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死にぞこないの青

[シニゾコナイノアオ]
2007年上映時間:95分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-08-30)
ホラー学園もの
新規登録(2014-08-18)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2022-01-19)【3737】さん
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監督安達正軌
キャスト須賀健太(男優)佐々木マサオ
谷村美月(女優)アオ
三吉彩花(女優)
広瀬アリス(女優)(広瀬晶名義)
近藤真彩(女優)
中村咲哉(男優)
入山法子(女優)羽田由美子
水木薫(女優)
亀山助清(男優)
坂井真紀(女優)佐々木由美子
博多華丸(男優)佐々木秀之
城田優(男優)羽田光則
柏原崇(男優)(友情出演)
原作乙一『死にぞこないの青』(幻冬舎刊)
脚本森岡利行
音楽山下康介
撮影福本淳
配給ザナドゥー
特殊メイク松井祐一
特撮松本肇
美術山下修侍
照明市川徳充
あらすじ
マサオの小学校に赴任してきた若い男性教師は、ハーフ顔の超イケメン。浮き立つ子供たち。ところがこの先生が曲者でした。マサオにだけ理不尽に辛く当たるのです。これはスケープゴートを使ったクラス運営。マサオにとって地獄の日々が始まりました。エスカレートしていく、教師とクラスメイト双方からの虐め、嫌がらせ。すると突然、全身を縛られ片目のつぶれた“青い少女”がマサオの前に現れたのです。
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1.《ネタバレ》 スケープゴートを利用した集団統制手法は、費用対効果に優れています。僅かな犠牲で強固な団結。隣国では国策として採用していますし、日常生活の中でも多かれ少なかれ目にするはずです。残念ながら。おそらく先生の「誰でもよかった」「人の目が怖かった」は真実でしょう。ただし蛮行に至った原因を“幼少期のトラウマ”に求めるのは誤りです。“辛い経験をした者は犯罪に走る”なんて失礼な理論が通用するものですか。トラウマの仕業にすれば自我が守られるから。自分を善人と思い込みたいから。それだけです。それに彼は歯向かう山羊に業を煮やして、本気で殺そうと(!)しました。これは挫折を知らぬ完璧主義者の思考。クラス運営の試行錯誤なく、赴任当初から生贄を選んでいる点からも、彼に情状酌量の余地は無いと考えます。教師主導で生贄政策を取られた場合、被害者が抗うのはほぼ不可能です。さらにあの年頃では、親の問題介入を拒むもの。狭い了見と閉じた世界で、全てが完結してしまう恐ろしさが在りました。そんなマサオの大ピンチを救ったのが“アオ”と名乗る少女。正体は亡くなった姉。幽霊か、少年の心が作り出した幻か。いずれにしても彼は、孤独から逃れました。今回はお姉ちゃんが助けてくれましたが、次回はありません。窮地に陥った時助けを請う人を確保しておくのは、人生の重要課題のひとつ。もし、両親がアテにならないのなら、他に頼れる人を探しておかなくはいけません。結末について。初めは生温い決着に憤りました。社会的に抹殺してやれと。しかし、マサオがイジメの被害を立証するのは意外と困難です。それに追い込むと暴発する輩なのは実証済み。心理的に優位に立った今、あえて奴に逃げ道を与えたのは賢明だったかもしれません。修羅場を潜り抜け、少年は自信を得たでしょう。全てが好転した様子。ただし今回は相手が愚かでした。ツキもありました。ですから決して大人を驕ることなかれ。一人で問題を解決する事が自立ではありません。狡猾な悪人は掃いて捨てるほどいますから。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-21 18:58:07)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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6150.00%
7150.00%
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