秘密と嘘のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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秘密と嘘

[ヒミツトウソ]
Secrets & Lies
(Secrets et mensonges)
1996年上映時間:142分
平均点:7.58 / 10(Review 50人) (点数分布表示)
公開開始日(1996-12-21)
ドラマ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-07-06)【Olias】さん
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監督マイク・リー
キャストブレンダ・ブレッシン(女優)シンシア
ティモシー・スポール(男優)シンシアの弟モーリス
フィリス・ローガン(女優)モーリスの妻モニカ
クレア・ラッシュブルック(女優)シンシアの娘ロクサーヌ
マリアンヌ・ジャン=バプティスト(女優)ホーテンス
レスリー・マンヴィル(女優)ソーシャル・ワーカー
フィリップ・デイヴィス(男優)
ロン・クック〔男優・1948年生〕(男優)
ルース・シーン(女優)
ピーター・ワイト(男優)
エリザベス・バーリントン(女優)モーリスの助手ジェーン
亀井芳子ロクサーヌ(日本語吹替VHS版)
井上瑤シンシア(日本語吹替VHS版)
土師孝也モーリス(日本語吹替VHS版)
山像かおりホーテンス(日本語吹替VHS版)
宮寺智子モニカ(日本語吹替VHS版)
佐藤しのぶ【声優】ジェーン(日本語吹替VHS版)
脚本マイク・リー
音楽アンドリュー・ディクソン〔音楽〕
撮影ディック・ポープ
製作サイモン・チャニング=ウィリアムズ
配給フランス映画社
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
工場で働き、家ではワインばかり飲んでいる中年女シンシアは、父親不在の一人娘からも疎まれ、孤独な人生を送っていた。ある日、ホーテンスという未知の女性から電話が・・・。自分はシンシアが昔に生み捨てた子どもだという。動揺しつつホーテンスと待ち合わせをするシンシア。そこにいたのは若い黒人女性だった。
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13.《ネタバレ》 「愛する人」と同時期に観ましたが、悲しみというよりもっと暗い物語があって後味は決してよくはありませんが、背負うものがある母親というのをよく演じられたと思います。特にプロットもあまりなくほぼアドリブで演じられたらしいのには大変驚きました。すばらしい演技ですね。内容はモーリスがやさしすぎて、ラストも彼が締めてくれたようなもの。ホーテンスは養母亡き後、血のつながりがない兄二人が遺産相続に自分を含めようともしないのにうんざりし、産みの親を探す決心をしたのではないだろうか。結果はどうであれあんな母でもHalf Sisterがみつかってよかったのかもしれない。
HRM36さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-07 11:50:28)
12.《ネタバレ》 世評では「ハートフルで泣ける映画」なのかもしれないが、実はそういう話は見せかけだと思う。

■とにかくシンシアが非常に自分勝手で、ホーテンスを最初避けながら一気に距離を縮めるのは、自分のことを考えてくれる人がいないという寂しさと、「優秀な自分の娘」というある種の満足感を満たすためで、ちっとも母親的にふるまってはくれない。これは「ホーテンスに何をしようか(償えるか)」という発想が全く出てこないことからもそういえるだろう。パーティーで突然暴露するのも、ロクサーヌという「あまり出来の良くない娘」に対して、ホーテンスという「出来のいい子」が実は自分の娘だよという親エゴ自慢でしかない。そして最後、「人生っていいわね」というのはポジティブなハッピーエンドというより、ともかくも泣いてことをなあなあにして誤魔化して悪くない感じになったから「いいわね」と無思慮に言っているだけで、むしろこれまでの自分勝手さへの反省のなさが表れている。

