クロッシング(2009)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ク行
 > クロッシング(2009)の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

クロッシング(2009)

[クロッシング]
Brooklyn's Finest
2009年上映時間:132分
平均点:6.40 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-10-30)
アクションドラマサスペンス犯罪もの刑事もの
新規登録(2010-09-21)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督アントワン・フークア
キャストリチャード・ギア(男優)エディ
イーサン・ホーク(男優)サル
ドン・チードル(男優)タンゴ
ウェズリー・スナイプス(男優)キャズ
ウィル・パットン(男優)ビル・ホバーツ副署長
エレン・バーキン(女優)スミス捜査官
リリ・テイラー(女優)アンジェラ・プロチダ
ヴィンセント・ドノフリオ(男優)カルロ
ブライアン・F・オバーン(男優)ロニー
マイケル・K・ウィリアムズ(男優)レッド
ローガン・マーシャル=グリーン(男優)メルビン・パントン
ジェシー・ウィリアムズ〔男優・1981年生〕(男優)クインラン
ラクエル・カストロ(女優)キャサリン
ステラ・メイヴ(女優)シンシア
ロバート・ジョン・バーク(男優)州警察官
佐々木勝彦エディ(日本語吹き替え版)
平田広明サル(日本語吹き替え版)
山野井仁キャズ(日本語吹き替え版)
落合弘治タンゴ(日本語吹き替え版)
間宮康弘ビル・ホバーツ副署長(日本語吹き替え版)
武田幸史(日本語吹き替え版)
製作ジョン・トンプソン〔製作・(I)〕
ミレニアム・フィルムズ
製作総指揮アヴィ・ラーナー
ボアズ・デヴィッドソン
ダニー・ディムボート
アントワン・フークア
ロバート・グリーンハット
トレヴァー・ショート
配給プレシディオ
美術テレーズ・デプレス(プロダクション・デザイン)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(7点検索)】[全部]

別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
8.《ネタバレ》 ブルックリンの3人の警官それぞれの、ハードで苦い人生模様。三者三様の「交わらない」ドラマを交互に展開させてゆくのだけど、これが同時進行しつつも混乱を避けており、巧い脚本でした。三本の流れが最後にすっと一瞬交わる、そのセンスも心憎い。(ゆえに邦題はなんか大きなお世話に感じる)
しかしここで邦題以上に問題なのがR・ギアである。鬱屈が澱のようにたまった人生の中でもがくD・チードルやE・ホークらの中にあって、(下手したら同僚警官らより)どうもギアだけが浮く。チードルは潜入操作官の苦悩を背負い、ホークは経済的困窮にあえぐ一方、ギアだけ明確に形となった筋書きを与えられていない。諦念に疲れたベテラン警官の役どころでいわば「ぼんやりした」苦しみなので設定的にも二人より不利なのではあるが。
チードルもホークも「重大な決断」に迫られて身を引き裂かれるような苦しみを体現する。特に、自分の卑屈さで自らの首を絞めるE・ホークのもがく様は鬼気迫る。部屋の酸素濃度が薄くなった。苦しいこっちも。
この二人の重戦車並の演技に比べたらギアは軽トラみたいなもんで、どうしてもあのぽかんとした顔つきがドラマから浮くのだった。ふだん軟派なイメージの彼にしては健闘はしており、ギアのみ主人公だったらまた別な仕上がりになったかもしれないけど、共演者が凄すぎた。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-27 00:17:06)
7.《ネタバレ》 「単純な善悪じゃない」「より善か より悪か」
 冒頭のこの台詞に、本作の描かれ方や、描きたかったことの全てが集約されています。一般人、ないし平常・平均・あるいはプラスマイナスを綺麗に相殺した状態を50、善を100、悪を0とするならば、100の人間も0の人間もいない、人は常に50を中心値として、40~60、ないし51~49の間を行き来する存在だ、善と悪両方を持つ存在だ、というのが本作の主張かと思います。単純な善悪じゃないというのは100か0では表せないという意味であり、より善か より悪かというのは、51(善寄り)と49(悪寄り)のどちらに転ぶかによって運命が変わる、という意味ではないかと推測します。現に、本作では100の存在として表された神にいちゃもんつけながらも、なんだかんだ神つまり完全な善=100を求める姿が描かれていたり、三者三様の主人公は始めはダメなところもマトモなところもあるプラスマイナス相殺の50でありながらも、最終的に49の悪側に堕ちた者は死に、51の善側に歩んだ者は生きるという描写がなされていました。ここで面白いのは、「結果としてどう行動したか」によって主人公3人の運命が分岐しているところで、言い換えれば、考えてるだけじゃ意味がなく、善に向かう行動をすることが大切なんだ、と言っているように見えます。
 3人の主人公を並行して描きながらも結局3人が物理的に交錯せず、一方で3人とも似たような状況に陥るというラストシーンですが、それは「他人の影響を受けずとも誰もが皆同じだ」ということと、「同じ状況に出くわしたとしてもその時にどう行動するかで運命は変わる」という、まさに基本的には50で、その上で51と49のどっちに転ぶか、という本作の主題が表されていたのではないかと思います。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-08 14:27:10)
6.リチャード・ギアがデモ隊をじっと見つめる場面が好きだ。過去や現在の虚無感が顔に表れている。エディのコンビニ内での騒動、タンゴの屋上でのトラブル、サルの操作突入場面、3つの緊張シーンを同時進行に走らせる場面は事件が一気に振りかかるため、あまり上手い魅せ方ではないと感じた。
カップリさん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-15 13:53:17)
5.《ネタバレ》 ふつうこういうプロットの映画ではラストでそれぞれの生きざまが交差(クロッシング)するのがお約束みたいなものですが、ものの見事に肩すかしを喰らわされました。でも観終わってから「こういうのも有りかな」と妙に納得したのも確かです。けっこう緊張感に満ちた映像つなぎで、中盤でW・スナイプスが撃たれるまでの数分間の編集にはかなりドキドキさせられました。 ドツボに嵌まってゆくダメ人間E・ホーク、潜入捜査のストレスでストックホルム症候群に陥ってしまったD・チードル、どちらも得意とする守備範囲の演技ですが、あえてわたしはあと7日に迫った定年を心待ちにする万年巡査のR・ギアに注目したいところです。今までの出演作で気障な洒落者みたいなキャラばかりだった彼が、ここまでショボくれて無気力な人物を演じるとはまったくサプライズでした。奥さんに逃げられて殺風景な部屋に一人暮らしのくせに、いい歳して性欲は旺盛で娼婦のところに入り浸り。その娼婦に求愛して思いっきり拒否されるところなんて、観ている方としても実に痛い気分になります。ラストのギアが高揚感もなく呆然と歩き去るシーンも凄く説得力があります。なんせ、警官在職中には遭遇しなかったであろう修羅場に、ただの民間人になって初めて飛び込んでしまったのですから。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-18 22:07:58)
4.《ネタバレ》 NY警察の群像劇。終始盛り上がりに欠けたが、最後R・ギアが誘拐された女たちを救出した場面だけが秀逸。
kaaazさん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-22 23:13:46)
3.「トレーニング デイ」を撮った監督らしい作品..「トレーニング デイ」の方が、映画として面白かったかな..本作も悪くはないけど、有名俳優を3人も起用して、この程度の物語しか撮れないとは、少しガッカリ..何より、映画として深みがなく、華が無い...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-15 12:40:40)
2.《ネタバレ》 『クロッシング』というタイトルから想像される、刑事版『クラッシュ』を期待すると肩透かしを食うが(完全に邦題のミス)、これほど重厚感のある男臭いドラマは久し振りに観た。リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードル(&ウェズリー・スナイプス)の三者三様のドラマがそれぞれ見応えあり、その結末に唖然とする。『トレーニング・デイ』の監督らしいヒリヒリした空気感が出色。
フライボーイさん [DVD(吹替)] 7点(2011-04-08 07:44:20)
1.疲れた。見てる間、相当力入ってたみたいだ。同監督の『トレーニング デイ』もそうだったんだけど、いつ発砲されるのかという恐怖が凄まじい。それは即ち一瞬で死ぬことの恐怖。冒頭の緊張感漲る会話を中断させる一発の銃弾がその後の「一発の恐怖」を持続させることに一役買う。銃口を自ら咥えるリチャード・ギア。いつしっぺ返しを食らってもおかしくないイーサン・ホーク。いつばれてもおかしくない侵入捜査官のドン・チードル。常に死と隣り合わせの3人の男たち。ギアが新米警官を一人現場に残すシーンでわざとらしくギアに躊躇させるところなんて明らかに「一発の恐怖」を煽ってる。主役が三人というのも効果的。一人が早々に消えたってかまわないのだから。リチャード・フライシャー『センチュリアン』をベースにしたような警察官物語は時に上層部のエゴを垣間見せもするが、そこに社会派たらんとするものはなく、ひたすら「一発の恐怖」への単なる一伏線としてしか描かない。いやはや怖い映画であった。そして緊張感が持続する映画は疲れるのであった。
R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2011-01-24 14:46:40)(良:1票)
別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 6.40点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5826.67%
6826.67%
7826.67%
8620.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS