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マグノリア

[マグノリア]
Magnolia
1999年上映時間:187分
平均点:6.00 / 10(Review 270人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-02-26)
ドラマ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-10)【Olias】さん
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監督ポール・トーマス・アンダーソン
キャストジェレミー・ブラックマン(男優)スタンリー・スペクター
トム・クルーズ(男優)フランク・T・J・マッキー
メリンダ・ディロン(女優)ローズ・ゲイター
フィリップ・ベイカー・ホール(男優)ジミー・ゲイター
フィリップ・シーモア・ホフマン(男優)フィル・パルマ
ウィリアム・H・メイシー(男優)ドニー・スミス
ジュリアン・ムーア(女優)リンダ・パートリッジ
ジョン・C・ライリー(男優)ジム・カーリング
ジェイソン・ロバーズ(男優)アール・パートリッジ
メローラ・ウォルターズ(女優)クローディア・ウィルソン・ゲイター
マイケル・ボーウェン〔男優〕(男優)リック・スペクター
エマニュエル・L・ジョンソン(男優)ディクソン
フェリシティ・ハフマン(女優)シンシア
アルフレッド・モリーナ(男優)ソロモン・ソロモン
トーマス・ジェーン(男優)若い頃のジミー・ゲイター
ジョン・デイヴィス〔1953年生・男優〕(男優)カメラマン
ルイス・ガスマン(男優)ルイス
オーランド・ジョーンズ(男優)ウォーム
リッキー・ジェイ(男優)バート・ラムジィ
冬馬由美スタンリー・スペクター(日本語吹き替え版)
山寺宏一フランク・T・J・マッキー(日本語吹き替え版)
沢田敏子ローズ・ゲイター(日本語吹き替え版)
村松康雄ジミー・ゲイター(日本語吹き替え版)
松本保典フィル・パルマ(日本語吹き替え版)
田原アルノドニー・スミス(日本語吹き替え版)
高島雅羅リンダ・パートリッジ(日本語吹き替え版)
大川透ジム・カーリング(日本語吹き替え版)
矢島晶子ディクソン(日本語吹き替え版)
脚本ポール・トーマス・アンダーソン
音楽ジョン・ブライオン
フィオナ・アップル(追加音楽)
トーマス・パサティエリ(音楽顧問 / 指揮)
ポール・トーマス・アンダーソン(エクゼクティブ・ミュージック・プロデューサー(ノンクレジット))
主題歌エイミー・マン"Save Me"
挿入曲エイミー・マン
スーパートランプ"Goodbye Stranger and "The Logical Song"
ハリー・ニルソン"One"
撮影ロバート・エルスウィット
製作ポール・トーマス・アンダーソン
ダニエル・ルピ
ジョアン・セラー
ディラン・ティチェナー(製作補)
ニュー・ライン・シネマ(共同製作)
製作総指揮マイケル・デ・ルカ
リン・ハリス
配給日本ヘラルド
特殊メイクジョエル・ハーロウ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術マーク・ブリッジス[衣装](プロダクション・デザイン)
ランドール・バルスマイヤー(タイトルデザイン)
衣装マーク・ブリッジス[衣装]
編集ディラン・ティチェナー
録音リチャード・キング[録音]
ロバート・J・リット
字幕翻訳戸田奈津子
その他ダニエル・ルピ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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12
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25.《ネタバレ》 「愛したいのに、そのはけ口がない」沢山の登場人物が織り成すこの重厚な群像劇のなかで、ある一人の人物が発するこの言葉が、この深淵でありながらなお猥雑なエネルギーに満ちているこの作品をまさに象徴している。みんな愛したいし愛されたい。でも人間だからみんないつまで経っても心はいつだって擦れ違い。もがき苦しむそんな人間社会に、最後、唐突に降り注ぐ蛙の大雨。もちろん、旧約聖書中の出エジプト記からの引用だろうけど、そんなことどうでもよくなるくらいに滑稽な出来事にただ笑うしかない登場人物たち、というこの映画の纏め方は見事としか言いようがない。「確かにいま人生は辛いかも知れないけど、頑張って生きていこう。だって、明日蛙が降ってくるかも知れないじゃん」という気持ちになれる、良い映画です。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-29 22:45:19)
24.10人の主人公が喜び、悩み、落ち込む。その模様がカメラワーク、名優たちの熱演を加えて、どんなスペクタクル映画にも負けないとんでもないうねりを作り出してゆく。更に降り注ぐ●●●。こんな映画観たこと無い。
j-hitchさん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-12 00:29:42)
23.好きな映画は?と聞かれたらまずこれを挙げるでしょう,という映画。

群像劇の中では本当に傑作。
映画全体を覆っているなんとなく乾燥して冷たい温度。
雨は振っているけどカサカサしている感じ。

静かにゆったり泣きたい時に見る映画の1つです。
Peccoさん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-20 22:21:55)
22.《ネタバレ》 3時間の映画の内、始めの1時間はドタバタコメディで、真ん中の1時間はずーっとクライマックスで、最後の1時間は人間ドラマをシットリと描く。しかも10人以上のキャラクターが群像劇かつ同時進行して物語が進む。その上、物語の一つ一つが独立していても面白い。更にラストのオチがとんでもなくって……。こんな映画観た事ありません。
確かにこの映画は長いし、オチが突拍子だし、個々の物語は結構ほったらかしだし、色々言いたい事がある人達がいるのは分ります。でも個人的には、これだけ既存のルールをぶっ壊して、全ての役者が活き活きと動いていて(特にトム・クルーズ!「Tame the cunt!」は多分一生忘れない台詞)、純粋に面白い映画には中々出会えないと思います。
それにしても、本作でトム・クルーズがアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされましたけど、なら主演男優、主演女優は誰だ!いねえよ!
民朗さん [地上波(字幕)] 9点(2010-02-03 00:26:51)
21.一言で表現するには難しい(=観る者の咀嚼が必要となる)映画で、しかも3時間という長丁場。監督の演出スタイルが生理的に馴染むかどうかが大きいと思います。結局のところはポール・ハギスの「クラッシュ」と同じ話で、さまざなしがらみに苦しむ者たちの懺悔と救済。ある者にとっては許されざる罪を行った人物も、巡り巡って十字架を背負っているのだという「罪を憎んで人を憎まず」がテーマだと言えます。そうした因果を描くにはやはり群像劇がふさわしく、またそれぞれのエピソードを濃密に描く必要性を考えれば3時間という長丁場にも納得がいきます。どのエピソードも甲乙つけがたいほどよく出来ていたし、それぞれに身につまされるような人生の教訓が詰まっていました。撮影当時29歳だった監督が、ここまで成熟したドラマを作ってみせたことは驚異です。しかもただ説教をたれるだけでなく、遊びまで入れてくるというのがまた見事。登場人物はみな滑稽なのですが、それにより悲哀や人間臭さがよく出てくるという演出の絶妙さ。また編集の遊びも斬新で、あるエピソードが盛り上がってきたところでカットがぶつっと切れ、まったく違うエピソードに飛んでいってしまいます。話がおもしろくなってきた、その絶好調のところでいきなり切ってしまうだなんて!この監督、ぶっきらぼうに作っているようで、実は観客の心理を徹底的に計算しているのだと思います。せっかくおもしろくなってきたところで切るなんて怖いことができるのも、その計算に絶対の自信があるからなのでしょう。実際、このじらしによって特に前半は怒涛のおもしろさとなっており、また膨大な情報量を見る側に詰めこむことにも成功しているのです。一転してペースが落ち着く後半部分とのコントラストの役割も果たしており、まさに完璧な計算だったと言えます。そしてあのとんでもないクライマックス。バカバカしくもありますが、登場人物達のわだかまりを吹き飛ばす起爆剤という役割は立派に果たしており、突飛ではあっても作品の流れの中では非常に理にかなったオチだったと言えます。あの衝撃で皆吹っ切れ、清々しい朝を迎えていたではありませんか。前述した「クラッシュ」は終始シリアスで比較的テーマが伝わりやすいアプローチだったのに対し、本作はより高度な遊びをした結果一部の観客を切り捨てるという結果にはなっていますが、映画としての完成度は非常に高いと思います。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 9点(2007-03-27 23:27:08)(良:2票)
20.相当賛否両論分かれているようですが、僕としてはかなりの傑作でした。確かに何が言いたいのかわからないし、最後のオチも予定調和てきと言われればそんな気もします。しかし、この監督の演出や脚本のうまさはなかなかだと思いました。さらに音楽の使い方まで非常にうまく、3時間のヒューマンドラマを飽きずに見ることができました。この映画を見たときにかなり落ち込んでいたので、何か癒された気にもなったし、あの警官とジャンキー娘の話には思わず涙してしまいました。そして、なぜかエンドロールで流れる曲に勇気をもらいました。こんなに不思議な映画はなかなか無いと思います。この映画でPTA監督を好きになったので、今後の彼の作品にも注目していきたいです。
ジャザガダ~ンさん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-04 19:24:12)
19.PTアンダーソンの映画好きなんです。

なんか、暗いものでも明るく描いているので。

長いのでマイナス1点としても、個人的に好きです。
やぶさん 9点(2004-10-10 22:49:26)
18.《ネタバレ》 群像劇のラストは人物同士に接点を持たせるのがセオリー。ショートカットでも地震で無理矢理に接点を生み出しました。この作品も降り注ぐカエルによって人物達に接点が生まれます。そしてカエルには「過去を洗い流す」と言う意味があるそうです。この意味を友人から聞いた時、鳥肌が立ちました。
AMX004さん 9点(2004-08-31 00:54:19)(笑:1票)
17.多くの登場人物といくつものストーリーが同時進行し、見ごたえは十分あった。解決するエピソードもあれば解決しないものもある。それがリアル。ひとつの奇跡的?な出来事で少し救われた気がする。なんでもないストーリーと言えばそれまでだが、みじかな人間が死を迎えるということは誰にでもあって、人生最大の衝撃であるはず。細かな演出も監督の人間観察力のたまものでしょうか。
wishさん 9点(2004-08-01 23:35:28)
16.《ネタバレ》 複数のストーリーが同時進行していく、「愛」をテーマにした映画。最初、主役無しの映画と聞いていたので、どんなものかと期待していましたが、こういう目を離せない映画は結構好きです。 ホントの「愛」とは何か、ということを考えさせられます。老いた夫の遺産が目当てだった、仮面をかぶった愛。クイズ番組から生まれた天才で、唯一父親の「本当の愛」だけが得られない少年。家族を尊重する父の象徴だったクイズ司会者の、あまりにもギャップのありすぎる私生活・・・。一見、別のストーリーのように感じますが、最後に起こり得ない事が起こり、ストーリーの関連性が出てくる、というちょっと難解且つ興味深い映画です。SEX教祖?のトム・クルーズが異様に笑えた。ってか全体を理解するには一度では観足りない。でもビデオ買ったけど「アラビアのロレンス」並に長いから観る時間がありません。
けっけ(硝子の心を持つ少年)さん [映画館(字幕)] 9点(2004-05-03 15:08:48)
15.あ、明日の天気は、全国的に曇、ところによりカエル・・・・・。 何だか「ファxク」が連発されててお下品ざます・・・ 登場人物にSEXの教祖様がいたから?(違 「父親」が大きなテーマの核となってるようです。どうって事ないストーリーな気がするのに、これ、3時間もあるんですねえ!それを感じさせないって、具体的に何って言えなくて残念ですが、高得点です。
へろりうしオブトイジョイさん 9点(2004-03-25 05:10:39)(良:1票)
14.カエルの意味を知ればさらによい。
http://mirai.atclub.co.jp/movie/c000225.html
監督が「曲を映画にしただけ」というサントラもいい。
福山雅晴さん 9点(2004-02-01 01:55:09)
13.かなり長くて人によっては途中ダルイかも知れないけど、あの構成方法といい、天気の移り変わりと心理描写のシンクロといい、私は楽しめました。エイミーマンのサントラCDも良い出来かと思います。
わーるさん 9点(2004-01-20 20:36:27)
12.《ネタバレ》 なにかとても大きな真実がひとつあって、それはもちろん僕らの周りにも在って、ぼくらの運命を掌握しています。この映画はその真実の、いわば氷山の一角ですね。3時間はしかたない。退屈なのはわざとでしょうか。おかげで蛙シャワーはパニック映画です。
no_the_warさん 9点(2003-12-13 13:49:14)
11.家族っていったいなんだろうな?なんであんなに苦しんでまで、つながりが断ち切れないのだろうか?涙が出るくらいつらいなら、関係を断ち切れば良いと思っていた当時がなつかしい
花守湖さん 9点(2003-10-15 01:14:07)
10.小さな世界の中に様々な人間がそれぞれの事情の中で悩み、苦しみながら生きている様をユーモラスに感動的に描き出していく。と、これで終わればよくある群像劇であるがこの映画は一味違う。それにプラス「人生は何が起こるか分からない」ということを蛙が空から降ってくるという離れ業で象徴させる映画のセンスに脱帽だった。とても不思議な映画だったけど、観た後はかなり元気になるはず。
スマイル・ペコさん 9点(2003-06-07 01:56:38)
9.マグノリア、好きな映画です。人に対して、尊大ともとられかねない厳しい現実を浴びせていて、その奥には、結局みんな好きなんだよな、っていう気持ちが隠されることなく置いてあって。たぶん両方、自分にも向けられていて。そんな視線が、ひとつひとつのシーンに溢れていました。それを映画全体のギミックで隠すような、照れ屋な感じも好きでした。
staticsさん 9点(2003-02-17 04:42:40)
8.面白い。悲しい雰囲気にひきつけられた。はじめてみた時、かなりの衝撃を受けた記憶がある。
世界地図は血の跡さん 9点(2002-12-15 19:16:34)
7.すごく好きな映画です。3時間に及ぶ各登場人物のドラマをすべてぶち壊してしまうラストシーンが気に入っています。私たちは皆、この映画の登場人物のように、様々なドラマを生き、色々な悩みを抱えて生きていますが、この物語のラストのような突然の異常事態を前にしたときには、ただ立ちすくむしかない。私たちは大いなるもの、想像を絶する力の前では無力であり、世界は圧倒的に理不尽であることに気づかされます。世界の圧倒的理不尽さを認め、それでも生きていくという単純な事実。一番最後の警官と女の子のシーンが良いです。ややこしいことは抜きにしても、単純にドラマとしてかっこいいし、面白い映画だと思います。(ただ、最初の5分間は必要なかったような気が・・・)
生姜猫さん 9点(2002-09-16 15:46:10)
6.かなり評価分かれてますね。私は好きですこれ。近年のロードショーもののなかではかなり面白い映画だと思います。カエルどばーっと降らせてなおシリアスに続行するあたり好きです。なんか人生のくだらない出来事とシリアスな出来事は紙一重かつ背中合わせ、実は影響しあってるかもみたいな感じがしました。ストーリーそのものから感銘受けるっていうより、やっぱいくつかのエピソードを絡めてる映画なのでシーン全体の俯瞰、それ見て「おお!」って色んなことに気付かせる感じでした。
えりさん 9点(2002-04-26 00:26:13)
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【点数情報】

Review人数 270人
平均点数 6.00点
0124.44%
1165.93%
2145.19%
3145.19%
4197.04%
52910.74%
63412.59%
73312.22%
84315.93%
9259.26%
103111.48%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.37点 Review8人
2 ストーリー評価 7.53点 Review15人
3 鑑賞後の後味 6.68点 Review16人
4 音楽評価 8.26点 Review15人
5 感泣評価 6.36点 Review11人
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【アカデミー賞 情報】

1999年 72回
助演男優賞トム・クルーズ候補(ノミネート) 
脚本賞ポール・トーマス・アンダーソン候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌エイミー・マン候補(ノミネート)"Save Me"

【ゴールデングローブ賞 情報】

1999年 57回
助演男優賞トム・クルーズ受賞 
主題歌賞エイミー・マン候補(ノミネート)"Save Me"

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