バケモノの子のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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バケモノの子

[バケモノノコ]
The Boy and The Beast
2015年上映時間:119分
平均点:5.54 / 10(Review 67人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-07-11)
アドベンチャーファンタジーアニメモンスター映画
新規登録(2015-04-12)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2024-04-05)【イニシャルK】さん
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監督細田守
役所広司熊徹
宮崎あおい九太(少年期)
染谷将太九太(青年期)
広瀬すず
山路和弘猪王山
宮野真守一郎彦(青年期)
山口勝平二郎丸(青年期)
長塚圭史九太の父
麻生久美子九太の母
黒木華一郎彦(少年期)
諸星すみれチコ
大野百花二郎丸(少年期)
津川雅彦宗師
リリー・フランキー百秋坊
大泉洋多々良
谷村美月
草村礼子賢者
中村正[声優]賢者
近石真介賢者
M・A・O(声優)
長克巳
牛山茂
岩崎ひろし
宇梶剛士
佐々木勝彦
小林正寛
田中要次
秋月成美
瀬戸麻沙美
悠木碧
宇山玲加
石上静香
松本花奈
原作細田守
脚本細田守
奥寺佐渡子(脚本協力)
音楽高木正勝
北原京子(音楽プロデューサー)
作詞桜井和寿「Starting Over」
作曲桜井和寿「Starting Over」
編曲Mr.Children「Starting Over」
主題歌Mr.Children「Starting Over」
製作市川南〔製作〕
日本テレビ(THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS/製作幹事)
スタジオ地図(THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS/製作幹事)
KADOKAWA(THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS)
東宝(THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS)
電通(THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS)
読売テレビ(THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS)
企画スタジオ地図
プロデューサー川村元気
奥田誠治(ゼネラルプロデューサー)
制作スタジオ地図
スタジオカラー(制作協力)
東京現像所(制作協力)
配給東宝
作画細田守(キャラクターデザイン)
伊賀大介(キャラクターデザイン)
井上俊之(原画)
本田雄(原画)
高坂希太郎(原画)
田中敦子〔作画〕(原画)
高橋英樹[作画](原画)
小池健(原画)
山下高明(作画監督)
青山浩行(原画)
美術上條安里(美術設定)
男鹿和雄
武重洋二
高屋法子(ハーモニー)
衣装伊賀大介
編集西山茂
その他文化庁(助成)
丸山正雄(スペシャルサンクス)
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1
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13.《ネタバレ》 異世界に慣れるまでの前半はまあまあ面白かったが
後半、特にラストの展開はなんだかなぁといった具合で
声優のうまい下手以前に脚本がおかしい。
新作が出る度にどんどん評価の下がる珍しい監督。

↑こちらが以前書いた、3点のレビュー。

今テレビでやってるのを見たら、プロットはすごくいいじゃん、と。
ほんとこの人はいい脚本家と組めばパヤオは越せなくても
某エヴァの人とか某名前をきいてくる人には勝てると思うんだがね。
やたら説明口調で説明で終始してしまうのは
本人の力量もあるでしょうけれど、ほんと、惜しい。
広瀬すずの演技が一部で叩かれてますけど、
逆に言えばリリーフランキーとかリリーフランキーとか
リリーフランキーとかの演技は誰も文句を言わないレベルでさ。

とりあえず次公開の映画は見に行く予定ではあるので
あまり大きな期待はしないでおく、7点。

あ、一つだけ、戦いのラストはFF7のオマージュですか?
FF7で見たときも妙に変で印象的だったのでものすごーく似てると思う。
あとどうでもいいですが鯨の声がリゼロの白鯨と同じな件。

それと、自分がバケモノであれば「バケモノの子」だなんては言わないよねっていう。
だから「バケモノの子」なんだな、いいタイトルやん。
にんじんさん [地上波(邦画)] 7点(2019-07-08 08:25:47)
12.細田守監督の作品は本当にハズレがない。
単純な娯楽映画としても楽しめる。

過去の作品が抜群に良かったのでハードルは高いが、期待にはしっかり応えてくれる。
バッジョさん [地上波(邦画)] 7点(2018-06-10 08:45:30)
11.随分と酷評が目立つ様ですが、私はまあまあ楽しめました。
監督作品の中では、「時かけ」が群を抜いていますが、他の3作品の中では一番良かったと思います。
どこに惹かれたのかはっきりとはわかりませんが、恐らく私が、自分の父親を、嫌悪や哀れみの対象としてしか認識できない人間だから、なのかも知れません。
マー君さん [DVD(邦画)] 7点(2017-09-17 12:00:20)
10.人間の世界に居場所を失った少年と、バケモノとの交流を描くのだけど、その二人のやりとりを描いていればよいものを、さらに同居人を二人配置し、こやつらに何かと説明をさせる。そりゃ、説明すれば映画はわかりやすくなるでしょう。いやそれよりも、主人公たちの内面を、陰ながらもちゃんと把握して理解してくれている人たちがいる、ということ。誰かが逐一、自分のことを理解してくれている、という安心感。それは何とも居心地がよく、居心地が良すぎるが故に、観ててかえって居心地の悪い思いをしてしまう。軟弱過ぎるではないか・・・。
実際のところ、子供とこの作品を観ていても、画面に対してまず子供の反応があり、遅れて説明ゼリフがやってくる。明らかに余計なんですね。もうちょっとくらい、観る側を信用してもいいのでは。
逆に言えばそれだけ素晴らしい、人を引き付けるに充分のアニメーションでもある訳で。丹念に描かれる前半に、暴走気味の後半。目が離せません。
鱗歌さん [DVD(邦画)] 7点(2016-06-17 21:02:06)
9.《ネタバレ》 熊徹がたまらなくいとおしい。アニメーションなので、想像力を形にするのが楽しさ。だからこのようなイリュージョン対決も悪くないね。しかし、最後に師弟対決を見たかったのは、僕だけだろうか?それにしてもポスト宮崎駿も見えてきたことだし、ジブリの残してきた作品たちも寂しくないね♪
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2016-05-06 01:03:50)
8.親は子と共に育つ!互が互を支え合い補い合い成長していく。親子の物語、ここに極まる!素晴らしい。

一筋縄ではいかない生き物「人間」。何を考え何をするのか危なっかしい。まさにこの世の”バケモノ”だ。特に情緒不安定な思春期は、そのバケモノの兆候が現れやすくなる。渋谷という街を舞台に選んだのは、そこがバケモノの巣窟の象徴だからだろう。

この作品自体は「白鯨」をベースに、他の作品の影響やオマージュを反映していて、オリジナリティが薄味に感じてしまう。がしかし、アニメーションという技法と今伝えたいテーマとが見事に融合し、たとえ見たことのあるような作風でも、こうして出来上がったモノとして提供されると、そこはやはりしっかりと受け止めなければならないだろう。古今東西これだけ多くの作品があるのだから、似てしまうのは仕方ないでしょ。その上で最終的にどれだけ心に響いたか、どれだけ魂を揺さぶられたか、肝心なのはそこでしょ。私は十分響いたし、揺さぶられましたよ。

ただ一つ苦言を。みんなのおかげで闇に飲み込まれないで済んだ。みたいなこと言ってたけどさ、あの時手首見たからじゃん。お守りの、楓のおかげじゃん。そこだけは首をかしげてしまいました。
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 7点(2016-03-05 04:05:21)
7.《ネタバレ》 一郎彦が暴走したあたりから物語に自然な流れのようなものが失われて、胡散臭さが匂ってしまい、物語に入り込めなくなってしまった。おまけにこれまでの細田作品と比べると新鮮さが欠けている。それでも十分に良い作品だとは思うけれど、ついついハードルをあげてみてしまうから、期待との落差でがっかり感は否めない。
ばかぽんさん [映画館(邦画)] 7点(2015-09-06 22:59:55)
6.《ネタバレ》 千と千尋の神隠しのような前半は、テンポも良くて、都合良すぎる展開をも黙らせるほどでしたが、人間界に戻ったときの偶然の連続は流石に「いくら何でも…」と思いますね。たどり着いた経緯の省略は仕方ないとしても、突然「白鯨」を読んでいたり、楓がすぐにあんなに献身的になるのは鼻に付きます。それと、一郎彦は鯨の姿を知らないで育ったはずだから、文字を読めただけでは姿は具現化できないはずなんですが。……それとも、鯨は九太が作り出した闇ということなのかな? ということは、九太は自分自身の闇のみならず相手の闇をも増幅させ暴れさせてしまうほどの迷惑なガキということになってしまいますが。。。最後の締め方は良かったので、鯨に拘らずに後半の展開をもう少し練って欲しかったです。
Banjojoさん [映画館(邦画)] 7点(2015-08-24 23:01:06)
5.《ネタバレ》 なんかジブリに似てきてね?
【激バレ注意】
前は輪郭線がもっと太かったような。あと絵柄とかなんとなく。気のせいかな? 真似してほしくねーんだが。
だって今回で話作りのセンスがパヤオよりも数段劣ることがはっきりしたし。

