2001年宇宙の旅のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。6ページ目

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2001年宇宙の旅

[ニセンイチネンウチュウノタビ]
2001: A Space Odyssey
1968年上映時間:139分
平均点:7.33 / 10(Review 498人) (点数分布表示)
SFアドベンチャーシリーズもの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-12-04)【イニシャルK】さん
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監督スタンリー・キューブリック
助監督デレク・クラックネル
リチャード・ジェンキンス〔助監督〕
キャストケア・デュリア(男優)ボウマン船長
ゲイリー・ロックウッド(男優)フランク・プール操縦士
ウィリアム・シルヴェスター(男優)ヘイウッド・フロイド博士
ダニエル・リクター(男優)月を見る者
レナード・ロシター(男優)スミスロフ
マーガレット・タイザック(女優)エレナ
ロバート・ビーティ(男優)ハルボーゼン
ショーン・サリヴァン(男優)マイケルズ
エド・ビショップ(男優)月面シャトル船長
ヴィヴィアン・キューブリック(女優)フロイド博士の娘
ダグラス・レインHAL9000
フランク・ミラー〔男優〕ミッション・コントローラー
堀勝之祐ボウマン船長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小川真司〔声優・男優〕フランク・プール操縦士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林昭二ヘイウッド・フロイド博士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大場真人ヘイウッド・フロイド博士(日本語吹き替え版【WOWOW追加録音】)
坂口芳貞スミスロフ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
阪脩ミラー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金内吉男HAL9000(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
木下浩之HAL9000(日本語吹き替え版【WOWOW追加録音】)
大木民夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山内雅人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
松下達夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横尾まり(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
木下秀雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作アーサー・C・クラーク「前哨」
脚本スタンリー・キューブリック
アーサー・C・クラーク
作曲リヒャルト・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」序奏部
ジョルジ・リゲティ「レクィエム」「ルクス・エテルナ」「アトモスフェール」「アヴァンチュール」
ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ」
アラム・ハチャトゥリアン「ガイーヌ」アダージォ
撮影ジェフリー・アンスワース
ケルヴィン・パイク〈カメラ・オペレーター〉
ジョン・オルコット〈追加撮影〉
製作スタンリー・キューブリック
ヴィクター・リンドン〈共同製作〉
特殊メイクスチュアート・フリーボーン〈メイクアップ〉
コーリン・アーサー(ノンクレジット)
特撮ダグラス・トランブル
ウォーリー・ヴィーヴァーズ
コン・ペダーソン
トム・ハワード[特撮]
ゾーラン・ペリシック(視覚効果:ノンクレジット)
