追想(1975)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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追想(1975)

[ツイソウ]
The Old Gun[米]
(Le Vieux Fusil)
ビデオタイトル : 追想-愛と復讐と男の戦い-<ビデオ>
1975年西独上映時間:101分
平均点:7.25 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(1976-03-13)
ドラマサスペンス戦争もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-07-18)【S&S】さん
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監督ロベール・アンリコ
助監督クレール・ドニ
キャストフィリップ・ノワレ(男優)ジュリアン・ダンデュ
ロミー・シュナイダー(女優)クララ・ダンデュ
マドレーヌ・オズレー(女優)ジュリアンの母
ヨアヒム・ハンセン(男優)隊長
カール・ミヒャエル・フォーグラー(男優)ミュラー軍医
脚本ロベール・アンリコ
音楽フランソワ・ド・ルーベ
撮影エティエンヌ・ベッケル
配給ユナイテッド・アーチスツ
字幕翻訳高瀬鎮夫
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1.舞台は第2次大戦、占領下のフランス。フィリップ・ノワレ演じる医者は、占領国になびく訳でもなく、さりとて過激なレジスタンス活動をする訳でもなく、あくまで医者という立場でヒューマニズムを貫いている。街にはドイツ兵が溢れ、不穏な空気が漂っており、医者という立場上、日々、人々の死を前にしているものの、家に帰れば妻子が待つ優しい父親でもある。しかしその彼にも、容赦なく戦争の牙が襲いかかる。疎開させた妻子に会いに向った彼は、惨殺された村人たち、そして彼の妻子の遺体をそこに見出すことになる。彼は散弾銃を手にし、妻子を殺害したドイツ兵たちへの復讐を開始する――という、なかなかに刺激的なオハナシ。妻子の遺体を目撃し、嗚咽をかみ殺すシーン、そして殺戮を前にしていながら助けの手を差し伸べようとしなかった神に決別しキリスト像を破壊するシーン。これらにおいて感情を発露させた後は、映画は主人公の感情を押し殺し、ただ淡々とゲリラ活動に打ち込む姿を描く。後半は、そのたった一人の戦いと、ふとした時によぎる過去の記憶が、交互に、容赦なくぶつかりあうように描かれていく。過去に向けられた血のにじむ傷口をさらしながら、今を生きるしかない。主人公の感情を殊更に描かなくとも、何もかもが過去へと繋がり、苦しみへと繋がる今、ひたすらに描かれる主人公の復讐する姿、そのディテールの描写が、胸に突き刺さる。―――ところで、ここで突然、どうでもいい話ですが、①上記の主人公嗚咽のシーン、「司令部に連絡しろ」と言われたドイツ兵が、日本語で「スミマセン!」と叫んだように聞こえたのですが、空耳ですかね? ②ラスト近く、水責めにあうドイツ兵が、日本語で「タスケテ!」と叫んだような気がしたのですが、やっぱり空耳ですかね?
鱗歌さん [DVD(字幕)] 10点(2013-03-24 00:55:25)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.25点
000.00%
100.00%
200.00%
318.33%
400.00%
500.00%
6216.67%
7433.33%
8216.67%
9216.67%
1018.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人
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