
結末は残酷なようにも思えるが、ミルズの表情に“憤怒”は無く、かといって“哀しみ”にも染まっていなかった。
勝ち負けではない。
「もうこれ以上犠牲者を出さないためにも・・・このクソ野郎は俺がブチ殺す」という冷静な戦士の表情だ。
車の中で贖罪を求めていた筈の彼が、警官として責務を負う覚悟を決めたのだ。例えどんな絶望が待っていようとも。
フィンチャーが“アレ”を見せなかったのも俺は気になる。
実は犯行にはおよんでいなくて、警官に嫉妬する自分と憤怒にかられた刑事を“精神的”に殺そうとしただけだった可能性もあるのではないだろうか。
俺はそういう結末があっても良いと思うんだ。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-10-05 22:13:42)
597.《ネタバレ》 観る前は怖い映画だとばかり思ってたんですが、実際観てみたらそんなに怖くもなかったです。死体が多少エグイかなってぐらいで。
しかしラストは衝撃的でした。「そんな終わらせ方していいの!?」ってぐらいショック受けましたね。えげつない・・・。中身がわかる前からなんとなく予想はついてただけに、すごい緊張感でした。その上その予想通りの展開になってしまってもう見てるこっちもなにがなんだか。こっちは見てるだけで軽く錯乱しちゃってるのに、作中のミルス(=ブラッド・ピット)がどんな心境かなんて想像もつきません。そんな状態でしかもそれを行った犯人が目の前にいるのに「撃つな」って言われても多分オレでも絶対無理でしょうね。日本でも、自分の家族が残酷な殺され方をされたらその遺族は決まって、「この手で殺してやりたいです」って堂々とテレビで言うんですから。その遺族の人たちをこの映画のラストと全く同じ状況に立たせたらミルスと全く同じ結果になっただろうし、ある意味一番現実的な結果なんでしょうね。そしてその一番現実的な反応を実行したミルスがその後殺人の現行犯で逮捕なんて、、、皮肉ですよね。
さも世間的に復讐が認められてるかのようにテレビで「息子を奪ったやつを殺してやりたい」とか堂々と報道するくせに、いざそうやって人を殺した人が捕まったら<息子を殺された仕返しに殺人>とか言うふうに新聞の見出しにするんですから。自分のスタンスすら持てない、話題に飛びつくしか能のないマスコミメディアもそうですが、そんな風潮を作ってる世間にも少し憤りを感じるきっかけになった映画でした。
全然ホラー映画のレビューじゃないなこれ(笑)

【追記】
約10年ぶりにBRで鑑賞。あらすじは覚えてたのですが、改めて観るととにかく作りこみ方が半端ないですね。シリアルキラーのサイコ的な描写や、一方でベテラン&若手の刑事コンビが些細なヒントから謎を追っていく展開にもドキドキしてしまいます。さすがにラストはバッチリ覚えていましたが、そこまでのドウの持っていき方はもう完全にサイコな人間のそれ。こんな人間に嫁さん(しかも妊婦の)を殺されたとあってはもうドウを銃殺したミルス刑事を非難できません・・・。