ブルース・ローガン[撮影](アニメーション・アーティスト ノン・クレジット)
美術トニー・マスターズ〈プロダクション・デザイナー〉
ジョン・ホーズリー〈アート・ディレクター〉
ハリー・ラング〈プロダクション・デザイナー〉
ロバート・カートライト〈セット・デコレイター〉(ノンクレジット)
アーネスト・アーチャー〈プロダクション・デザイナー〉
アンソニー・プラット(スケッチ・アーチスト)
ジョン・グレイスマーク(ノン・クレジット)
ブライアン・アックランド‐スノウ(ノン・クレジット)
衣装ハーディ・エイミース〈デザイナー〉
編集レイ・ラヴジョイ
録音A・W・ワトキンス
字幕翻訳木原たけし
あらすじ
人類の祖先ヒトザルは謎の黒石板(モノリス)の啓示を受けて道具を使うことを知る。やがて宇宙に進出した人類は月面上でモノリスに再遭遇するが、その事実は極秘とされた。18ヶ月後、コンピューター・ハル9000に制御された宇宙船ディスカバリー号が木星探索に旅立つ。ハルは乗組員と会話を交わし、感情さえ持つかに見える。しかし乗組員はハルの性能に疑問を抱き、その機能を制限しようとしたが…。木星探索の真の理由が知らされた後、ボウマン船長はモノリスに導かれて異空間を旅し、モノリスの監視下で新しい人類へと進化する。
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398.《ネタバレ》 人類の叡知を遥かに越えた未知の高度知的生命体がある。「神」に近いが、「神」では誤解を招くのでXと仮称する。Xは400万年以上前に地球に飛来し、第1モノリスを設置。Xが地球に生命の芽を植えつけたのかは不明。BC400万年に原人が第1モノリスを発見し、触れた。これでモノリスが原人の意識に作用し、原人は知的進化を遂げ、道具を使うようになる。道具の象徴である骨を投げると瞬時に宇宙船に変貌する。Xにとって数百万年は一瞬のこと。月で第2モノリスを発見。人が触れると(太陽に触れると)木星に信号を発した。第2モノリスは、人類が月に到達するレベルにまで進化したことを第3モノリスに知らせる発信機。木星探査の宇宙船が木星に近づく。探査目的はモノリスだが、添乗員には秘密。パニックを恐れたためだ。探査目的の秘密と、添乗員の命令に従うことは相反するので、宇宙船を制御する万能コンピュータHALは矛盾を抱えた。故に異常をきたし、エラーを起こす。添乗員が自分の抹殺を企んでいるのを知ると、逆に彼らを抹殺しようとする。ボウマンはただ一人生き残り、HALの切り離しに成功。そのとき本当の探査目的を知る。宇宙船が第3モノリスに近づくとスターゲイトが開き、異次元空間(他銀河)に移動、ボウマンは肉体を離れ、意識だけの状態に。そこでは時間軸がゆがみ、高齢の自分、死の直前の自分もいた。来世では宇宙を漂う赤ん坊に。人類は新たなる進化の段階を迎え、肉体を持たず、意識だけの知的存在に。それの象徴としてスターチャイルドが映し出される。HALの反乱は、万能を誇る人類の叡知もいまだ不完全であることの象徴。だから進化しなければならないのだ。この映画の最大の特徴は、神に近い知的生命体が人類を産み、進化させているという概念の提示。これは衝撃的。鑑賞後そら恐ろしいほどの畏敬の念に打たれるのは、それが同時に神の存在も身近に感じさせるからだ。会話や解説は極力廃し、映像と音により無意識に直接働きかける斬新な手法。数百万年単位で繰り広げられる、人類の誕生と進化の壮大な物語。美しいデザインと高い芸術性。宇宙船が子宮なら、HALは母。母を越えて、新しい人類の誕生。象徴性に富む内容。Xの概念が、実際の人類の意識の進化に貢献しているように思える。今もなお観る者に衝撃を与え続ける。映画を越えた映画、傑作中の傑作。最大の賛辞を込めて言おう。この映画がモノリスそのものなのだ!
よしのぶさん [DVD(字幕)] 10点(2009-09-24 09:00:15)(良:8票)(笑:2票)
397.高校生のときに鑑賞。最初は映像の美しさに驚いた。当時見ていたらとてつもない衝撃だと思う。しかし、ストーリーは非常に解りづらい。テンポは悪い。高校生の自分には耐えられず、途中で寝てしまった。次の日に最後まで見たがやはりよく分からなかった。同じキューブリック作品でも『時計じかけのオレンジ』は全く退屈しなかったのになぁ。20歳になった今、もう一度見てみたい作品である。今度は寝ないぞ。
ジムキャシーベイツさん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-04 17:28:11)
396.リバイバルをテアトル東京で鑑賞したのが最初です。待ちに待ったリバイバルだったので、興奮したのを覚えています。脳髄に直接衝撃を受けました。原作を後に読みましたが、シンプルですね。よくぞここまで映像表現で膨らませることができたものだと、本作に改めて感心しました。
ジャッカルの目さん [映画館(字幕)] 10点(2009-08-29 14:29:21)
395.《ネタバレ》 30年前に映画館の大スクリーンで見て衝撃を受けた(当時入れ替え制ではなかったので2回見てしまった。)。それ以来何度も見ており、初回の衝撃はないが、何度見てもやはり凄さは褪せない。原始時代、月面、宇宙空間から幻想的な世界とそれぞれの完璧な映像、映像にぴったりシンクロした音楽、静寂、効果音、ストーリのみ提示しその意味、解釈の殆どを見るものに委ねる脚本、どれをとっても「映画」の枠を超えた感性への強烈な訴えかけを感じる。娯楽のために見る映画でも、感動するために見る映画でもなく、一応SFに分類されるんだろうが、他のどの映画とも異なる映画である。映像と音を利用する「映画」という手法で、見るものの内面、感性に訴えかけてくるという「芸術」的な表現を具現化しており、好き嫌いという価値判断からは超越し、他の映画のどれとも比較できるものではないということで10点。この映画は少なくとも初めて見る人は絶対映画館で見るべきだが、家で見る場合も出来る限り大画面で、部屋を暗くして視界に画面以外は入らないようにして、没頭して「感じ」てください。
nobo7さん [DVD(字幕)] 10点(2009-08-23 04:22:08)(良:1票)
394.宇宙ステーションシャトルのバックに“美しく青きドナウ”のセンスは凄すぎる。
大画面で観たい、映画館で観るべき映画。
わさびさん [映画館(字幕)] 10点(2009-08-19 10:33:09)
393.孤高のSF映画だと思う。娯楽作では・・・ないが。監督は完璧主義者だったというが、全編の映像はそれにふさわしいと感じさせる素晴らしさだった。特に宇宙船内部の白い、バイ菌のいなそうな空間に、不思議と徹底した美しさを感じた。アーサー・C・クラークの原作を読むと、より映画の内容を補強できるかも。クラークはキューブリックにさんざん苦労させられ、アイデアを絞りに絞り、削りに削ってこの物語を完成させたらしい。なるほど、この映画のつめたーい質感、人物描写のあまりないところは、そういうそぎ落としの洗練によるものなのかなあと思った。そのつめたさで、人の評価も分かれるのだと思うが。
ジェイムズ・ギャッツさん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-23 16:44:57)
392.初めて見たのは30年くらい前のリバイバル館。当時、すでに伝説的な作品としてまつりあげられていた映画で、SFや映画の雑誌でかなりな情報を持っていたので、多少の気合を入れて見た訳だが、正直眠くなった。ディスカバリー号は1枚の絵として見ればそれぞれのシーンは見事。HALのくだりはスリリング(バカでかい図体でファミコン程度の能力しかないコンピューターしかなかった時代だからね)。BGMは印象的。歴史的には価値の高い作品なのだろうけれど、あまり高得点はつけたくない。でも、高校生になる息子に「この作品だけは見ておかなければ・・・」とすすめ、あとで感想を聞くと「猿のところと、船長が光の中にいるところは早送りした」と聞いて、ひどくガッカリした。映画館で見るのとは違うからね。時代かな?
フラミンゴさん [映画館(字幕)] 4点(2009-07-02 05:47:16)(良:1票)
391.別に無理して理解する必要はないと思う。少なくとも、この時代にほぼ映像と音楽だけで人の力の及ばないもの:宇宙への畏怖を強烈に描き出し、それが今なお多くの人々を震撼させる力を持っていることは実感できた。理解できないからつまらないのではなく、理解できないからこそ無性に惹かれる、そういう映画だと思う。自分でもこれを面白いと思える自分の感受性がむしろ意外だった。ちなみに本作鑑賞後、この映画を観る前から大好きだったD.Bowieの名曲"Space Oddity"と、安野光雅氏の名作絵本「あけるな」の2作が、今まで以上に味わい深く楽しめるようになり、自分にとっては一粒で三度おいしい有り難い映画である。
