マッドマックス 怒りのデス・ロードのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マッドマックス 怒りのデス・ロード

[マッドマックスイカリノデスロード]
Mad Max: Fury Road
2015年上映時間:120分
平均点:7.73 / 10(Review 153人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-06-20)
アクションSFシリーズものバイオレンス3D映画
新規登録(2015-04-12)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-10-13)【イニシャルK】さん
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監督ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
演出木村絵理子(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
キャストトム・ハーディ〔男優〕(男優)マックス・ロカタンスキー
シャーリーズ・セロン(女優)フュリオサ大隊長
ニコラス・ホルト(男優)ニュークス
ヒュー・キース=バーン(男優)イモータン・ジョー
ジョシュ・ヘルマン(男優)スリット
ネイサン・ジョーンズ[男優・1969年生](男優)リクタス・エレクタス
ゾーイ・クラヴィッツ(女優)トースト
ロージー・ハンティントン=ホワイトリー(女優)スプレンディッド
ライリー・キーオ(女優)ケイパブル
アビー・リー(女優)ザ・ダグ
コートニー・イートン(女優)フラジール
ジョン・ハワード〔1952年生〕(男優)人食い男爵
リチャード・ノートン〔1950生〕(男優)最高司令官
AKIRAマックス・ロカタンスキー(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
本田貴子フュリオサ大隊長(日本語吹き替え版【DVD&BD/ザ・シネマ】))
中村悠一ニュークス(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
竹内力イモータン・ジョー(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
千葉繁武器将軍(日本語吹き替え版【DVD&BD/ザ・シネマ】)
後藤哲夫人食い男爵(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
斎藤志郎コーパス・コロッサス(日本語吹き替え版【DVD&BD】)/人食い男爵(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】
沢田敏子ミス・ギディ[ばあや](日本語吹き替え版【DVD&BD】)
たかはし智秋スプレンディッド(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
潘めぐみフラジール(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
巴菁子メリッサ[種を持つ老婆](日本語吹き替え版【DVD&BD】)
磯辺万沙子アントワネット(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
落合弘治エース(日本語吹き替え版【DVD&BD】)/コーバス(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
田村睦心トースト(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
間宮康弘(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
勝杏里エース(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
宮内敦士マックス・ロカタンスキー(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
安原義人イモータン・ジョー(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
伊瀬茉莉也ケイパブル(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
榎木淳弥ニュークス(日本語吹き替え版【ザ・シネマ】)
脚本ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
音楽ジャンキーXL
作曲ジュゼッペ・ヴェルディ「レクイエム 怒りの日」
主題歌MAN WITH A MISSION日本版エンディングソング「Out of Control」
撮影ジョン・シール
製作ダグ・ミッチェル
ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕
製作総指揮イアイン・スミス[製作]
グレアム・バーク
ブルース・バーマン
配給ワーナー・ブラザース
美術前田真宏(キャラクターデザイン)
コリン・ギブソン(プロダクション・デザイン)
リサ・トンプソン(セット装飾)
衣装ジェニー・ビーヴァン
編集マーガレット・シクセル 
録音マーク・A・マンジーニ
クリス・ジェンキンス
グレッグ・ルドロフ
日本語翻訳アンゼたかし(日本語吹き替え版【DVD&BD】)
あらすじ
放射能汚染後の荒廃した世界。放浪中の元警官・マックス・ロカタンスキー(トム・ハーディ)は水を支配する独裁者・イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の組織に捕まり、戦闘員の一人・ニュークス(ニコラス・ホルト)の「輸血袋」とされてしまう。一方、ジョーの部下・フュリオサ(シャーリーズ・セロン)は、水と他の資源を交換すべく、ウォータンクと呼ばれる改造車を運転して砦を出発する。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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17.《ネタバレ》 - Fury Road - “怒りの道”。 になるんだけど、このタイトル面白いんだ。MADとFURYは同じ意味。なのに何でくっつけた?
