ザ・ファイターのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・ファイター

[ザファイター]
The Fighter
2010年上映時間:115分
平均点:6.50 / 10(Review 56人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-03-26)
ドラマスポーツもの実話もの伝記もの
新規登録(2011-03-02)【8bit】さん
タイトル情報更新(2019-03-16)【Olias】さん
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監督デヴィッド・O・ラッセル
キャストマーク・ウォールバーグ(男優)ミッキー・ウォード
クリスチャン・ベール(男優)ディッキー・エクランド
エイミー・アダムス(女優)シャーリーン・フレミング
メリッサ・レオ(女優)アリス・ウォード
ジャック・マクギー(男優)ジョージ・ウォード
シュガー・レイ・レナード(男優)本人
森川智之ミッキー・ウォード(日本語吹き替え版)
山路和弘ディッキー・エクランド(日本語吹き替え版)
大原さやかシャーリーン・フレミング(日本語吹き替え版)
小島敏彦ミッキー・オキーフ(日本語吹き替え版)
田口昂(日本語吹き替え版)
勝部演之(日本語吹き替え版)
竹本英史(日本語吹き替え版)
脚本スコット・シルヴァー
音楽マイケル・ブルック
挿入曲ダリル・ホール&ジョン・オーツ"Sara Smile"
アントワーヌ・デュアメル"La Maleta En El Camino"
ザ・ビー・ジーズ"I Started A Joke"
レッド・ツェッペリン"Good Times Bad Times"
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ"Strip My Mind"
エアロスミス"Back In The Saddle"
ザ・ローリング・ストーンズ"Can't You Hear Me Knocking"
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
製作デヴィッド・ホバーマン
ライアン・カヴァナー
マーク・ウォールバーグ
製作総指揮ダーレン・アロノフスキー
タッカー・トゥーリー
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
配給ギャガ
衣装マーク・ブリッジス[衣装]
編集パメラ・マーティン〔編集〕
その他キャメロン・クロウ(サンクス)
ブラッド・ウェストン[製作](スペシャル・サンクス)
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7.《ネタバレ》 映画は最初の数分を観れば、その映画の善し悪しであったり、それがどんな映画なのか大体はわかるとはよく言ったもので、「ザ・ファイター」は冒頭の路地を物凄い勢いでトラック・バックした時点でこの映画の良さというのは一目瞭然伝わってくるのだ。
ディッキーの薬中ドキュメンタリーが放送された夜、シャーリーンがミッキーに会いに来た時の彼女の表情の説得力こそがこの映画の凄みであり、監督デヴィッド・O・ラッセルと女優エイミー・アダムスがこの映画で一番のシーンを生み出した瞬間であった。何故か。それはこの放送中の一連のシーンで、シャーリーンは一切登場しない。しかし、扉を開けた時のシャーリーンの表情が、スクリーン外で起こった彼女の物語を途轍もない説得力で表現しているからだ。彼女もテレビを見ていた。しかしそのあまりにも酷な内容を前に、あれだけ拒絶したミッキーにどうしても会わなければならないと決意し、今、扉の前に立っている、という物語があの表情にはあるのだ。デヴィッド・O・ラッセルはあえて彼女の登場をあそこまで引っ張った。そしてエイミー・アダムスはそれを理解しあの表情をあそこで出した。この映画はもうそれだけで充分ではないか。
すぺるまさん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-24 16:12:17)(良:1票)
6.《ネタバレ》 所謂、スポコン映画ではない。
トレーニングにせっせと励んだり、強力で憎たらしいライバルといがみあったりするようなシーンはほとんどないし、試合のシーンもあんまりない。
どちらかというと、家族の話が主題の人間ドラマの要素が主。
主人公のボクサーより、ベイルさん演じるやんちゃなバカ兄貴や、派手なガンコママや、強気な彼女がワチャワチャやっていて、本人不在の場外乱闘が楽しい。
映画の観客すらも、彼より周りの人々に興味を惹かれてしまい、全然目立たない主人公は叫ぶ。
「闘うのは僕なのに!!」
要するにそういう映画なのだ。そんな周りの人に振り回される主人公が、どうやって自分の主張を通すのか。独り立ちするのか、はたまた他の道を選ぶのか・・・っていう。
家族は、最大の味方ではあるんだけど、時として最大の足枷になるよね!
