悪の階段のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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悪の階段

[アクノカイダン]
1965年上映時間:105分
平均点:9.00 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスモノクロ映画犯罪ものハードボイルド小説の映画化
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タイトル情報更新(2018-10-29)【イニシャルK】さん
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監督鈴木英夫
キャスト山崎努(男優)岩尾
団令子(女優)ルミ子
久保明(男優)熊谷
西村晃(男優)下山
加東大介(男優)小西
久保菜穂子(女優)お京
佐田豊(男優)巡査
土屋嘉男(男優)刑事
渥美国泰(男優)今井刑事
清水元(男優)社長
中山豊(男優)金物屋の店員
原作南條範夫「おれの夢は」
脚本鈴木英夫
音楽佐藤勝
撮影完倉泰一
製作金子正且
配給東宝
美術中古智
編集岩下広一
録音下永尚(整音)
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1.《ネタバレ》 大金を強奪した5人の男女が仲間割れというありふれたプロットなのに、不思議なほど引き込まれる魅力を持った作品です。キャスティングだけでこの映画の評価の8割は決まったとも言えます。山崎勉は『天国と地獄』の竹内銀次郎からさらに人間的感情を削ぎ落してもっと冷酷にした様なはまりキャラです。西村晃がこういう役をするのは別に珍しくはないけど、きっちり期待以上の演技を見せてくれます。一味の中に加藤大介を入れるというのがまた絶妙で、彼としては珍しい犯罪者役ですがやっぱこの人は上手いわ。そしてあの東宝きってのお嬢様女優である団令子が崩れた悪女だというのが驚きです。こういう役は、彼女のフィルモグラフィ中でも唯一ではないでしょうか。 不動産屋の中にほぼ画面が限定される後半は、二階と地下に昇り降りする階段を意識した画面造りには拘りを感じさせます。でもあの水筒のシークエンスはちょっと不自然で、だいいちあんな水筒、お店で売ってないでしょう(苦笑)。それまで山崎勉があまりに怜悧だったから、このシーンにももっと裏があるんじゃないかと勘ぐってしまって拍子抜けしちゃいました。でもこの映画の持つ独特の雰囲気はフレンチ・ノワールを東宝映画調に昇華させることに成功しており、まさに隠れた傑作と呼んで過言は無いでしょう。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2013-10-20 20:05:30)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 9.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8240.00%
9120.00%
10240.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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