■しかし、モーリスの回想でも、シンシアは母の死後「いい姉」であったことになっている。どこかで何かが壊れてしまったのであろう。そして、シンシアがモニカに言った「あなたは父を奪い、モーリスを奪い、そして娘を奪おうとしている」の最初の「父を奪い」に該当する話がついに出てこない。これは映画中で明らかにされなかった「秘密と嘘」の部分だと思う。モーリスの知らないところで、モーリスとシンシアの父とモニカに何がしかの関係があったことがここでほのめかされている。それを加味するとこの映画は非常に黒いものを描いているように思える。
θさん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-24 01:09:44)(良:2票)
11.嘘がテーマの映画はたくさんあるけど、その中では好きなほう。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-11 11:53:41)
10.愚かで見苦しい母親を演じさせたら、並ぶ者なきブレンダ・ブレッシン。 一方でジャン=バプティストの口数少ない静かな物腰はしごく好印象。 望まれない子であったとの意識が、ホーテンスを謙虚な人物に育てあげたのだろうか。 シンシアの家が散らかり邦題でホーテンスの部屋がきれいに片付いているのも、2人の性質の違いを如実に表している。 されど母子なるは冷厳なる事実。 人生は思わぬものが飛び出してくるびっくり箱だが、気持ちの持ちようで贈り物がはいった箱にもできるということか。 シンシアがホーテンスと会うまではブレッシンとバプティストを会わせていなかったというが、ブレッシンの方はさぞかし驚いたに違いなく、「演技」とはいえないかもしれないが迫真性を求めたマイク・リー。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-21 00:02:16)
9.《ネタバレ》 脇筋のカメラマンの家庭から入っていく。写真家とは、真を写す仕事でありながら、嘘を形作ることもある。主人公のシンシアは下町的、若いころの北林谷栄的。ホーテンスは検眼師、よく見極めようとする仕事だ。こうバラバラにドキュメンタリー的に始めて絞っていく。駅での親子の出会い、娘だとハッと気がつくときの、おかしみと厳粛。二人の密会も、奇妙なお見合いのようでハラハラする。情けない自分を見せてしまいやしないか、と思いつつも、会いたい気持ち。でロクサンヌの誕生パーティだ。姉が友を連れてくると言われたモーリス、妻に相談すると「すぐにOKしてくれないと、カカア天下みたいで困るじゃないの」と言われる、こういう些細な描写がいいの。で事実をしゃべってしまい、いさかいから浄化へという段取り。ある種の満足を与えてはくれるけど、定型に落ち着いて、もっと別の展開を期待してた気持ちには不満が残った。ドキュメンタリーで古風な物語を語られたような。登場人物たちに愛着を感じるけど、ホーテンスは役どころのせいだろうが、彼女だけノッペリした造形になってしまっていた。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-24 12:06:51)
8.《ネタバレ》 すごく人物描写が細かくて、登場人物の言動はリアル。シンシアを中心に、その周りの人々をしっかりと描写出来ていて、それぞれしっかりとした役割があり、この映画を作り上げていた。シンシアは本当に頭が悪くて空気も読めないし、自意識過剰ないわゆる生理的に受け付けないタイプの女。そんな馬鹿なシンシアは友達なんていないし、欲求不満も見え見えで、娘にも邪険にされる。そんなシンシアに産み捨てられたホーテンス。シンシアがホーテンスに抱いた気持ちなんて到底母親の愛情なんかじゃない。誰からも相手にされない鬱憤を晴らしたいだけのエゴ。ホーテンスを産み捨てた時と同様の現実逃避癖みたいなもの。そんな気持ちが見せ方が自然で本当に上手い。パーティーでの皆へのばらし方も完全に自分のエゴから。そんな馬鹿な母親を冷静に受け入れるホーテンス。みんながみんなどこかに足りない部分を持ち、隠しながら生きていく中で、そんなオープンに足りないものだらけのシンシアを契機に、みんなが真実を互いに受け入れ、むしろ互いを受け入れざるを得ない状況にラストはどこか自嘲的に、またどこか温かい空気を作り上げた。「人生っていいね」こんな楽観的で無責任なセリフの後のあの感慨深い空気こそ、この作品の答え。 苦手な考え方。
ハッシーふりかけさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-09 04:12:13)(良:1票)
7.泣きまくる甲高い声の母親にイライラしまくってたけど、娘との絆が出来てくうちに見ててほのぼのしてきちゃった。
ネフェルタリさん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-27 02:39:40)
6.役者の演技は好みの分かれるところかもしれない。まぁしかしそんなことはどうでもいいくらい提起されている問題がすごく深くて考えさせられる。母親と娘二人のそれぞれの立場になって観てみると三様とも複雑すぎ。普通は~するものだとか、そういう道徳観があいまいな部分だ。何が正しいなんてものはない。なんで?と首をひねりながらも、こういうこともあるかもしれないなと勝手にやりこめられてしまう。いいとこついてる。結末は安易っちゃ安易だが、これはこれでいいもんだ。
ぷりんぐるしゅさん 7点(2004-11-15 13:13:13)
5.最初はテンポに乗れなかったがだんだん引き込まれた。
でも、もちっとインパクトが欲しいなと。
(ビデオ)
zero828さん 7点(2004-02-21 23:57:44)
4.最初はブレンダ・ブレッシン演じる母親があまりに見苦しく、イライラしましたが黒人の娘と対面するあたりから引き込まれていきました。人間は秘密をもつことでそれを隠し、守るために嘘を言うことになる。嘘も方便なんて言葉もありますが、特別な場合を除いては、やはり「秘密と嘘」というのはお互いを理解するのに障害となるものです。せめて身内、親子のあいだでは辛い、悲しいことも共有し、助け合い、励ましあいたいものです。あのぎくしゃくした一家に立ち直るきっかけをもたらしたのは真実を知りたいと行動した黒人の娘でした。でもあの身持ちの悪いお母さんには参った。「もっとしっかりせんかい!」と言いたくなりました。母と黒人の娘が待ち合わせするシーンは役者同士もお互いに誰がくるのか知らされてなかったそうですね。
envyさん 7点(2003-12-18 15:27:47)
3.題材からして面白い。
hayakawadotcomさん 7点(2003-10-21 08:00:39)
2.カンヌっぽい……それが始めの感想でした。それぞれのキャラがしっかり描かれていて、それぞれの悩み、影、秘密と嘘を持っているのが伝わってきました。集中してみないとダメですね、この作品は(どれもそうか)。眠い中見てたら、内容が分からなくなり寝てしまいました。次の日初めから見直したのを覚えています。でも、秘密は想像つきましたよね?
もちもちばさん 7点(2003-08-16 23:45:26)
1.少々地味すぎる感じはしたが、登場人物の各々の心情がしっかりと描かれていてよかった。主人公の甘ったるい考え等は厭だが、実際にこうゆう人はいくらでもいるのだろうと思うと、考えさせられてしまう。
チャベスさん 7点(2002-02-05 16:59:34)
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【点数情報】

Review人数 50人
平均点数 7.58点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
436.00%
524.00%
6714.00%
71326.00%
8612.00%
91428.00%
10510.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

1996年 69回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞ブレンダ・ブレッシン候補(ノミネート) 
助演女優賞マリアンヌ・ジャン=バプティスト候補(ノミネート) 
監督賞マイク・リー候補(ノミネート) 
脚本賞マイク・リー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1996年 54回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ブレンダ・ブレッシン受賞 
助演女優賞マリアンヌ・ジャン=バプティスト候補(ノミネート) 

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