シャインのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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シャイン

[シャイン]
Shine
1996年上映時間:105分
平均点:7.31 / 10(Review 195人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-03-22)
ドラマ実話もの音楽もの伝記ものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-10)【Olias】さん
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監督スコット・ヒックス
キャストジェフリー・ラッシュ(男優)デイヴィッド・ヘルフゴッド
アーミン・ミューラー=スタール(男優)デイヴィッドの父 ピーター・ヘルフゴット
ジョン・ギールグッド(男優)セシル・パーカー
リン・レッドグレーヴ(女優)占星術師 ギリアン
ノア・テイラー(男優)青年期のデイヴィッド・ヘルフゴッド
ソニア・トッド(女優)シルビア
ニコラス・ベル(男優)
グーギー・ウィザース(女優)
山寺宏一デイヴィッド・ヘルフゴッド(日本語吹き替え版)
有川博ピーター・ヘルフゴット(日本語吹き替え版)
家中宏青年期のデイヴィッド・ヘルフゴッド(日本語吹き替え版)
納谷悟朗セシル・パーカー(日本語吹き替え版)
小宮和枝占星術師 ギリアン(日本語吹き替え版)
原作スコット・ヒックス(原案)
脚本ジャン・サルディ
音楽デヴィッド・ハーシュフェルダー
作曲セルゲイ・ラフマニノフピアノ協奏曲第3番より
フレデリック・ショパンポロネーズ 第6番「英雄」より/前奏曲 第15番:雨だれ
アントニオ・ヴィヴァルディ「グローリア」より
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」より/ピアノ・ソナタ第23番「熱情」より
撮影ジェフリー・シンプソン
美術ジュディ・ファー[美術]
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
オーストラリアのユダヤ系市民で決して裕福とはいえないピーターには自慢の種があった。それは息子のデービッドに音楽の才能があり、プロも敬遠するようなピアノの大曲難曲を楽々と弾きこなすことだった。しかし、その息子が世界的バイオリニストの目に留まったことでピーターは不安になる。「息子は自分から離れるのではないか・・・。」果たして、精神的に親離れしたデービッドはピーターの反対を押し切って奨学金を得てイギリスに留学する。だが、成功への道を歩み始めた頃にデービッドは激しい精神錯乱に襲われる。
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12
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21.《ネタバレ》 後半はやや冗長(というか見ていて切ない)な感あり。あとピアノが上手いかどうか自体は全くわからん。しかし素晴らしい。私の中では傑作です。
 親父は尽きるところ全て「自分のため」なんですね。そこに親子愛が絡んで複雑になる。要は自分は環境が悪く力を発揮できなかったんだ。だから息子には自分ができなかったことのリベンジをさせたい。そしてそんな息子を育て上げたのは俺だ。俺は凄い!という思考。だから自分の手を離れるのを極端に嫌い、最高難度とされるラフマニノフを弾かせたがる。その一方で、デイヴィットには親として離れてほしくないし、かといって純粋に腕を上げてほしいし、デイヴィット自らがラフマニノフの練習をしている(ピアノを好きになってくれている)のがすごく嬉しい、という側面もある。ここら辺のごちゃ混ぜ感が面白い、上手いと感じたポイントです。
 親父はどちらかというと「自分が全て」なのに対してデイヴィットは「自分を押し殺している」という対比。そんな両者を繋いでいる絆的なものがピアノであるし、ただ繋ぎとめているだけではなく両者ともに「好きだから極めたい」と思っているのもまたピアノであると言える。ピアノは互いを距離を縮める要因となる一方で、互いを引き離す要因ともなっているのがあまりにも切ない。
 デイヴィットがラフマニノフの3番を弾き終わったときの親父の涙は、「自分が成し得なかった“最高難度”の攻略」「自分の元を離れて正解だったという思いと寂しさ」「立派になった息子の成長が見れた嬉しさ」あるいは「息子への嫉妬」という全ての感情が入り混じった涙であり、故に、最高のシーンだったかと思います。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 9点(2015-02-20 05:03:44)
20.父親の理想を押し付けた洗脳っぷりに唖然とするとともに、主人公の境遇に悲しくなった。父親は貧乏なため金持ちにコンプレックスを持っており、息子が成り上がろうとする時期に、嫉妬の感情からかピンポイントで邪魔をしているんですよね。息子のためを思っているようで実は自分より幸せになって欲しくない。典型的な神経症の人間です。子どもは親が喜ぶ姿を見て安心し、自分の選択ができなくなる。思春期に反抗期もむかえず、常に親が薦めた選択をしてきた「いい子」が大人になって精神的におかしくなることがよくあります。自分で選んだようで、親に決められた人生。「あなたのためだから」といって、見栄のために自分の子どもを自己実現の代理戦争に駆り出している親にぜひ観てもらいたいです。
バチケンさん 9点(2005-03-09 00:46:55)(良:2票)
19.2歳の子でさえ親に「ちんでちまえ」を連発するもの。良くまあ子供は「産んでくれと頼んだ覚えはない」だの想像力が豊かな発言をしやがりますが、その一言すら言えず病んでしまう恐ろしさよ。親も子供もお互いを選べないのこそこの世の最大の不幸ちゃうかお父ちゃん。ラフマニノフを弾ききるという最大の期待に応えられた瞬間自らを破壊してしまった恐ろしさよ。お父ちゃんこの期に及んで分かってないという。というか、そこのヘルフゴット君、黙りなさい!おケツをしまいなさい!お×ん×んをしまいなさいっ!でもね、先生ね、ショパンのエチュードの楽譜を開いた瞬間「こら弾けん」と諦めてしまったの。ヘルフゴット君、良く出来ました!感動した!
