サイコ2のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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サイコ2

[サイコツー]
Psycho II
1983年上映時間:113分
平均点:6.31 / 10(Review 29人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスシリーズもの犯罪ものミステリー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-04-08)【イニシャルK】さん
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監督リチャード・フランクリン
キャストアンソニー・パーキンス(男優)ノーマン・ベイツ
メグ・ティリー(女優)メアリ
ヴェラ・マイルズ(女優)ライラ・ルーミス
ロバート・ロジア(男優)主治医レイモンド
トム・ホランド〔監督/脚本・1943年生〕(男優)保安官助手ノリス
ベン・フロマー(男優)セクストン
松橋登ノーマン・ベイツ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
戸田恵子メアリ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中西妙子ライラ・ルーミス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林勝彦主治医レイモンド(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
飯塚昭三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
麻生美代子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
加藤正之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
深見梨加(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
堀川亮(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
徳丸完(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
巴菁子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横尾まり(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
伊倉一恵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小室正幸(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
出演ジャネット・リーマリオン・クレイン
原作ロバート・ブロック(キャラクター創造)
脚本トム・ホランド〔監督/脚本・1943年生〕
音楽ジェリー・ゴールドスミス
編曲アーサー・モートン〔編曲〕(ノン・クレジット)
撮影ディーン・カンディ
特撮アルバート・ホイットロック
美術ジョン・W・コルソ(プロダクション・デザイン)
録音ロン・ベンダー
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3.《ネタバレ》 この当時の名作の続編というと、直球過ぎて期待通りだけどマンネリであったり、変化球過ぎて前作の良さが全く活かせてなかったりだったように思います。なぜなら前作が、一つの作品として完成されているため、その路線上に面白い続編の入り込む余地が無かったんでしょう。
またネームバリューでそこそこお客が入る安心感からか、1つの作品として創り込みが足りなかったり、前作にあった新鮮さや新たな驚きが無いものが多く、それこそエイリアン2が誕生するまで、続編の名作と呼べるものは、数えるほどしか無かったと思います。本作はそんな数少ない続編の名作の一つだと思います。

あの巨匠ヒッチコックの、1・2を争う代表作の続編、しかも公開から22年も経っているとなると、正直安易には手を付けにくい作品だったと思います。それなのにタイトルを撚ること無く“Psycho II”にしているのは、なかなか強気な判断だったと思います。前作から引き続きアンソニー・パーキンス本人が出ているのはもちろんとして、ヴェラ・マイルズ(当時あまり劇場映画に出ていない)までも引っ張り出してくるあたり、続編映画のお手本と言えます。
前作の、あの超有名なシャワーシーンから始まります。ベイツの屋敷がモノクロからカラーへ。前作からの引用はここまで。大金の話や母親の登場シーンは出しません。本作を観てからでも充分に前作を楽しめます。
屋敷同様、歳を重ねたノーマン。社会復帰を目指すノーマンと、それを許さない、かつて姉を殺されたライラ。真っ当に生きようとするけど、過去を忘れさせまいと現れる母の影に怯え、苦悩するノーマン。映画を観る人はバイト先の同僚メアリーの視点で観るから、ノーマンの葛藤が伝わる。そして起こる新たな殺人。メアリーの秘密…2回目観ると、ノーマンがサンドウィッチを切るシーンのメアリーの表情が凄く良い。シャワーシーンの時の彼女の表情も素晴らしいけど、狂っていくノーマンが電話で命令を受けた時の、屋敷に押しつぶされそうなメアリーを映すカメラの秀逸さは必見。

私は前作より先に本作を観ました。メグ・テイリーの“となりのお姉さん感”が良かったです。黒髪で東洋系の顔つきで、中学時代の私の友だちにそっくり。そしてあの音楽。ジェリー・ゴールドスミスの悲しげな曲が素晴らしいですね。全体を流れる幽霊ものっぽさ。銃を極力使わない脚本。アメリカ映画というより、日本的な作品に思えました。
ライラもノーマンもメアリーも、とにかくみんな可哀想。あんな怖い体験をしたから無理もないけど、22年前から時が止まっているライラ。あれだけ忌み嫌っていた精神病院に22年も入れられ、再出発しようにも過去に引きずり戻されていくノーマン。裏目に出てしまったメアリーの判断。

事件が解決してからのまさかの展開は、正直蛇足感も感じましたが、それをブチ破るスコップの一撃。え?紅茶を飲ませたのに。
今まではノーマンの中の母・ノーマが殺人を犯していました。だけど本作ではノーマンもノーマも誰も殺していません。そしてノーマンが自分の意志で殺人を犯すのって、母に対してだけなんです。
K&Kさん [地上波(吹替)] 9点(2023-07-24 23:57:46)
2.公開時、話題にかこつけた名画座で『サイコ』が先行上映されました。これをハシゴして見て、迷わず本作に軍配を上げたオイラ。友人は「あのモーテルがカラーになるなんて許せねー!」と叫んでましたが。で、ここの票を見たら…うーむ。当時と何も変わりなく傑作派と駄作派に分かれてますなー。オイラは今でも傑作だと思ってますよ。『サイコ』自体がオチに頼りすぎて展開が単調だったので、2での理詰めでヒネっていくあたりは素晴らしいの一言。また映画の歴史におけるターニングポイントを築いた作品だとも思います。オイラ的記憶で語って申し訳ないけど、「パート2モノ」でここまでオリジナルのお約束を守り通し、かつ前作世界を守り抜いた映画は『サイコ2』以前にはないと思う(それ以前の続編モノがどんな扱いなのかを知りたければ『エクソシスト2』『ポセイドン・アドベンチャー2』あたりを見なはれ~)。本作以降、別監督が手掛ける正統派続編はある種のリスペクトのオーラをまとっている事が多くなります。ヒット作の続編のあり方を決定的に形作ったのは『エイリアン2』だろうと思うけど、その理論と心意気を世間に示したのはこちらだと思う。監督、さすがヒッチコックの研究をしてただけあるよ。この映画の評価は、だから、映画自体の評価が半分、残りの半分はスクリーンからにじみ出るピュアなリスペクトの香気に支えられていると言っていいんじゃないのかな。そういうスタイルの初めての映画だったから、きっと並べて見た時に怖かったし、感動もしたんですなー。関係ないけど…メチャ好みのメグ・ティリーに1点オマケ。(追記:あーこの作品でもうひとつ重要な要素があったね。それはオリジナルの欠陥を認めたまま、超えてみせたいという意欲だ)
エスねこさん 9点(2004-09-10 07:02:59)
1.これほど怖いとは思わなかった…。1を越えました。
Ronnyさん 9点(2003-11-21 02:02:03)
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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 6.31点
000.00%
100.00%
200.00%
326.90%
426.90%
5310.34%
6931.03%
7724.14%
8310.34%
9310.34%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review2人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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