再鑑賞で10年前の自分のレビューも見て、あの頃はこれに6点だったんだなーとか、こんな風に見てたんだなーと、当時を俯瞰して見れたのも面白かったです。
TANTOさん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-18 09:10:04)
596.《ネタバレ》 なんで箱の中を確かめないんだろう?これが一番の疑問。もしその「生首とやら」がフェイクだったりしたら単なる思い込みによる暴走殺人になる。惨たらしい死体を嫌と言うほど見てきた百戦錬磨の刑事じゃなかったのか。例え嫁さんでもちゃんと確認すべきだろう。ビビって見られないようならど素人と同じだ。でもまあブラピとモーガンは良かった。彼らだけで充分魅せられる。
イサオマンさん [地上波(吹替)] 4点(2014-09-15 22:55:08)
595.《ネタバレ》 後味が悪いですがやはり良い映画。ブラピ、モーガンフリーマンの演技がとてもよかった。特にラストシーンのブラピの悲痛な叫びが印象的でした。
とむさん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-23 23:38:41)
594.《ネタバレ》  雨の中ずぶぬれで靴の底をすり減らすように捜査する二人がいい。捜査する街自体が鬱屈した感じがするのもいい。ミルズの妻のような、後からこの街にきて、街自体を拒否している感覚で映画を観た。サマセットも決してこの街を好んでいないように描写されていたと思った。
 宗教に関心のあまりない自分にはよくわからない宗教的な雰囲気があるんだろうなと思う。こういう映画ではその辺の感覚が感じ取れたらもっとゾクゾクしながらみることができるのかなと。日本の映画に例えると八つ墓村みたいな感じかな?なんてよく考える。
JFさん [DVD(吹替)] 8点(2014-06-17 16:34:06)
593.サイコ・サスペンスの金字塔。ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの関係性がよく、2人のやり取りが見ていて面白いです。そしてなんといっても素晴らしい役者3名によって出来た衝撃的なラストシーンは一生心に残りそうです。
nyarameroさん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-16 12:53:34)
592.《ネタバレ》 はじめて見たのは学生時代だった。
「見なきゃ良かった・・・」という気持ちにさせられた1本。
同じような気持ちになったのは「ショーシャンクの空に」。

私はハッピーエンドが好きなんだろうな。
たかしろさん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-04 14:35:55)
591.《ネタバレ》 初めて観たときは衝撃の結末に「おぉぉ」と悶えたものの、改めて見直してみると単なる連続殺人に「7つの大罪」っていう色をつけただけの、どーでもいいような話だったと気づく。
そう考えると、脚本の、ラストの意外性に全てが込められた話題作でしかないかな。
娯楽作品としては当然面白い。1回目は。
afoijwさん [ビデオ(字幕)] 5点(2014-02-13 00:20:18)
590.《ネタバレ》 最後三人での車中のシーン、あそこでよくない結末が予感されるんですが、その時にブラピが犯人へ話す内容。そしてあまりにも救いのないラスト。その両シーンの対象が印象的でした。
ポン太氏さん [DVD(吹替)] 7点(2014-02-07 18:02:32)
589.《ネタバレ》 神を語るジョンのサマに頭良さげで高邁な精神を持ちあわせるやに見えますが、神を騙る能書き垂れの鬼畜野郎。ケビン・スペイシーが見事に体現しています。彼とミルズとサマセットの最後のせめぎ合いの生々しさに息をのみました。私はミルズが刑事である以上は耐え難きを耐えて欲しかった。無残な遺体の遺族達と共に死刑執行に立ち会って欲しかった。考えさせられるところはあるものの神をダシにして猟奇趣味を見せびらかす不快な作品でした。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-06 11:48:21)
588.この後味。
気色悪いほど気持ち良い。

ただこれは余韻じゃなく後遺症かも。
がらんどうさん [DVD(字幕)] 9点(2013-05-13 18:09:19)
587.《ネタバレ》 ただただ、シチュエーションだけに酔ってしまう。退廃的な感じが何ともいい。最期の場面につなげるためのストーリーだが、それを引いてもいいだろう。
minさん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-27 22:36:29)
586.《ネタバレ》 全編にわたって横溢するダークで陰鬱な映像美は確かにそれだけで素晴らしい。そこに、個人的に大好きなナイン・インチ・ネールズの破壊的でノイジーな楽曲が乗っかってもう堪りません。まぁ、中身はショッキングなだけで薄っぺらいですけど。思えば、デビット・フィンチャー監督ってこの作品と『ファイト・クラブ』で自分のなかでは終わりました。この強烈な後味の悪さもグット!(自分、Mなもので)
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-21 18:19:54)
585.傑作として名高い本作ですが、現在になってあらためて見返してみると、「よく出来た娯楽作止まりの映画」という印象です。公開当時の熱狂を知らない若い世代が本作を観た時に、果たしてこれを傑作と感じるのかどうかは疑問です。。。
本作の脚本を書いたアンドリュー・ケビン・ウォーカーはペンシルベニアのド田舎出身。脚本家を目指してNYに出てくるも、舞い込んでくる仕事は低予算ホラーの手伝いばかりで生活は困窮を極めていました。そんな中、スラッシャー映画の題材として目を付けたのがキリスト教の七つの大罪であり、このネタを足がかりとして、社会に対する個人的な恨みつらみをぶつけていくうちに『セブン』の原型が完成したのだとか。当初はホラーを志向していた作品だけあって、殺人の方法はバラエティに富んでいます。さらには、恵まれないインテリ特有の余計な薀蓄にも溢れており、作品にはなかなかのオリジナリティが宿っています。そして何より素晴らしかったのが、ウォーカーが社会に対して抱く怒りが、作品にドラマ性をもたらしているという点です。普段はホラー映画に出ることのないモーガン・フリーマンやブラッド・ピットが本作への出演を望んだのも、この部分が魅力的だったためでしょう(両者とも、キャリアの初期には貧しい下積み時代を経験しています)。。。
本作の演出を担当したデヴィッド・フィンチャーはサンフランシスコの高級住宅街出身。父親のコネを駆使して17歳で映画界入りし、25歳で自分の製作会社を設立、27歳で『エイリアン3』の監督に抜擢されるという、機会にも才能にも恵まれたキャリアを歩んできました。そんな彼は、持てる技術を総動員してこの企画を磨きあげ、当初はB級ホラーだった本作を、芸術レベルのビジュアルで彩っています。すべての場面が美しく仕上がっており、さらには娯楽映画としての呼吸も整えられ、文句なしに面白い映画となっているのです。ただし、ドラマ部分の訴求力が弱い点が気になりました。サマセットの抱く絶望感やジョン・ドウの抱く怒りがどうにも空虚であり、脚本に込められた思いがうまく映画に反映されていないのです。常に社会の表舞台を歩んできたフィンチャーは、ウォーカーとは正反対の人物。ウォーカーが社会に対して抱く怒りを感覚的に理解できていなかったのではないでしょうか。この点の弱さが、本作のリミッターとなっています。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2013-04-17 01:52:59)
584.《ネタバレ》 オープニングは良かった。
レクター博士のような犯人を期待していたが思っていたよりも小物でがっかり。
途中で信念ではなく単なる報復に変わっているように感じる。深みを感じない。がっかり。
ウィマさん [DVD(字幕)] 5点(2013-04-14 11:23:08)
583.《ネタバレ》 猟奇的な殺人が続くだけ。せめて、どうやってばれずに手間のかかる殺人を実行したのかという謎の解明とか必要なのでは?
まささん [DVD(字幕)] 0点(2013-02-28 20:09:09)
582.うーん。観終わって何も残らない映画でした。ラストまでのプロセス・雰囲気も全然楽しめませんでした。
hayakawadotcomさん [映画館(字幕)] 2点(2013-02-06 20:18:14)
581.《ネタバレ》 遠い過去、原作をペーパーバックで購入して、わずかなページで挫折しました。映画化に先立って、読破の誓いもむなしく…本日、急きょ思いついてブックオフで購入しちゃいました。1950円。うっかり、Wikipediaで事前の情報を見ようと思ったら…あらすじをみてしまって、結末を知ってしまいました。サイコホラーの古典的作品で、ロードショーでみたらトラウマになっていたかもしれません。暗い。ブレードランナーを思い出してしまいます。書くこと、ありません。 まぎれもなく、七つの罪を犯している自分を再認識してしまい、シンクロすると凹みそうです。(´∀`;)
クゥイックさん [DVD(字幕)] 5点(2013-02-01 23:55:19)
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【点数情報】

Review人数 640人
平均点数 7.63点
060.94%
120.31%
271.09%
3101.56%
4192.97%
5385.94%
6568.75%
712519.53%
813120.47%
914923.28%
109715.16%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.13点 Review38人
2 ストーリー評価 8.03点 Review64人
3 鑑賞後の後味 5.01点 Review66人
4 音楽評価 6.80点 Review42人
5 感泣評価 4.85点 Review35人
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【アカデミー賞 情報】

1995年 68回
編集賞リチャード・フランシス=ブルース候補(ノミネート) 

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