ビッグ・アイズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ビッグ・アイズ

[ビッグアイズ]
Big Eyes
2014年カナダ上映時間:106分
平均点:5.89 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-01-24)
ドラマ実話もの
新規登録(2014-12-24)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2019-06-25)【Olias】さん
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監督ティム・バートン
キャストエイミー・アダムス(女優)マーガレット・キーン
クリストフ・ヴァルツ(男優)ウォルター・キーン
ダニー・ヒューストン(男優)ディック・ノーラン
ジェイソン・シュワルツマン(男優)ルーベン
テレンス・スタンプ(男優)ジョン・キャナデイ
ジョン・ポリト(男優)エンリコ・バンドゥッチ
ジェームズ・サイトウ(男優)判事
松本梨香マーガレット・キーン(日本語吹き替え版)
内田直哉ウォルター・キーン(日本語吹き替え版)
脚本スコット・アレクサンダー
ラリー・カラゼウスキー
音楽ダニー・エルフマン
撮影ブリュノ・デルボネル
製作スコット・アレクサンダー
ラリー・カラゼウスキー
ティム・バートン
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
配給ギャガ
美術リック・ハインリクス
衣装コリーン・アトウッド
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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8.《ネタバレ》 実話ものながら、夫の素性を小出しにしてゆく脚本が物語をサスペンスフルにしてて巧いと思いました。一組の夫婦がいて、絵の才能は妻が上で夫の方はプロモーションに長けていた。中盤までのこの視点が一気にひっくり返る、キャンバス上書き署名発覚の場面。真相に気づくエイミー・アダムスの「まさか」の表情は真に迫っており、私も震撼しました。留学どころか画家ですらなかったとは、まじかーと声に出ましたね。
夫は正真正銘の詐欺師だったわけだけど、とにかく社会が夫唱婦随の時代だもんなあ。教会の神父すら「夫に従え」とアドバイスするんだもんなあ。ダンナを疑うなんて夢にも考えなかったんだろうなあ。色々考えさせられる事件であります。
そしてクリストフ・ヴァルツが安定の仕事ぶりを発揮してます。実態がばれてからは、顔つきが山師そのもの。序盤の感じの良い友人~やり手のプロモーター、そして詐欺師の顔。一人の個人を演じながら、雰囲気だけを変えてゆく。見ごたえのあるベテランの名演技でありました。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-12-05 17:20:54)
7.《ネタバレ》 ティムバートンの「ビッグ・フィッシュ」に続くビッグシリーズ第二弾ってゆうのは、うそうそ、嘘です。すんまんせん。実際にあったお話の映画化です。日本でも、ちょっと前にありましたよね、サムラなんとかのゴーストライター事件。あれ、思い出しました。なんか作品の売り方とか、本当の原作者の性格とか、どっか似てるんですよねー。世界のどこにでもあるんですね、こーゆうことは。さて、映画のほうは、恐ろしいシーンもあるんですけど、カラフルな色使いと、妙に軽快な音楽で、全体的なトーンはカラッとしていて、気楽に観れる感じになっておりました。特に裁判シーンはコミカルな演出もあって思わずその解決方法に吹き出しました。いや、あれをやれば一番いいのになーってずっと思っていたら、裁判官がまさにその選択肢をいいタイミングで選んだので、ハッとしてグー。鑑賞後の気分もなんか晴れやかでよかったです。主役のマーガレットの自信なさげでありそなキャラもよかったです。特に、批評家にボロクソ言われて、夫が怒りで思わずつかみかかる後ろで、その絵を描いたマーガレットが黙ったまま立ってるシーンが印象的でした。それを描いたのは私、でもボロクソ言われてる、でもそれで怒ってるのは憎い嘘つきな夫、そしてその批評家も周りの誰もそれを知らない。この時のマーガレットの気持ちを想像すると、なんかゾクゾクしてきます。
なにわ君さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-09-22 00:47:45)
6.《ネタバレ》 ティムバートンらしいファンタジーぽさに加えた鮮やかな色彩の画とブラックユーモアもあって、らしい作品だなあと興味深くみれた。エイミーアダムスもやはりの素晴らしい表現だったけど、ウォルター役のクリストフヴァルツも調子のいい男っぷりの描き方も見事だった。実社会だとあんな奴いるんだよね。軽蔑されてはいるがそれでも結構儲ける人。胡散臭い人って万国共通。どうしても直近の佐村河内事件を連想せずにはいられなかった。事実内容よりマーガレットが支配されていく過程が興味深い。現代のDV夫とかが精神支配していくモノ関連として。実話とふってあったけど、ほんまかいなというビックリ事案もあったなあ。画家と言い張っているのに全く描かずに乗り切れるのか、裁判で一人二役とか、この裁判で誰もがこうであって欲しいと考える決着「ほれ、書いてみなはれ」が実際あったこととか。
タッチッチさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-01-11 17:08:47)
5.《ネタバレ》 ティム・バートンというと、暗い画面の作品が多いような印象ですが、
本作は実に明るい。そしてカラフル。全体的な画面の明るさがまず印象に残りました。
なによりも、やはりキーン夫妻を演じたエイミー・アダムス&クリストフ・ヴァルツがドンピシャのはまり役。
配役の見事さもあるんでしょうけど、その点はは凄く関心ました。
男性優位社会の時代とか、現代アートの複製文化とか、そういうものを背景としつつコミカルに描いてる。
なにからなにまで嘘で塗り固めて口八丁な旦那の、どことなく憎めない感じと酷い奴だなと感じるその表裏一体さが興味深い。
