極道の妻たちのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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極道の妻たち

[ゴクドウノオンナタチ]
1986年上映時間:120分
平均点:5.26 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(1986-11-15)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(2003-10-19)【かまるひ】さん
タイトル情報更新(2021-04-13)【イニシャルK】さん
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監督五社英雄
助監督清水彰(監督補佐)
演出富永佳代子(方言指導)
疋田泰盛(方言指導)
キャスト岩下志麻(女優)粟津環
かたせ梨乃(女優)池真琴
佳那晃子(女優)小磯泰子
竹内力(男優)花田太市
清水宏次朗(男優)清野伴司
家田荘子(女優)清美
芹明香(女優)早崎久美
不破万作(男優)半田署の刑事A
有川正治(男優)野田宗樹
岩尾正隆(男優)柿沼辰郎
五十嵐義弘(男優)北村勇次
中村錦司(男優)得津謙造
川浪公次郎(男優)
三村敬三(男優)テレビのアナウンサー
石倉英彦(男優)喫茶店の客
福本清三(男優)富田満男
木谷邦臣(男優)半田署の刑事B
富永佳代子(女優)シャブ中毒の女
鹿内孝(男優)新海高明
小松政夫(男優)川瀬肇
大坂志郎(男優)池保造
佐藤慶(男優)粟津等
成田三樹夫(男優)小磯明正
世良公則(男優)杉田潔志
絵沢萠子(女優)雪江
藤間紫(女優)堂本絹江
小林勝彦(男優)遠山典吾
笹木俊志(男優)矢田木進
成瀬正(男優)羽田
森源太郎(男優)
大木悟郎(男優)伊沢徹
丸平峰子(女優)町子
疋田泰盛(男優)蔵川将大
原作家田荘子
脚本高田宏治
音楽佐藤勝
作詞荒木とよひさ「あんた」
作曲三木たかし「あんた」
撮影森田富士郎
企画日下部五朗
配給東映
美術西岡善信
編集市田勇
録音荒川輝彦(録音整音)
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6.《ネタバレ》 ヤクザ映画の人気シリーズなのは知っていたけど、今回が初見。・・・思いの外レビュー数も多くないのね。
映画を観ていなくても岩下志麻=極妻のイメージだけは浸透していて、この一作目で、彼女がどのような経緯でヤクザの女房になり、組員に慕われ、恐れられる姐さんになったか。そんなプロローグに興味があったけど、もう初っ端から肝の座った姐さんだった。

「あの世へ行って本家の親父さんの許しを貰ってきとくんなはれ」美味い話なのに仁義を通す。姐さん格好良いなぁ。
「あんた、指詰めなあかんなぁ」パット練習しながら、目も合わせずに言い放つ迫力。まるでゴッドファーザーのような立場、相談っぷり。極道の厳しさと女性の優しさと併せ持つ環のキャラクターは、マンネリ化していたヤクザ映画の中で、異彩を放つ新鮮なキャラクターだったことだろう。
しかし岩下志麻とかたせ梨乃の取っ組み合いが観られるとは思わなかった。

環と真琴の姉妹、真琴が杉田に惚れる過程と、環が巨大なヤクザ組織の跡目争いが同時進行し、この2つの話が上手い具合に絡み合って、壮絶な結末を迎える。やくざモノって言うと、○○会だの△△組だのって組同士の対立に、傘下組織がいっぱい絡んで複雑なものが多い印象だけど、この映画は案外解りやすく思えた。清水宏次朗演じるチンピラとお父ちゃんの関係、柿沼組長襲撃の経緯とか、掘り下げると色々面白そうだったけど、余計なものを排除した結果、判り易く、姉妹の争いに集中出来るストーリーになっているんだと思う。

血みどろで壮絶な、それでいて悲しい結末に、環と真琴のその後の物語も気になってしまった。パート2観ようと思ったけど、この話の続編じゃなくオムニバスのようで。岩下志麻が復活する4作目も、この話の続きではないみたいで…監督も変わってるし、どうしようかな。
“鬼龍院花子の生涯”観るほうが良いのかな。
K&Kさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-06-18 15:38:52)
5.岩下志麻バージョンの極妻を走破する気になって一作目を鑑賞。やっぱり見たことありましたが、極妻はTVでも頻繁に放送されていますので半分くらいは見たことがあるでしょうね、きっと。

岩下志麻の「わてや」は名セリフです。本職妻でも憧れるんじゃないかなというくらいのカッコよさで、ゴッドファーザーに通じるものを感じます。かたせ梨乃も世良公則も「わてや」に負けないくらいキャラ立ちしていますが、上手く住み分けされていて競合せず見やすいです。暴力団の実態がどんなものかは全く想像できませんが、遠からずでしょうから想像を馳せながら体験できるのは映画の利点です。

ビーバップに出てきた悪役の人たちもちらほら見られて、「不良の末路はこれかな(笑)」なんて思ってみたりと色んな意味でも楽しめます。個人的には極妻シリーズは末端の男の子と綺麗な女性が絡んで悲しい結末になる点が哀愁を感じて好きですね。

調べてみたら「わてや」のバージョンは全部で8本あるようですので一週間で走破できそうです!
アラジン2014さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-07-19 10:44:04)
4.《ネタバレ》 言われてみれば観てなかった極妻(誰に?w)。まぁぶっちゃけこういうヤクザ?ものは苦手だから観てなかっただけなんだけどもね。岩下志麻さんはと~ってもお美しい、そして和服が似合い過ぎ!、全般的に出演の皆様が若い。そりゃそーだ、もう約30年前の作品だもの、かたせ梨乃さん若いねーー。点数はお美しいお二人に。
Kanameさん [インターネット(字幕)] 6点(2015-12-02 10:11:16)
3.今さらながらの「極妻」初見。
まあとは言っても、昔は何度もテレビ放映されていたし、それを観る父親らの傍らでどこかしらの場面場面を観ていた記憶は、子供心に確実に刻まれている。
「岩下志麻」という大女優の固有名詞を聞いて真っ先にイメージされるのは、確実に「極妻」であるし、「初見」という感じはまったくしなかった。

今作よりもさらに一昔前の「緋牡丹博徒」などの任侠映画や、「仁義なき戦い」などのヤクザ映画は大好きでよく観てきたので、今作にも同様のカタルシスを期待した部分があったのだけれど、良い意味でも悪い意味でもその思惑は結構外れてしまった。

家田荘子のルポルタージュを原作にしているだけに、想像以上に“リアル”な分(実際何がリアルかは知らんが……)、映画としての娯楽的な格好良さやドラマ性は薄く、極道の世界で入り乱れる女と男の“生々しさ”が際立っていた。
岩下志麻も含め、登場する“妻たち”は、決してただ妖艶に美しいわけではなく、むしろ“無様さ”の方が目立つ。
主人公も決してヒーロー然としているわけではなく、あの世界に身を捧げた女のある種の美しさと醜さ、そして儚さが滲み出ているように見えた。

その主人公を殆ど喰ってしまっているのが、ご存知かたせ梨乃。
今作における文字通りの熱演によって、“肉体派”女優としての存在感と絶大な人気を決定づけた彼女のパフォーマンスは、流石に凄い。
ラストの強烈な“絡み合い”だけでも、この映画を観る価値はあるというもの。

エンターテイメント性の強いタイプの極道映画を期待してしまうと、大いに困惑してしまうことは否めない。
しかし、他の映画シリーズにはないこの映画ならではの“女の情念”とそれに伴う独特の禍々しさが、多くの人たちを惹き付けたことはよく分かる。


最後に、この映画においても最も残念なところを言及したい。
主人公の側近役で、“斬られ役俳優”の福本清三がキャスティングされている。
彼のキャリアの中では珍しく全編通して登場するのだが、結局、死なずじまい……。
おいおい、勿体なさ過ぎるだろうよ。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 6点(2013-06-13 23:28:17)
2.やっぱり、これですよね。成田さん、関西弁もええのよ。かたせさんは、11PM等のモデルから本格的な女優へ脱皮できるか否か、コレにかけたようです。最後の体当たり演技にそれが出てます。もちろん萌えさせていただきました。今日はお誕生日だったような気が、、梨乃姐さまおめでとうございます。
かーすけさん 6点(2004-05-08 00:12:28)
1.岩下志麻、、若いなぁ、、、
GRINさん 6点(2004-01-09 13:59:35)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 5.26点
000.00%
1210.53%
200.00%
300.00%
4210.53%
5631.58%
6631.58%
715.26%
815.26%
915.26%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.33点 Review3人
2 ストーリー評価 3.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 2.33点 Review3人
4 音楽評価 3.33点 Review3人
5 感泣評価 1.00点 Review3人
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