lady wolfさん [DVD(字幕)] 10点(2009-05-29 13:00:34)(良:1票)
390.ストーリー、映像、音楽、どれにおいても私の中で圧倒的に印象に残る作品です。私はインテリではないので細かい見解を述べることはできませんが、モノリスの圧倒的な存在感には40年以上たった今でも十分ゾクゾクさせられました。ただ多くの方が述べられていますが、わけがわからなくて観ている途中に眠たくなるところがあります。けどわけわからん映像と壮大なクラッシックによるこの眠気が不思議とたまらん感覚のもので、この感覚私はちょっと気に入っていたりします。
う~ん、やっぱりこんな映画を撮った監督の遺作が「アイズ・ワイド・シャット」とはどうも納得できない。
ぺろぽねそすさん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-12 01:45:32)
389.初見は映画館でのリバイバル。その後もDVDで何度か見ましたが、大画面TVを購入したので再見。この映画ほど宇宙への「畏怖」を感じさせる映像は、これ以前も以後も存在しないと思う。エイリアンやら巨大宇宙船やらモンスターやらなくても、未知なるもの、未知なる場所、未知なる出来事への恐怖で満たされている。そして、未知なるものを飼い慣らすための科学までもが、人間を裏切っていくことの恐怖。とくかく恐ろしい映画でした。すでにハリウッド的エンタメ映画の手法にズブズブに浸かってしまった私は、ゆったりとしたテンポには苦戦しましたが、この凄い映画をリアルタイムで「体験」できなかったのは残念です。
ころりさんさん [映画館(字幕)] 9点(2009-04-02 11:29:13)
388.どうやって撮ってるのか謎な映像の数々はすごい。
いろんなメカの外観や内装が出てきてかっこいいです。
宇宙オブジェみたいなのが目の前をユルーッと漂っていくアングルに引き込まれる。
しかし、ストーリーに関しては、通して観ても意味がわからない。
というよりこれは、深い意味はないのではないか。
様々なSF設定とか映像作品を、適当につなぎ合わせたという感じ。
それか何かの事情で予定通りに作れなかったのか。
こういう現代美術のようなシュールな内容もありだとは思うけど、内容のわりには長いと思う。
もうちょっと短めにまとめてあったら、万人向け?と言えたかも。
どうせ伸ばすなら、凝ったセットの隅々まで余すところなく映してほしかった。
さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-29 05:49:16)
387.初めてこの映画を見たときは『何だか凄いものを見てしまった』と思ったものだけど、見返してみてもその感想は変わらない。途轍もないスケールと映像美に、ただ、ただ、圧倒されるばかり。この映画自体がモノリス的で、画面に赤ん坊が映し出されるころには自分の中にも新しい命が生まれたような、観る前と観た後では別の人間になってしまったような、そんな感覚を受ける。
回転さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2009-02-22 18:39:01)(良:2票)
386.《ネタバレ》 なぜか何度も見返したくなってしまう映画です。そして見る度に感想が変わる映画です。数年前にDVDを購入しました。1回目に鑑賞した時は意味がさっぱり分からず、なんだこりゃっていう感想でした。2回目は自分の中で勝手に意味付けを行い、何となく納得させました。今回、3回目の鑑賞になるのですが、こんな映画だったっけと思うくらい新鮮に見れました。1、2回目に比べ、不気味さを強く感じました。この映画は本当にコメントを書くのが難しいです。この映画は、理解できたかどうかではなく、受け入れることができるかどうかなんだと思います。40年も前に制作されたなんて到底思えない程の映像美です。でも不思議すぎる映画なので、高得点は付けられません。
VNTSさん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-20 15:54:19)
385.映画好きを自称する人間なら一度は観ておかなければならない名作の一編。ですよね?