へろりうしオブトイジョイさん 9点(2004-10-28 17:25:20)
18.人を愛せない人間が親になってしまうと、愛しているフリをして見返りを求めるという拷問のような仕打ちを子供に強いることになる。人は生まれる家も親も選べない。自分が強くなるしかないのだが、そう都合よく強くなれるはずもなく、やはり行き着く先は自分の世界しかない。そこから抜け出すには理解者が必要なわけで。ピアノも素晴らしいけど一番伝わったのはそこでした。
ラーションさん 9点(2004-01-25 21:06:59)(良:4票)
17.この映画に対する予備知識は全く無く、実話ものが好きなので何気なく見たのですが、良かったです。 特に父親との確執。過度の期待は子供にとって辛いものですね。本人が父親を好きであればあるほど・・・。ピアノのシーンも圧巻でした。
あずきさん 9点(2003-12-06 19:05:17)
16.ドストエフスキーも白痴に人間の理想を求めたけど、映画でもしばしば自意識の無い純粋な白痴に人間の理想を求めることが多いなと思う。この映画は父親が印象に残ったな、彼は息子を愛していたのではなく、所有していたのだ。自分の分身とかそんな次元の話ではなかったはずだ。
花守湖さん 9点(2003-10-15 02:31:43)
15.いい!好き!重いと感じる時間もありますが、全体的に本当にいい映画だと思います。ピアノもとてもいい。小さい頃からピアノを習っていた私としては、(まったく技術的には天と地ほどの差ですが)共感できるところもあったりしたし。ヘルフゴッドさんの演奏、生で聴きたいなぁ~
ckeruさん 9点(2003-09-22 22:51:42)
14.全体を通して美しい作品でした。「華やか」とは違う「美しさ」には正直ぞくぞくする感動を覚えました。
さん 9点(2003-06-30 03:04:09)(良:1票)
13.最後のやさしさに満ちたシーンが何よりも救われたし、本当っぽさを感じました。そこに至るまでの物語がもの凄く見ていてツライけれど、ラストでの解放感はかなりぞくっときました。
ぽぽ.netさん 9点(2003-06-22 02:23:08)
12.ラフマニノフを弾いて、卒倒してしまうシーンに感動。歴史的な人は、殆どが他界しているが、ヘルフゴットは現代の人。その人の歴史を見て、現代ライブで聴けるという事は素晴らしい。人間は誰しもが孤高であると感じました。
風太郎さん 9点(2003-06-18 00:40:40)
11.「感動的」という言葉がふさわしい映画だった。主人公の切なさ、ピアノに対する熱情、親子の関係、そしてラストの解放感と描かれるすべてが繊細に映し出されてとても引き込まれる。オスカーを獲ったジェフリー・ラッシュの演技も繊細で感動的。
スマイル・ペコさん 9点(2003-06-03 14:20:03)
10.とても良かった。生きる希望が湧いてくる。精神障害者と結婚し、彼のあるがままを受け入れ、支え、再び世に彼を送り出す。なかなか出来ることではありません。実際、周囲の愛情に支えられた精神障害者は殆どの場合、病状も時が経てば落ち着くんですよね。勿論治療はきちんと受けなければいけませんが。設定にも無理はないし、説得力の充分にある優れた映画だと思いました。本当は10点を上げたいのだけれど、ここ何年間での1本となると意外性と少し華やかさにかける気がして。ごめんなさい。
大木眠魚さん 9点(2003-05-31 23:34:57)
9.泣いたな~。音楽と真面目に向き合えば、誰しも必ずぶち当たる壁ってあるんだよね~。でも本当にいい音楽って、その真面目さから解放されたところにあるのかも。例えば、モーツァルトが映画[アマデウス]のようにかなりおバカで下品でちゃらけた人にも関わらず、うっとりするような美しい音楽を作ったように。私も音楽家の端くれとして、思いっきり共感しちゃった。そう!音楽とは、演奏する方も聴く方も、楽しまなくては意味がないのです。そのことを改めて痛感させられた作品。
あやりんさん 9点(2003-05-20 17:19:59)
8.天才音楽家である主人公をJ・ラッシュがとっても好演しているし、脚本も素晴らしい名作。父親は息子を愛しているが、いつまでも自分の内へ囲い込もうとするエゴがある。強圧的で一方的な愛は息子を苦しめ狂わせ、愛さえも失ってしまう。息子はむろん痛々しいが、こんな愛情しか表現できなかった父もまたさみしい。ピアニストは精神を病んでから、好意を示してくれた女性の胸をやたら触りたがる。愛情に飢えていたのだと分かり、これもまた痛々しい。しかしレストランでピアノを弾いて皆に認められることで立ち直ってゆく。オーストラリア人って実におおらかで素晴らしい。日本じゃとてもこうはいかない。さらに彼を愛し、受け入れてくれる女性に支えられリサイタルを開くまでになる。ラストのこのシーンで万来の拍手を浴び、感極まって涙を流す主人公と同様、私も感動の涙、涙だった。どんな時でも人は認められ、受け入れられることで生きていけるのだと痛感した。
キリコさん 9点(2003-05-13 12:43:19)(良:1票)
7.すばらしいけど、痛ましくて見ていられないシーンがある。早送りしている。
中野さん 9点(2003-03-30 15:42:25)
6.アレックスさん、ホロヴィッツとなんか比べちゃいけませんよ(笑)ホロヴィッツは悪魔ですから。 本物のヘルフゴットのコンサート行きましたが、聴衆を楽しませる音楽でした。(アカデミックな音楽を求めてる人には拒否反応があるかも。) それをジェフリー・ラッシュは見事に演じていたと思います。素晴らしい。
すぴさん 9点(2003-01-05 11:30:21)
5.鳥肌が立った。映画で鳥肌が立つってあんまりないんだけど。感動して涙止まらなかったし、純粋にとてもいい作品で演技も素晴らしいと思います。
mikaさん 9点(2002-07-05 02:57:59)
4.障害者の映画は「泣かせ」が普通だと思ってたけど…これは違う。人間って幸せだと輝いてるみたいだね。デビット・へルフゴットさん、あなたはとても輝いてるよ!!また日本でもピアノコンサート開いてよ。絶対行くからさ。
シュープさん 9点(2001-07-15 18:21:39)
3.こんなに感動したの久々でした。それに主人公がタバコをふかしながらピアノを弾く姿、かっこよかった。自分もピアノ続けてりゃよかったよ(泣)
i borgさん 9点(2001-06-20 05:00:07)
2. 突然、フラっとレストランに入ってきたヨレヨレのおじさんが、「熊ん蜂」を弾き始めると、ヘルフゴットになる.その感動!爽快さ!このシーンのピアノ演奏は、G. ラッシュの自演だとか.本作品での入魂の演技をはじめ、他の作品での存在感を目の当たりにする度に、役者が天職なのだなと尊敬します.
シャリファさん 9点(2001-05-14 18:32:52)
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【点数情報】

Review人数 195人
平均点数 7.31点
000.00%
100.00%
210.51%
352.56%
473.59%
52110.77%
62713.85%
73618.46%
84925.13%
92110.77%
102814.36%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review4人
2 ストーリー評価 7.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review8人
4 音楽評価 9.11点 Review9人
5 感泣評価 6.60点 Review5人
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【アカデミー賞 情報】

1996年 69回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ジェフリー・ラッシュ受賞 
助演男優賞アーミン・ミューラー=スタール候補(ノミネート) 
監督賞スコット・ヒックス候補(ノミネート) 
脚本賞スコット・ヒックス候補(ノミネート) 
脚本賞ジャン・サルディ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)デヴィッド・ハーシュフェルダー候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1996年 54回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ジェフリー・ラッシュ受賞 
監督賞スコット・ヒックス候補(ノミネート) 
脚本賞ジャン・サルディ候補(ノミネート) 
作曲賞デヴィッド・ハーシュフェルダー候補(ノミネート) 

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