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儀式

[ギシキ]
1971年上映時間:123分
平均点:5.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(1971-06-05)
ドラマ
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タイトル情報更新(2019-09-02)【イニシャルK】さん
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監督大島渚
助監督小笠原清
キャスト河原崎建三(男優)桜田満州男
佐藤慶(男優)桜田一臣
中村敦夫(男優)立花輝道
賀来敦子(女優)桜田律子
小山明子(女優)桜田節子
乙羽信子(女優)桜田しづ
小松方正(男優)桜田勇
渡辺文雄(男優)桜田進
戸浦六宏(男優)桜田守
小沢栄太郎(男優)立花武世
殿山泰司(男優)長老
原知佐子(女優)勇の花嫁
三戸部スエ(女優)ちよ
河原崎しづ江(女優)桜田富子
脚本田村孟
佐々木守
大島渚
音楽武満徹
撮影成島東一郎
製作葛井欣士郎
ATG
配給ATG
美術戸田重昌
編集浦岡敬一
録音西崎英雄
照明山下礼二郎
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1.《ネタバレ》 美しさの点では大島作品でも一二を争う。どこかヒンヤリしてるのが、いかにも儀式の美しさ。テルミチは滅びることによって佐藤慶の桜田家に抵抗したわけ。でもそんな「大敵」なのだろうか。たとえ大敵であっても、大敵として扱うことによって、さらにこちらの無力感を増幅させてるってことはなかったのか。「大敵」として扱うよりは、無視する・それができなければ見ないふりする、って手のほうが有効で、実は抵抗している者も深層では桜田家的なものが好きで、だから大物の敵として見たがっているんじゃないか。敗北の歌をこう美しく歌っていいのかなあ、という思いが残った。もちろんそれをこそ描いた映画なのだ、と大島さん言うだろうけど、ちょっと河原崎君ウジウジしすぎる。映画表現としても、否定すべき儀式をかくまで壮麗に描いてしまう心性と、どこか通じ合ってしまっている気がし、またこの陶酔的敗北主義って、戦後の反体制運動にずっと流れていたような気もし、そういったあれこれが点検できた作品として、私には大変面白かった。地中の弟の声を聞き取ることによってだけかろうじてアイデンティティが確保できるまで、「儀式」に追い詰められている。あの図柄はいいね、土俵ぎわで儀式と対抗している姿勢。耳を澄ますって行為自体が美しい(『ラスト・エンペラー』にもあったなあ)。あとは無人のお色直しのシーンの滑稽な悲痛さ。「ロシア兵は親切だっただろ」とさかんに聞く小松方正の共産党員。そして歌合戦。大島的なものが詰まっている。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2010-06-09 12:06:41)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4233.33%
5233.33%
600.00%
700.00%
8116.67%
9116.67%
1000.00%

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