子供の頃から何回か観て自分なりに理解しようと努力しましたが・・・ダメです。テンポ悪すぎ。
本日もチャレンジしましたが(トシくって、せっかちになったせい?)かったるくて最後まで鑑賞出来ませんでした。
残念ではありますが以後封印させていただきます。


ボロミさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-02-11 15:59:15)
384.メッセージ的なモノはほとんど理解できなかったが、私はただ何となく、40年前にこの作品を観た父親にとっては衝撃的だったんだろうな、ということに思いを馳せていた。色々な意味で時間と物質を超越している作品だと思いました。
j-hitchさん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-02 02:34:38)
383.原作、映画ともに観ました。最近のCG無駄使い映画より、とんでもなく凄まじい映像、音楽。どの場面を切っても、一枚絵としての凄みがある。まさに「感じる」映画。見る側の感受性が試される映画なので、賛否あるのも無理はない。
しかし68年製作って・・。
後半のあまりに凄まじい展開に、底知れない恐怖と感動が押し寄せてくる。キューブリックのマスターピースであるこの映画はこれからもずっと語り継がれていくことでしょう。本作以上のSF映画、今後表れるのだろうか・・。
おーるさん [DVD(字幕)] 10点(2009-01-20 07:37:46)
382.《ネタバレ》 宇宙空間でのルールを徹底的に遵守したHAL9000との殺し合いは今観ても驚きました。ロボットが反乱を起こすなんて使い古されたネタ(当時は新鮮だったのかな?)なのにHAL9000が停止するまで画面に釘付けになってしまいました。
これだけでも一本の映画が出来そうなのに、それで終わらないのが流石のキューブリック。見終わって頭を整理する内に、最後の赤ん坊と地球のワンカットの意味が分かった時は鳥肌が立ちました。ホントに。
でもやや難解すぎる気がせんでも無いので、この点数にさせて頂きます。
民朗さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-31 14:47:37)
381.《ネタバレ》 この映画を観たのは、リバイバルされた高校の頃。上映前もずっと音が鳴り続け、
月地球太陽のあの場面が始まった。
クラークの小説版は、宇宙に対して愛情深いものを感じるけど、キューブリックの
映画は違う。大画面で見る宇宙はそれはそれはおっかないところだった。
TVじゃわからないところ、それはけし粒のように見えるまで遠ざかる宇宙服が、
ものすごく遠くにあることがわかること。くるりとくびすを返して襲いかかるスペースポッドも衝撃。木星軌道上に流れるリゲティ。「人間こんなとこ来ちゃいけないよ」生きて彼岸を覗くタブーを犯したようだった。
ほかにも色々書きたいがくどいのでやめるけど、40年も前に液晶TVを描いてるのは立派だった。
みみさん [映画館(字幕)] 10点(2008-12-20 20:53:04)
380.何度も見ています。でも、いまだにどう評価していいのか全く解らない作品。マイナス評価をつけるポイントさえ見つからない。つまり自分は、本作品が好きなのだろう。あ~だこ~だと論ざれることさえ拒否するかのような演出は、ただ「好きか嫌いか」だけで意見が真っ二つに分かれる作品でしょう。
いさいささん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-20 16:44:40)
379.《ネタバレ》 これはストーリーのあるSF映画ではなく、「人はどこから生まれ、どこへ行くのか」という人間にとっての永遠のテーマを描きだした哲学的映画なのだと思う。生命の源だから宇宙が舞台になっているのでしょう。通常のSF映画とは切り離して方が理解しやすいのではないでしょうか。
子供の頃に初観賞した時はとにかくHALが怖かったです。そしてラストの難解さが強烈に印象に残っておりました。赤ん坊が出てくるのに、ちっとも「希望」的じゃないのも;
それもその筈で、監督の解釈だと最後の赤ん坊は、ボウマン船長がゲートを通って進化した「グレートサタン」だという事をちらりと聞きました。
猿が道具を持って殺しを(破壊)行う。人はどう進化しても破壊するしか出来ない生き物なのか?だが、破壊は「悪」なのか?破壊があるから創造があるのではないか?では、創造があるなら破壊は許されるのか?
そもそも「生命」に「悪」と「善」の定義などないのではないか?
そういった生命の謎を哲学的に問題定義して魅せてくれている映画なのだと私は解釈しています。観賞年齢によって、これほど印象の変わる映画もそうないと思います。
果月さん [地上波(吹替)] 9点(2008-12-20 15:20:00)
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【点数情報】

Review人数 498人
平均点数 7.33点
071.41%
1122.41%
2173.41%
3173.41%
4244.82%
5408.03%
65410.84%
7357.03%
86813.65%
99519.08%
1012925.90%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.14点 Review47人
2 ストーリー評価 7.09点 Review53人
3 鑑賞後の後味 7.06点 Review61人
4 音楽評価 9.21点 Review64人
5 感泣評価 5.90点 Review32人
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【アカデミー賞 情報】

1968年 41回
監督賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
脚本賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
脚本賞アーサー・C・クラーク候補(ノミネート) 
視覚効果賞スタンリー・キューブリック受賞 
美術賞ハリー・ラング候補(ノミネート) 
美術賞トニー・マスターズ候補(ノミネート) 
美術賞アーネスト・アーチャー候補(ノミネート) 

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