テイラー・オブ・パナマのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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テイラー・オブ・パナマ

[テイラーオブパナマ]
The Tailor of Panama
2001年アイルランド上映時間:109分
平均点:5.43 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス小説の映画化スパイもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-03-17)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・ブアマン
キャストピアース・ブロスナン(男優)アンドリュ”アンディ”・オズナ-ド
ジェフリー・ラッシュ(男優)ハリ-・ペンデル
ジェイミー・リー・カーティス(女優)ルイ-ザ・ペンデル
ブレンダン・グリーソン(男優)ミッキ-・アブラクサス
レオノア・ヴァレラ(女優)マルタ
ハロルド・ピンター(男優)ペニ-おじさん
ダニエル・ラドクリフ(男優)マ-ク・ペンデル
デヴィッド・ヘイマン[男優](男優)ラックスモア
キャサリン・マコーマック(女優)フランチェスカ・ディン
ジョン・ポリト(男優)
ディラン・ベイカー(男優)
ジョナサン・ハイド(男優)
大塚芳忠アンドリュ”アンディ”・オズナ-ド(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしハリ-・ペンデル(日本語吹き替え版)
高島雅羅ルイ-ザ・ペンデル(日本語吹き替え版)
内田直哉ミッキ-・アブラクサス(日本語吹き替え版)
湯屋敦子マルタ(日本語吹き替え版)
麦人ペニ-おじさん(日本語吹き替え版)
亀井芳子マ-ク・ペンデル(日本語吹き替え版)
佐々木梅治ラックスモア(日本語吹き替え版)
坪井木の実フランチェスカ・ディン(日本語吹き替え版)
石住昭彦(日本語吹き替え版)
中村千絵(日本語吹き替え版)
宝亀克寿(日本語吹き替え版)
長克巳(日本語吹き替え版)
原作ジョン・ル・カレ『パナマの仕立屋』
脚本ジョン・ブアマン
ジョン・ル・カレ
撮影フィリップ・ルースロ
製作ジョン・ブアマン
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮ジョン・ル・カレ
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
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13.《ネタバレ》 左遷、それはサラリーマンがもっとも恐れるもののひとつです。本作の主人公は、上司の奥さんを寝取ったことで組織から睨まれ、地方支局へ左遷された凄腕(と思われる)スパイ。そのキャラ設定と言い、ピアース・ブロスナンの演技と言い、まんまジェームズ・ボンドなのですが、現実は『007』のようにはいかないというひねくれた展開が笑わせます。また、左遷先で思わぬ事実に遭遇して主人公が孤軍奮闘し、最後には組織や上司を見返すという展開がこの手の物語の定石ですが、現実はそれほど容易なものではありません。左遷先にはネタらしいネタなどそうそう転がっていなくて(だからこその左遷先)、本人に頑張ろうとする意欲があっても、結局はくすぶったまま謹慎期間をやり過ごすしかないのです。それが普通のサラリーマン。しかし本作の主人公はタダモノではなく、ネタがないなら自分で作ってしまえという切り返しに出ます。
もう一人の主人公は、虚言癖のある仕立て屋。ウソをつく時には一瞬、良心が咎めるものの、「つまらない現実を話すより、面白い作り話の方が相手は喜ぶ」と自分を納得させてウソにウソを重ねていきます。利己的な目的でのウソではない分、良心の呵責は少ないようです。実際、たいていの聞き手はこの男の話はウソであることを了解した上で会話を楽しんでおり、実害は少なかったと言えるのですが、ネタを求めるスパイに目を付けられ、ありもしない国際危機がでっち上げられたことから、ウソが現実を侵食しはじめます。仕立て屋も途中から「これはヤバイ」ということに気付くものの、借金を肩代わりしてもらったことの負い目もあって降りられない状況となっており、何の策も打てないまま事態はどんどん悪化。悪魔的なスパイに取り憑かれて右往左往する男の姿が滑稽であり、ジェフリー・ラッシュの小市民演技が光っています。
当事者全員が作り話だと認識し、現地を知っている者であれば誰も真に受けないようなウソが軍事侵攻にまでエスカレートしていく展開にはある種のカタルシスがありますが、一方で恐ろしさもあります。実際、初動段階で現地へ行って聞き取り調査をすればすぐにおかしいことが分かる程度のウソや事実誤認が国際問題にまで発展した事例はわが国周辺でも少なからず発生しており、フィクションだと言って笑ってもいられないところがあります。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2015-08-06 16:04:37)
12.ジョン・ブアマンの監督作はどれも定型内に収まらないのが良いところ。予定調和的な作品の多いスパイ物で、先が読めないというだけでこれほどエキサイトできるのだから他の製作者もいいかげん考えてもらいたい。実際ピアーズ・ブロスナンは007よりこっちのちゃらんぽらんなスパイの方がよほど似合っている。今回ブアマンの本物志向はタイトルバックの仕立屋の仕事ぶりに現れていて、ワンショットで捉えたその所作は見事!のひとことに尽きる。ジェイミー“ワンダ”リー・カーティスの脱ぎっぷりにも驚いた。アクション・シーンも無く、ブアマンらしいいまいちカタルシスの感じられない作品だが、正しい奴がモロに正義漢ヅラした分かり易すぎる映画より、本質的な部分でスリリングな本作を断固支持する。
皮マンさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-11-22 10:53:44)
11.《ネタバレ》 元々がル・カレがグレアム・グリーンの映画にもなった「ハバナの男」(Our man in Havana)をヒントに書いたMI6がでっちあげ情報を真に受けた騒動ですが、これに米国が絡んで戦争にまで発展しかけるところはやはり米国映画ですね。それでも被害者はアル中の元革命家だけでハッピーエンドと言うところはナイスです。
たいほうさん 7点(2004-12-07 17:34:47)
10.少しばかり話が難解だったかなって思うんですが、なかなか緊迫感出てたし、おもしろみがありました。ジェフリー・ラッシュのアクの強い独特の雰囲気がいいですね。自分も最初007シリーズかと思っちゃいました。
カーマインTypeⅡさん 7点(2004-07-17 16:55:23)
9.話が淡々と展開される中 現実ってこんなもんじゃないかって感じがした。
だだくまさん 7点(2003-11-03 00:10:43)
8.これ、サスペンス・コメディ?ま、内容はともかく、なぜかこれでやっと、ジェフリー・ラッシュが好きになれてしまった。あと、自分はあんなにスタイリッシュでカッコイイのに、こんなおやじを愛してる奥さん、出番がいつも一瞬だけの叔父さん、いいかげんな曲者スパイ、それぞれのキャラがよかったので、なかなか楽しめました。
桃子さん 7点(2003-10-28 16:49:58)
7.スパイの育て方が分かって面白い。
ナルコさん 7点(2003-10-24 00:08:37)
6.後半の緊迫した空気が、一瞬で消えた。まあ楽しめました。
ハリウッドさん 7点(2002-11-12 00:37:35)
5.味のある作品です。パナマの雰囲気が生っぽい感じでイイです。役者としてのブロスナンの姿が印象的です。ボンド風刺もなかなかです。
N!Ciさん 7点(2002-06-13 14:45:32)
4.いまいちよくわからなかったけど、面白かった。もう一回見たら理解できるかも。でもこのピアース・ブロスナンはあんまり好きじゃない。
タコスさん 7点(2002-06-09 11:40:17)
3.余り期待して見ていなかったせいか、意外に面白かった、というのが正直な感想です。あらゆる面において対照的な欠点だらけの主人公2人の組み合わせが絶妙でした。ピアース・ブロスナンが演じた、人格破壊したスパイ役は新鮮でした。なかなかシブイ作品でした。
KARINさん 7点(2002-02-10 20:29:43)
2.従来のスーパーマン的役柄のイメージから、スマートでカッコ良さばかりが目立っていて、俳優としての魅力を感じていなかったP・ブロスナンに、初めてそれを感じさせてくれた作品じゃないだろうか。ストーリーそのものよりも、登場人物たちの生々しい現実感を、豊かなキャスティングによって見事に演じ分けられ、作品を魅力あるものにしている。ただ、サスペンス色をもっと前面に押し出して、エンターティンメントにしようと思えば出来たであろうが、敢えてそれを目指さなかったのは、J・ブアマンの作家としての基本姿勢なんだろうなぁ。
ドラえもんさん 7点(2001-07-15 00:16:35)
1.大作というわけではないが、結構面白い作品。判りづらい人物設定、場面情景ではあるものの、2回目に観てみると尚更面白そうな作品である。ただ終盤話し広げすぎかな?という疑問が残るものの、観て損はない一作である。
チャーリーさん 7点(2001-07-01 22:12:45)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 5.43点
000.00%
112.70%
2410.81%
325.41%
438.11%
5718.92%
6513.51%
71335.14%
812.70%
900.00%
1012.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review1人
4 音楽評価 1.00点 Review1人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
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