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ヘヴン

[ヘブン]
Heaven
2002年上映時間:97分
平均点:6.75 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-03-08)
ドラマラブストーリー犯罪もの
新規登録(2003-11-20)【ドラえもん】さん
タイトル情報更新(2010-12-22)【Olias】さん
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監督トム・ティクヴァ
キャストケイト・ブランシェット(女優)フィリッパ
ジョヴァンニ・リビシ(男優)フィリッポ
レモ・ジローネ(男優)フィリッポの父
ステファニア・ロッカ(女優)レジーナ
脚本クシシュトフ・キエシロフスキー
撮影フランク・グリーベ
製作ステファン・アルント
ウィリアム・ホーバーグ
製作総指揮アンソニー・ミンゲラ
ハーヴェイ・ワインスタイン
シドニー・ポラック
配給アスミック・エース
美術ウリ・ハニッシュ(プロダクション・デザイン)
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5.《ネタバレ》 予備知識はほとんどなにもなく、ケイト・ブランシェット主演というだけでレンタルしたものだが、これは思わぬ拾い物だった。
約90分と短い映画で、ストーリーといえば、一組の男女が愛(復讐も広義の愛だよな)のために破滅へと突き進んでいく、というだけのものである。
彼らの行動だけを見れば、何人もの殺人を犯した挙句、自分も死に急いでるに等しいのだが、愚かにも邪悪にも無軌道にも見えないのはすごい。
ケイト・ブランシェットの名演はもちろんだが、ジョバンニ・リビジのイノセントで、それでいて暗いまなざしが実によい。リビジの父親役のレモ・ジローネが、出番は少ないにも関わらず、印象的な演技である。
舞台はイタリアで、主人公ふたりの会話は英語なのだが、それもまた、彼ら二人の世間から隔絶された立場を効果的に伝えている。
多用される鳥瞰や俯瞰。映像も緊張感があり美しい。逃亡の途中、丸刈りにしたケイト・ブランシェットは、まるで古代エジプトの王妃のように静かな美しさを湛えていた。リビジの弟役の少年の無垢な美少年ぶりがアクセントか。
yhleeさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-27 17:19:05)(良:1票)
4.《ネタバレ》 オープニングから痺れた。一分の狂いも無く着実に進行していく悲劇、スリリングで一気に物語に引き込まれました。憲兵隊に拘束され魂の抜けたような表情で尋問に応じるケイト・ブランシェットの演技、それを優しく守護天使のように見守るジョヴァンニ・リビシ演じる刑務官の青年。悲しい、悲しすぎる!でも温かい。さすがキェシロフスキーが生み出したキャラクターだけあって魅力的です。何故彼が彼女に惹かれたのかという具体的な理由は映画では明確に提示されていないのですが(弟が彼女の生徒だったということ以外)、それが却ってこの一種のファンタジーとも取れる物語に深みを持たせていると思います。(流石に“運命の出会い”と言ったら甘すぎでしょう)後半、二人が頭を丸めてからはもはや何の映画か分からず一時的にストーリーラインを見失いかけたけど、クイラマックスへの盛り上げ方がこれまた素晴らしく、後はただひたすら流れに身を任せてHEAVEN<天国>へと昇天していくだけでした。
かんたーたさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-03-04 18:14:17)
3.《ネタバレ》 似たような服を着て、歩幅も同じ。一緒に坊主になり、そして最後まで一緒。ブランシェットとリビシの無言の演技がすばらしい。ブランシェットの全てを悟ったような表情、リビシの一途なまなざし。父親を待っている時のブランシェットが安心しきったような表情をしていたのが印象的。
がんなさん 8点(2004-08-23 00:07:16)
2.ケイトブランシェットキレイだなぁぁ。坊主になった時のあの頭の形の良さには惚れ惚れです。映像もきれいでした。最後、空高く上がっていくシーンはかなり印象的です。もう一回観てみようかな。
まーこさん 8点(2003-12-10 16:01:55)
1.《ネタバレ》 冒頭、いきなり高層のエレベーターの爆発から物語は始まる。夫を失った悲しみとその恨みから、或る麻薬密売人に復讐する為に爆薬を仕掛けたのだ。覚悟の上での犯行だったが、しかし恨みを晴らすどころか、関係ない人たちを爆死させてしまう結果に。この時のヒロインの英語教師を演じるC・ブランシェットの凍りついた表情が印象的だが、普通の一般市民のテロ行為がまかり通る国家の恐怖を感じざるを得ないエピソードではある。この後、取調べに通訳として立ち会った若き憲兵が、彼女を助けながら思いを遂げさせるという展開となるが、何故彼はそこまでして彼女に想いを寄せるのかは、あまり多くは語られないので、やや唐突な印象を受ける。絶望感に打ちひしがれ、もはや生きていく気力も失いかけていた彼女だが、青年の純粋な愛に応えるべく、共に逃避行を決心するのが物語の後半。それはまさに絶望に向かってのものだが、サスペンス・タッチの前半から舞台がトスカーナ地方に移ったこともあって、陰惨さというものが徐々に薄れていき、いつの間にかピュアで詩情溢れた画調に変転している事に気づく。極度にセリフを抑え、表情だけで純粋な愛の形を描出したT・ティクヴァ監督の、この流れるような演出の手際の良さは実に見事である。ブランシェットと相手役のJ・リビジは共に本作のイメージ通りの透明感溢れる好演を見せているが、既に「ギフト」で共演していた事もあって、さすがに息がピッタリであった。二人を乗せたヘリが上空高く舞い上がり、やがて小さく小さくなって空に吸い込まれていくラストは、まさしく天国に召されていくという象徴的なイメージで、近年における名場面だといえる。
ドラえもんさん 8点(2003-11-25 01:02:45)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
200.00%
325.56%
425.56%
525.56%
6925.00%
71027.78%
8513.89%
9513.89%
1012.78%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.83点 Review6人
2 ストーリー評価 6.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.16点 Review6人
4 音楽評価 6.66点 Review6人
5 感泣評価 5.20点 Review5人
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