リンカーンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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リンカーン

[リンカーン]
Lincoln
2012年上映時間:150分
平均点:6.37 / 10(Review 57人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-04-19)
ドラマ戦争もの政治もの歴史もの伝記もの
新規登録(2013-01-26)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2021-03-28)【イニシャルK】さん
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監督スティーヴン・スピルバーグ
キャストダニエル・デイ=ルイス(男優)エイブラハム・リンカーン大統領
サリー・フィールド(女優)メアリー・トッド・リンカーン
デヴィッド・ストラザーン(男優)ウィリアム・スワード国務長官
トミー・リー・ジョーンズ(男優)タデウス・スティーブンス
ジョセフ・ゴードン=レヴィット(男優)ロバート・リンカーン(大統領の長男)
ジェームズ・スペイダー(男優)W.N.ビルボ共和党議員
ハル・ホルブルック(男優)プレストン・ブレア共和党議員
ジョン・ホークス〔1959年生〕(男優)ロバート・レーサム
ジャッキー・アール・ヘイリー(男優)アレキサンダー・スティーブンス南部連合副大統領
ブルース・マッギル(男優)エドウィン・スタントン北軍長官
ティム・ブレイク・ネルソン(男優)リチャード・シェル
ジョセフ・クロス(男優)ジョン・ヘイ(リンカーンの秘書)
ジャレッド・ハリス(男優)ユリシーズ・S.グラント合衆国陸軍総司令官
リー・ペイス(男優)フェルナンド・ウッド民主党議員(奴隷制強硬賛成派)
ピーター・マクロビー(男優)ジョージ・ペンドルトン民主党議員(奴隷制強硬賛成派)
グロリア・ルーベン(女優)エリザベス・ケックリー(リンカーン家の家政婦、元・奴隷)
マイケル・スタールバーグ(男優)ジョージ・イェーマン民主党議員
ウォルトン・ゴギンズ(男優)クレイ・ホーキンス民主党議員
ルーカス・ハース(男優)兵士
デイン・デハーン(男優)兵士
ジュリー・ホワイト(女優)エリザベス・ブレア・リー(モンゴメリー・ブレアの娘)
デヴィッド・オイェロウォ(男優)アイラ・クラーク
アダム・ドライバー(男優)サミュエル・ベックウィス
宮本充エイブラハム・リンカーン大統領(日本語吹き替え版)
野沢由香里メアリー・トッド・リンカーン(日本語吹き替え版)
菅生隆之タデウス・スティーブンス(日本語吹き替え版)
小島敏彦ウィリアム・スワード国務長官(日本語吹き替え版)
稲垣隆史プレストン・ブレア共和党議員(日本語吹き替え版)
田原アルノ(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版)
長克巳(日本語吹き替え版)
大川透(日本語吹き替え版)
水内清光(日本語吹き替え版)
脚本トニー・クシュナー
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作スティーヴン・スピルバーグ
キャスリーン・ケネディ
製作総指揮ダニエル・ルピ
ジェフ・スコール
配給20世紀フォックス
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
デヴィッド・クランク〔美術〕(美術監督)
衣装ジョアンナ・ジョンストン
編集マイケル・カーン
録音アンディ・ネルソン[録音]
ゲイリー・ライドストロム
字幕翻訳松浦美奈
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4.《ネタバレ》 見入るような面白い作られ方をしているかといえば、全く地味でオーソドックスな感じの映画だと思います。けれど、いくつかの登場人物たちから発せられる名セリフの数々が凄いなと、これほど人の発する言葉に魅了されたのは初めてかもしれません。歴史資料だけをもとに、これほどの印象的なセリフの数々が並べられるだろうか? これはきっと脚本家たちの並々ならぬ努力があったのではないかと…もし、そういうわけでもないならば、それらの言葉を現実に口にしたであろう歴史上の方々の生きる力の凄さといいますか、どう言っていいかわかりませんが、とにかく言葉が持ってる魂がパワフルなのです! 吹き替えで鑑賞しましたが、字幕でも観てみようと思います。吹き替えは、サリー・フィールドの声が「違うやろ~!」過ぎます。

「リンカーン知ってる知ってる、奴隷解放した人だよね」程度のバカ私に、この偉業を成し遂げるのにどれほどの難関と苦悩があり、どれほどの人々の努力と知恵と勇気が必要だったかを教え刻んでくれたこの映画を作ってくれたスピルバーグに感謝します。
だみおさん [DVD(吹替)] 9点(2015-02-05 21:55:15)
3.運命の投票が行われている議会の喧騒をよそに、“彼”は我が子を懐に抱え一緒に昆虫図鑑を読んでいる。
端から見ると、気が気でない心情を紛らわしているようにも見えるけれど、きっとその時彼は、本当に息子と図鑑の中の虫たちのことしか頭になかったと思う。
常に自分の目の前に置かれた物事に心血を注ぎ続けた人。エイブラハム・リンカーンとは、たぶんそういう人だったのだろう。

この映画を観て何よりも驚いたのは、「奴隷制度の撤廃」が成されたのは、奴隷制度を絶対的な違法と定める合衆国憲法修正第13条が、可決成立されたからに他ならないということ。

