トガニ 幼き瞳の告発のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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トガニ 幼き瞳の告発

[トガニオサナキヒトミノコクハツ]
Silenced
(Do-ga-ni/도가니/るつぼ)
2011年上映時間:125分
平均点:7.71 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-08-04)
ドラマサスペンス犯罪もの学園もの実話もの小説の映画化
新規登録(2012-08-08)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督ファン・ドンヒョク
キャストコン・ユ(男優)カン・イノ
チョン・ユミ〔女優・1983年生〕(女優)ソ・ユジン
キム・ヒョンス〔女優・2000年生〕(女優)ヨンドゥ
チャン・グァン(男優)校長/行政室長
武田幸史(日本語吹き替え版)
脚本ファン・ドンヒョク
字幕翻訳根本理恵
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4.《ネタバレ》 カメラアングル、編集、照明、音楽、その全てが秀逸。また役者さんたちの演技も非常に素晴らしく、主人公を演じたコン・ユさんの多くを語らない抑えた演技や、その母親の裁判所での帰り際のあの表情、憎々しさが滲み出ている双子の校長と室長と、とにかくみなさんレベル高すぎます。

重々しい内容なのに監督の力量か、とにかく一気に観れてしまうテンポの良さがまた何とも言えない。裁判に勝って笑顔で幕が降りるのかと思ってたら、まさかの弁護士の背信行為で敗訴してしまい、さらには少年が命を落とすハメに・・・なんて救われない映画なんだよ~。゚(゚´Д`゚)゚。 で数年後、それでもそれぞれの生活へと戻りそれぞれの道を歩んでいる訴訟した側の人たちの姿があり、駅の構内を歩いていた主人公がふと見つめたその先には、事件のあった町広域市をアピールする観光看板が、事件のことなど忘れたかのように貼られている。そこでこの映画は幕を閉じるわけですが、まさにこの映画が作られた意味がそこに集約されている。どんなに月日が流れようとも、未だに解決されていない忌々しい事件のことを決して忘れてはいけないと。本当に素晴らしい演出だ。

オープニングで少年が電車に跳ねられるシーンと、主人公が車で鹿を跳ねてしまうシーンがクロスオーバーするけれども、このさきに待っているのはまさに命の重さを軽んじる連中のいる場所で、彼らにしてみれば虐待の対象の人権などないに等しく車に轢かれて死んだ鹿のような畜生と同じだと、そういう匂わせ方をした演出だと感じました。もうのこのオープニングからして、この映画はとんでもなく崇高なる高みへと達していると言えるでしょう。

かなり前の映画ですが、観てない人にはとにかく観てと言いたいです。
Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 9点(2022-05-21 21:46:50)
3.《ネタバレ》 主人公がV6のイノッチに見えた、ということが取るに足らないコトであるくらい、重たい映画です。実話ということですが、被害者の男の子が加害者教師を刺して、その後・・・となるあたりは、少なからず脚色していると思われます。無理にエンターテイメントに仕上げなくてもよかったのではないか、と勝手ながら思いました。とは言っても見応えは十分。考えさせられます。アンチ韓流なので韓国映画は敬遠していたのですが、食わず嫌いはいけませんね。
la_spagnaさん [DVD(字幕)] 9点(2017-01-14 01:52:03)(良:1票)
2.《ネタバレ》 引き込まれた。主人公は大沢たかおに雰囲気が似てます。
司法(裁判)というものは日本も他国も、どこでも同じように腐っているのですねぇ。
虎王さん [DVD(字幕)] 9点(2013-06-20 06:20:35)
1.反吐が出るほど腹が立つ内容です(褒めてます)。
そこには一切の妥協はありません。
この映画を観た方は、子どもを苦しめた加害者たちを心の底から嫌悪するでしょう。
これは加害者、子役の演技のたまものであり、性的虐待のシーンを逃げることなく描いていることにもあります。
そのシーンのおぞましさ、恐ろしさはまるでホラー映画のようでした。
さらに『憎い』相手は、性的虐待の加害者にとどまらず、韓国という国そのものへも向けられています。
社会的地位と金がある者は守られ、弱者が食い物にされ、このような事件が起きているのにもかかわらず自分の保身に走る大人たちの描写は脳天かち割りたくなること必死です。
しかしそうして『憎い』と思えることは、本作の最も優れた点でもあると思います。
子どもたちがどのような辛苦を強いられてきたか、それが、登場人物と同じ目線でわかるのです。
自分は子どもたちと、それを守ろうとする主人公にめいいっぱい感情移入してしまい、泣いてしまうシーンが多々ありました。
この映画により『トガニ法』という法律が制定され、性的虐待への厳罰化が図られたのも、そうした描写が欠けておらず、多くの人へこの問題を訴えることができたためであると思います。
日本の方がこの映画を観て連想するのは、今年に起きた大津市のいじめ事件でしょう(もはやいじめではなく、殺人ですが)。
こちらも大人が、自分の保身のために事実を隠蔽していました。
さらに日本でも恩寵園事件というものもあり、この映画で描かれたような虐待は、決してこれが初めてというわけではありません。
目を背けてしまいそうな事実でも、私たちは再発防止のためこの事実を知る必要がある・・・そう思わせる力がこの映画にはありました。
残念なのが、R18+というレーティングです。
性的虐待のシーンを生々しく描いているとはいえ、性犯罪を助長させるようなものではありませんし(むしろ嫌悪するはず)、若い人にも観て欲しい作品だと思います。
せめて、R15+指定どまりにして、高校生でも観れるようにして欲しかったです。
全くインモラルな内容でないのに、「観てはいけない」としてしまう判断には疑問符がつきます。
ヒナタカさん [映画館(字幕)] 9点(2012-09-11 17:50:21)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 7.71点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
415.88%
515.88%
6211.76%
7211.76%
8529.41%
9423.53%
10211.76%

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