この映画のフュリオサ(Furiosa)が、スペイン語で“怒り”の女性名詞なんだって(※男性名詞はFurioso)。Furiosaを縮めてFury。
なので、- Fury Road - の意味するところは“フュリオサの道”。それは彼女の辿ってきた道であり、彼女の進んで行く道。なんですね。
なので、この物語の主人公はフュリオサで、マッドマックスの外伝と言えるかもしれません。

続編の公開が発表されてから、マックスがメル・ギブソンじゃないことに、正直不安があった。名前だけの安易なリメイク作品になるんじゃないか?って。
車のカスタムの仕方も、2や3の、鉄板とか鉄パイプとか“有りモノを適当にくっつけた”感がなく、ちょっとデザイン的に美しすぎないか?って。
そんな不安は映画が始まってすぐに消し飛んだけどね。

乾いた荒野とアスファルトが舞台の1と2に対し、サンダードームと同じく砂漠化が進んだアスファルトの無い世界が舞台のこの映画は、1と2の続編であり、失敗作3のリブート作品だと思っている。
2から3と続く世界観で、文明・秩序が崩壊すると、ヒューマンガスみたいな力のあるリーダーが組織を作り、バータータウンのような街が出来て、新しい文明と秩序が生まれる。もう一方で3の子供たちの部落のように、心の支えとして宗教(のようなもの)も生まれる。
イモータン・ジョーとV8エンジンを神のように称える街シタデルは、3のバータータウンと子供たちの部落をくっつけて発展させた宗教都市に思える。
そう考えたらあまりに芸術的にカスタマイズされた車も理解できる。彼らにとって車は、私達にとってのお神輿や山車みたいな存在なんだろう。
という訳で、本作は3からハリウッドのぬるま湯テイストを抜いて、カリッカリに乾いたマッドマックスの世界観を正常進化させた作品と言える。

フェリオサが主役のマッドマックス外伝として捉えると、マックス役はメルでも行けたんじゃないか?なんて思ったり。トムのマックスは最初、無愛想で自己中っぷりがヒーローっぽくないと思ったけど、そのぶんスプレンディドが無事だった時のサムズアップが人間臭くてたまらなかった。フェリオサに名前を伝えるところもまた良いんだよね。人を信じられない世の中で、孤独に生きてきた男の優しさ。あぁ、彼は間違いなくマックスだ。って思ったよ。
安易に看板に頼った続編でなく、観たいと思ったものを観せてくれた映画として、前作から27年後に、こんなサプライズ・プレゼントがあるなんて…長生きして良かった!って思えました。
さぁ指を組んで天に掲げて「V8!V8!V8!」
K&Kさん [映画館(字幕)] 10点(2022-11-05 21:41:36)
16.これはすごい。「世界観」って言葉は、このぐらい作り込んだ作品に使うべき。監督の根性も、脚本も技術面もすごいけど、なんてったってシャーリーズ・セロン。これ見よがしの演技じゃなく、役そのもの。アカデミー作品賞ノミネートは当然だけど、むしろ主演女優賞をあげたかった。賭けてもいいけど、10年後に記憶に残るのは「スポットライト」じゃなく、こっちでしょ。
Gioachinoさん [DVD(字幕)] 10点(2017-03-06 02:14:50)
15.行って帰ってくるだけの映画。しかし、細かなところまで作りこまれている。
登場人物らの気持ち悪さが気にならなければ、文句なく10点です。
ビアンキさん [映画館(字幕)] 10点(2017-01-09 10:38:59)
14.《ネタバレ》 これは凄い。2から三十余年、こんなに見事に甦ったマッドマックスを観られるとは思ってもみなかった。(3は脳内からdeleteした)
マッドマックスといえば、世界観を支える美意識、ワタシ的にはここが一番大事なのだけど果てなく広がる荒涼たる大地と青い空は健在で、そこをゆく生き物のようなマシン群は過去作より一段ギアが上がってより洗練され、アイディアも満載だ。
