竜馬暗殺のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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竜馬暗殺

[リョウマアンサツ]
1974年上映時間:118分
平均点:6.60 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(1974-08-03)
ドラマ時代劇モノクロ映画青春もの
新規登録(2003-12-14)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2020-02-07)【イニシャルK】さん
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監督黒木和雄
助監督中田新一
演出久世竜(殺陣)
キャスト原田芳雄(男優)坂本竜馬
石橋蓮司(男優)中岡慎太郎
中川梨絵(女優)
松田優作(男優)右太
桃井かおり(女優)
粟津號(男優)富田三郎
野呂圭介(男優)藤吉
田村亮(1946年生まれ)(男優)大久保利通
外波山文明(男優)中村半次郎
山谷初男(男優)岩倉具視
田中春男(男優)叶屋市兵衛
田中筆子(女優)老婆
平泉征(男優)密偵・梅
石井愃一(男優)密偵・松
伴勇太郎(男優)密偵・桜
脚本清水邦夫
音楽松村禎三
撮影田村正毅
篠田昇(撮影助手)
製作黒田征太郎
葛井欣士郎
ATG
企画黒田征太郎
葛井欣士郎
配給ATG
美術山下宏
野坂昭如(題字)
その他浅井慎平(スチール)
東京現像所(現像)
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5.《ネタバレ》 なんというか、いわゆる「時代劇」とは一味違う幕末を舞台にした映画作品です。原田芳雄・石橋蓮司・松田優作・桃井かおりという昭和後期の日本映画界を代表するキャスト陣、まるで劇画をそのまま実写化したかのような緊迫感、登場人物たちに白塗りでええじゃないかを踊らせるような前衛的、実験的な映像と非常に斬新に感じましたね(40年近く前の作品ではありますが)。

TMさん [ビデオ(邦画)] 7点(2013-08-18 23:25:28)
4.《ネタバレ》 まずは一言!荒々しい!この作品の感想としてはとにかくこの一言に尽きる。冒頭からして男臭くて荒々しいのである。坂本竜馬、最初の登場シーンからしてとにかく男臭くて荒々しい。後ろ姿でふんどし姿、ケツを半分出したままの坂本竜馬、ここでこの坂本竜馬という人物像、ほとんどの方が頭に描いているような美しくてかっこ良く、二枚目な坂本竜馬像を覆してしまうほどの強烈な印象を残します。よれよれの服に女に弱く、だらしのない駄目男のような竜馬、同じように中岡慎太郎もこれまた女にだらしなく駄目な男の象徴のようなものを見せます。そんな二人の駄目男演じる俳優、原田芳雄と石橋蓮司のギラギラ感、本来、時代劇とは、侍とは何かっていうものをここで見せつけます。ただ見た目だけ美しくかっこ良く何でも見せようとする現在の時代劇とは大違いである。男たるもの、それが侍であろうが、一人の男として荒々しく女に弱い生きものであるという事を解り易く描いている。仲間だろうが、敵だろうが、よれよれの服を着ていることで誰が仲間で誰が敵なのか解らないような緊張感をあのギラギラした太陽とまるで真夏のような暑苦しさ漂うモノクロの映像により見ていて本当に暑苦しく思えるほどのこの監督の演出により役者も皆、ギラギラしている。松田優作の右太にしても何を考えているのか解らないほどの恐ろしさを感じるし、女にしてもそうである。桃井かおりの印象があまりにも薄く思えてしまうほどの強烈な印象を残す中川梨絵という女優の演技が怖い。男達を迷わす、狂わす女の怖さ、坂本竜馬と中岡慎太郎が殺された後のラストのええじゃないか♪ええじゃないか♪と聞えてくる大勢の人の中、血のついた顔で不気味な顔して消えていくシーンにはぞっとざられる。時代劇、活劇としての迫力やテンポという意味で不満もあるが、それにしても役者達の凄みのある演技があるからここまでの作品にし上がっていると思う。最後に幕末時代を駆け足に生き抜いていった竜馬の壮絶なまでの死に様に、そして、脇役でも輝る演技を見せている松田優作の若くしての死を思うと残念でならない。日本は坂本竜馬と松田優作というこの全くもって別の二人の人物を若くして失ったことは本当に大きな痛手であると思います。
青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-05-04 10:25:39)(良:1票)
3.坂本竜馬を描いた作品というと、まだ小学生だった15年くらい前にNHKで放送されていたアニメ「おーい!竜馬」の印象が未だに強く、竜馬本人のイメージも爽やかな青年という印象だが、そのイメージを覆すようにこの映画の竜馬はアブラギッシュで汗臭く、濃いキャラクターに描かれていてなおかつ演じる原田芳雄がそのキャラクターに非常にマッチしていて新鮮に感じた。相棒・中岡慎太郎を演じるのが石橋蓮司。この16年後に作られた同じ黒木和雄監督の「浪人街」を先に見ているものだからまたこの二人の濃いキャラクターが黒木監督の映画で見られたのが良かった。(時系列にいくと本作が先なのでこういう書き方は少し変なのだが。)70年代の映画にもかかわらず、それ以前に作られた映画のようなざらついた白黒の映像、そして時代劇にもかかわらず、70年代の時代の雰囲気が伝わってくるような演出も効果的だった。ラストの「ええじゃないか」の踊りの中に消えていく中川梨絵が印象的で見終わったあと余韻が残るのもいいし、テーマ音楽も良かった。しかし、少し時間が長く感じたのがちょっと残念だった。まあ、見ている時の自分が少し疲れていたせいもあったかもしれないが。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-09-20 17:07:41)(良:1票)
2.THA BLUE HERBの "時代は変わるpt.3"にも使われている、竜馬と中岡が革命論を戦わせるところ(「逆立ちして世の中見てみたんよ~~~」)のシーンが好きですね。
ナクサライトさん 7点(2004-05-22 18:12:27)
1.これも公開当時見たきりだがこの原田芳雄の竜馬は強烈な印象がある。これ以降いろんな人の竜馬を見てもやはり彼が私のイメージする竜馬に一番近い。型破りで男臭いが、司馬遼太郎の本によると笑顔がなんともいえず魅力的で人を惹きつけずにはおかないとあり、これが加わればほぼ完璧な竜馬像だった。(これは上川隆也か長身の中村雅俊をイメージ)竜馬ファンとしては殺されるのが残念でならないが使命を負って遣わされた特別な人だったかもしれないと思えば仕方ない。使命を果たし全力疾走で駆け抜けた人生がドラマティックで感動的。映画は斬新でエネルギッシュで若々しい感じのする異色の青春時代劇だったと思う。
キリコさん 7点(2004-05-14 23:48:44)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.60点
000.00%
100.00%
215.00%
315.00%
415.00%
5420.00%
6210.00%
7525.00%
815.00%
9210.00%
10315.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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