セブン・シスターズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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セブン・シスターズ

[セブンシスターズ]
What Happened to Monday
(Seven Sisters)
2017年ベルギー上映時間:123分
平均点:7.37 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-10-21)
アクションサスペンスSF
新規登録(2018-05-19)【3737】さん
タイトル情報更新(2019-04-21)【S&S】さん
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監督トミー・ウィルコラ
キャストノオミ・ラパス(女優)カレン・セットマン サンデー マンデー チューズデー ウェンズデー サーズデー フライデー サタデー
ウィレム・デフォー(男優)テレンス・セットマン
グレン・クローズ(女優)ニコレット・ケイマン
マーワン・ケンザリ(男優)エイドリアン
ロバート・ワグナー(男優)(ノン・クレジット)
朴璐美カレン・セットマン(日本語吹き替え版)
製作ラファエラ・デ・ラウレンティス
あらすじ
セブンウィーク・シスターズ。7姉妹のうちの月曜が帰宅しない 不安ながら待ち続ける火曜・水曜・木曜・金曜・土曜・日曜という名の6姉妹。 一人っ子政策を強行する超管理社会。 良き世界を作り得る為にと国家が取った政策 二人目以降の子どもは未来への冷凍保存。 そんな2073年、今まで国家に隠れながら生きてきた7姉妹であったが ある日を境に風雲急。月曜が帰宅しない・・
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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7.《ネタバレ》 この設定、普通なら主人公は双子でしょう。それを7つ子でやろうとした”チャレンジ精神“にまずは拍手を贈りたいです。よくぞ『常識』や『リアリティ』の壁を乗り越えたものだと感心します。勿論、無茶した分ツッコミに対する耐性はゼロ。物語的には”あり得ない“のオンパレードです。人口分配法のオチにしたって初めから分かっていたこと。しかしです!エンターテイメントで一番大切なのはリアリティにあらず。そうワクワク感。魅力的な嘘の力でお話に引き込めれば何の問題ありません。7人の主人公がガチに、アッサリ、死にまくる展開に痺れました。“主人公は死なない”お約束が通用しない恐ろしい世界。でも本来はそれが当たり前なのに。普段は考えないようにしているだけの話です。エンタメで楽しんでいたはずなのに、不意にシビアな現実を突きつけられて震えると。なかなかやってくれますなあ。7人がそれぞれ個性豊かな人格を有しているのが素晴らしいです。パブリックな人格や人生を共有していても、命の重さが7分の1に目減りなどしません。主人公が死ぬ度に、私もまた命を奪われました(これは本作と同じく主人公が死にまくるトムクルーズ主演の某作や、クローン祭りのバイオ4とは全く別物の感覚であります)。リアリティを排除したエンタメだからこそ響くリアリティ。これぞ正しい娯楽作品の在り方に違いありません。
目隠シストさん [インターネット(字幕)] 8点(2020-02-05 18:28:40)(良:1票)
6.《ネタバレ》 ○そ松さんもビックリ7つ子。
それを30年隠すのは相当難しいし、ツッコみたいが設定が面白い。
各曜日娘達のキャラ掘り下げがあったらもっと面白かったかも。
なので映画ではなくて連続ドラマでも面白そう。
とむさん [インターネット(吹替)] 8点(2020-01-03 02:32:25)
5.《ネタバレ》 設定の斬新なこと、展開の速さと意外性、全てにハイスコアがつく見事な脚本です。人口増(あるいは減)に悩む近未来SFという発想は出尽くした感があるのですが、題材を巧く生かしています。降りかかる危機をさばくのは、一人のような七人のようなヒロイン。まるで分身の術を使っているかのようにも見えるこの設定が、観る者に月~日までの彼女らを等しく応援する気持ちにさせ、だからこそ月曜の行動の意外なことに驚かされるのでした。
ノオミ・ラバスの卓越した演技力が無くては成立しない話でもあります。七人分の人格をきっちり演じ分け、○曜と○曜がかぶるじゃん、と一切思わせなかったのはほんとにあっぱれです。厚化粧なメイクも現実離れした未来感がありました。
これといった伏線を張っていないのもポイント。思わせぶりが無いのですんなりと話に入れるし、瞬く間に疾走しだすストーリーに乗るのは快感です。伏線を回収せずとも(そもそも張ってないので)、深まる謎を明かしてゆく筋立ての妙味。脚本家はかなりのスキルとみました。脇を固める大ベテラン、W・デフォーとG・クローズのハンパない安定感も作品をきりっと締めています。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-09-24 00:04:17)
4.《ネタバレ》 発想は奇想天外、ノオミ・ラパスの一人七役は彼女の演技力なくしては成立しなかったんじゃないでしょうか。これはボブ・ディランを六人の男・女優が演じ分けた『アイム・ノット・ゼア』の真逆の発想でもありますが、やっぱ本作の方が主演女優のチョイスが難しくて製作のハードルは高いとおもいます。7人のキャラ分けも「こうするしかない」というほどきっちりしていますが、オタク系でITに強い子が“フライデー”というのだけはどうなんでしょうか?あれでは銀行でキャリア・ウーマンを演じるのはキツいだろうし、どうせならお休みの“サタデー”か“サンデー”にした方が良かったんじゃないでしょうか。それともこの映画の世界では休日が金曜日に変わっているのかな、それじゃイスラム教です(笑)。 あまりネタバレするので詳しくは書けませんが、七人姉妹は過酷な試練にさらされます。そして重要なのは、このお話しは実はナチスのユダヤ人迫害の暗喩となっているのです。まず“セットマン”というファミリーネームからしてユダヤ風ですし、彼女らが暮らす貧民街(?)の描写もまるでワルシャワ・ゲットーを彷彿させるところがあります。見つかると連行されてしまう第二子以降の子供たちは当然ユダヤ人のオマージュですし、隔離局という政府機構はナチス親衛隊かゲシュタポをイメージさせられます。そこに気が付くと、冷凍保存されているはずの子供たちの運命もおのずと予想できるでしょう。そういうこともあり、観終わったらいちおうハッピーエンドではあるのですが、背筋に寒気が残ってしょうがなかったのは事実です。でもこれはとても秀逸な脚本だとおもいます。 ラストでコールドスリープの実態を知った民衆によってグレン・クローズは失脚して死刑になることを暗示して映画はおわります。そこでふと考えたのは、もしヒトラーのユダヤ人虐殺を当時のドイツの民衆が知ったら、果たしてナチス打倒の動きは起こっただろうか、ということです。私は決してそういうことは起こらなかったろうと確信します。なぜなら普通のドイツ人もユダヤ人虐殺にはうすうす感づいていたし、またドイツ国民はユダヤ人排斥で経済的利益を得ていたからです。この映画の閉じ方は、ある意味でドイツ人への強烈なあてこすりなのかもしれません。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-19 23:50:29)(良:1票)
3.《ネタバレ》 環境破壊と極端な人口増加によって深刻な食糧不足へと陥ってしまった未来社会。政府は人口抑制策の一環として、強硬な児童分配法を施行。一家庭が持てる子供の数を一人とし、二人目以降が生まれるとその子は強制的にコールドスリープで眠りにつかされることになるのだった。そんななか、ある一人の女性が七つ子を産んで亡くなってしまう。このままいくと一人を除く六人の赤ん坊が強制的に当局に収容されることは明らか。「そんな勝手なことは誰にもさせない!」。残された女性の父親は、そう七人姉妹を秘密裡に育てることを決意する。それぞれに月曜から日曜までの名前を付け、それぞれの曜日にしか外出できないルールを設け、彼女たちを〝一人の女性〟として育ててゆく――。30年後、順調に成長した〝彼女〟は、大銀行の行員として順調に出世コースを歩んでいた。それぞれに悩みを抱えながらも自らの個性を殺し、日々、七人一役をこなしていた姉妹たち。だが、そんな平和な日々は突如として終わりを迎えるのだった。月曜が仕事が終わっても帰ってこず、連絡も取れないまま行方不明となってしまった!果たして月曜は何処に消えてしまったのか?残された六人の姉妹は、それぞれの長所を活かしながら消えた月曜を捜しはじめるのだが…。一人の女性として育てられた、そんな七人姉妹の闘いをノンストップで描いた近未来SF・アクション。という荒唐無稽な設定ながら、勢いとキレのあるアクションの数々で最後まで見せきったところは素直に素晴らしかったですね。いや、これ、ほとんど期待せずに観たんですけど、なかなかの掘り出しもんでしたよ。特に、一人七役を演じたノオミ・ラパスがまさに嵌まり役でした。ちゃんと誰もが別人に見えたですもん。イケイケのねーちゃんからオタク女子、普段は強がってるけど男には奥手の女性だとか、難しい演じ分けを見事にこなしておりました。そして、そんな七人姉妹が次第に追い詰められ次々と命を落としていくという演出もだいぶエッジが効いていて大変満足。ことの真相は途中で予想できたものの、コールドスリープの正体とかは普通に「おお!」となりました。いやー、なかなか面白かったです!8点!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2018-11-24 23:48:27)
2.あまり話題にはならなかった映画だと思いますが、隠れた名作といった感じでしょうか。女優さんがもう少し綺麗だったとも思いますが、演技力はすごいとお思います。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-10 17:51:54)
1.まずは、ネタバレ致しませんのでご安心下さいませ。その上で

まずは、黒髪ポニーテールで真っ赤な唇、カレン・セットマン(ノオミ・ラパス)
そしてその彼女に成りきる7姉妹を覚える上での特徴申しておきます。知っておいて損はない。

★サンデー(日曜)
黒髪で白黄緑色のワンピース
(まず最初にカレン・セットマンに成りきっていた女性です。食卓では正面。)
★マンデー(月曜)
黒髪で鬱気な女性(食卓では右奥側で食後に吐き気を催していた女性です)
★チューズデー(火曜)
赤毛で二つ編み(ヒッピーっぽくてマリファナ吸っていた女性です。)
★ウェンズデー(水曜)
黒髪ショートで格闘系のスポーツブラ。
★サーズデー(木曜)
黒髪短髪で白の半袖Tシャツ(ヤンチャ系で半分男。)
★フライデー(金曜)
メガネにニット帽。
★サタデー(土曜)
ホワイトカラーのマリリン系。

これ、全てがノオミ・ラパスです。つまり、セブン・シスターズだから7役やったと言われていますが、実質的には8役やってますよね いやはや、お見事でした。
そして子役の7姉妹、こちらはさすがに複数の子役で成り立たせているのだろうと思いましたが、違いましたね 実は彼女たちも一人の子役によって成りきり演じられていました。エンドクレジットにて確認。いやはや、かわいらしい子たち(子たち?)子役だったです。

そしてその上で手に汗握る緊迫感のストーリー。どうぞご覧あれ セブン・シスターズ★★★★★★★

ただ、最後に脚本についてチクリと2点申しておきたい。
①土曜と日曜は銀行お休みでしょ
だったら彼女ら二人は普段何してる?
②水曜と木曜に銀行勤めは無理でしょ(キャラ的に) だったらそれ以上は言いませんが そこんところはどうする 目をつむる?

あいや、最後にちょっと手厳しかったかな(^^;
3737さん [DVD(字幕)] 8点(2018-05-22 21:17:27)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 7.37点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6421.05%
7631.58%
8736.84%
9210.53%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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