モヒカンは絶滅しても、人間の生き血をハイオクと称する白塗り集団は充分にイカレているし、特に車輌フロント部で狂気の仕事ぶりを発揮する真っ赤なギタリスト、あいつには狂人No.1の称号を授けたい。
全編に亘って細かいことは問答無用の姿勢を貫き、人物の背景などはほぼ説明無し。実に潔い。
だけど、すごいのは綿々と説明せずとも各キャラがはっきり立っていることだと思うのよ。人物らはおおむねイカレているが、演出は非常にクレバーだ。妻たちは美的なアクセントになってはいるけど、自らの意志を持って闘う存在だ。疾走するマシンから臨月の腹をさらしてジョーに三行半を突きつけるスプレンディッドはすごくかっこ良かった。「悪者」の側出身ながら、実に丁寧に描かれるニュークス。異色なことだ。洗脳されてたウォーボーイ、だけど女に惚れて、人生で初めて信頼を寄せられたことで実にフレキシブルにこちら側につく。中2心理を体現したかのような和みキャラであった。そしてフュリオサ。台詞は少ないけれど彼女の思慮深さはあちこちに散見する。マックスの人物を見抜き、信頼が置けると判断してクルマをまかせる。一匹狼だったマックスは容易に警戒を解かず、車内のあちこちから隠し銃器を片っ端から集めるのだけど、フュリオサは煩わしそうにするだけで、するにまかせる。この場面、フュリオサの方がマックスより少し余裕があることを感じさせるワンシーン。大好きだ。
そしてトム・ハーディ。「裏切りのサーカス」では若さが浮かないように頑張っていた彼が、こんなに渋く成長していてワタシは嬉しい。そりゃかつてのメル・ギブソンのような華のあるタイプではないけれど、武骨で男っぽくて新生マッドマックスにぴったりだったと思うな。
企画として持ち込まれた時点では「この脚本、2と同じじゃないの?」とエライ人たちは思ったかも。にも関わらず大金を出した映画会社は偉い。
tottokoさん [DVD(字幕)] 10点(2016-06-20 23:54:53)(良:3票)
13.《ネタバレ》 このシリーズは初見なのですが、過去作を見たら良いのか見ない方が良いのか迷ってしまいます。だってこれで完璧じゃないですか。「宇宙戦艦ヤマト」みたいで、「北斗の拳」みたいで、「風の谷のナウシカ」みたいで、「インディジョーンズ」みたい。アホっぽい感想でイヤんなりますけど、これは無茶苦茶面白いぞ。
なたねさん [DVD(字幕)] 10点(2016-06-12 14:36:42)(良:1票)
12.《ネタバレ》 この監督さん、ついにやりました。シリーズ最高傑作。
マッドマックス4作目で、究極の駄作サンダードームの汚名を
30年後に返上してしまうとは、想像しませんでした。
しかも、1と2の足りなかった部分も見事に粉砕。
悪役たちのキワモノぶり、荒廃した世界観の再現、これでもかの
カースタントとバイオレンス。たたみ掛けるスピード感。
次から次へと重量級・怒涛の快感映像のバーゲンセール。
30年も経ったのでCGも多用ですが、仕上がりは自然です。
スローと早送りの混ぜ方も効果出てます。
家で見てもスゴイのですが、これは映画館で見るべきでした。後悔役立たず。
メルギブソンが居ないとお嘆きの向きもありますが、今回はマックスと
双頭ヒーローに、シャーリーズ・セロンが突き抜けています。
コレじゃセロンが主役じゃないかと、ご立腹の意見もありますが
そのままで納得の行く作品でした。セロンがカッコイイ・・でOK!
2作目のマックスは、ヒーローで終わったのではなく、勝利したのは
戦士ではない民衆。人助けして立ち去るヒーロー像は、7人の侍ですね。
攻殻機動隊の草薙とバトーの死闘を連想しました。
これぞ、超娯楽大作。 お見事でした。
グルコサミンSさん [DVD(字幕)] 10点(2016-05-28 19:24:59)
11.4DX上映で2回鑑賞!これは4DXのためにある映画です。作品そのものがブッ飛んでいますが、爆音と4DXシステムのおかげで本当にブッ飛べます!
