イニシエーション・ラブのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 イ行
 > イニシエーション・ラブの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

イニシエーション・ラブ

[イニシエーションラブ]
Initiation Love
2015年上映時間:110分
平均点:6.23 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-05-23)
ラブストーリーミステリー小説の映画化
新規登録(2015-02-09)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2019-01-21)【3737】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督堤幸彦
キャスト松田翔太(男優)鈴木
前田敦子(女優)成岡繭子
木村文乃(女優)石丸美弥子
森田甘路(男優)鈴木夕樹
三浦貴大(男優)海藤
前野朋哉(男優)梵ちゃん
森岡龍(男優)望月大輔
矢野聖人(男優)北原鉄平
藤原季節(男優)大石肇
吉谷彩子(女優)松本優子
松浦雅(女優)青島ナツコ
大西礼芳(女優)松島ジュンコ
佐藤玲(女優)日比まどか
山西惇(男優)桑島課長
木梨憲武(男優)静岡支店部長
手塚理美(女優)石丸詩穂
片岡鶴太郎(男優)石丸広輝
池上幸平(男優)天童
村岡希美(女優)ホテル受付
原作乾くるみ「イニシエーション・ラブ」(文春文庫)
脚本井上テテ 
音楽ガブリエル・ロベルト
作詞桑田佳祐「夏をあきらめて」
松本隆「ルビーの指環」「木綿のハンカチーフ」
小椋佳「揺れるまなざし」
小田和正「Yes-No」
浜田省吾「DANCE」
作曲桑田佳祐「夏をあきらめて」
寺尾聰「ルビーの指環」
馬飼野康二「愛のメモリー」
小椋佳「揺れるまなざし」
小田和正「Yes-No」
浜田省吾「DANCE」
挿入曲研ナオコ「夏をあきらめて」
寺尾聰「ルビーの指環」
松崎しげる「愛のメモリー」
小椋佳「揺れるまなざし」
浜田省吾「DANCE」
中村雅俊「心の色」
撮影唐沢悟
製作日本テレビ(『イニシエーション・ラブ』製作委員会)
東宝(『イニシエーション・ラブ』製作委員会)
読売テレビ(『イニシエーション・ラブ』製作委員会)
企画日本テレビ(企画・製作)
プロデューサー奥田誠治(ゼネラルプロデューサー)
配給東宝
美術相馬直樹[美術]
編集伊藤伸行
照明木村匡博
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.《ネタバレ》 “都会の絵の具に染まらないで帰ってネ”
これが効きました。これが終始かなり効いてしまいました。
そんな木綿のハンカチーフの世界とイニシエーション・ラブのこの世界へのリンク 
見事にハマって さあ大変。

以下、木綿のハンカチーフの歌詞を転載しておきます。
1番、2番、3番と途中で聴くのを辞めちゃ駄目な曲のその代表。
是非とも最後、4番まで聴いて理解をしてほしく思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
恋人よ ぼくは旅立つ
東へと向かう列車で  
はなやいだ街で 君への贈りもの
探す 探すつもりだ

いいえ あなた 私は
欲しいものはないのよ
ただ都会の絵の具に
染まらないで 帰って 染まらないで 帰って

恋人よ 半年が過ぎ
逢えないが泣かないでくれ
都会で流行の 指輪を送るよ
君に 君に似合うはずだ

いいえ 星のダイヤも
海に眠る真珠も
きっと あなたのキスほど
きらめくはずないもの きらめくはずないもの

恋人よ いまも素顔で
くち紅も つけないままか
見間違うような スーツ着たぼくの
写真 写真を見てくれ

いいえ 草にねころぶ
あなたが好きだったの
でも 木枯らしのビル街
からだに気をつけてね  からだに気をつけてね

恋人よ 君を忘れて
変わってく ぼくを許して
毎日愉快に 過ごす街角
ぼくは ぼくは帰れない

あなた 最後のわがまま
贈りものをねだるわ
ねえ 涙拭く木綿の
ハンカチーフください ハンカチーフくださいいいい (;≧д≦)ってかー!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうですか。切ないラブソングですよね 
好きなんだけども、悲しい歌。
だから、なにってことになりますが、遠距離恋愛経験者だからこそ分かり得る胸痛ソングとこの作品とのリンク。
原作者の乾くるみさん、脚本書いてる井上テテさん、そして監督:堤幸彦さん
どの段階で誰がこの歌をチョイスしたのか分かりませんが、そこは誰でもいいです 
とにかく木綿を含めてハメ込みソングが全てよかった そして最後のSHOW ME♪ すごく衝撃的でした。