とんでもない旦那だったけど、あの人がいなかったらビッグ・アイズシリーズは世に認められることもなかったのだろうなとも思う。
裁判で、「決着を付ける方法はただ一つ。実際にここで描いてみればいい」の下りは爽快。
ある種の仮面夫婦だけど、富を作り出すコンビとしては最強タッグだったね。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-26 23:37:10)
4.《ネタバレ》 アーティストが開花するにはいいマネージャーが必要なのは事実。旦那にアーティスト志向があったことが悲劇の始まりか。でも映画にするほどの物語ではないような気もして。。。映像が素晴らしく綺麗でした。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-08-08 21:21:33)
3.《ネタバレ》 「実話の映画化」っていう括りや縛りが、イマジネーションを自由奔放に映像というキャンパスに綴る作風のバートン監督にとって、ちと窮屈だったんじゃないかなあって気がしました。今までこの監督の映画で「実話の映画化」自体あったっけ?確か「エド・ウッド」は、実話ものというより伝記ものジャンルですよね。作品そのものは非常にウエルメイドでソツのない仕上がりになってはいるけれど、バートン監督ならではの、鑑賞後に引っ掛かってくる部分があまりないというか、らしさや味に欠けるというか。「ビッグ・フィッシュ」(10点)が、21世紀に入ってからの、アメリカ映画ベストワンだと高く評価している私としては、少々物足りなかったかなあ。本来ならば、へタレダンナウォルター氏を、もっともっと、悪役に仕立てることもできたはずなのに、裁判でのシーンの演技やら演出を見る限りでは、監督もこの人物に実はかなり好意的だったのではないかと思われ。逆に「憎みきれないろくでなし」として、非常に魅力的にキャラ立ちさせていましたね。それにしても、日本人のみならず、アメリカ本土在住の人にとってもハワイって永遠の楽園なんですねえ・・・。やっぱええなあハワイ・・・。ハワイに移住したヒロインがエホバの証人にハマるっていうくだりが妙にリアルで、そこが一番実話ネタらしいなあと思ったり。自分的には6.5点という評価やけど、繰り上げて7点にしときます。
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 7点(2015-02-02 21:06:25)
2.《ネタバレ》 夫のウォルターは、実際に面と向かって付き合ったら嫌なヤローだろうな、とは思うものの、クリストフ・ヴァルツの演技のおかげもあって、映画のキャラとしてはとても魅力的でした。ウォルターの凄いところは、最後まで嘘をつき続けるところ。「嘘でした、スミマセン」と白状したほうが絶対楽なはずなのに、一度ついた嘘は絶対撤回しない。クライマックスまで見てると、逆に関心するくらいです。アーティストというより、エンターテイナーとしての業が感じられました。映画のプロデューサーになっていたら普通に評価されそう。上手に嘘をつけばつくほど評価されるわけだから(笑)。
逆にマーガーレットのほうは、ウォルターの印象が強すぎて割りを食った感じ。映画でも現実でも損してるなあ。ただ、彼女が万博のために書いた絵が酷評されるのは、逆に痛快。ある意味、彼女の心情が絵を通して正しく伝わったわけだから。
ちなみに、マーガーレットが嘘をつき続ける生活から抜け出すキッカケになったのが新興宗教って、笑うとこなんでしょうか。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 7点(2015-01-27 11:58:19)(良:1票)
1.《ネタバレ》 幼少期・青年期のティム・バートンが感じていた孤独とマーガレット・キーンが感じ、絵で表現した孤独が共鳴したことで実現した映画だと思います。実際、ティム・バートンの描く絵は目が大きかったりする。相当な思い入れのある人物を映画化してしまったが故に、テンポが悪い、という印象を受けました。マーガレットが夫ウォルターに抑圧され、洗脳され、部屋に閉じ込められる。娘にさえ本当に事を言えない辛さ……痛いほど分かりますし、これはティム・バートンが感じていた苦痛でもあるのでしょう。しかし、それにしてもこの描写が長過ぎる。物語はマーガレットの完全勝利に終わるわけですが、彼女が
反撃し映画が終わるまでは20分もなかったのではないかと思います。思い入れが強すぎると不都合が生じるという典型例ではないでしょうか。最後の最後に極上のカタルシスが用意されているとはいえ、勿体無いなぁという感想です。もちろん、マーガレットの気持ちは揺らぎ続けるわけですが、彼女は序盤から金と名誉に揺らいでいるので、これもまた長い。編集でどうこうできる問題ではなく、単に脚本とティム・バートン自身の問題でしょうね。お話はもちろん面白かったし、私が一番好きな俳優クリストフ・ヴァルツは最高の演技を披露していました。所々のジョークは冴えていたし、クライマックスの裁判シーンは笑いっぱなし。素晴らしい部分がある分だけ、テンポの悪さが際立ち、気になってしまいました。
カニばさみさん [映画館(字幕)] 7点(2015-01-23 18:03:51)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 5.89点
000.00%
100.00%
200.00%
315.26%
4421.05%
515.26%
6421.05%
7842.11%
815.26%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

2014年 72回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)エイミー・アダムス受賞 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)クリストフ・ヴァルツ候補(ノミネート) 
主題歌賞 候補(ノミネート)"Big Eyes"

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