英雄的な大統領が「奴隷解放宣言」をしても、「自由」を謳う北軍が優勢に戦局を進めていても、憲法が改正されなければ、奴隷制度の完全撤廃には至らなかったであろう事実。
そして、この映画は、憲法改正を成さなければ、人種差別の根本は民衆から消え去る事無く残り続けるだろうことを見抜き、何としてでも憲法改正を推し進めた「偉大な政治家」の姿を描いていた。

そこには、“リンカーン”という固有名詞に対して人々がイメージするであろう聖人的な人物像は無く、時には「俺は合衆国大統領だ!」となりふり構わず最大権力を振りかざしてでも、己の信念を貫き通そうとする等身大の男の姿があった。

米国史に明るくないので、この映画の時代背景に具体的なイメージが付随しないのは残念に思った。せめて南北戦争の流れくらいは把握しておけば、もっとこの映画に登場する人物たちの一挙手一言動に感動できたかもしれない。

ただそうでもなくても、この映画が伝えるリンカーンという政治家が成した功績の重さと、彼の人間的な感情は充分過ぎる程に伝わってきた。
監督と主演俳優の功績はもちろん大きいが、この映画に携わった誰一人として手を抜いてないであろうことがびしびしと伝わってくることこそが最も素晴らしいことだと思う。

先だって観た「ジャンゴ 繋がれざる者」に続き、米国史における奴隷制度の実情を垣間見て、気持ちが悪いくらいの嫌悪感を感じ続けた。
そこに映し出された人間の残虐性は、決して米国に限ったことではなく、世界中の歴史の中で繰り返されてきたことであろうことに、更に虫唾が走る思いになる。
しかし、そう思えるということは、幾分なりとも世界が良い方向へ変わってきていることの証明でもあろう。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2013-04-29 23:13:47)(良:1票)
2.《ネタバレ》 大変素晴らしい映画でした。巨匠になってなお、これだけ尖った主張の映画を作り続けるスピルバーグは本当に凄いとしか言えない。
基本的に派手なアクションは無く全編に渡って政治家達の舌戦が繰り広げられますが、まずこの会話劇が滅茶苦茶面白い!伏線も上手く貼っていて、ハイライトとなる修正第13条の決議当日とそれに至るまでの攻防はドキドキあり、驚きあり、笑いありで最高でした。黒人たちが当日に議事堂に入ってくる時にはホーキンス議員の顔芸のせいもあって思わずガッツポーズしちゃいました。そしてスティーヴンスが可決された修正第13条の原紙を手渡す相手がまた泣ける...
リンカーンは奴隷解放を実現するために下院で修正第13条を可決させようとしますが、南軍が疲弊し南北戦争が思いの外に早く終わってしまう危険性が浮上する。使節団が和平を求めているとなると、修正第13条を可決する意味が民主党側には薄れてしまう。何とか可決に導こうとする為に主人公はありとあらゆる工作を張り巡らせる。でもそうなるとある葛藤が生じてくる。いくら平等を勝ち取るためとは言え、政治に工作が行われても良いのか?ということです。スピルバーグはそんな彼を主人公として、ヒーローとして描きました。何故なら平等という名のもとには全てが優先されるから。
ある人はラディカルな政治運動による統治は絶対に為させるべきでは無いと思うでしょうし、その考え自体も間違いでは無いです。というか答えなんて絶対に出ない。それでも"人種差別の根絶は全てに優先する"という考えを私は支持したい。最近、ヘイトスピーチが公然と行われ言論の自由を盾に逮捕すらされない日本という国に住んでいる自分にとって主人公は紛れもないヒーローでした。
民朗さん [映画館(字幕)] 9点(2013-04-28 22:16:26)(良:1票)
1.《ネタバレ》 う~ん、以下のことしか言えません。憲法96条改正を声高に叫んでる人たちは、この作品観てからにしてね。安直に自分たちの主張を通す方法に邁進するより、出来るだけ多くの人の納得の上に立つ合意が必要だと150年前の米国人は言ってるわけですよ。その後時間的余裕があったら「声をかくす人」観てね、青臭い物語だけど正論だから。そうそうトミー・リー・ジョーンズが演じたスティーヴン、もうけ役だよね。でもよかった。
shintaxさん [映画館(字幕)] 9点(2013-04-22 20:47:03)
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【点数情報】

Review人数 57人
平均点数 6.37点
000.00%
100.00%
200.00%
311.75%
435.26%
5915.79%
62238.60%
7915.79%
8915.79%
947.02%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review6人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ダニエル・デイ=ルイス受賞 
助演男優賞トミー・リー・ジョーンズ候補(ノミネート) 
助演女優賞サリー・フィールド候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ候補(ノミネート) 
撮影賞ヤヌス・カミンスキー候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
音響賞アンディ・ネルソン[録音]候補(ノミネート) 
音響賞ゲイリー・ライドストロム候補(ノミネート) 
美術賞リック・カーター受賞 
衣装デザイン賞ジョアンナ・ジョンストン候補(ノミネート) 
脚色賞トニー・クシュナー候補(ノミネート) 
編集賞マイケル・カーン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2012年 70回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ダニエル・デイ=ルイス受賞 
助演女優賞サリー・フィールド候補(ノミネート) 
助演男優賞トミー・リー・ジョーンズ候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ候補(ノミネート) 
脚本賞トニー・クシュナー候補(ノミネート) 
作曲賞ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 

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