最後に一言、たっくん、悔しくなるほどイイ男 ←たつやのほう。 
松田翔太君もまだ若いのに、なぜだか87年がとても似合った いい男。かっとびスターレットが似合った いい男。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2018-12-09 00:44:21)(良:1票)
1.《ネタバレ》 まんまとハメられました(笑)でもそれはこの映画の評価には影響を与えません。
騙される映画は深読みしすぎず一度素直に見て騙されてないとおもしろさ半減と言う事にするとして…。
この映画、ミステリーでもあると言われて居る訳ですが
そこに巧妙なトリックがあるわけではありません。ミステリ小説、百戦錬磨のような人からすれば
簡単に見破る事でしょう。後々考えると伏線も多めですから。
ただ、私の好みは、複雑怪奇な知恵の輪を解くような複雑なミステリ物よりも
むしろトリックは単純でもそのトリックが見ている者にどのような影響を与えるか、または物語に
そのトリックがどういう影響を与えて居るかの方が重要で、この映画でそれは成功している。
そう思えます。ただこの映画の残念な所はミステリを強調しすぎているがゆえに
トリックを見破る方に関心を向けさせててしまっている所が少し残念な所でしょうか。
ミステリ好きが手に取るには物足りないでしょうし、後で騙されると言うオチを知って居る以上
答えを聞いたとき驚きよりも「ああ、そう来たのね」という心境がつよく効果半減でしょうか。

しかし、それらを差し引いても、この映画はとても面白かった。
映画のタイトルになっているイニシエーションラブ。つまり通過点の恋愛を題材にしている事が面白くしている。
過去を振り返った時、特にあの時代に生きた人は男も女も主人公達の姿に少し既視感のような物を感じないだろうか。
多くの人が最初の恋愛は不慣れで、相手の心より自分の気持ちを優先したり傷つけたり傷つけられたりするものだ。
堕胎はともかくとしても、これらの話には多くの人が多少なりとも身に覚えがありそうな話。

デブでいけてなかったハズのたっくんが、少し社会を知ったからって生意気にも・・・。
前田敦子の不幸な境遇を見を見せる事で、一方では可哀想と思いながらも
もう一方では自分の過去の様々な出来事を思い出しモヤモヤしたものを感じさせる訳だが、
最後の最後でトリックのネタバラしで女性のしたたかさを解き明かされる事によって
モヤモヤを感じていた自分の事や様々な事が、ちょっと馬鹿馬鹿しく思わず笑い飛ばせるような。
そんな仕上がりが何とも上手いと思いました。また、80年代後半に設定した事も上手いと思いました。
このストーリーは平成生まれのラブストーリーでは共感を得られる人が減っている気がする。
今となっては、その年代の恋愛は、昔話のおとぎ話になっている訳ですから。

物語の続きは描かれて居ないが自然と物語を心の中で勝手に描いてしまうような、そんな巧妙さがある。
そして、その物語の続きは人によって違うのだろう。
前田敦子と松田翔太にとって二人の恋はイニシエーションラブだった。
松田翔太は実直な青年だったが都会に出て住む世界が変わっていき気持ちが離れて行く事を感じるも
それを受け入れるしかない悲しい結末の見えた恋。日頃の報われない寂しさを
何でも自分の思い通りに動いてくれる夕樹君を手のひらで転がすことで心の穴を埋めている部分もあったのだろう。
結果的にもう一人のたっくんが現れた事により、様々な事を知り悟ってしまう。
人生初の女性と過ごす幸せなクリスマスに、こんな過酷な現実を突きつけられるとは・・・。
夕樹君もまたイケメンとは違った形のイニシエーションラブの真っ最中・・・嗚呼・・可哀想・・・。
しかし彼は大手企業に内定を貰って都会に行くことが決まって居る。また新しい環境で色々あるのかな?
なんて私は物語の続きを、そんな想像で締めくくりました。とても面白い作品でした。
デミトリさん [DVD(邦画)] 9点(2017-01-15 23:43:33)(良:1票)
別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.23点
000.00%
100.00%
200.00%
339.68%
439.68%
539.68%
6619.35%
71135.48%
826.45%
926.45%
1013.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS