アシュラ(2012)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アシュラ(2012)

[アシュラ]
2012年上映時間:75分
平均点:7.50 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-09-29)
ドラマ時代劇漫画の映画化バイオレンスCGアニメ
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タイトル情報更新(2023-02-26)【イニシャルK】さん
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監督さとうけいいち
森下孝三(監修)
野沢雅子アシュラ
北大路欣也法師
林原めぐみ若狭
玄田哲章地頭
平田広明七郎
島田敏義助
山像かおり藤乃
山口勝平小太郎
水島裕初治
小林由美子カポ
くまいもとこ丹治
阪口大助呉作
三瓶由布子三郎
楠大典孫六
こおろぎさとみ赤ん坊のアシュラ
中博史
渡辺久美子
園崎未恵
川田紳司
木村雅史
鶴岡聡
原作ジョージ秋山「アシュラ」
音楽池頼広
住友紀人
作曲いずみたく「希望」
製作川城和実
東映アニメーション(アシュラ製作委員会)
バンダイビジュアル(アシュラ製作委員会)
木下グループ(アシュラ製作委員会)
企画森下孝三
制作東映アニメーション(アニメーション制作)
配給東映
作画さとうけいいち(絵コンテ)
森下孝三(絵コンテ)
高橋英樹[作画](エフェクト作画)
Production I.G(作画制作協力)
美術加藤浩[美術](美術監督)
編集IMAGICA(編集スタジオ)
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6.意外でしたが要所要所にあるアクションがすごいですね。見たことのないような躍動感と力強い動きの映像でシビれました。上映時間は短いですが監督のこの映画を作る執念のようなものが全編から感じられ、なんとなく企画で映画化したようなチンケな映画とは別次元の高尚な映画に仕上がっています。残念な点は若狭がちょっと美人過ぎてしまい、あれだけの美人ならいろんな縁談も来てもう少しどうにかなるだろうと違和感を感じてしまいました。秋山ジョージの原作は昔好きで読んだことがありますがTVドラマの銭ゲバといい、この二つの作品がまさかこの現代に映像化されるとはw (TVドラマの銭ゲバもオススメです。マカロンマカロン)
映画大好きっ子さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2013-12-29 21:07:16)
5.圧倒的な露悪さの裏に隠された、慈愛。

ただのキワモノアニメなんかでは、決してない。残酷なジュブナイルでもあり、悲しいラブストーリーでもあり、そしてその地金にあるのは眩い黄金のような人間賛歌である。

観ていて何度も鳥肌が立ち、何度も嗚咽した。傑作。
aksweetさん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-26 08:13:07)
4.《ネタバレ》 内容としてはかなりタブー的なものに挑んでいる作品。人間が、まさに「人間」になるがゆえに苦しみ、そしてその罪と犠牲の中で葛藤する。アシュラはその只中を経験し、人間になりかけているところですれ違いを繰り返す。

■若狭はアシュラの人肉を拒み「食べるぐらいなら死んだ方がいい」と言う。しかし、彼の恋人もまた若狭のために盗みという罪を犯そうとする。もし盗みがうまくいったとしたらどうなったのであろうか。恋人の持ってきた食べ物を若狭が食べるのだとしたら、それは結局「罪と汚れを他の者に被せることによって、自らの汚れなき状態を安心している」だけになってしまうのではないか。アシュラはその取りつくろいが極めて下手であり、恋人は恐らく上手くやれる。しかしそれは本質的には違いはない。「私は罪なく生きる」ではなく「いかに汚れなき生き方だと思っていても、私も罪の中にいる」と自覚し葛藤することが必要なのであろう。それが最後の法師の一言に表されている
θさん [DVD(邦画)] 9点(2013-04-18 01:00:15)(良:1票)
3.《ネタバレ》 この原作がまさか映像化されるとは思っていませんでした、ジョージ秋山という異色の漫画家の渾身の作ですが、漫画すら完結するのかと思われていたのですから、感慨ひとしおです。極限時、そして、人として生きるとは何か、人の本質にあるものとは何かをひたすら描かれています。人はすべなく獣を持っていると、獣ですから他者は獲物にすぎず、生きる為の糧なのです、この下りは観るに残酷です。しかし、身をもって教えてくれる法師に出会い、優しい娘に死ぬところを助けられ、心を持っていきますが、生半可に心を付けた為に、娘を慕うが接し方を間違え「人でなし」と、このあとのアシュラの「うまれてこなければよかったギャ」、この言葉がぐっときます、ええ、この言葉がこの漫画のテーマですかね。原作と、違いがあり、省略されていますが、自分の心の本質に迫る、圧倒的な問いかけは凄いものがありました。アニメで、ここまで衝撃を受けたものは少ないです。素場らしい作品を観ることができて良かったと思います。
minさん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2013-04-02 20:26:29)
2.《ネタバレ》 人間の残忍さと尊厳を同時に描いた傑作。上映後に暫く席を立てなかった映画は久しぶりです。それほど深い感動を覚えた気が致します。
『生まれてこないほうがよかったのに』― この台詞は原作漫画で度々繰り返される主題です。アシュラは自分がなぜ生まれたのか、自分の人生に生きる意味はあるのかと自問し続けます。確かに観客もそう共感してしまうほどにアシュラの人生は畜生道に塗れているといっていい。実の母親に焼かれ喰われそうになり、母の愛を村娘に求めるも"人でなし"と蔑まれ、生きるために人肉を喰らい、その結果殺戮を繰り返す。
それでも乞食法師はアシュラに人の道を示す。助け合って生きるのが人間と。誰しも獣(ケダモノ)を己の中に抱えているが、それと戦ってこそ人間であると。人を憎まず、己の中の獣を憎めと。
これ以上拙文を書き連ねるよりも、ラストの法師の言葉を以ってレビューを締めたいと思います。
『私はお前(アシュラ)に教えられた。それはあらゆる命を奪い生きているという人の性(サガ)だ。それでも命ある限り足掻き生きていく。だからこそ、この世は美しい』
最高の人間賛歌。
民朗さん [映画館(邦画)] 9点(2012-10-12 23:47:48)(良:1票)
1.《ネタバレ》 久々に映画で涙しました。原作は未読ですが、原作者は好きなのと絵のタッチが独特で興味を持ったので鑑賞。本当に見てよかった。
とにかく壮絶です。人食いという現代、特に日本では扱いづらい題材を惜しげもなく前面に押し出し、一人の少年の「獣」から「人間」への変化を見事に描いています。
その様子はまさに悲劇。
主人公のアシュラは愛も幸せも知らず、生きる事だけを必死にやってきました。そんな彼が人と触れ合う事で初めて手にした温もり。戸惑う事は当然のことでしょう。
その事によって産まれてしまった孤独に対する恐怖…そういった小さなすれ違いが段々と大きくなり、最終的にアシュラは再び人を傷つけてしまいます。
人でなしと呼ばれ、蔑まされ、自分自身でも産まれてこなければよかったと叫ぶアシュラの姿を見て涙が止まりませんでした。

それでも彼は自分の大切な人の為に頑張るのです。しかし、それも誤解から認めてもらう事ができませんでした。
これは人の肉ではない、馬の肉だから食ってくれ、死なないでくれと叫ぶ彼に再び涙。とことん救いがありません。
でもこれがリアルなのです、ご都合主義ではないのです。
昨今、幸せに溢れる中で、こういった作品もやはり必要なのだと感じました。

人によって受ける印象、感想は違うと思います。それでも必ず何か受け取ることができると思います。
豪華な声優陣の素晴らしい演技、新しいアニメーションの可能性を生み出した本作に感謝。
HIGEさん [映画館(邦画)] 9点(2012-10-11 16:55:09)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
3210.00%
400.00%
515.00%
615.00%
7315.00%
8630.00%
9630.00%
1015.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 9.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 8.00点 Review2人
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