この話で出てくる「人間のみが作る心の闇」というのがよくわからない。バケモノやバケモノの世界がどういうものかもよくわからない。結果、胸にストンと落ちないので面白いだけで終わる。感動には程遠い。当然観客の心の内に化学変化なぞ起きようがない。そんなの後継者とは呼べない。

闇とは何か。私が無理くり解釈すると、「親族内の関係性だの「こうであるべき」といった同調圧力に屈することでその人独自の好奇心だの攻撃的センスだのを自ら抑圧してしまい、内側に爆発の種を作ってしまうこと」を言ってるんじゃねーかと思う。対してバケモノの世界とは、そうした抑圧が薄い、本当の自分を素直にさらけ出してもいいかもしんない(だって周囲もそうだから)世界のことね。昔の下町にはあったかもしんない場所。

完全性を目指すことは才能を持つ中でも一部の者にしかできないんで、たとえ自分を抑制できても全的な才能がなければやがて闇を暴発させてしまうことになるんだけれども、できない同士で互いに補い合えばもっと高みに行けるかもしんないよ、とかいうことを言ってるわけだ結論としては。違うかな?

でも私に言わせりゃ、それじゃあ凡庸なんだ凡庸。宗教に入って「ともだち代」さえ払えば幸せになれますよと言ってるのとほぼ同じじゃねーか。そんなのダメだ。

確かに現実の日本じゃ欲望を抑圧してマネキンと化すゲームがいたるところで行われているが、それによってできた「心の闇」は、絶対的不利な立場の者に対する「イジメ」によって発散されているのだ。実行の中心にいるのは間違いなく宗教である。そこに問題意識がなければ本当に優れた創作者とはいえない(肯定してはならない)。

パヤオが偉いのは、そうした陥穽に陥ることを(おそらく意識的に)回避して、別の次元へと昇華させるという力技(?)ができたからだ。社会、自分、他者(集団意識)によって作られるどうしようもないトリレンマを、ブレイク・スルーできるような気にさせてくれたわけね。んで、多くの観客の心の闇を解放したと。

前作から続いている、作品を貫く鬱のトーンは、突き抜けられない作者の鬱と同期してるんじゃねーかという気がする。ムチャクチャやって宗教や集団意識なんぞ蹴飛ばしてしまえばいいと思う。才能あるんだから、着地点は自分の身勝手すぎる欲望の果てに置けばよいのだ。判断するのは観客に任せておけ。おれが読み取っちゃる。

ちょっと書きすぎたかな。ま、一緒に見たハリウッドの大作より10倍おもしろかったことは事実だけどね。
アンギラスさん [映画館(邦画)] 7点(2015-07-30 08:21:30)(笑:1票)
4.《ネタバレ》 なんでしょうか、細田守監督の映画を観るときに気になってしまう違和感は。鑑賞後に考えてみたのですが、リアリティを追及した画作りをしているのにも関わらず、後半(と言いますかクライマックス)になるに従って、「細かいことはどうでもいいんだよ!」というばかりに物語の推進力だけで、強引に収束させてしまうからなんだなと言う結論に一応は至りました。
本作では前半の九太と熊徹が師弟関係を築いていく過程はとても良かったです。互いに互いを刺激し合うという理想の師弟関係だし、キャラクターの造形や世界観の構成にはリアリティを持たせるために努力したであろう箇所が山ほどあるし、そういう画を観ているだけで楽しかった。
これが後半からクライマックスにかけて崩壊していく。一郎彦が闇に囚われてしまって追いかけてくるのですが、急にクジラの形となって追いかけてくる。クジラになる意味は分かるけど(メルヴィルの『白鯨』、モヴィ・ディックはもう一人の自分の象徴という訳。私は『白鯨』はそういう作品じゃないと思いますが。)、物語上それは九太が図書館で『白鯨』を読んでいたのですから、九太側の話であって、一郎彦がクジラの形となるストーリー上の必要性は何もない。あるのは脚本家(細田守監督が兼任)の「まあそういうことだから観客も勝手に補完してね」という単なる甘えだけだ。熊徹が自身を付喪神に転生させることで九太の助けに駆けつける展開自体は別にいいのですが、そこでまた心の剣とかいう非常に抽象的な武器として出てくる。ここも同じく物語上の意味は分かる。ひとりでも生きていけると考えていた九太の心に、師匠である熊徹が親として彼を支えるという感動的なシーンだ。でもその心の剣が一郎彦に刺さるから何故物語がすべて解決するかという理由づけはまたもや放り出されている。
その様な勝手な脚本の都合に反して、説明口調な部分もとても多い。特にヒロインが終盤で演説口調で話し始めたのにはゲッソリしました。どちらにしても観客を少々舐めて映画を作っているのはないかと思えてしまう隙が多い作品でした。
民朗さん [映画館(邦画)] 7点(2015-07-27 20:43:41)(良:1票)
3.《ネタバレ》 師匠と弟子二人並んでの、一風変わった型稽古の情景モンタージュが前半の山だ。
少年がひたすら模倣することによって次第に上達していく様が、
ロングショット主体でレイアウトされた動きの変化の中から表れてくる。
そこには二者の動きが次第にシンクロしていくアクション映画、舞踊映画の快感があり、
アニメーションによる誇張(スピード・タイミング)の醍醐味がある。

キャラクターにはあえて影をつけない平板な絵柄を採用し、その分
部屋の内外を駆け回っての喧嘩や、卵かけご飯の食事など
アニメーションならではの動きの楽しさを充実させ、
一方で人物の表情のアップでは瞳の潤いを細やかに揺らす繊細な演出を施し、息吹を与える。
モブシーンの動画を含め、特に前半はよく頑張っている。

今回のクレジットでは細田単独の脚本だが、台詞が削り切れていないのは児童向けを意識したためか。
ラストでの回想シーンも少し親切すぎる。

トレードマーク的な青空と白い入道雲は決めのカットにはしっかりと登場していてそれなりに印象的だが。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2015-07-18 16:18:26)
2.《ネタバレ》 まあ、普通に面白かったです。前作(おおかみ)・前々作(サマー)よりは良かったかな、と。
あらを探せばいろいろあります。一郎彦の掘り下げ方がちと足りなかったとか、そもそもバケモノって一体何なの?とか、ラストの猪王山一家の行く末とか…説明が足りない部分はありましたが、話としてはまあまあ面白かったと思います。毎日渋谷を通ってる身としては、わざわざ渋谷を舞台にしたのは何故なのかも気になりました。ゴジラ的に大都会を破壊したい衝動だったのか、単に海外にも知られる名所にしたかったのか。バケモノ界にトレースされてるのが、大スクランブル・109前・百軒店とおぼしき附近だけだったのは残念。
声の演技ですが、役所広司は吹き替え経験もそこそこあるので安心の演技でした。大泉洋もレイトン教授の頃は聞くに堪えなかったのですが、だいぶ板についてきた感。リリー・フランキーは本人にしか聞こえませんでしたね。主人公の宮崎・染谷は…うーん。いまいちかな。広瀬すずは期待してなかった分、意外にまあまあでした。総じて、夏休み映画としては無難な出来で、見て損は無いんじゃないでしょうかね。
蛇蟇斎狐狸窟さん [映画館(邦画)] 7点(2015-07-12 21:50:14)
1.もっといい映画を見ることができると期待していたけど、
案外普通でがっかり。
いい映画なんだけど、ゾクゾクすることはなかった。
ただ、子供と見に行って、自分も子供も退屈せずに最後まで見ることができたということは、普通にすごいことだと思う。
aimihcimuimさん [映画館(邦画)] 7点(2015-07-11 23:12:17)
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【点数情報】

Review人数 67人
平均点数 5.54点
011.49%
100.00%
222.99%
357.46%
41217.91%
51217.91%
61319.40%
71319.40%
868.96%
934.48%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.42点 Review7人
2 ストーリー評価 5.72点 Review11人
3 鑑賞後の後味 5.90点 Review10人
4 音楽評価 5.50点 Review8人
5 感泣評価 5.25点 Review8人
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