マイ・バック・ページのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 マ行
 > マイ・バック・ページの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

マイ・バック・ページ

[マイバックページ]
2011年上映時間:141分
平均点:6.18 / 10(Review 39人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-05-28)
ドラマ青春もの小説の映画化
新規登録(2011-05-08)【8bit】さん
タイトル情報更新(2023-12-26)【にじばぶ】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督山下敦弘
キャスト妻夫木聡(男優)沢田雅巳
松山ケンイチ(男優)梅山(片桐優)
忽那汐里(女優)倉田眞子
石橋杏奈(女優)安宅重子
韓英恵(女優)浅井七恵
中村蒼(男優)柴山洋
山崎一(男優)徳山健三(週刊東都デスク)
中村育二(男優)島木武夫(週刊東都編集長)
菅原大吉(男優)小林(東都ジャーナル編集長)
山内圭哉(男優)前園勇
近藤公園(男優)
並樹史朗(男優)
あがた森魚(男優)飯島(東都ジャーナルデスク)
山本浩司(俳優)(男優)佐伯仁
岸井ゆきの(女優)
熊切和嘉(男優)
宇治田隆史(男優)
本田隆一(男優)
仁後亜由美(女優)
小寺智子(女優)
ノゾエ征爾(男優)
早織(女優)キネマ旬報編集者
水崎綾女(女優)タモツの妻
赤堀雅秋(男優)私服刑事
松浦祐也(男優)タモツ
青木崇高(男優)キリスト
古舘寛治(男優)中平武弘(週刊東都記者)
長塚圭史(男優)唐谷義朗(東大全共闘議長)
三浦友和(男優)白石(東都新聞社社会部部長)
康すおん(男優)高峰(刑事)
脚本向井康介
作詞ボブ・ディラン「My Back Pages」
作曲ボブ・ディラン「My Back Pages」
主題歌真心ブラザーズ「My Back Pages」
奥田民生「My Back Pages」
撮影近藤龍人
製作バンダイビジュアル「マイ・バック・ページ」製作委員会
WOWOW「マイ・バック・ページ」製作委員会
アスミック・エース「マイ・バック・ページ」製作委員会
日活「マイ・バック・ページ」製作委員会
制作ビターズ・エンド(制作協力)
配給アスミック・エース
特撮オダイッセイ(VFXスーパーバイザー)
美術安宅紀史
衣装伊賀大介(スタイリスト)
録音小川武
あらすじ
「週刊東都」の記者沢田(妻夫木)は、学生運動に共感しながらも、ジャーナリストとしての立場もあり、身の置き場の無い日々を送っていた。ある日、活動家を名乗る梅山(松山)という男と知り合う。「京西安保」の幹部であり、武装決起を起こすなどと打ち明けられるが、なぜか沢田は親近感を覚えていく。やがて梅山は学生仲間と「赤邦軍」という組織を作り、自衛隊を襲撃して武器を奪うという計画を立てる。それを明かされた沢田は独占取材を申し出、やがて事件に巻き込まれていく。評論家川本三郎の回想録が原作。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 学生運動と60年代、70年代初頭を描くという強烈な「わかりやすさ」が物語の推進力となり、映画をエンターテイメントとして成立させている一方で、果たして彼らが目指していたものは何だったのか、あの時代はどこに向かおうとしていたのか、なぜ、そして何に対して彼は泣いたのか、というような強烈な「わかりにくさ」が映画を奥深いものにしている。沢田のキャラクターや唐谷と梅山との対比、映画のポスターや放浪生活など、脚本の妙にうならされる一方で、さまざまな技法や構図を駆使した山下監督の確かな画が、この映像を映画たらしめている。梅山をただのインチキ思想家だと非難することは簡単そうだが、沢田をインチキジャーナリスト呼ばわりする者は誰も居ないだろう。しかしそんな梅山に共感してしまった沢田自身は自分をジャーナリストとして合格だとはまったく考えていない。彼もまた自らの拳を通して語りうる思想を持ちえなかった、行動しえなかったという点において敗残者であるが、最後の一線(取材源秘匿)だけは守った。それは主体的な行動ではありえず、沢田は種類は何であれ、思想の先頭に立ち、それに殉じたかったに違いない。梅山もそれは同じで、ひとかどの人物になりたいという出世欲がうまく時代の潮流に沿わなかったのだろう。時代に合わなかった人物という点で彼らは同種の仲間である。総合的には、山下監督のエポック、ここまでの集大成としての代表作になりえている。もっと簡単にいえば、彼は「山下の映画」というだけの一種のブランドを確立したといえると思う。それだけこの映画には無数の仕掛けがあり、奥行きがあり、素晴らしく完成されている。まとまりのないまま書いてしまったが、一度観ただけではこの映画は測れそうもない。もう一度観てくることにしよう。
Balrogさん [映画館(邦画)] 9点(2011-05-30 00:28:59)(良:1票)
別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 39人
平均点数 6.18点
000.00%
100.00%
212.56%
325.13%
412.56%
51025.64%
6820.51%
7615.38%
81025.64%
912.56%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS