パワー・オブ・ザ・ドッグのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パワー・オブ・ザ・ドッグ

[パワーオブザドッグ]
The Power of the Dog
2021年カナダニュージーランド上映時間:126分
平均点:6.58 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-11-19)
ドラマウエスタンロマンス小説の映画化配信もの
新規登録(2021-12-10)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2022-04-01)【Yuki2Invy】さん
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監督ジェーン・カンピオン
キャストベネディクト・カンバーバッチ(男優)フィル・バーバンク
キルスティン・ダンスト(女優)ローズ・ゴードン
ジェシー・プレモンス(男優)ジョージ・バーバンク
コディ・スミット=マクフィー(男優)ピーター・ゴードン
トーマシン・マッケンジー(女優)ローラ
キース・キャラダイン(男優)エドワード知事
フランセス・コンロイ(女優)バーバンク夫人
アダム・ビーチ(男優)エドワード・ナッポ
三上哲[声優](日本語吹き替え版)
園崎未恵(日本語吹き替え版)
内山昂輝(日本語吹き替え版)
小島敏彦(日本語吹き替え版)
脚本ジェーン・カンピオン
音楽ジョニー・グリーンウッド
製作ジェーン・カンピオン
イアン・キャニング
ロジェ・フラピエ
配給ネットフリックス
美術グラント・メイジャー
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3.西部劇は良いですね。
雄大な景色の下に放牧される牛たち。
そして美しい馬や走り回る犬たち。
荒くれの男たちもカッコイイ(笑)

しかし本作の内容は覗けないほどの闇。
景色とのコントラストが印象的でした。

お話しに入り込めた方には最高の作品なんだろうと想像される。
名優の素晴らしい演技、緊張する場面多々。

しかし私は距離を置いて観てしまった。
登場人物の感情を、あえて分からないように見せている。
そこが素晴らしさなのは理解できるが、自分はしっくりきませんでした。
違和感あるなと。

カンピオン監督素晴らしい。
「ピアノレッスン」は見逃しているので、是非観たい。
たんぽぽさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-04-03 10:05:18)(良:1票)
2.《ネタバレ》 謎めいたタイトル(聖書からの引用らしい)から始まり淡々と緩慢に展開していく物語、
手袋やLGBTを伏線に兄弟母子の複雑で微妙な人間関係、
そして偶然と策略から生まれた衝撃のラスト…
観賞後しばらく余韻に浸れるなかなか味わい深い映画でした。
ProPaceさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-29 19:55:46)
1.《ネタバレ》 舞台は1920年代のアメリカ・モンタナ州。 大牧場で家族を形成するのは、名うてのカウボーイであり同性愛者でもある荒くれ者と、マザコンのサイコパスと、人格者の金持ちに誰もが羨む美人という理想的な夫婦、、って、それは家庭円満になるはずがありません (笑) だから、何かしら悲劇を伴う結末なのは想定していたけど、それにしても表現力の高い演技者たちによる、重厚で観応えのあるサスペンスドラマではありました。個人的に、こういう奥行きが深い役をベネディクト・カンバーバッチがやれば、もう当然のように映画のクオリティが上がっていく、それはわかっていた。だから、本作をがぜん面白くしていたのは、コディ・スミット=マクフィーの存在ではないだろうか。彼がスクリーンに登場するだけで、私は不安になり、妙な胸騒ぎがして仕方がなかった。なぜなら、まるで現代社会の若者が荒々しい「西部劇」の時代に迷い込んだようで、彼一人だけが「異質」であり、この映画の世界観にそぐわないから。 それぞれの思惑が交錯する展開の中で、家族が州知事を招いた「ピアノ」のエピソードが特に印象に残ってる。ローズがピアノを拒絶したことにより、場がしらけて空気が悪くなるなかで、フィルが現れたことにより空気が一変した。私は、彼が追い討ちにきたのではなく、むしろローズを助けに来たように見えました。観終えてみれば、フィルは横暴ではあるけど、それは人に不器用な裏返しでもあり、実は我々が思うほど悪意に満ちた男ではなかった、と思えてきます。しかし、その心のうちはとうとう最後までわからない・・。 ・・そもそもですが、この映画は主人公であるフィルの「感情」を描かない、という実験的な手法を取ってます。この荒々しい時代に、彼は何を思って生きていたのか、彼は本当に殺されたのか、、全ては謎のままであり、むしろ彼以外の人間たちの異常性・残酷さが尾を引くように際立つばかりだ。 以下、個人的な宿題としての備忘録。 アメリカの西部劇に、英国人であるベネディクト・カンバーバッチ。なぜか。 夫婦役は、実生活でも夫婦であるお二人。しかし、本当にそれだけの理由によるキャスティングだろうか? そして、「ピアノ・レッスン」の巨匠は、なぜピアノを弾くことを拒んだのか? 映画に見え隠れする、監督の "隠しメッセージ" について、探究してみたいと思う。
タケノコさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-02-12 14:03:07)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.58点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5216.67%
6433.33%
7325.00%
8325.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ベネディクト・カンバーバッチ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジェシー・プレモンス候補(ノミネート) 
助演男優賞コディ・スミット=マクフィー候補(ノミネート) 
助演女優賞キルスティン・ダンスト候補(ノミネート) 
監督賞ジェーン・カンピオン受賞 
撮影賞 候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョニー・グリーンウッド候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞グラント・メイジャー候補(ノミネート) 
脚色賞ジェーン・カンピオン候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2021年 79回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)ベネディクト・カンバーバッチ候補(ノミネート) 
助演女優賞キルスティン・ダンスト候補(ノミネート) 
助演男優賞コディ・スミット=マクフィー受賞 
監督賞ジェーン・カンピオン受賞 
脚本賞ジェーン・カンピオン候補(ノミネート) 
作曲賞ジョニー・グリーンウッド候補(ノミネート) 

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