イカとクジラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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イカとクジラ

[イカトクジラ]
The Squid and the Whale
(The SQUID and the WHALE)
2005年上映時間:81分
平均点:6.12 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-12-02)
ドラマコメディファミリー
新規登録(2006-12-22)【kaneko】さん
タイトル情報更新(2022-10-26)【TOSHI】さん
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監督ノア・バームバック
キャストジェフ・ダニエルズ(男優)バーナード・バークマン
ローラ・リニー(女優)ジョーン・バークマン
ジェシー・アイゼンバーグ(男優)ウォルト・バークマン
ウィリアム・ボールドウィン(男優)アイヴァン
アンナ・パキン(女優)リリー
アレクサンドラ・ダダリオ(女優)少女
ケン・レオン(男優)学校のセラピスト
土師孝也バーナード・バークマン(日本語吹き替え版)
野沢由香里ジョーン・バークマン(日本語吹き替え版)
坪井智浩ウォルト・バークマン(日本語吹き替え版)
小島幸子リリー(日本語吹き替え版)
脚本ノア・バームバック
挿入曲ピンク・フロイド「Hey You」
撮影ロバート・D・イェーマン
製作ウェス・アンダーソン
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
衣装エイミー・ウェストコット
その他ピーター・ボグダノヴィッチ(special thanks)
フィービー・ケイツ(special thanks)
ソフィア・コッポラ(special thanks)
ロバート・グリーンハット(special thanks)
ケヴィン・クライン(special thanks)
ジェニファー・ジェイソン・リー(special thanks)
ロジャー・ウォーターズ(special thanks)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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8.《ネタバレ》 家族崩壊、機能不全家族ですかね。
そこまでの才能があるわけでも完璧でもないのに他者を2流扱いし、息子たちや奥さんには完璧を求める父親。その完璧は完全に自分にとって都合の良い完璧だ。テニスもピンポンも奥さんと子供相手に微笑ましくないムキさを出す。
見ているうちにリチャード・ギアが父親を演じた「綴り字のシーズン」を思い出した、あっちもカタチは違うけど母親と長男が大変な事になる。
こっちの母親はそんな亭主に嫌気がさし次から次へと浮気をしているし、息子たちもあれこれ問題を起こす。
ところでアメリカ人だからってここまで子供相手に自分の性体験を赤裸々に話す親ってやはり非常識になるんじゃないか?
なんでこの家族はここまで性に拘るのか、秘めやかであることも必要じゃないか?
タブーになるような性の話を例え子供相手でも隠さずハキハキ言うのがカッコイイ、インテリだと思っているんだろうか??
兄は理解してるようで、わかっているようでそうじゃないんですよね。父親に認められたいがために背伸びしてるだけに見える。セラピーを受けるシーンは印象的です、長男は小さい頃のことを思い出し何かに気付く。イカとクジラを見るために博物館に行くんですが、父親の影響下から解放に向かうんじゃないかとちょっと安心。
次男もいろいろやらかすんですが、家族で食事中に鼻にナッツを入れる行為でかなりストレスを持ってる子だとわかる。
まだ幼いのでわかりやすいし、自分の気持ちにも素直で母親を求めるわけです、もっと正直なのが猫で連れていかれるのを拒否して逃げる。
私は女なので女目線で言わせてもらえば、たまに料理を作るくらいでハンバーガーとカツレツを作ったくらいで何を言っているのかと。奥さんはここで大笑いするんですよね、私も笑えた。料理をすれば問題ないと本気で思ってるみたいだ、復縁を拒否されて浮気したそっちの方が悪いとキレる。修復は無理でしょう。
この映画が言いたいこと、表現したいことはわかるんですがもっと明確だといいなと感じました。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-18 14:37:34)
7.《ネタバレ》 離婚大国、アメリカ。離婚する過程を描いた映画は「クレイマークレイマー」の時代から、色んな風に描かれてきた。しかし、親が離婚する子どもたちのナイーブな心境を主に描いたアメリカ映画は、初めて観たような気がする。監督のノアバームバックは粗っぽいアメリカにいて、多感な人たちのデリケートな心情を描いた映画を発表し続けてる、有望な映画監督だ。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2017-04-05 12:04:29)
6.難解だ 
土曜の朝に観てたら笑けてきた 
 
弟くんとかけっこーなことやらかしちゃってるけどなんか自然に重くなく流れ 音楽 特にお兄ちゃんのアコースティックはかなりいい!
 
ただ 難解さがひっかかる妙な癖のある映画 
食べ物で言うとシラコのような映画 
食べたことないけど
おでんの卵さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-19 10:43:23)
5.《ネタバレ》 淡々と描く映画がある。作る側が解釈のためのサービスをしないので、観るものが解釈しなければならない。この映画は、普通の日常の、意味がありそうだと思わせるエピソードを意図的に重ねている。これぐらいのサービスが無いと映画として成り立たないし、また、そこのぎりぎりのサービスから解釈するのが映画の楽しみでもある。性的な部分と親子関係のエピソードが多いので、観ている方は、「精神分析医」になって、話を聞いているような感じがする。(私は臨床心理の専門家ではないので、そうなんだろうって想像ですが)。登場人物、特に息子二人の行動には、「意味」がありそうである。作者は映画にするんだから「意味」があるんですよと言っている。ここは、観るものの想像に委ねられている。登場人物がわがままだとか馬鹿だとかの感想を述べてもいいが、それで映画の内容の批判をしてもしょうがない。この淡々とした感じは、主題の普遍性の高さを物語るが裏付けである。みんな見ていて、理解できるところがあるでしょって。イカとクジラの意味は? さぁ、父親のマイ・アイドルの座からの陥落とそれによる自分の成長、今後さらに続く苦しい、藻掻くような人生の予感? セックスという行為自体のメタファー? 素人精神分析医はいろいろと考えたりするのです。
K-Youngさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2011-06-26 11:47:08)
4.《ネタバレ》 まっフツーの国の人が見れば、問題点は明らかなので、この「メストアップ」な状態はアメリカ人のセックスに対する優先順位が高すぎるから起こる。
それは女の数が足りない期間が長く続いたという不幸な歴史をしょっているためだが、それにしても、もういいかげん自分らで気がついたらどうなのか。
人生にセックスというオプションはあるが、酸素や食料と違って、なくても死ぬということは、ないんだ。けど、あそこの国の人たちは「セックスの相手の確保」と「恒常的にセックスで満足を得る」ことが、呼吸や食事と同じかそれ以上に必要なものと思い込んでいる。…それで、しなくてもいい苦労をしたり、余計なトラブルがいっぱい起きてる。
大人の価値観が子供に伝わって、子供たちも、セックスが一大事だと思いこむ。
セックスは、してもしなくてもいい。オプションだから。
この作品の中で、最終的に長男がそのことに気がついて、「この国の大人たちはなんかおかしい」と表現してくれれば、わざわざこういう作品を作った意味もあると思うんだ。
でも、そういうふうにはならなくて、なんだか「不安の正体」を直視しに博物館へ行く、もう「不安」から逃げないぞ、みたいな「少年の成長系」締め方になる。
違うんだって。その不安は、大人たちがヘンだからあーたたちが巻き込まれて発生したんであって、あーたの親だけじゃなくて国全体がヘンなんだって。確かに、父が学歴だけが自慢の貧乏で嫌味なインテリだったり、母が淫乱だったりという、その家庭ならではの特殊事情はあるにしても、「国がしょってる問題」のほうが大きいんだって。
こういう終わり方をしては、根本的な原因がまたうやむやになるだけだ。
フツーの国では、やたらと子供にセックスの話なんかしないし、上の子が高校生になってまで、両親がセックスの相手を必死に求めていたり、自分の親と親友の親がデキてたりなんてことは、たま~にはあってもそんなにはないんだって。
結婚=キングベッドで夫婦が一緒に寝る、という鉄則なんか、そもそも無い国だっていっぱいあるんだよ。40過ぎても週に数回セックスしないと愛が無いなんて、誰が決めたんだ?だいたい、「愛」がなくなったら離婚しなきゃって、誰が決めたんだ?
アメリカ人は、優先順位を考え直す時期をとっくに過ぎているんだけどなあ。
でも、べつに啓蒙する気がないならなんでこんな映画をつくるかな。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-19 20:32:34)(良:1票)(笑:1票)
3.彼らはこの後どうなるんだろうと思うとなんかあまり救いが無い気もする。Roger Watersは歌が上手いなと思った。
デフォルトモードさん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-23 20:49:41)
2.《ネタバレ》 珍妙で滑稽なセリフや人物造型に視点とあらゆる面でユニークな本作は、実は活字媒体の方がより面白かったのではないかと思うのですが、映像作品としてもどこか吸引力を持つ本当に奇妙な作品です。一家族を第三者が覗き見しているようなカメラの存在が強過ぎる気もしますが、役者も良くて他者と関わっているにもかかわらず漂う孤絶の匂いなど家族の表現が抜群ですし、性的な場面も多々あるのですがこれは文字化してしまうともっと下品な感じになってしまって絶妙な世界観が損なわれてしまうのではないかと思うのです。それにラストで青年がイカ対クジラの模型を見に向かうところなど肯定的に受けとれるイメージを提示してくれたことは答え欲しがりな〝俗物〟の私には嬉しい限りです。
 ・・・それから〝イカとクジラ〟という妙な題名についてですが、これは特に何かのメタファーになっているわけではなく、ただその楽しかった思い出を指しているのだと思います。ジェフ・ダニエルスとローラ・リニーが最後の別れ際に交わす〝最低〟という言葉と同義語であり、修復不可能な亀裂がはいり崩壊した家族にしても確実に絆が存在しているのだという悲劇的に寂しくもハート・ウォーミングで率直なメッセージなのではないかと思います。
ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-26 18:24:25)
1.《ネタバレ》 「イカとクジラ」あの像は高尚な芸術なのか、それもとただの奇妙なオブジェなのか、それは誰にもわからない。高尚そうに見えてバカっぽいもの。あるいはその曖昧さ、それこそがこの作品のカラーなのでしょう。
ぽーち”GMN”ありしあさん [映画館(字幕)] 7点(2007-05-13 13:29:08)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.12点
000.00%
100.00%
200.00%
314.00%
428.00%
528.00%
61040.00%
7832.00%
828.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review3人
4 音楽評価 5.66点 Review3人
5 感泣評価 4.33点 Review3人
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【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
脚本賞ノア・バームバック候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ローラ・リニー候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジェフ・ダニエルズ候補(ノミネート) 

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