っていう難しい問題をボクシングを通して、時にシリアスに時にコミカルに、魅力的に描ききっているのがこの映画の旨味。
音楽の使い方とかも好きだ。
すべからさん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-16 12:01:41)
5.身銭を切って映画館に足を運んだ甲斐がありました。素直に面白かったといえる作品です。最後にスカッとさせてくれます。挿入されているロックの選曲がまた素晴らしいです。
ジャッカルの目さん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-03 22:43:19)
4.《ネタバレ》 ミッキー・ウォードというボクサーについての知識は全くない。
そもそもボクシングについてあまり興味もない。
全く知識もないという状態だからだろうか、逆に新鮮な気持ちで鑑賞することができた。
肝心のボクシングの試合はそれほど熱いものではなかったが、ボクシング以上に熱いファイトが見られたのは、試合以外のその他の部分である。
兄と弟、母と子、恋人と男、娘と父の関係を、リアルで生の感情をむき出しにして、熱く描かれている。
それだけリアルで生の感情が表に出てくるのは、“世界チャンピオン”という栄光が彼らにとっての“夢”であり、自己の存在価値を認めるものであり、負け犬ともいえるような人生を変えることができるからなのだろう。
どん底から這い上がりたいという願う者の気持ちが渦巻いて、一つの形として成就する姿はやはり感動的と言わざるを得ない。
もろい物であり、円滑に働く物でもないが、それぞれの絆の深さ、太さが感じられ、“家族”という存在の大きさが浮き彫りとなっている。
ボクシング映画でありながら、ボクシングの試合がイマイチ盛り上がっていなかった気がするが、「ロッキー」のような映画ではないので、ボクシングの試合がやや地味でも仕方がないだろう。
現実に存在した選手の試合であり、試合を盛り上げようと思って、変な演出をしない方が逆によかったかもしれない。
試合よりも人間ドラマに重きを置いた監督の戦略でもあるだろう。
クリスチャン・ベールはアカデミー賞受賞も納得の演技。
最後に本人が出てきたときは、ほとんど同じ人としか思えなかった。
ただ単に似ているだけではなくて、登場人物の全ての者に影響を与えるほど、本作において重みがあり、本作の影の主役と言っても過言ではないだろう。
マーク・ウォルバーグもアカデミー賞から無視されたことが納得できる。
実際にファイトするのは本人なのだが、主役でありながら、板ばさみ状態で一番感情を押し殺さなくてはいけない損な役回りを引き受けたともいえる。
プロデューサーでもあり、仕方がないか。
カメラワークもなかなか凝っており、この視点からも楽しめるだろう。
久々に聴いた「ホワイト・スネイク」の曲も熱くなった。
タイトルは「ザ・ファイター」とシンプルだが、ミッキー・ウォードという固有名詞を使うのではなくて、戦っているのはボクサー一人ではないということを込めているのかもしれない。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-02 23:04:17)
3.《ネタバレ》 過去の微妙な栄光にすがるヤク中のお兄ちゃんにしても、身勝手なステージママ状態のお母ちゃんにしても、ソファに並んで座ってるだけでなーんにもしてなさそうな姉妹達にしても、そして、一見マトモそうに見えるガールフレンドにしても、ダメさを漂わす街の人々にしても、実はみーんな同じ、「自分の現実はダメだけどミッキーなら」と夢を託しているのですね。そしてそれぞれに「自分にとっての理想のミッキー」像があるから、その差異から摩擦が生じてあちこちで諍いが起こっちゃう。当のミッキーにとってはたまったモンじゃありません。その摩擦に潰されそうになって、だけど段々と自発性を持ち、紆余曲折しながらもそれらの総てを受け止め、みんなの夢を叶えてゆく姿は映画を見ている側にも同様のシンパシーを与えてゆく感じです。なんか苦いドラマを見ていたつもりが、見終わってみれば妙にスッキリ感動!って映画で。ダメなみんなだって、それぞれに頑張って、本当にイヤな奴らにしか見えなかったハズが、なんだか清々しく。特にやっぱりお兄ちゃんのダメっぷりが際立っているがゆえに効いてくる感じで、クリスチャン・ベール好演。その佇まいだけでダメっぷりを漂わせてます。ますます『太陽の帝国』の少年とはまるでイメージが結びつかなくなりましたが。蛇足ですけど、エイミー姐さん、おっぱい透けてますが。一応ディズニー・プリンセスなのに・・・
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-01 21:23:08)(良:2票)
2.《ネタバレ》 物語はウォード本人というより、その家族全体に焦点が当たっている。ヤク中の兄や高圧的な母親、穏やかな父親に複数の姉妹(何人いたか最後まで分からなかった…)らが、家族期待の星である次男のボクサーにどう向き合うかが描かれている。対戦相手やボクシング界の裏の物語をできるだけ省いたことで、映画に感情移入しやすい。主人公のマーク・ウォールバーグは終盤に至るまであまり自己主張をしない人物として描かれている。対して、兄と母親、そして恋人は恐ろしく自己主張が強く、主人公の人生を振り回す。この3人を演じた俳優がそれぞれオスカーにノミネートされ、2人が受賞したのが十分に頷ける。この3人が映画をおもしろく、より質の高い作品にしている。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-27 21:31:08)
1.《ネタバレ》 ガッティVSウォードの試合を何度も見ている私としては公開前からものすごく楽しみにしていました。
一言で言えば「ボクシングちょっといい話」
ロッキーほどのカタルシスはないけどそれがまたリアルでいい。
母親の心境の変化をもうちょっと丁寧に描いてほしかった。
個人的には大満足だったのですが、ミッキーウォードに思い入れがないとそんなに響かないかなぁ・・・。
予備知識なしに純粋に映画だけ観た人の感想が気になります。
CBパークビューさん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-26 23:30:58)
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【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
423.57%
5916.07%
61526.79%
72137.50%
8712.50%
923.57%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review3人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演男優賞クリスチャン・ベール受賞 
助演女優賞メリッサ・レオ受賞 
助演女優賞エイミー・アダムス候補(ノミネート) 
監督賞デヴィッド・O・ラッセル候補(ノミネート) 
脚本賞スコット・シルヴァー候補(ノミネート) 
編集賞パメラ・マーティン〔編集〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2010年 68回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)マーク・ウォールバーグ候補(ノミネート) 
助演女優賞メリッサ・レオ受賞 
助演女優賞エイミー・アダムス候補(ノミネート) 
助演男優賞クリスチャン・ベール受賞 
監督賞デヴィッド・O・ラッセル候補(ノミネート) 

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