鑑賞後は完全に脱力。期間限定とかではなく常設で4DX上映してほしいですね。
爆裂ダンゴ虫さん [映画館(字幕)] 10点(2016-05-02 23:03:17)
10.《ネタバレ》 マッドマックスは1と2をもう何回も観てますが、これはまぎれもなく、マッドマックスの平成版、見ごたえ十分、手に汗握って、いかれた世界観に酔いしれました。マックスがメルギブソンじゃなくても全然違和感なく、あの2の世界観をまさに新たなアイデアと最新の映像でよみがえらせてくれて、やっぱミラー監督すげーです。車の上でギターを弾きまくる奴とか、足が以上にでかい奴とか、ヒロインは片手が機械とか、とにかく怖くて不気味でいかれていて、それでいてコケティッシュで奇妙な設定がわんさか。悪のボス、イモータン・ジョーもそのいでたちといい、ヒューマンガスにひけを取らないほどビジュアルがたっていて、始まってすぐから最後までノンストップに映画の世界にトリップでした。マックスも決して無敵じゃないところが、さらにこのシリーズをハラハラさせるものにしてくれてるような気もします。今回は援軍がおばーちゃんという、また新たな世界観のアイデアなんかも新鮮で、なんてゆーか戦うおばあちゃん、好きです。最後にマックスが黙って立ち去る所も決まっていて、新たなマッドマックスがなんの遜色もなくこーして見れるなんて、ありがとう監督としか言いようがありません。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 10点(2015-10-27 01:15:38)
9.とても70歳の監督とは思えないくらい斬新かつパワフルな映像だ! 
本当は弟子かなんか若い奴に撮らせたんじゃないの~?
有名タレントの吹替え版も悪くない。
ガブ:ポッシブルさん [DVD(吹替)] 10点(2015-10-25 21:17:35)
8.《ネタバレ》 感覚だけで鑑賞できる映画。未だ嘗てこんなに狂った映画は初めてで、見終わってから誰かに話したくて話したくて仕方なかった。世界観もカッコイイ。
朴モグタンさん [映画館(字幕)] 10点(2015-09-23 15:58:27)
7.《ネタバレ》 【1回目鑑賞時】冒頭30分のテンションの高さに圧倒される。上下左右から襲い掛かるアクションシーンのつるべ打ちと濃いキャラクター。飽きる間もなく一気にエンディング。すごすぎる、なんじゃこりゃなどの言葉が次から次へと頭に湧いてくるが文章にならず。某ラッパー兼映画評論家が「ぶっ飛ばされた」と言っていたが、まさにそれ。
【2回目鑑賞時:IMAX3D】主演のトム・ハーディ、シャーリーズ・セロンをはじめとする、セリフの抑揚でなく表情で語る演技の良さに気付く。また、ボンネットについた火を砂を巻き上げて消す際に排気口?が閉じているなどの細かなギミックにも隙がない。ストーリーも単純であるが故にアクションを際立たせているし、音楽も素晴らしいことを再認識し、3回目も見たくなる。
【3回目鑑賞時:立川極上爆音上映】まるで、中身の詰まったおもちゃ箱のような映画だ。人食い男爵が絶えず乳首をいじっていることを確認(カフスボタンまで乳首のデザイン!)。ニュークスがイモータンジョーにハンドルを掲げるシーン、フュリオサが捕らわれたトースト(嫁さんのうちの1人)を見る時の表情、マックスの名乗りのシーンが最高だという結論に達し、次は何の映画を見ようか考える。
【4回目鑑賞時】ギターマンの登場シーンが完璧な出来であり、武器将軍の「血まつりだー!」の言い方がたまらなく間抜けであり、スリットがインターセプターに乗ってマックスを指さすシーンが死ぬほどかっこいいことに気付く。そして、やっぱりマックスの名乗りのシーンで痺れ、エンディングカットのカッコよさにしびれ、ブルーレイ購入を決定する。
bolodyさん [映画館(字幕)] 10点(2015-08-02 22:02:10)(良:1票)
6.《ネタバレ》 映画館で観てよかった。
砂嵐の映像のスケールの大きさ、神々しさ、その中で塵のように舞った敵陣、命の儚さ。
乾いた砂漠、岩山、大自然への畏敬の念さえも感じた。
敵キャラが皆アニメっぽいので、魅力的な敵キャラが出てくると続編も楽しめるかも。
ジョージ・ミラー監督、情熱は衰えず。人は年齢、常識にとらわれていてはいけないのね。
さくらさん [映画館(字幕)] 10点(2015-07-28 21:30:57)
5.《ネタバレ》 ほとんど砂漠のシーンで道を往復するだけという非常にシンプルな作りながらもメチャクチャ面白い。車の前でギターを弾いたりドラムを叩いたりと馬鹿映画全開でありつつ延々と追跡され続ける緊張感もありエンターテイメントとして素晴らしい出来ばえ。シャーリーズ・セロンがドハマりで、最後のマックスとアイコンタクトだけで別れをするシーンがカッコよすぎでした。スタッフロール中の歌もカッコよくて最初っから最後まで大満足。ターミネーターとどっちを見るか迷いましたがこちらを選択して正解でした。
映画大好きっ子さん [映画館(字幕)] 10点(2015-07-13 21:28:13)(良:2票)
4.《ネタバレ》  マックスシリーズは弐番館で視聴済み。池袋の文芸座の特集で見たんだっけな。もう20年以上前に。
 今作、見終わった後すぐは、映画の内容が思い出せなくなりました。それほど揮発性の高い刺激的なシーンが数珠つなぎで、おそらく脳が優先順位を付けて記憶できなかったんだと思います。情報処理が追いつかなくなったんですかね。マックスに関する記事を読みなおして噛みしめるように思い出してます。
 誰がカッコいいって、脇役がカッコいい映画なんです。脇役がカッコいい映画は基本的に名作なんです。ババァライダーズのカッコ良さったら、ババァでイキそうでした。ババァが強い。マッパ姐さんイケメンすぎ。死ぬなよなぁ。泣けるだろが。最初の山嵐カー軍団VSウォーボーイズで、ウォーボーイズがカッコいいし強い。モリ軍団凶悪すぎ。母乳マシンズにも見せ場があるんですよ。最後に母乳マシンズが水を解放するレバーを動かすのはのは、砦の上から逃げられない囚われの身だったからですよね。
 個人的にはマックスも十分カッコ良かったです。最後の別れの表情は、『ストリート・オブ・ファイヤー』のマイケル・パレを思い出しました。影で支えるイケメンって、それこそ男だろが。マックス無双映画でなくても十二分にイケてたわ。もちろん、フュリオサニキは最高です。あと、ニュークスの可愛いこと。最初はとっとと死ねって思ってたけど、死ぬシーンになったら何で死ぬんだよって感情移入たっぷりになりました。あんな全身真っ白塗りの人にですよ。
 一回では見逃してるんだろな、ってシーンが多くて、もう一回見たいです。
 ちなみにオヂサンなので、2D字幕は良かったです。3Dの吹き替えでも見たいですね。いや、いいもん見たわ。
シン*トーさん [映画館(字幕)] 10点(2015-07-10 14:39:32)
3.《ネタバレ》 傑作。文句なし。狂気の世界とアクションが、超緻密な構成を重ねた上で描かれます。演出も奇をてらったわけでもなく、結構正攻法なのに、最終的にできたものは誰も見たことがなかった映像世界。超シンプルなストーリーのなかで続くカーアクションのシークエンスは、もうアイデアの宝庫。砂漠という何もない場所なのに、その風景のすばらしい多様性(特に砂嵐と夜の星空は印象的)、そしてウォーボーイズとか、ハリネズミ車とか、ギター男とか、槍のヤツとか、ポールで攻撃してくるヤツとか、ホントに全く飽きることなく最後まで突っ走る。出てくる登場人物のキャラクターは、度重なるアクションのなかに見事に描きこまれてる。フュリオサのリーダーシップ、ニュークスの悲喜劇、セクシー姉ちゃんたちの変貌にも驚嘆するし、おばちゃん戦士たちの爽快感に癒される。対する敵側もゲスで憎めない。主人公が「輸血袋」な扱いなのは「・・・」ですが、狂言回し的な役目と考えればこれもアリか(ただ、輸血袋なりの見せ場がちゃんとあるのはさすが!)。前三部作も見ていて、正直そこまでハマらなかったのですが、今作はその予想を上回る出来だったと思います。このエネルギーにあふれた作品を、御年70歳のジョージ・ミラー監督が撮ったというのも凄いです。あえていえば、日本版エンディングテーマというやつ・・・。曲自体は悪くなかったけど、普通の2D字幕版であっても、やっぱりオリジナル版と同じものを見せてほしかった。
ころりさんさん [映画館(字幕)] 10点(2015-07-03 16:28:37)
2.《ネタバレ》 荒野を改造車の群れが走るというワクワク感から楽しみにしていましたが、期待通りの面白さで大満足です。ストーリーは単純ですが、美術やキャラ設定、ギミックへの気合が半端なく最後までグイグイ引っ張られます。説明が少なく、「俺を見ろ!」や「What a day! What a lovely day!」等のインパクトがある台詞が多いのも素晴らしいです。マックスは助っ人なのであまり目立たないですが、スプレンディッドがピンチを免れた時のサムアップサインや、フュリオサに名前を言う時に目が泳いでいる様子など細かい演技が印象に残ります。タイトルはこの狂った世界で冷静でいられるマックスこそがマッドなのだ、という逆説的な意味があると思います。おばちゃん戦士たちが出て来た時は何だか宮崎駿っぽくて良かったです。フラジール(コートニー・イートン)が好みでした。吹き替え版は演出によりマックス(AKIRA)はより無法者に、フュリオサ(本田貴子)はより勇ましくなっていてまた違った味わいがありました。上映中にあと何回か観たいです。
DAIMETALさん [映画館(字幕)] 10点(2015-06-23 02:33:25)(良:1票)
1.先程映画館にて鑑賞、興奮も収まらぬまま、素晴らしい余韻に浸りながらレビューを投稿。
最初から最後の最後まで一切の失速を許さない。
モラルという概念を全て飛び越える とんでもなく破壊的で爆発的な映画。
一体全体この監督の頭のなかはどうなってるのか と問いたくなるような天才的な世界観が惜しみもなく披露される。
寡黙なトム・ハーディと髪の毛をバッサリ切ったシャーリーズ・セロンの演技も素晴らしかった。

少しでも興味がある方は絶対に映画館で見るのをお勧めしたい。(映画自体3D仕様に制作されているようなので、出来るならば3Dの環境で見ることもお勧めしたいです。)
鈴木さん [映画館(字幕)] 10点(2015-06-21 00:28:27)
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【点数情報】

Review人数 153人
平均点数 7.73点
000.00%
100.00%
200.00%
310.65%
410.65%
595.88%
62113.73%
73019.61%
84227.45%
93220.92%
101711.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.64点 Review14人
2 ストーリー評価 7.13点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.62点 Review16人
4 音楽評価 8.00点 Review14人
5 感泣評価 6.70点 Review10人
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【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕候補(ノミネート) 
撮影賞ジョン・シール候補(ノミネート) 
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響効果賞マーク・A・マンジーニ受賞 
音響賞クリス・ジェンキンス受賞 
音響賞グレッグ・ルドロフ受賞 
美術賞コリン・ギブソン受賞(プロダクション・デザイン)
美術賞リサ・トンプソン受賞(セット装飾)
衣装デザイン賞ジェニー・ビーヴァン受賞 
編集賞マーガレット・シクセル 受賞 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2015年 73回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
監督賞ジョージ・ミラー〔1945年生・豪州出身〕候補(ノミネート) 

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